毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2011年12月27日火曜日

「北朝鮮・金親分死去に日本政府は騒ぎ過ぎ!」

「時事雑感・草莽危言」2011-12-09

 親分死亡の情報に一番喜んでいるのは我国自衛隊の最高指揮官たるダメ野田閣下?であろうと我がボケ頭は想像する。
 理由は簡単、金親分の死去騒ぎのお陰で、35%まで続落した野田政権支持率への関心が一時的に中断され何とか越年の目途がつきそうだからだ。
 残り10日間に、嫌がる中国を訪問し、更に中国のライバル国インドを相次ぎ訪問して精一杯血税を浪費して正月を迎える算段である。

 前任のあほ菅政権は未曾有の大震災騒ぎを利用して延命策に奔走し、無理やり一年間政権の座にしがみついたし、政権に就いて百日で沈没の危機に見舞われていたダメ野田は金親分の悲報を利用して延命策を考えている。
 この数年、金親分の健康状態については色々な情報が入り乱れていたし、写真を見ても健康に問題を抱えていることは歴然としていたし、その親分があの世に旅たったからと言って国を挙げて騒ぎ立てる程の話題でもあるまいと我がボケ頭は感じている。

 金親分が三十年以上に亘り独裁支配をしてきたと言われているが、実態は軍人を優遇して軍隊の支持のもとに国家を私物化した、紛れも無い軍国主義国家であると我がボケ頭は考えている。
 しかるに金親分が他界しても軍幹部が健在な以上、北朝鮮の体制は簡単には変化しないと思う。
 我がボケ頭の見解では、金親分は北朝鮮の最高権力者の地位について今日まで長年に亘りピエロを演じ続けてきた最高の役者だと見ている。

 二千二百万人の人口で百万人以上の軍人を養い、高い技術力と膨大な資金を必要とする核爆弾を開発したといわれているが、その為に国民の大多数は常々飢餓状態に晒されていると言われている。
 そのような国家の親分がこの世を去ったからといって、日本国がそのような騒動に巻き込まれること事態おかしな話なのである。
 そのようなよそ事に関心を持つ暇があれば、為政者は日本国の景気回復策や中小企業対策を真剣に実践することこそ国益に適う思考である、と我がボケ頭は真剣に考えている。

   2011年12月20日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年12月20日火曜日

「邦銀三メガバンク・三菱東京・三井住友・みずほ銀行がロシア国営ガス会社ガスプロムに620億円を融資だと。反逆行為だ!」

「時事雑感・草莽危言」2011-12-08

 どうして日本政府は政経分離の逃げ口上の下に、敵対する相手国に対して“塩を撒く”ような国益に反する行為を黙認するのか!
 現在、日本とロシアは北方四島領土を巡って微妙な緊張関係に置かれているのに、何でこのタイミングに融資など許可するのか解らない。
 以前にもサハリン(日本領・旧樺太)のガス田開発を巡って日本も引きずり込まれ、三菱商事と三井物産が総額五千億円以上出資して完成間際にロシア政府が介入して、無茶苦茶安く買い叩かれて大損させられたのがこのロシア国営ガスプロム会社である。

 その日本企業、つまり実質日本国に大損負わせて“濡れ手で粟”でぼろ儲けをした会社に、更に日本のトップ銀行が大金を融資しようと言うのだから日本人は阿呆じゃないか。
 メガバンクがロシアにタダでくれてやる金があるなら、日本国の中小企業にでも寄付して金を有効に活用したらどうかと思うぜ。
 メガバンクの資金といえども元は国民からかき集めた預金だし、どうして日本国と反目のロシアに貴重な預金をばら撒くことを政府は黙認するのか。
日本企業が大いに海外で活躍するのは、資源の無い日本国としては非常に大事な経済活動であるが、国益を無視した経済行為は国家として規制することが本当の国益ではないかと、わがボケ頭は強く感じる。
 
先に行われたロシア下院議員選挙でプーチンが主催する政党がかなり苦戦し、不正投票が公然と指摘されているが、来年3月4日の大統領選挙でもプーチンが楽勝する要因は無いようである。
その為か、プーチンは早速反対陣営に対して強い締め付けを始めていると報道されている。
 プーチンは元来KJB(旧ソ連秘密警察)出身だから、反対派連中を拘束したり追放したりするのは非常に得意とする独裁者の要素を充分身に付けている人物だけに、日本国に対しても武力で押したくって来るのは明らかである。
 そのような理不尽な行動を平気で強制するプーチンを舐めたら一発かまされるのが落ちである。

   2011年12月15日  元始求道会マルキG

「大阪市長、府知事ダブル選挙で維新の会圧勝。雑感」

「時事雑感・草莽危言」2011-12-07

 選挙は11月27日に同時選挙(ダブル)で行われた結果、予想通り橋下前大阪府知事が大阪市長に、松井維新の会幹事長(前府会議員)が府知事に各々当選した。
 選挙前の下馬評通り維新の会推薦の二人が市長も府知事も圧勝したわけだ。
 府知事の方は、橋下が三年猶予に亘り橋下イズムを浸透させ、維新の会の府会議員も多数確保していたので、松井候補の知名度は今一だったが楽勝するであろう、と予想されていてそのとおりの結果に終わった。
 
 一方大阪市長の方は、市職員が38000人もいる組合やその他の労働組合の組織票を敵に廻して戦わなければならず、橋下候補の苦戦を予想する向きもあった。
 しかし橋本は自民党支持者の一部や40%とも言われる浮動票を確保して、圧勝したのだろうから大した人気である。
 大阪市は非常に“歪(いびつ)”な市制であることは、職員数の多さを見ても一目瞭然である。

 職員数38000人の20%、7600人が地下鉄、路線バス、モノレール等を管理する交通局所属である。
 古株のバス運転手や地下鉄乗務員の中には年収1500万円の高給取りがいるそうで、それでもわずかながら黒字を計上しているそうだから、橋下新知事曰く、民営化したら高収益会社になることは間違いないと断言していた。
 伏魔殿といわれているのが環境局、所謂ごみ処理等を行う部門だ。
 どこの地方自治体でもごみ処理は多くの問題を抱えているが、大阪市も例外ではないことは橋下も充分承知の上で乗り込んでいることは事実であろう。
下水道事業の50%以上が府水道事業と重複しているそうだから、職員も二重に採用して無駄な職員を飼い殺しして血税を無駄食いしている。
 橋下新市長は市長発令は実際には19日からなのに、就任前の今月初めから各部門の責任者からヒヤリングを行い改革のポイントを指摘して職員の思考改革を投げかけている。
 市長に当選して途端にSPが知事時代の倍の人数に増やされたそうだから、市長職は命がけの仕事であることは間違いない。

   2011年12月14日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「早々に国会を閉じて延命策に狂奔するダメ野田政権」

「時事雑感・草莽危言」2011-12-06

 鳩山、菅、野田三政権の中で就任100日目の支持率が一番低いのが野田で、何と34%まで支持率が落ちている。
 9月の野田政権発足直後は支持率65%からスタートしたので、わずか三ヶ月で支持、不支持が逆転し、100日目には支持率は半減した。
 前任の二人も国民の支持を無くしたのも早かったけど、野田はそれらを上回るスピードで国民の信任を失ったのはそれなりの理由が存在するからだ。
先ず就任100日足らずで二人の大臣が参議院で問責決議案を突きつけられ、二人とも野党の軍門に下ったのに、任命責任を逃れる為に大臣の首を切らないで越年を画策し、曖昧な対応に終始している。
 野田は子分の少ない弱小グループにも拘わらず民主党代表の座を目指した為に、徹底的な論功行賞人事を行った。
 
 わがボケ頭が理解出来ないのが、問題ばかり起こしていたレンボウや死刑判決をはっきり拒否している平岡法務相や、問題発言ばかり繰り返す厚生労働相のおばさんとか閣僚の大半は失格だと思う。
 それに小沢の協力を得る為に小沢の若頭である山岡を消費者担当にして、其の上国家公安委員長に任命するなど皮肉な人事だと感じていたら案の定問責決議でバッターアウトである。
 あほ菅政権でも官房長官と国土交通省が問責を突きつけられ結局は辞任に追い込まれているので、年明け早々には止めざるを得ないのではないか。
 
それにしても九日に閉会した臨時国会での法案の成立率は38本中13本、成立率は34%にとどまり、過去20年間で最低とのこと。
 成立したのは東日本大震災復興関連予算や法律が大半で、これらの法案がなければ今回の国会は開店休業状態であった。
当初、野田内閣は、野党の意見も虚心坦懐に聞くという姿勢を打ち出し、発足直後の9月調査では自民支持層の60%が支持するなど与党支持層や無党派層から幅広い支持を得ていたというから三ヶ月で馬脚を表したわけだ。
 歳が明けたら野田も腹を切って討ち死にし、どうせ国民の為に命がけで政権に就く奴なんぞいないのだから、ベルギーに見習って政権不在で遣って見ろ!

  2011年12月13日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年12月13日火曜日

「東京電力解体論は雲散霧消、代わりに政府が1兆円資本注入、更に5兆円の保証枠設定だと? 血税の大盤振る舞いで東電温存?中小企業救済は無視!

「時事雑感・草莽危言」2011-12-05」

 あほ菅も野田政権も、口では中小企業に対して手厚い政策を遂行すると言いながら実際は放置したまま何も救済策を打ち出さない。
 原子力事故発生当初は東電の法的措置による一時解体による再生論が主流意見だったのが、いつの間にか一時国有化による血税での再生論に変更されてしまった。
 つまり沈没不可避の東電を6兆円もの血税を使って現状のまま再生しようと企んでいることになる。
東電を初めとする電力会社の労働組合は連合の中でも主要組合であり、民主党政権の重要な支持組織である。
 一方、自民党内部にも電力会社から政治資金を巻き上げている所謂電力族議員が多数いるので、民主は労組、自民は経営者側と利害が一致して今回の東電救済劇のシナリオは実施された。
 
東電は私企業でありながら、独占企業として大変大きな権力をふりまわし、日本一の待遇で社員を甘やかしてきているのに、経営困難に直面したからと言って血税で救済するのは全く不条理である。
東電は沈没寸前なのに、今まで大した人員整理も行わず、給料カットも闇の中で公表もせず、年末のボーナスも支給し、年金も一般企業の数倍額を現在も保証している中で、6兆円の血税を注ぎ込むなど一中小企業経営者としては絶対に許せない暴挙である。
 6兆円の資金を中小企業救済のために越年資金として注ぎ込んだら、どれだけ沢山の企業が歳を越せるか、ダメ野田は考えたことがあるのか!
 
 衆議員の定数削減はお題目だけ、逆に年末のボーナスは前年比増額支給しているのだから、このような民意を反映しないで騙してばかりで何ら国民の為に政治を行わない政権など必要ないのではないか。
 ベルギーでは一年半に亘り政権不在で国家を存続させてきたと報道されていたが、日本も国民や中小企業のために何も行動しない政府など解体して、地方自治を徹底した方が節税になって国益に寄与すると思うが如何?
 税金は地方交付金で各県に一活配布し、後は各自治体の自主性に任せよ。

    2011年12月9日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「一川防衛相、山岡国家公安委員長、小沢の頭と直参子分が参議院で問責か?」

「時事雑感・草莽危言」2011-12-04

 親分の小沢を庇うわけではないが、野田から大臣枠を二人提示された結果、参議院のボスで盟友の輿石と相談の上で一川と山岡を大臣候補として推薦したのだろうが、それを野田は丸呑みして二人を任命したのだろう。
 野田が国会の委員会で野党に盛んに任命責任を追及されても、あくまで適材適所で任命したことを強調しているが、強弁すればするほど空しく響くだけだ。
 それでも野田は政権維持の為に二人を庇い続けなければならない理由があることを、新聞は盛んに解説している。

 第一に野田政権発足時に民主党の要である党幹事長に、参議院のボスである輿石を異例とも言える参議院から選んで党運営を全面的に任せた経緯があり、その輿石が二人の辞任に反対を明らかにしているからだ。
 二人に引導を渡したら輿石を敵に廻すことになり、党運営は間違い無く頓挫して野田政権は身動きならなくなるだろう。
 
更に、二人の親分である小沢は、野田が熱心に進めている消費税増額に全面的に反対することを強調しているし、もしも二人を辞めさせたら小沢は更に態度を硬化させ場合によっては離党行動を起こす可能性も有り得ることを野田はおそれているのではないか。
どっちに転んでもダメ野田政権も短期政権で終焉しそうな状態に陥ってきたことは、支持率の急降下と合わせて間違いない。

一川防衛相の大臣としての非常識振りも見事?だが防衛問題に対する知識の無さもこれまた一流?であり自衛隊の最高指揮官がこの体たらくで更にその上の最高責任者が野田ときているが、もしも国家をゆるがすような非常事態が発生したら一川と野田のコンビで果たして自衛隊に対して的確な命令を発動できるのか大いに疑問だし、自衛隊の幹部達が服従するのかも疑問である。
茶番なのが国家公安委員長の山岡である。
消費者問題担当でありながらマルチ商法業界から献金を受領していることは勿論問題で槍玉にあげられているが、それよりも国家公安委員長という警察の親分でありながら、別の問題で検察からガサ入れをやられているそうで、もしも検察が逮捕にきたら警察力で排除するのだろうか?

  2011年12月8日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「伝統に胡坐をかいて衰退する早明ラグビー」

「時事雑感・草莽危言」2011-12-03
 
  関東大学対抗戦グループの優勝を争っていた数年前までの早稲田対明治のラグビー試合は、国立競技場を満員にする五万人の大観衆を集めて熱烈な雰囲気の中で戦いを演じた。
 ところが今年12月4日に行われた早明戦は、観客数二万九千人に激減した情況の中での戦いだったので、選手の戦意が盛り上がらないのもいたし方のないことである。
 試合は18対16の僅差で早稲田が勝利したが、半世紀に亘りラグビーを観戦している我がボケ頭から断じれば、早稲田主将のキャップテンシーの無さと決断のミスがシーソーゲームに仕立てたに過ぎない。

 早稲田が戦略を間違えずに戦っておればもっと点差をつけて早稲田が圧勝した試合だ。
 現在の世界ラグビー界の基本戦略は昔と違ってトライにこだわらず、ペナルティゴールで確実に点数を重ねて勝利する作戦が主流である。
 先日の早稲田は、明治サイドのゴール至近距離で得たペナルティでゴールを狙わずにトライを取りに行って失敗するケースが多々見受けられた。
 後半早々、早稲田は三点をリードされた時点で、明治陣ゴールポスト直前の好位置でペナルティを得たので、当然ゴールを狙って取り敢えず同点に追いつくかと思ったら、何とトライを取りに行って失敗しこのことがその後の早稲田の攻撃を全くちぐはぐな流れにしてしまった。
 
 その結果、早稲田の選手達に硬さが生じ、ボンミスの連発で明治の攻撃に曝され一方的に攻撃の主導権を明治に奪われてしまった。
 ラグビーは15人のティームプレイだから、15人が如何に協力して連携プレイに徹するかが大事なポイントなのに、主将のキャップテンシーが発揮されないので15人の力が分散して戦力が大きくダウンした結果、明治に振り回されたわけだ。
 それでも早稲田が何とか勝利したのは、これまた明治のボーンヘッドプレーに助けられたからであり、早稲田の選手達が奮闘したからではない。

 そのような試合なのに、早稲田の辻、明治の吉田の両監督はマスコミのインタビューに答えて曰く、「伝統の試合らしく両校の選手は非常に素晴らしいプレーをしてくれて選手達には感謝したい、云々、、、」と抜かしているのを見て我がボケ頭は驚きとともに失望した。
 指導者が伝統の上に胡坐をかいて誤った指導しているからこの体たらくである。
 一日も早く、対抗戦Gとリーグ戦Gは早急に合体して出直すべきである。

     2011年12月7日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「公務員マラソンランナー川内選手に国民栄誉賞を贈呈せよ!あの粘り、我慢、負けん気の強さを日本国民は肝に銘じてこの難局に挑むべきだ!」

「時事雑感・草莽危言」2011-12-02

 十二月五日に福岡国際マラソンと早明戦ラグビーが行われ、午後二時のラグビーキックオフのころマラソンは日本人三人によるオリンピック代表を懸けたデッドヒートが行われていてが、ラグビーファンの我がボケ頭でも躊躇無くマラソンを選んで見た。
 二十キロ時点で早くも第一集団から遅れていた川内選手が、その後じりじり追い上げて三十五キロで先行する日本人選手に追いつき、最終的にトヨタの今井と壮絶な死闘を繰り広げた結果、川内選手が最後は総合三位の日本人トップでゴールしてオリンピック出場をほぼ確実にした。

 報道によると川内選手はれっきとした埼玉県職員で他の職員と同じように仕事をこなし、マラソン大会には有給休暇を利用して参加する徹底振りとのこと。
マラソンの練習も限られた環境の中で創意工夫しながら続けており、川内選手の話では、マラソン大会に頻繁に参加するのも普段の不足がちな練習量をカバーする意味合いもあるとのことで、何もかもが従来のマラソン選手生活とは大きく異なっている。
有力ランナーの殆どが大企業の保護の下に練習に明け暮れているのに比べたら、川内選手の練習環境は驚くほど苛酷であることは、解説者の瀬古元カンピオンも驚いていた。

粘り強く、我慢強く、負けん気も強い川内選手の走る熱意を感じさせる思考は、彼の生い立ちにも大きな要因があるのだろうが、話す内容がまた抜群である。
川内選手曰く「オリンピックに出場するからには、表彰台に上がる可能性がなければ意味が無いので、今日のタイム(2時間9分57秒)では仕方が無いので次の東京マラソンに出場してオリンピックで戦える記録を狙いたい。」
過去の選手たちはオリンピック出場権を得たら、オリンピックに備えるとの口実でその後の大会には殆ど欠場している。

川内選手はもしも東京マラソンで不本意な成績しか残せなかったら、代表に選ばれてもひょっとしてオリンピック出場を辞退することすら考えられるので、協会にしても何としても好成績を挙げて欲しいと強く願っているのだろう。
過去の選手達を振り返って見ると、期待されながらメダルに届かなかった選手が多数居たのは、ただ只管オリンピックに出場することを目標にしてきた連中が多く居たからではなかろうか。

   2011年12月6日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「師走雑感」

「時事雑感・草莽危言」2011-12-01

 “もう師走が来てしまった”と言うのが我がボケ頭の実感であり偽りのない感慨であるが、年々“師走”が駆け足で来るように感じるのはやはり老化現象だろうか。
 それにしても政治的、経済的には今年も全く不毛の一年だったことは、大部分の国民が共有した認識だろう。
 三月十一日に東日本大震災に見舞われ、緊急事態発生を大義名分にして沈没寸前のあほ菅内閣が延命したのは日本国にとって大きな国益の損失である。

 そのあほ菅の無策を少しは穴埋めしてくれるかも知れないという、国民のささやかな期待を担って政権の座についた野田もわずか二ヶ月で国民の支持率は急降下である。
 政治的にも経済的にも全く展望が開けていないのに野田は何故財務官僚のお先棒を担いで消費税の増額を急ぐのか我がボケ頭には全く理解不能である。
 小沢が存在価値を示す為に消費税増額反対を強く強調しているので、果たして反対派を押さえ込んで年末までに増額率発表まで進められるのか疑問である。
 
もしもダメ野田が小沢と喧嘩してまで消費税増額方針を決定すれば、小沢は子分どもを引き連れて民主党を離脱して政界再編に一石を投じなければ、小沢の政治生命も終わりと我がボケ頭は予想している。
支持率が一向に上向かず谷垣自民党に反対している党内野党の消費税増額反対グループと組んで再編する以外に決着はつかない。
ただ現状の小選挙区制度の下でどれだけの議員が自民党なり民主党の名前を捨てるだけの決意ができるかである。

自民党も民主党も国民や中小企業の為の政治を謳いながら口先ばかりで、実際には全く真剣に行動していない。
今日のタイトルは師走雑感であるが、書き出したらどうしても政治不信に対する怒りが込み上げてきて結論はいつも同じである。
民主党政権の無策には自民党の支持率回復が足踏みしている責任が大きい。
要するに民主党政権は無策で何も効果的な政策を打たなくても、自民党のパンチが弱いのでリング上でクリンチして時間稼ぎをしておればゴングに救われるという情況である。
観戦していて全く面白味のないボクシング試合のために高い切符を買わされて、あほな国民が諦めてヤジっているような情況である。

     2011年12月5日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年11月29日火曜日

「終わった試合と後味悪いサッカー日本代表北朝鮮遠征問題」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-09

 先ず我がボケ頭が驚いたのは、国交関係もない未だ戦争状態が継続している北朝鮮に
日本政府は良くぞ日本選手団、サポーター、記者連中を派遣許可したということ。
 案の定、先ず選手の入国手続きでは、日本への入国手続きならば長くても一時間足らずで済むところを、嫌がらせの為、延々四時間も費やして疲れさせられた。
 サポーターは150人に制限され、更に記者6人、写真記者4人と観覧席では日の丸を振ることも声援をすることも禁止されたそうで、まるで人質みたいだったという。
 
 試合前恒例の両国の国家吹奏では、君が代演奏は五万人の北朝鮮大観衆の罵声と騒音でかき消され、150人のサポーターも唱和することを禁止されたとのこと。
 試合は幸か不幸か日本が負けたので、奴ら五万人の観衆は大人しく対応したが、もしも日本が勝利したてたら果たして無事に日本選手とサポーターを開放してくれたかどうか分からなかったと思う。
 北朝鮮が敗北していたら日本の関係者の身の安全が犯されたのではないかと思う。

 我がボケ頭は先ず四時間も入国手続きで待たされた時点で試合放棄して帰国するくらいの態度を示すべきだったし、次には国歌斉唱を妨害された時に選手をピッチに立たせない位の強い姿勢を示すべきだったのではないか。
 残念ながら我が日本代表ティームの監督は外国人故に、日本国歌に対する受け止め方が異なったのだろうが、このようなことが先の日本での試合で日本人の大観衆が北朝鮮国歌の斉唱をブーイング等で妨害していたら、北朝鮮選手は果たして大人しく試合に臨んでいただろうか疑問である。

 外交関係には“目には目を歯には歯を”の基本姿勢が原則であり、この思想はスポーツの国際試合でも同じだと我がボケ頭は信じている。
 もしもニホンティームが相手の暴挙に抗議して試合放棄をした場合に、国際サッカー連盟からペナルティを与えられたら、そんな下らぬ団体など脱退すれば良いんだ。
 サッカーはオリンピック種目(年齢制限あり)があり、若手のティーム構成とは言え優勝すれば金メダルは取れるのだからFIFA(国際連盟)に拘ることはない。
 日本国はサッカー代表やサッカー試合よりも大事な国益を尊重すべきことを、今回のような国際試合のときにこそ実践すべきである、というのが我がボケ頭の思考である。
 同じように国威を汚すような失敗を二度と繰り返さないことを関係者に切に望む。

   2011年11月25日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「この不況時に年金支給額を下げる冷血どじょう駄目野田の人権無視政策」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-08
 
 この不況期に現行消費税率5%を更に大幅な増税を画策しているダメ野田だから、国民の生活不安など眼中に無いのだろうが、更に年金支給額の減額を計画していると発表して国民感情を逆なでした。
 我がボケ頭の調査では国民年金の平均月額は五万三千円、厚生年金は十六万一千円であり、国民年金だけで生活している夫婦は53000円で一ヶ月を食いつなげということなのに、更に物価が下落したので支給額を減額するという血も涙も無い政策だ。

 ダメ野田よ、テメェはぶくぶく太りやがって、国民年金受給者の生活の苦労や生きる辛さなど分かるはずもないが、年金受給者は大体が老齢で労働機会に恵まれないすでに現役を引退した者たちのはずなのに、そのような社会的弱者の僅かな受給年金から更に減額するとすれば、野田、お前は豚の顔をした悪魔だよ。
 テメー等政治屋どもは政党助成金なる詐欺立法をして年間350億円以上も国民の血税をふんだくってぬくぬくしやがって、国民からはわずかな年金から更に剥ぎ取ろうとしているのに、どこが国民の為の政治なのか明言して見ろ、野田豚野郎!

 この豚野田の年金減額発言を素早くフォローして賛同したのが厚生相の顔面神経痛の“婆ばぁ”である。
 わずかな年金で辛うじて生活している弱者のことなど全く眼中(顔面心痛)にない無神経さに余計腹だたしいが、こんなばばぁを担当大臣にした野田はやはり阿呆だ。
 それに国会議員を含む国家公務員や地方公務員は国民年金とは別に共済年金制度を創り、最低保障額を年間250万円に設定している。
 つまり月額二十一万円の最低保証をしている、これは最低であって平均額ではない。
 
それにしても野田はよくも次から次にヘマばかりやるのか知らないが、それでも何とか隠して触れないようにしているのが、日本の主要輸出先の一つであるEU27カ国の経済的混乱の影響である。
 日本の輸出総額の約10%を相当する年間六兆円の主要輸出先がギリシャ、ポルトガル、イタリア、スペイン等の国債の急落?で信用不安に曝され、日本からの輸出が大幅に落ち込むことが予想されるし、日本の輸出環境がさらに悪化することは間違いない。
 このように八方塞がりの日本を元気付ける為には、閣僚を民間人に総入れ替えをして、さらに白川の首を切り札束を大増発して、インフレ政策に転換する以外に無い。

   2011年11月25日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「日本シリーズに水を差した読売新聞のお家騒動」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-07

 我がボケ頭は常々日本のプロ野球を“日本プロ草野球”と蔑視しているので、その一員である読売ジャイアンツ幹部の内紛など問題外だけど、ことが読売グループのドン、通称渡辺会長を巻き込んでいるので話題として取り上げることにした。
 ことの発端は読売新聞の完全子会社である“読売ジャイアンツ”の清武専務が、日本シリーズ真最中に弁護士同席の上、記者会見を行い堂々と通称“辺常親分”をジャイアンツの人事に介入したとして批判したことから始まったドラマである。
 
 先にも述べたように、ことが読売ジャイアンツ内部だけの問題であれば時事雑感に取り上げる価値のない他愛のない話だが、親分は一千万部(読売公表)を発行する日本一の新聞社であり、兄弟会社のニホンテレビを併せると大変大きな発信力を持つマスメディアを支配しているところに、我がボケ頭は関心を持ったわけである。
 我がボケ頭の判断では、どんなに大きな権力を把握しても、一人の人間であり、やはり高年齢には抵抗出来ないことを証明することになるのかなと感じている。
 因みに渡辺親分は85歳を迎えているそうだから、一般的には先が短いのは常識的な判断だろうし、その辺を睨んで清武専務は計算の上で行動に出たのだろう。
 
 人生、一寸先は闇と言われるので、もしも明日にでも親分にお迎えが来たら、清武問題はどのように展開するのだろうか?
 読売ジャイアンツの社長が清武専務の解任を発表したが、その大きな理由の一つにあの半身不随の長島の発言を大きく取り上げていたのには、天下の読売も地に落ちたもんだと感じた。
 社長曰く「あの長島さんが次のように強い怒りを込めて指摘された。今回の清武の記者会見や発言内容は大変間違った行動であり、自分の愛する読売ジャイアンツの歴史に大きな汚点を残したと言う点で、清武をぜったいに許せない云々」だと。
 何も長島の発言を借りなくとも、渡辺親分の怒れる発言と言えばよいものを、この会見を見て読売も地に落ちたと強く感じたしだい。
親分には悪いが、今現在は読売グループの幹部どもは表面的には清武を解任した決定に異論を唱える奴は居ないように見えるが、親分が天に召された瞬間から清武支持者が増えるのが世の常だから、勝負は今からだと思う。
 読売ジャイアンツ球団社長はワンマンでも運営できるが、読売グループ全体を85歳の爺さんに任せているのは、常識的には考えられない組織である。

    2011年11月22日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年11月22日火曜日

「自民党・小泉新次郎の造反?」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-06

 当選一回、弱冠三十歳で自民党の青年局長に任命されたが、民主党野田政権が推奨しているTPP参加表明に堂々と賛成の意思表示をして、自民党内紛の中心人物に祭り上げられる様相を呈して来た。
 親父の元首相純一郎譲りの直情型性格をむき出しにして、TPP問題に優柔不断な谷垣総裁以下煮え切らない態度に痺れを切らして執行部批判を高めている。
 新次郎は選挙区が神奈川県であり農協に頭を下げなくても選挙に勝つ自信があることも起因しているのだろうが、どこまで己の信念を貫けるか興味のあるところである。
 
 それでも現執行部に反対して批判のボルテージを上げるので、執行部としても黙認出来ず先日から予算委員会の理事を退任させられている。
 それでも臆することなく自己主張し続けているので、次は青年局長のポストを追われることになるのか興味のあるところである。
 しかし自民党の谷垣、石原体制も小泉のような頭の切れも良く弁も立つ有能な人材を生かせないようでは、いくら野田だめ政権が墜落しても自民党の株も上がらないから政権奪取も難しいと我がボケ頭は予想している。

 自民党が次期政権を狙うのであれば、谷垣、石原体制では国民から多数の支持を得るのは難しいが、しからば政権担当できる人材が今の自民党に居るのか思い浮かばない。
 貧すりゃ鈍すとは昔から言われているが、自民党も政権から離れて二年が過ぎると野党ボケして議員に活気が見られないし、発言にも生気が見られなくなった。
 ただ民主党と自民党を天秤に掛けて右往左往していた公明党が、どうも民主党の優柔不断な政策対応に見切りをつけて自民党と縁りを戻して次期衆議員選挙を戦う方針で決定したみたいなので、いずれにしても二年以内には自公政権に戻るだろう。

 其の前に自民と民主党がガラガラポンして、保守性思考議員が集まって新党を創るぐらいの騒動があれば日本国の政治の為にはプラスだろうが、そのような革新的な政治行動を実践出来る金と度胸と政策を有する人材は我がボケ頭には見当たらない。
 今の国会議員の中から総理大臣を選ぶのであれば、“どいつが就任しても同じ”と言う諦めた心境にならざるを得ないのだから、小泉新次郎に遣らせたらどうだ。
 衆参合わせて727人も議員が在籍しているのに、どうせ命がけで政権運営をするような奴は一人も居ないのだから、英国に習って若い奴に失敗覚悟で遣らせる価値はある。

    2011年11月20日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

2011年11月18日金曜日

「ダメ野田の姑息なTPP戦略」

「草莽危言・時事雑感」2011-11-05

 野田はTPP参加交渉を開始することを国会では明らかにせず、その後の記者会見で明らかにして、野党の追及を避ける姑息な方法を選択した。
 ダメ野田は総理就任直後に誠心誠意をもじって正心誠意と表現してまで、国民や野党に謙虚に低姿勢で対応すると発言したにも拘わらず、今回の頑な姿勢は一転して野田の評価を暴落させてしまった。
     今朝(15日)朝日新聞朝刊によると、TPPの説明不足を感じている国民は86%に達し野田政権の支持率も前回の55%から40%に急落している。

 民主党政権の鳩山、菅あほ政権の後釜として一応国民の期待を担って野田政権は誕生したが、二ヶ月が経過した現段階で既に先輩二人の阿呆総理の域?に達しつあるのは何とも情けないし、ダメ野田も来年の民主党代表選挙まで首が繋がっているのか疑問である。
 国内に多々存在する懸案事項、難問や竹島、北方領土、尖閣諸島の領土問題等の全てを玉虫色の先送り政権運営では国政は増すばかりであり、大きな国益の損失である。
 とにかく1億2千600万人の生命の安全と財産の保全を託されているにも拘わらず、ダメ野田にはその覚悟と命がけの決意が微塵も感じられないのは、わがボケ頭も国民の一人として非常に残念と思うとともに心のそこから怒りを覚える。

 先輩二人のあほ総理がどちらも一年足らずの短期政権で追放されたので、三人目の野田は何が何でも同じ轍を踏みたくないという一点に絞り政権を引き受けたので、政権発足直後から内政、外交ともに真剣に政策を遂行する決意は皆無なのである。
 それを証明するのが今回のTPP参加表明の迷走振りである。
 国会審議での質疑応答を見ていると野党の質疑に対して、質問者が野田を名指で質問しているのに、担当大臣に回答させることが非常に多いことがその姿勢を示している。
 
 反小沢、親小沢で完全に民主党内が割れたあほ菅政権に代わり、ダメ野田は就任第一声で小沢問題に終止符を打つと言って、野田内閣では二人の小沢の子分を主要閣僚に任命してこの点では有言実行して多少評価を上げた。
 その一人である山岡国家公安委員長が詐欺まがいの問題に関連して大臣の任命責任を問われ、もう一人の防衛大臣も不用意発言でこれまた大臣の適材適所を非難されているのは皮肉と言えば皮肉である。
 いずれにしても全てに逃げの姿勢ではあほ菅の在任期間を超すのは無理である。

    2011年11月15日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年11月15日火曜日

「一部上場の大王製紙とオリンパス経営陣の不祥事はどちらが悪質か?」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-04

 どちらが大きな打撃を会社や株主に与えたかという点から見れば、どちらも監理ポストに入りと報道されているので、東京証券取引所としては両社とも同じ程度の被害と判断したのだろうが、我がボケ頭の無能な判断からすれば悪質の内容はオリンパスが上だと思う。
 連結対象全体規模ではオリンパスが大きいが、報道によると約1000億円の赤字を粉飾決算で抹消したらしいが、本体の売り上げは1050億円だから何と一年分の赤字を粉飾したことになる。
 粉飾決算いついては自慢じゃないがそれなりの実績?を残した我がボケ頭も、一年分の売り上げに近い数字を粉飾する自信はないぜ。
 故に、粉飾を画策した当事のオリンパス経営陣は、連結対象子会社を巻き込んで膨大な赤字を削減する方法に至ったらしい。
 連結決算の売り上げ数字は9000億円に達するので、それらと組み合わせて1000億円の赤字を誤魔化したわけだ。

 主要株主には日本生命や三菱UFJ銀行、三井住友銀行等の我国トップ金融機関が名を連ねているから、これらが全く粉飾を察知していなかったとは想像できない。
 もしも、日本を代表する上記三金融機関がオリンパスの粉飾内容に全く無知だとすれば、株主の資格を疑われても仕方がないし、ひいてはそれらの投資資金は国民から預かっている国民の大事な金なのであることを無視した銀行の横暴である。
 今回のオリンパスの粉飾決算に対して米国やイギリスの大手証券会社は、オリンパスの問題は氷山の一角で他にも同じような大企業が東証一部に多数存在しておると思わざるを得ないし、故に日本の株式市場は全く信用できないと論じている。

東証他日本の株式市場を統括、管理、指導している我国の財務省が、今後このように信用失墜した組織をどのように再生指導するのか大いに関心を持つべきである。
 財務省は日本国内の中小企業対策には非常に消極的であり、融資を担う金融機関に対しての指導や監督に対して非常に甘いのは万人の認めるところである。
 経済や金融、株式市場等日本は大変危機的状況に直面しているのに、国会ではTPPに
参加するとかしないとかで政界も激論を展開しているが、これは明らかに野田政権の舵取り不足の証明である。
 我がボケ頭のボケ判断では、TPPに日本が参加しようと不参加であろうと、我々中小企業に明日から影響するものではない。

      2011年11月11日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年11月8日火曜日

「地中海の小国、ギリシャに振り回されるEU及び米国、日本等経済先進国」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-03

  人口1100万人、面積約日本国の33%の世界的に見れば小国の部類にはいるギリシャに、いまEU16カ国や米国、日本、イギリス他経済的先進国が激しく振り回され世界の株式、金融市場は連日乱高下を繰り返し、日本の景気回復に大きな影響を与えている。
 因みに2010年末のギリシャ国債の発行残高は3300億ユーロで、最近の一ユーロを107円として換算すると約31兆円である。
 
先にドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領が、ギリシャ国債の50%切り捨てを承認し世界に発信して世界的に株価の暴落を招き、ユーロ、ドル、ポンド等の下落と円高現象により日本経済は大きな打撃を受け、慌てて二回目の為替介入を実施したが大した効果は表れなかった。
そのような状況下で今度は当事者のギリシャ首相が、一度了解した独仏首脳のギリシャ政府による緊縮政策に待ったをかけ、国民投票案を提案したので更に国債金融市場に不安と混乱を引き起こしている。

次にギリシャの信用不安についで連鎖が囁かれているのが、イタリア、スペイン、ポルトガル等である。
スペインとイタリア両国の国債残高は6000億ユーロ、約65兆円が次の国際的信用不安を抱えており、独仏両首脳は次なる爆弾の処理に苦慮しているのが現状である。
このような大きなうねりの中で、日本は独自に為替介入したわけだが米国や独仏首脳初め世界の首脳はかなり批判的姿勢を崩していないと報道されている。

ところで2007年9月、当時米国四位の投資銀行だったリーマン・ブラザースが64兆円の負債を抱えて破産した時、日本は勿論多くの欧州金融機関の連鎖破綻が発生し、多くの国が金融安定化のために膨大な税金を注ぎ込んで処理をした。
と言うことは、今回のギリシャ問題の解決が失敗し更にスペインとイタリアの合計67兆円が追加破綻したら、リーマンショックをはるかに上回る100兆円規模の負債額に達するので世界的金融混乱が起きることが予想される。
このような大きな流れの中で、日本だけ損失を少なくする為に為替に単独介入するなど他国から見れば、日本の利己主義だけが強調されたと見られても仕方がないのに、野田は今回のG7で各国首脳に頭を下げて日本の単独介入に理解を求めて回ったらしい。
正に財務省の役人のシナリオをそのまま発言しただけの売国奴である。

    2011年11月4日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「紙・パルプ・板紙等の生産販売で国内五位の大王製紙三代目の驚くべき愚挙」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-02

  大王製紙は戦前の1943年に四国で井川一族によって創業され、1962年に会社更生法を申請し、1965年に更正手続きを終了して今日、日本を代表する製紙メイカーに発展している。
 資料によると更正会社の再建を任されたのが二代目で、わずか三年間で更正を終了させ今日の大メイカーへ発展させた中興の祖である。
 その偉大なる親父の後を受けて社長に就任したのが、今回の騒動の主役である三代目の井川前社長、会長である。

 写真を見て我がボケ頭もビックリしたくらいのイケメンで、資料によると東京の名門高校から現役で東大法学部に合格した秀才というからこれまた驚きである。
 親父の跡目?を継いだのが2007年で弱冠42歳の若さであり、就任当初は秀才振りを発揮して社内改革や経営改善に積極的に取り組み、かなりの業績を上げたらしい。
 大不況に曝されたこともあり、段々業績も落ち込み2011年3月には社長を退任し、会長に就任し9月に今回の問題が発覚して会長も退任している。
昔から企業は初代が苦労して基礎を創り、二代目が大きくして三代目が潰すといわれているが、正に井川家はそのようなストーリーに似ている。
 かく言う我がボケ頭は二代目で家業を潰してしまったが、多少、格言と異なるのは家業を破産はさせたが、丸喜産業からマルキグループに脱皮させ正に零細企業ではあるが再生させたことである。
 
ダイエーグループを立ち上げ、一時は破竹の勢いで事業の拡大を図った中内 功 氏は土地神話に騙されて最後は政府系の産業再生機構の軍門に下ってずたずたに解体されたが、
息子の二代目を後継者に指名しなかったことは正解だと思う。
 大王製紙では三代目の前会長を特別背任容疑で告訴するような記事が掲載されえいたが、我がボケ頭から見れば可笑しな事態に見える。
 金額は確かに大きいが、報道によると大半は子会社の資金を流用しているとのことだし、上場はしていないし、殆どの子会社は三代目が代表者の地位にあるらしいので、告訴をするのは難しいと思う。
 同じ大企業でもサントリーや竹中工務店は規模的には超一流企業なのに上場していないので同じような問題が起きても刑事事件の立証は難しいのではないか。
 要するに大王製紙の井川一族の頭は未だ未上場の同族会社の意識しかなかったのだろう。
     
2011年11月4日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年11月4日金曜日

「我がボケ頭の生涯現役“宣言”」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-01

 スズキの鈴木 修社長が81歳にして、東京証券取引所一部の大企業経営を現役続行されている姿勢に大きな衝撃と感銘を受けたのは事実である。
 その意味では我がマルキグループなど屁みたいな存在であり、“生涯現役”などと大仰なことを言う積もりはないが、本音を言えばエキストラ人生を“病院で寝たきり”でお迎えを待つことだけは何としても避けたいだけのことである。

 更に言わして貰えば、我がボケ頭のエキストラ・ライフには二つの仕事を思考している。
 一つはマルキGの経営への参画であり、もう一つは自ら買って出た日本株式会社に対する自薦監査役の仕事である。
 この国が国内的にも、対外的にも多くの難題を抱えてダメ野田が段々身動きならなくなっていることも、間違いない事実であろう。
 
 このような危急存亡の時に、一国民として動かずして何時祖国存続の為に何が為し得るのか、我ながら疑問だらけである。
 それは兎も角、政府は鈴木社長を高齢者の模範として表彰し、鈴木社長の驚異的な活躍を広く老人社会に浸透させると共に、八十歳でも働ける職場を提供する政策を推進し、高齢者を国際競争力に立ち向かう戦力化したらどうだ。
 
 他にも各界で高齢を物ともせず活躍している人物は結構いる。
 中曽根元首相や野中元官房長官は既に議員バッジは外しているが、国益にどれだけ寄与しているかは別にして未だにかなりの影響力を発揮していることは事実である。
 経済界でも鈴木社長の他にも最前線で活躍している人物が居るのに、政治やマスコミの取り上げ方が消極的であり、学会にもノーベル賞級の優秀な高齢人材がたくさん居るのに政府はもっと、彼ら高齢者こそもっと積極的に表彰せよ。

 我がボケ頭のことで恐縮だけど、毎朝一時間から一時間半早朝散歩を継続しているが、余程降雨がひどくない限りは歩いているが、散歩は我がボケ頭にとっては一種の治療でもあると考えている。
 夕方は一時間程度のウオーキングを続けているが、散歩はボケ阻止にも役立ってように感じている。
 どうせ余録人生を過ごすのであれば、寝たきりでお迎えを待つのだけは御免こうむる。

    2011年11月1日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡
 

2011年11月1日火曜日

「スズキ代表取締役社長・会長 鈴木 修 氏八十一歳の生き様に感激」

「時事雑感・草莽危言」2011-10-08

  軽自動車を主体としているスズキにとって、長年のライバルメイカーであったダイハツをトヨタが傘下に治めてからは、国内軽自動車市場では非常に厳しい経営環境に置かれていた。
  日本国内市場に於いてトヨタグループとの直接対決を避ける為に、十数年前から未だ日本メイカーにとって未開発のインド市場に乗り込み、大変な苦労を強いられながらインド市場を開拓しトップの地位を築いている。

  そのインド市場に最近では日本の他のメイカーは勿論のこと、他国メイカーも競ってインド市場の発展性を見込んで積極的に参入してスズキの牙城を脅かしているのが現状であろう。
  そのような厳しい経営環境を物ともせず独立性を維持しながら、世界市場に邁進しているスズキを名実ともに牽引しているのが八十一歳のスズキ社長その人である。

  我がボケ頭マルキグループも三十数年前に鉄鋼業界で一敗地にまみれ、今度は多角経営にチャレンジした時期に、その一部として乗用車販売部門を作り、其の時にスズキとの縁が出来、スズキの代理店の看板を上げた。
  其の当時、スズキが代理店の会合を開いた時に鈴木社長を紹介されたことを思い出し、二十五年前の握手の感触を思い出して懐かしく感じた次第。
  我がボケ頭の頼りない知識ではあるが、鈴木社長は東京一部上場企業では最高齢の社長だろうと思うが、そのバイタリティーには頭の下がる思いだ。
  
  そのスズキが、先に米国のGMの経営不振で提携関係を解消され、代わりに提携を求めたのがドイツのフォルクスワーゲン(VW)との株式持合いを含む業務提携である。
  その提携関係を鈴木社長は、VWのスズキに対する契約不履行を主張して解約を主張し、現在VWはスズキに対して強硬な対抗措置を講じていえる。
  スズキには鈴木社長のメガネに叶う後継者が育っていないと言えばそれまでだが、我がボケ頭はそんな単純な経営環境を指摘しているのではない。
  私企業とはいえ、鈴木社長のような最高齢で尚且つ国際競争で奮闘しているスズキを国家としてサポートするのも国益であると言いたいのだ。

   2011年10月29日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「異常な円高に慌てる財務省のあほ大臣と優柔不断な日銀ぼけ総裁」

「時事雑感・草莽危言」2011-10-07

  25日のニューヨーク外国為替市場で1ドル75円73円まで上昇し、今月21日に付けた75円78銭を更新したので政府も日銀も慌てて追加緩和策を検討している。
  欧州連合(EU)ではギリシャに次いでイタリアとスペインまでが国債の下落で経済危機が表面化したので、EUは解体の危機すら囁かれている。
  そのような国際経済危機状態の中で、主要国際通貨のドル、ユーロ、ポンド等より消去法では円が一番高い評価を受けているのだから本来なら日本国としては喜ぶべき現象のはずである。
  それなのに政府、日銀が懸念しているのは工業製品の輸出国である我が国の輸出が大きな痛手を被るという発想、理由からである。
  多分、そのようなことが大きなマイナス要因なのであろうが、反対に日本は石油や鉄鉱石等は殆どが輸入に頼っているわけだから安く購入出来るはずであり、この際円高メリットをフルに利用して世界市場から官民一体になってM&Aを利用し、海外企業を買収しまくったらどうなんだ。
日本の企業が海外に出て行くことばかりマスコミは喧伝し、日本国内の空洞化を憂い、このまま円高が進めばその内日本から企業は居なくなるんではないか、と喧伝して国民に危機感を煽るが安い買い物があればどんどん買い集めればいいのではないか、と我がボケ頭は単純に想像する。

我がボケ頭の思考ではいずれにしてもこの国はその内四面楚歌状態に襲われるから、如何なる手段、戦略でも駆使しまくれば良いんだ。
我が“日本帝国自衛隊”はいずれにしてもこの日本国を独力では防衛する能力は保有していない。
時々、あほな政治屋や評論家や一部の学者崩れが、米国の軍事力を当てにせずに日本国軍隊?独力で中国やロシアや韓国と対峙してこの国を守れると正に“夢”みたいなことを抜かす御めでたい奴どもがいるが、全く現実離れした発想である。
この国が日本独自で実践出来るのは“円札”を大量に世界にばらまいて、企業や原料等を買い捲り、現在、円の信用を保持している間にかき集めることで、新たな工業化を図るしか生きる道はないと信じている。
どうせ沈むのだから全力を出し切って悔いを残さない道を選択すべきだ。

 2011年10月26日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年10月18日火曜日

「野田首相、今度は横浜市内の幼稚園を二箇所訪問のパフォーマンス」

「時事雑感・草莽危言」2011-10-06

  新聞報道によると、昨日、野田は十一時から午後三時までの四時間を使って、横浜市内の認定こども園と地域子育て支援施設を視察している。
  野田が何処を視察で訪れようと野田の勝手であるが、それは一国会議員の立場の時であり、日本国の総理大臣の野田には数多くの喫緊事を抱えているはずだし、それらの問題と優先的に取り組むのは当然の責務である。
  大災害以後、数々の難問に直面している背景の中で、幼稚園を視察した時に園児達と昼食を共にしている情景を撮影させている。
  横浜の施設を訪問した最大の理由は、2013年スタートを目指す総合的な子育て支援策「子ども・子そだて新システム」の法制化のPRだそうだ。
  二年後の政策が喫緊の問題なのかと言いたいのが大半の国民の本音だろう。
  勿論、子育ては大事な政策であることは常識であるが、ダメ野田に大事な順番を間違えていることを強く指摘しているのだ。
  
  野田がこの国の最高指揮官の地位に就いて日数だけはお構いなしにどん過ぎて行くが、最近定着してきたのが野田はこの国の向かうべき方向も、日本に対して目に余る領海侵犯を繰り返す中国に対しても何も対抗措置を講じないし、命令も政策も全く打ち出さないし、景気対策も具体的には見えてこないし本当に何にもしない“ダメ野田”という表現だろう。
  先日、公表された政治屋どもの個人資産ランクでは戦後最低の個人資産保有額らしいが、我がボケ頭に言わせれば個人資産は歴代首相の中で一番でも良いから国家国民と国益の為に最大の貢献をしてくれと言いたい。
  国家の最高指揮官が貧乏を誇示して自慢しているようではナンセンスだ。
  田中角栄や小沢の金集めの真似をしろとは言わないが、かき集めるものは集めるだけの能力も持たずして、国家の財政の舵取りなど出来るはずがないと言うのが我がボケ頭の持論である。

  ダメ野田の政治行動を見ていて痛感するのは“若頭”とも言うべき官房長官以下、政策を推進するスタッフの貧弱さである。
  日本国は、現在破綻寸前のギリシャとは人口も経済規模も大きく異なる国家規模なのに、果たしてダメ野田には日本号と言う一億二千万人を乗せた超大型空母の艦長の意識と責任感が欠如していることを一日も早く気づけ!

    2011年10月15日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡  

「TPP(環太平洋経済連携協定)とFTA(自由貿易協定)の意味」

「時事雑感・草莽危言」2011-10-05

  最近の新聞紙上を盛んに飛び交っているのが上記TPPとFTAである。
  今朝の産経朝刊一面トップの見出しに「米韓FTA可決  日本置き去り
輸出苦境 生産減3兆7000億円」と驚くべき文字が躍っている。
 我がぼけ頭が下手な解説をするまでも無く、米国上下両院が12日に韓国、パナマ、コロンビアとの自由貿易協定の批准に向けた法案を賛成多数で可決したので、米韓FTAは発効に大きく前進し日本の対米輸出にも大きく影響が広がることが予測されるということである。

 このようなマイナス要件の発生を別にしても、長い円高で日本の対米輸出は激減しているのに更に大きな打撃を被るであろうと警告している。
 野田政権は上記二つの協定に対する早急な結論を迫られているが、農業団体の反対でなかなか結論を出せずに先送りしている。
 農協が反対している最も大きな理由が、米の輸入関税が下げられこめ余り現象が更に進み価格維持に影響するとの見方であろう。
 
確かに農業団体側から見れば、そのような側面があるかも知れないが韓国と米国の自由協定では韓国側は農業産品の中から米を外してアメリカ側の同意を得ていると説明している。
そのような米韓協定を見ると、日本の農業団体は“反対の為の理不尽な反対”をただ主張しているとしか我がボケ頭には思えてならない。
 報道資料によると、現在の推定世界人口は69億7000万人で一年間に7000万人が増加しているそうだから、十年後には約77億人に達するであろうと推測されている。 
 
それにも拘わらず、世界の食糧生産量は世界的な天候異変の発生で減少傾向を辿っているそうである。
 それらの予想を先取りして中国は日本の米事情に目を付け、日本からの米輸入を長期的に目論んでいるという説もある。
 問題は日本の農業団体の非現実的組織である。
 純粋な米生産従事者と保有土地の都市化による土地値上がりによる恩恵を過剰に享受した連中との二極化を整理仕切れていないお粗末さに原因がある。

   2011年10月14日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年10月14日金曜日

「ますますエスカレイトする野田総理のパフォーマンス政治」

「時事雑感・草莽危言」2011-10-04

 過去の総理経験者でパフォーマンス政治を成功したのは小泉政権だけであり、小泉の後を継いだ三人の自民党首相はパフォーマンスを演出する前に僅か一年足らずで皆消え去った。
 民主党が政権奪取した最初の鳩山首相とその後を継いだあほ菅首相は共に幼稚なパフォーマンスの失敗でこれまた短期政権と政治的混乱で終焉した。
 その後を継いだ野田は、前任者の失敗を真似することは無いだろうと密かに期待していたら、何のことは無いここ数日の奴の政治行動は正に三流のパフォーマンス政治である。
8,9,10日の三日間に亘る岩手、宮城、福島の被災県訪問は、発生から既に七ヶ月以上が経過して被災地関係者もかなり落ち着いて来ているので、総理の視察に対しても白けムードで迎えられた感じである。
 引き続いて視察した群馬県の農業施設では、コンバインを自ら操作して稲刈りを演出したが、群馬県知事も立ち会わない何とも締まらない雰囲気である。
 
元来、群馬県は中曽根、福田元首相の地盤であり、そんな敵地?に乗り込ませた側近どもも阿呆だけど、その阿呆どもの描いた予定をそのまま実行する野田もあほ菅の終末状態に段々似て来たように感じるのは我がボケ頭だけかな。
TPP参加に反対姿勢の群馬県知事は野田に対して数々の注文を投げかけていたが、そのような自民党支持勢力のど真ん中を無頓着に訪問した付けがいずれあらわれるだろう。
 それにしても歴代の首相は何故これ程パフォーマンスに拘るのだろうか?
 このような手法でしか国家の最高指揮官としての体面を保てないと思っているとしたら、国民が次第に不幸に陥れられるのは明らかである。
 二代続いたあほ首相の後を引き継いだ野田には、我がボケ頭も含めて国民が微かな期待を抱いたのは事実で、その期待感が野田政権発足時の高い支持率に表れていたと思う。
その野田政権も発足から既に40日が経過したのに、依然、野田カラーが全く現れないし、感じないのは我がボケ頭だけとは思えない。
 このまま何もしないで災害復旧を錦の御旗にして、財務省の言いなりに消費税を初め諸々の増税に踏み切られては、国民も我々中小企業もたまったものではないことだけは明らかである。

   2011年10月11日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「政治家に倫理観や社会的矜持を求めるのはナンセンス。東京芸大学長の意見」

「時事雑感・草莽危言」2011-10-03

 某新聞紙上の対談で、東京芸大の宮田亮平学長は日本の政治家に対して非常に的確な思考を披露している。
 宮田学長は金属工芸の世界的芸術家であると同時に、東京芸大の学長を勤める行政官でもあるという二足の草鞋を履く有名人である。
 小沢裁判を多少意識しての意見だろうと思うが、小沢を含めて日本国の政治に携わる者達に、良識ある国民が身に付けている社会的倫理観や矜持を求めるのはそもそも間違いであり過度の期待であると、宮田学長は断定している。
 過度の期待をするから政治家の金銭問題等に対して裏切られた感じを受けるのであって、もともと政治家には社会的倫理観や矜持を尊重する考えは皆無であり、そのような人間達だから国民の期待どおりに行動しないのは当然なのだ。

 自公を初めとして野党の連中は、小沢が検察審査会に起訴されたことを利用して性懲りも無くまた小沢の国会に於ける説明責任を追及して、小沢の証人喚問を馬鹿の一つ覚えみたいに主張している。
野党の連中も胸に手を当てて冷静に考えたら金額や集金手法に小沢との相違はあるかも知れないが、同じことを遣って国会に議席を確保しているはずだ。
故に自公初め野党の連中も、共産党以外は何とも後ろめたさが抜けないから、小沢の国会喚問に迫力が感じられないのは当然である。

その渦中の小沢元代表が昨日の裁判初日の夜に病で倒れ、入院したとの報道が流れたが、命に別状は無いらしい。
しかしながら小沢の入院報道に対して多くの国民は一瞬、田中角栄が裁判継続中に病の発作で倒れたことを思いだしたかも知れない。
我がボケ頭も同じことを想像したわけだが、小沢の方は明日、秘書や病院のスタッフが説明すると言うことなのでそれを待つ以外に仕方が無い。
命に別状の無い病気らしいので数日もすれば退院してくるであろう。
我がボケ頭の推測では小沢元代表を起訴した指定弁護士つまり検事役が把握している資料の大部分は、東京地検特捜部が小沢事務所他関係先を数度に亘り強制捜査してかき集め、其の資料を精査した結果二度も起訴を断念した証拠ばかりであり、専門家の意見では“出がらし”であり小沢を有罪に導くには不十分な資料ばかりと言われている。

  2011年10月9日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「小沢裁判の疑問?」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-02

 遂に検察審査会と言う一般には馴染み難い裁判が開始された。
 我がボケ頭としてはあまり取り上げたくないのだが、この裁判に対するマスコミの取り扱い姿勢や偏見、解説に感じることがあるのでやむを得ず意見を述べてみたい。
 先ず“小沢元代表”に対する呼び方が、NHKとその他のマスコミで異なった表現を使っていたこと。
 NHKはニュースを初め全ての番組でアナウンサーや解説委員、報道記者等全ての出演者が“小沢元代表”と表現していた。
 一方、朝日他の大マスコミは新聞、テレビが異口同音に“小沢被告”と連発していた。
 テレビを見ている一般国民、平均的視聴者は多分この“被告”の乱発で何かしら小沢元代表が法律を犯した罪人であるかのような印象を受けたと思うし、そのように印象付けることが、何が何でも小沢を有罪に判決に導きたいマスコミの目的であることを表している。
 翌日の新聞も大体見出しは“小沢被告”裁判開始というような表現に終始して全ての関連記事を解説している。

 ところが報道によると、法廷に於ける小沢元代表の席は通常とは異なり弁護団サイドの前に設定され、発言をする場合のみ裁判長の前の席に移動している。
 この一つの事実を見ても、今回の裁判が通常の裁判との違いを鮮明にしているし、いわゆる刑事裁判に於ける被告人とは異質の関係者ということを裁判所自らが認定していることになる。
 開会冒頭の小沢発言に際しても、小沢発言がかなり長いことを理解した裁判長は、小沢元代表に対して着席したままの発言を許可する配慮を見せているし、結果的には小沢元代表がその申し出を断り立ったまま発言している。
今回の裁判について従来から小沢問題に対して辛口の姿勢を貫いて来た朝日新聞でさえ、東京本社社会部 市川部長がかなり中立的な解説をしている。
 不可解なのは本来、小沢裁判は政治問題なので政治部長がコメントするのが常識なのに何故、社会部長がコラムを書いたのか疑問ではあるが、いずれにしても注目すべき内容を一部引用する。
 市川部長曰く「この事件は検察が二度にわたって不起訴にしており、有罪立証のハードルが相当に高いことを織り込んだ議論が始まっている。
2009年に導入されて始めての裁判であることも検察にはきびしいだろう。」

   2011年10月8日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年10月7日金曜日

「メジャーリーグ・ポストシリーズに出場可能日本人選手はたったの二人、情けない。」

「時事雑感・草莽危言」2011-10-01

 九月末でアメリカのメジャーリーグが終了し、十月から休む間もなくワールドシリーズの予選とも言うべきポストシリーズが始まった。
 1995年に野茂英雄選手がドジャース傘下の球団に入団して以来のメジャーリーグフアンだと自負しているが、我がボケ頭にとって今年ほど寂しいポストシリーズは記憶にないし、来年からは多くの日本人が活躍することを強く期待したい。

 メジャー選手としての野茂選手は12年間に多くの球団を渡り歩き、その間に二度もパーフェクトゲームを成し遂げているし、メジャーで123勝を記録し、日本のプロ野球と合わせると最終的に201勝を獲得している。
 野茂の活躍が段々薄れて来た時期にイチローがシアトル・マリナーズに入団し、一年目から年間200本安打を記録しその後十年間継続するという大記録を打ちたてた。
 その間に年間最多記録を破り数あるイチローの記録に花を添えている。
 
 イチローがメジャーに挑戦した三年後の2003年に松井秀樹がニューヨーク・ヤンキースに破格の契約金で入団した。
 振り返れば、この頃が熱狂的メジャーフアンの我がボケ頭にとって最大の至福の時期であったし、心の底から第二のイチローやゴジラに続く若者が続出することを期待したい。
 そういう意味では来年に日本ハムのダルビッシュが果敢にメジャーに是非挑戦し、第二の野茂を目指して欲しいと心から願っている。

 日本プロ草野球協会?も、日本国内マーケットだけを注視するような視野の狭い政策から脱皮して、国際的センスを基準に選手の育成を思考し共に発展することを実践する時期に来ていると我がボケ頭は主張したい。
 例えば高卒選手も大卒も社会人出身者も全てプロ契約をした者は、一軍、二軍を問わず5年間在籍した者にはメジャーリーグに自由に挑戦するチャンスを与えて欲しい。
 
 要するにドラフト指名であろうと任意契約であろうと最高五年を契約期限に変更し、選手に更なる自由を与えることである。
 現状の契約では高卒では25歳、大卒では29歳、社会人でもまともに契約すれば二十五歳を過ぎてしまう。
 このような現状を打開しなければ野球界は衰退するだけである。

   2011年10月5日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年9月30日金曜日

「政党交付金を向こう五年間ストップして、東日本災害普及に充当せよ!」

「時事雑感・草莽危言」2011-09-09

  政党交付金の年間支給額は約320億円、5年間で1600億円である。
  大体この政党交付金なる資金は、政党助成法なる法律に基いて各党に支給されているが、政党助成法では各政党は企業や労働組合や各種団体から政治献金を受領しないと言う前提で政党交付金を支給すると規定している。
  この交付金は言うまでも無く国民の血税であるにも拘わらず、共産党を除く全党は臆面も無く国民の血税を平気で搾取している。

  今や野田政権も大マスコミも政府のお先棒を担いで東日本災害を喧伝し、復興税を新設して国民から更なる血税を搾取しようとしている。
  災害地に対する日本国民の同情、感情を逆利用して国民から血税を搾取するのは本当に卑劣な手法である。
  これは野田首相が先にあほ菅政権時代に財務副大臣を務め、その間に完全に財務官僚から取り込まれた証拠である。

  政治屋も官僚も己達の収入を減額することには全く手を付けず、手名達は従来どおりぬくぬく高給を取りながら、必要な金は直ぐに国民から搾取することを考えるこの思考こそ絶対に許せないのだ。
  この四日間、衆参臨時国会の予算委員会を暇に任せて見たが、鳩山、あほ菅と二代続いた混乱政権の後だけに、野田政権誕生を幾ばくかの期待をして見てきた。

  しかしこの四日間の野田の回答を聞くにつれて、こいつも前二代のあほ総理、鳩山、菅と大差ないことを痛感したことである。
  先ず閣僚の顔ぶれである。
9月2日に発足して僅か一週間で産経大臣は失言が原因で首切られた。
次には死刑執行に反対表明している平岡法務大臣が死刑囚の首を切る前に己の首を切られるだろう。
次は消費者庁担当でありながら己はマルチ業者から多額の寄付を受領している山岡国家公安委員長、いわば三十万警察官の親分である。
とに角、野田は就任当初から総理の地位を守ることに汲々としていることが答弁に如実に表れている。

  2011年9月29日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「小沢元代表の子分三人に有罪判決で、またもや小沢問題を取り上げる野党自民、公明の情けなさ」

「時事雑感・草莽危言」2011-09-08

  小沢問題を国会で取り上げることは、あほ菅前政権の終焉で一時的に休止し、東日本大災害、ヨーロッパと米国の経済危機の影響で沈没寸前の日本の経済危機等の対応に専念すべきなのに、また小沢問題を取り上げている。
  小沢を追及し政界から小沢を追放したらこの国を危急存亡状態から救済できるとでも妄想しているのかと、言いたい。

  いつも我がボケ頭が論じているように、我がボケ頭は小沢に対しては公平に対応しているつもりである。
  タイタニック号の沈没ではないが、今、正に日本丸は沈没の危機に曝されている時に、幹部乗組員の一人が航海を邪魔する行為を働いた可能性があるからと言って船長以下乗組員が操船を無視して幹部乗組員を追放しているような情況である。

  現状の日本国は政治屋、官僚はもとより国民全体が国家存亡の危機に曝されていることを自覚し、国家の危機に立ち向かうべきではないのか。
  予算委員会で野党代表として質問に立った自民党の石原幹事長、石破政調会長の自民党を代表する二人の質問姿勢には、日本国が沈没の瀬戸際にある危機感が全く感じられなかった。

  今回の小沢子分の判決に本当に喜んでいるのは、先のあほ菅政権時代にあほ菅と足並みを揃えて小沢失脚を目論んだ大マスコミの連中である。
  検察は不起訴にした小沢問題を検察審査会が起訴した時に、小沢の政治勢力は弱体化し、小沢の政界に於ける存在価値は喪失したと盛んに喧伝した。
  先の民主党代表戦で党員資格停止中の小沢が実質的に政治力を発揮したので、大マスコミは大いに恥を掻かされたわけである。

  今回の小沢子分に対する判決が十月にも開かれる小沢本人の裁判に大きく影響するであろうと、大マスコミは盛んに書きたてているが、元検事の郷原弁護士の見解では影響は微細である、と断言している。
  大阪地検特捜部の不祥事件こそ大マスコミは積極的に批判報道すべきだ。

    2011年9月27日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「ワールドラグビー・ニュージランド大会・日本・最小国トンガ王国に惨敗」

「時事雑感」2011-09-07

  日本は大会参各国二十ティーム中、最小人口国のトンガ王国に30対18
 で惨敗した。
  日本国の人口は1億2千600万人で、トンガ王国は10万人である。
  何と千分の一の最小国にギブアップしたわけである。
  日本の先発メンバー15人中5人が所謂外国人助っ人である。
  報道によると登録メンバー30人中9人が外国籍又は日本国籍を取得した外国人から構成されているそうである。

  監督がこれまた元オールブラックスのスター選手のカーワンである。
  イタリアを初め数カ国の監督を務めティーム再建、強化の実績を残しているらしいが、今回の対トンガ戦の敗戦から見れば日本ティームの強化に成功したとは言えない。
  カーワン監督に日本ラグビー協会は契約金を如何程支払ったか知らないが、どうせ最小国に負けるのであれば日本人選手単独の日本人監督で戦えば良かったのではないかと、思いたくなるのは我がボケ頭だけではあるまい。

  そのような思いでインターネットを検索していたら、作家の神谷光男なる人物が同じような意見を述べていた。
  曰く「日本ラグビー協会は、今回のトンガ敗戦を教訓にして次の日本代表ティームは中途半端な混成ティームを止めて、日本人による日本人の為のティーム作りに真剣に取り組むべし!」とラグビー協会のあほ幹部どもを恫喝しているが我がボケ頭も全く同感である。

  ワールドラグビー協会の規定では、当該国で5年以上プレーすればその国の代表として参加できる制度が、今回の日本代表ティーム構成を後押ししたのだろうが、その内全員が外国籍選手で戦うこともあり得るわけだ。
  ワールドサッカー協会は国籍制度が基本なのでラグビーのような代表選手の構成は無いようだけど、それでも日本代表に選ばれる為に母国を捨てて日本国籍を取得する選手がいるのも事実らしい。
  それは兎も角、日本代表監督位はそろそろ自前の日本人で戦うことを日本サッカー協会に求めたい。

    2011年9月23日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年9月27日火曜日

「政府の月例経済報告と日銀短観の矛盾が長期不況の元凶ではないのか?」

「時事雑感・草莽危言」2011-09-06

  政府が長期に亘る不況からの脱出に向けて努力目標を掲げていることは当然であるが、あほ菅の無策のために全く景気回復の目が見えて来ないのが野田政権の置かれた現状である。
  景気回復には先ずデフレスパイラルからの脱却が最重要課題であることは我がボケ頭でも理解しているのに、日銀の重要政策の一つは物価の長期的安定を掲げてインフレ傾向に陥ることを極端に避けているのだから、不況脱出の切掛けは掴めないし政府の景気対策と明らかに反目である。

  本来ならば景気対策を政府と日銀が車の両輪として推進しなければならないのに、現状は両輪がお互いに反対方向に動こうとしているのだから効果が上がるどころか停滞するのは当然である。
  政権を担った経験の無い民主党の責任は勿論重大であるが、日銀総裁の任期が五年の長きに亘るのと一旦任命された以上は多少失政しても本人から辞任の意思を表明しない限り、辞めさせられない制度にも問題がある。
  
  直近の政府月例報告によると、東日本大震災と福島原子力発電事故の復旧工事が近々本格的に動きだすので景気回復に大きく寄与するはずだと担当大臣が発言していたが、然らば二万人の死者、不明者の犠牲と多くの被災者を出した大災害が発生していなければ、不景気は永久に継続したことになるというのか、はなはだ不謹慎な説明である。
  被災者に対する救済、補償等を放置しておきながら担当大臣はよくもこのような非人道的な発言をするものだと呆れている。

  我がボケ頭が身近に景気回復を感じるとすれば、己のゴミ企業が関係している次のような経済現象が活発化した時だろう。
1) 携帯電話がバンバン売れ出した時。
2) 倉庫の預かり荷物が殺到した時。
3) 運送荷物がどんどん殺到して運賃が上昇した時。
4) 不動産売買が活発になり、家賃が上昇に転じた時。
5) 金融機関が余剰資金を積極的に貸し出す時。
等々いろいろな右肩あがりの現象を実感しなければ、景気とは無縁である。

  2011年9月21日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年9月13日火曜日

「野田政権は中国の驚異的軍拡、横柄傲慢な対日政策に如何に対処するのか?」

「時事雑感・草莽危言」2011-09-05

   我がボケ頭に言わすれば、中国のコキントウ主席政権は文民統制の殻を被った実態は軍人が支配する軍事政権である。
   彼ら中国首脳部は、機会ある毎に中国の政治体制は共産党一党支配の文民政治であることを強調するが、最早文民統制は機能せず軍人、軍隊主導の軍事大国に変貌している。
最早、コキントウ主席や温家宝首相の命令が行き届かず、中国人民解放軍出身の国防相や中国軍総参謀長が実権を把握しているのは事実である。
   それらを証明する幾つかの事象を挙げてみたい。
   数ヶ月前に当時のゲーツ米国国防長官が中国政府の招待で訪中した時に、中国軍は明らかに作為的に新しく開発したステレス戦闘機の試験飛行を実施して、米国に中国の戦闘機能力アップをアッピールした。

   先日、バイデン米国副大統領が訪中した時に米中友好の行事の一環として、米国学生バスケットティームと中国軍選抜ティームが対戦した時に、中国側の選手達が米国選手に言いがかりをつけて激しい暴力行為を行い、多数の米国選手を多数怪我させたことが報道されていた。
   米国の対応次第では大変な事態に発展しても可笑しくない事件であるが、バイデンの大人の対応で事なきを得たらしい。
  この事件に対は米国の対中国政策強硬派にしては耐え難い屈辱であり、今
 後に火種を残したのは間違いない。

  中国軍は世界一強国の米国に対してすらこのような横柄な姿勢を崩さないのだから、尖閣列島問題など中国からすれば子供の火遊び程度の感覚だろう。
  報道によると野田政権誕生以来、過去にも増して尖閣列島付近へ中国政府の漁業監視船が増え、度々日本国の領海に侵入を繰り返して日本の巡視船をあざ笑う行動を繰り返している。
  外交評論家の説明によると、中国の漁業監視船は名ばかりで実態は軍艦をシロペンキで塗っているだけで実際は戦艦である。
  このように中国は臨戦態勢で対応しているのだから、日本も最新鋭イージス艦くらい配備して国家としての断固たる姿勢を示したらどうだ!野田!

    2011年9月8日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「台風12号の被害報道のあり方と東日本大震災現状の報道姿勢」

「時事雑感・草莽危言」2011-09-04

  被災者数や被害の大きさだけで両方の報道内容を比較するわけではないが、今回台風12号が発生したのでマスコミは一斉に被害の中心である和歌山、奈良、三重三県の被害報道に集中した。
  確かに台風の被害としては大きいらしいけど、現在判明している人的被害者は死者50人、不明者55人である。
  
  一方、東日本災害の死者数は1万6千人、不明者数4千人で合計2万人だ。
   家屋の崩壊等の被害者は約50万人といわれている。
   更に福島第一原発事故による20キロ以内の避難対象者は約8万人といわれ、農業、漁業等の風評被害は想像を絶する規模に膨らんでいる。
   我がボケ頭は、12号台風被害者は東日本災害に比べたら被害が少ないから被災者は我慢しなさいなどと非人道的なことを言っているのではない。
   
   被害者の立場に立てば、被害規模は問題ではなく、両被害者が非常に困難な情況に曝されている現実は全く同じである。
   我がボケ頭が言わんとしているのは、マスコミは常に新しいニュースに飛びつき、半年前に日本全国は勿論、世界に発信された日本の命運すら危うくしかねないと報道された津波、原発災害が必要以上に薄められているのではないかと言うマスコミの報道姿勢を問うているのだ。

   それらのマスコミ報道に便乗して、発足早々の野田政権が前任のあほ菅政権の無策で大幅に遅れた災害復興策を更に遅らせることの懸念である。
   テレビや新聞の報道姿勢は明らかに場渡り的にならざるを得ないのは、基本姿勢が全て視聴率に重点を置いているからいたし方ない側面は存在するだろうが、そのことが政治的失政まで覆い隠すことになっているとすれば国民としては許しがたい行動である。

   政権が交代しても相変わらず政府の無策に振り回されている我がボケ頭等の中小企業は、被害者数から見れば東日本災害や台風被害より更に大きな犠牲を強いられていることを、野田も真剣に取り組まなければ政権の首をあほ菅から挿げ替えただけで終わる。
      
2011年9月7日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年9月6日火曜日

「野田政権は果たして如何なる“中小企業支援策”を実践するのか?」

「時事雑感・草莽危言」2010-09-03

  野田政権の支持率は60%以上のかなり高い点数からのスタートであるが、現時点では未だ政権としての政策を踏み出した訳ではないので、国民の評価の対象は野田の代表就任演説と、幹事長に輿石を指名して党内融和の意思表示をしたのと、大臣に二人の小沢子分を任命して融和策を実行した点だろう。

  長年に亘る自民党単独政権と、その後の十年に及ぶ自公政権の我が儘政治に、国民はほとほと嫌気がさしていた時に行われたのが二年前の衆議院選挙であり、そのタイミングに実行不可能なマニフェストを振りかざして国民を騙し民主党は圧倒的に勝利した。

  今や自公他野党はこの大嘘マニフェストの撤回、大幅修正をして改めて国民に信を問うことを主張しているが、政治の常道から言えば当然である。
  野田は東日本大災害や原子力問題処理を抱えた現下の状況下では選挙は困難であると弁明しているが、全ては今後の政権運営次第であろう。
  
  我がボケ頭が思考していた党内人事にからんで、仙谷元官房長官を来年秋の代表戦まで眠らせておけるかとの問題意識に対して、野田は前原の提案に如何にもあっさり同意して仙谷を政調会長代行に就任させた。
  全ての法案を前原と仙谷の二人でチェックする体制の形成である。

  輿石幹事長の権限をコントロールする意向が見え見えであり、あまり小沢グループに窮屈な思いをさせると、小沢の反発は免れないと思う。
  それでなくてもマスコミや評論家の間では、今回の党三役、閣僚人事は能力主義ではなく代表戦の論功行賞人事と主張している連中が大多数である。

  野田は就任早々から経団連会長や労働組合会長等を次々に訪問し、先にあほ菅が躓かせた主要団体の親分達との関係を修復する為に、どちらが総理大臣か分からぬほど深々と頭を下げて回っているが、この低姿勢も失政が続けば効果が無くなるのは当然である。
要するに低姿勢効果も政策の実行次第だから、東日本対策に次いでとに角中小企業を元気付ける驚異的な政策を打ち出すことを要求する。

 2011年9月5日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「野田新内閣閣僚名簿の“品定め”、雑感」

「時事雑感・草莽危言」2011-09-02

  閣僚名簿を見ての第一印象は、先のあほ菅政権で主要ポストに就いていた玄葉と安住が各々新内閣で外相、財務相という重要大臣に任命されたことであり、あほ菅の悪夢を引きずっている感じを受ける。
  更に女閣僚を無理して参画させる為に大概見飽きた蓮ボウを付け足したことでこれまたあほ菅を思い起こさせる。

  先日、党三役人事で小沢に近い輿石参議員会長を幹事長に任命したので、本気で小沢グループとの垣根を取り払うのであれば、更に小沢組の頭である山岡元国会対策委員長を大臣に就かせる位の配慮をすべきである、と書いたら本当に国家公安委員長に就任させた。
  
更に防衛大臣に小沢の子分を任命したので、小沢組は図らずも日本の“暴力装置”(仙谷表現)である自衛隊と日本最大の武力集団である“桜の大紋”組の両方を支配下に治めたことになる。
自衛隊が約二十万、警察官関連が約三十万で計五十万の武装集団が小沢の配下にあり、これで小沢関連裁判は無罪確定である。(日本は民主主義だからそんなに上手く遣れないところが小沢の泣き所だけど)

野田新政権の組閣人事を見て感じたことは、野田が就任挨拶で話したこと、曰く、「もういい加減で党内紛争は止めましょう」と言った最低の意思表示を野田なりに貫いたと云えると思う。
あほ菅政権では小沢派は完全に冷や飯を食わされたわけだから、今回の輿石と山岡の抜擢で、小沢も子分共も当分は野田新首相の政権対応を静観するしかなかろうから当面野田は安泰だろうと思う。

ただ仙谷を表向き完全に干し上げたとすれば、このまま眠らせておけるかどうかが野田の政権運営の問題点かも知れない。
国会議員に限らず人間は如何なる社会、集団でも勝ち馬に乗りたがる本能を持っているので、もしかしたら仙谷は今頃極めて寂しい思いをしているかも知れないし、反面、あわよくば如何にして巻き返しを図るか無駄な作戦に現を抜かしているかも知れない。

 2011年9月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「海上自衛隊軍艦が領土問題の天敵ロシア海軍軍艦と共同演習?」

「時事雑感・草莽危言」2011-09-01

  我がボケ頭は日経、読売、産経の三紙を読んでいるが、日経だけが九月一日朝刊一面に次のような見出しで記事を掲載していた。
  曰く「ロシア、日米と連続演習 日本海とグァム 上旬から個別に。
    中国の軍拡けん制 」
  ロシア太平洋艦隊が九月上旬から日本、米国と連続して合同演習をする。
  
  我がボケ頭の対ロシア感覚では、我が国固有の北方領土を勝手に取り上げ、
 大統領以下首脳部が積極的に訪問して、ロシア領土であることを主張し、度重なる日本国の抗議に対しても馬耳東風、全く無視している。
我が国のあほ菅政権の外交能力の欠如に付け込み日本国を虚仮にしてきた奴らと、例え中国に対する牽制策といえども軍事協力をするなどということは、警察が頼りないから強盗と手を組むようなものだ。

  ロシアが北方領土問題を真剣に話し合うから、共通の脅威大国である中国軍を牽制する為に共同軍事演習を付き合うのなら多少は理解できるが、ロシアは今までの我が国に対する傲慢政策を返り見れば、我が国にとって“害あって益無し”と言うことは歴然としているではないか。
  このような我が国の国益を明らかに害するか異常な海上自衛隊の行動を許可した防衛大臣、首相は明らかに国賊である。

  中国と3000キロに亘り国境を接しているロシアは、最近の中国軍の急激な軍事力増強に対して強い懸念を持っているのは間違いない。
  十五億の人口を有する中国は領土の拡大は絶対に避けて通れない道である。
  それには人口希薄で開発が遅れているシベリアは喉から手が出るほど手に入れたいのは歴史の必然である。

  その観点から見れば、我がボケ頭の嫌いな北朝鮮金親分の外交政策、つまり大国中国とロシアを天秤に掛けてコントロールする手腕はお見事と言わざるを得ないし、野田新首相も参考にして外交交渉に挑んだらどうか。
  ロシアの親分との会談の為にロシアの鉄道ダイヤを混乱させ、帰りにはご丁寧に中国経由でロシアとの会談の成果をアッピールしたわけだ。

    2011年9月1日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年8月23日火曜日

「朝日以下大マスコミは小沢一郎の復権に土下座せよ!」

「時事雑感・草莽危言」2011-08-06

 小沢が検察審査会で理不尽に送検され、民主党執行部による明らかに嫌がらせの党員活動停止という罰則を受けたころ、朝日新聞他のマスコミはこの時とばかりに“小沢叩き”を煽りまくった。
 曰く「遂に小沢の政治生命終焉」とか「小沢復権は不可」とかあらゆる表現を使って小沢を政界から引きずり下ろそうと躍起になった。

 ところが今、民主党はポスト菅選びに狂奔しているが、ガラクタ候補どもを恫喝し、其の動向が党首選を左右されるだけの力を小沢が回復しているのも事実であり、朝日他マスコミはこの現実をどのように弁解するのか。
 次の総理大臣を選ぶ政治力を把握している現実を復権と言わずして何と表現するのか、朝日他のマスコミは正式に国民にお詫びするか釈明しろ!

 我がぼけ頭はいつも説明しているように、決して小沢支持者でもなければ民主党のサポーターでもないが、我が国の大手マスコミはその影響力を駆使して国民をミスリードしてきたことに対して、全く反省なり謙虚な姿勢が皆無であることを強く指摘したいのだ。
 今回の民主党代表戦のキャスティングボードを小沢が握っている現実を、まさか大手マスコミは否定するほど狂ってはいまい。

 遂にあほ菅が直近の閣議で、閣僚に対して正式に今月末の国会終了時点で菅政権を幕引きすることを明言した。
 次々にあらゆる局面を利用しながら延命策に汲々としていたころの顔つきと、
退陣の腹を固めた後の人相が全く別人の観(菅)ありで、人間の顔はやはり正直に己の気持ちを表すものだとあほ菅の面構えの変化で思い知らされた。

 いま候補に挙がっている誰が選ばれても党首の器は満たしても、とてもじゃないが一億二千六百万人を牽引し、日本国の国益の為に命を投げ出す気概のある奴はだれ一人居ないことをこのぼけ頭が断言する。
 我が祖国日本の行く末に対して我がボケ頭はしかるべき指針を持っているわけではないが、後継者候補に宰相候補者は皆無であることは明言できる。
 本当に一人の国民として寂しいし情けない限りである。

    2011年8月20日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「民主党!政権のたらい回しはやめろ!」

「時事雑感・草莽危言」2011-08-05

 民主党が長い野党時代に終始主張して来たのが、自民党単独又は自公政権に対する政権たらい回しに対する批判である。
 五年近い小泉政権は別にして、其の前後の自民、自公政権は大体一年前後で首相が変わる全て短命内閣だった。
 森、安べ、福田、麻生政権は全て一年程度の政権だった。
 それらの短命政権を“たらい回し”と強く非難したのがあほ菅民主党である。

 それなのに、民主党が初めて政権の座に就き、初代鳩山と二代目あほ菅二人が二年足らずで三人目に交代することが決定している。
 三人目に誰が選ばれるか知らないが、来年九月にはまた代表選挙が行われるので予測ではここで四人目の首相誕生ということになる。
 あくまで今後二年間の民主党政権下で解散が行われないとの前提ではあるが、
四年間の民主党政権下で四人の首相が交代する所謂たらい回しである。

 野党時代に自民、自公政権を非難した“たらい回し”を抜け抜けと実践しているようでは、政権交代の意味はない。
 選挙で人気を得る為に掲げたマニフェストを、あほ菅を政権の座から引きずり下ろす為に、民主党岡田幹事長は自公の主張を全面的に受け入れ、根幹から修正して先の衆議院選挙で国民と約束したことを簡単に破り、結果的には有権者を騙したことになる。

 思いつきだけで政策を打ち上げ、ころころ主張を変更して国民を騙したあほ菅政権は、遂に延命策に行き詰まり政権から引きずり下ろされることになったが、ネキストバッターボックスに控えている野田財務相は目先の政局を誤魔化す為に自公との大連立政権をぶち上げているが、これまた実現不可能な戯言以外の何物でもない。
自民党は民主党の不人気を利用して、一日も早く解散させ政権を奪取するのが基本政策である。
 二年前の衆議院選挙で落選した200人の浪人が、自民党では実質最大派閥であるのが現実で、山崎拓は差し詰め浪人親分である。

    2011年8月16日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「あほ菅、辞任表明するも後継者の玉不足を露呈」

「時事雑感・草莽危言」2011-08-04

 産経新聞よるとポスト菅候補は現閣僚の野田、鹿野、海江田の三閣僚に、前原、馬渕、小沢(鋭)の前三閣僚と樽床元国対委員長の七人だ。
 西岡参議院議長曰く「内閣は一体で責任を負うから、菅政権の閣僚は共同正犯だ」との見解からすれば野田、鹿野、海江田はアウトだ。
 我がボケ頭も西岡氏の考え方に賛成である。

 野田は財務大臣としてあほ菅政権の屋台骨を支えた主力閣僚であり、西岡が言うところの閣僚としての責任論から言えば後継立候補すること自体が不条理。
 それに責任論を無視して立てば、仙谷の傀儡政権にならざるを得ないから又反小沢対親小沢の現体制と何も変わらない混乱が継続するだろう。
 
海江田に至っては予算委員会で返答に窮して涙は流すは、あほ菅に抵抗して直ちに辞任すると言いながらずるずる居座り結局あほ菅に先を越される始末。
 己が首相たる器で無い事くらい自覚しておれば、立候補など問題外である。
 前原は外国人から政治献金を受けていた事件から開放されたとは言いがたく、いうなれば執行猶予中であり今回は立つべきではない。

 馬渕や小沢(鋭)、鹿野の三人は国会議員二十人の推薦人を集められるのか疑問だとすれば、七人の候補者は全滅という見方もあり得る。
 このような人材不足を見越して、あほ菅が手を変え品を変え延命策に執念を燃やした一因でもある。
 上記の顔ぶれを見ていると全員、帯に短したすきに流しでどう見ても五十歩百歩なので、いっそのことがらがらポンで決めたらどうかと思うが如何?

 民主党代表者選びが即、日本国の最高指揮官を選ぶ構図なので幾らなんでもがらがらポンで決め手は権威?に関わるという奴がいるだろうが、これらの顔ぶれの奴らに権威など求めても仕方のないことぐらい賢明な国民は先刻承知しているのではないか。
 我がボケ頭は決して小沢支持者ではないが、少なくとも上記七人のボケナスどもに比べたら、権威ではなく貫禄の違いは歴然としているのではないか?
 我がボケ頭も小沢に権威?を求める程ぼけてはいない積もりである。  

   2011年8月12日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年8月12日金曜日

「いよいよあほ菅退陣の腹を固めたか?」

「時事雑感・草莽危言」2011-08-03

 今朝のメジャー新聞は一斉に“あほ菅の退陣条件完了”で八月末までに退陣するだろうと掲載している。
 六月の民主党代議士会で野党から出される不信任案をクリアーする為に言った「一定の条件が整い次第総理を辞する」と広言してから早二ヶ月が過ぎた。
 我がボケ頭はここ数日のあほ菅の顔つきや衆議院決算委員会でのやり取りを見ていて、やっと総理退陣の腹を固めたのかなと何となく感じられた。

 辞めて行く総理が退陣条件を提示して、言うならば執行部と条件闘争を行うこと自体が、かっての自民、自公政権では考えられない手法であるが、これも民主党が初めて政権与党の地位についた迷いであろう。
 あほ菅は乗組員の少ない魚雷艇の艇長ならば務まっただろうが、大型空母の艦長の能力を備えているとはどうしても考えられない。

 あほ菅の昔の兄貴分である楢崎矢野助氏があほ菅の体たらくに対して我慢ならず、91歳の老齢を省みず上京し、直接あほ菅に即刻退陣するように面会を求めてきているのに過密日程を理由に逃げたそうだ。
 
過密スケジュールを理由に面会を拒否したそうだが、一晩で赤坂、銀座等の割烹や高給ホテルの洋食、中華料理の三軒も食い歩く暇があるのに、わざわざ老齢を省みず上京した楢崎氏を無視するとは、人間としても屑だと公明党の東議員が決め付けていたが、我がボケ頭も全く同感である。

あほ菅が民主党の岡田に突きつけた参条件は、一)特例公債法案の早期成立。 二)第二次補正予算。 三)再生エネルギー特別措置法案。である。
一、 二は三党で合意し衆議院通過も間違いないし三)も三党で合意する見通しで与野党協議はおおきな山を越えた。
 
 あとはあほ菅が素直に退陣するかであるが、今回自公の言い分を丸呑みしてまで参条件を整えた岡田幹事長が記者の質問「これで菅さんはきっちり退陣しますか?」に対して「きっぱり辞めます」と答え、従来のように「辞めると思います」ではなったのが岡田の決意のあらわれかな?

  2011年8月10日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「米国国債格下げの世界的影響」

「時事雑感・草莽危言」2011-08-02

 昨日、米国の格付け会社の一つスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債を従来のAAAから1ランク格下げしてAA+に変更した。
 同じ格付け会社のムーディーズとフィッチがAAAのまま据え置いているので、オバマ政権は早速S&Pに抗議しているが無視されている。
 格下げの結果世界の株式市場は大幅に下落し、東京マーケットも例外ではないし、円高ドル安を是正する為に財務省が介入した効果もすっとんだ。
 
 財務省は五兆円以上の税金を投入して為替差損を出しているのに、日本の単独に対して米国初め欧州諸国からは強い批判を受けている。
 その原因はあほ菅が異常な延命策を乱発して国際関係に真剣に取り組む姿勢が打ち出せないことが大きな原因である。
 中国の米国債保有高は今年の五月末現在で1兆1600億ドル(1ドル80円換算で約93兆円)、日本は9080億ドル(73兆円)を保有している。

 中国は保有債権の損失を免れる為に、米国債の格下げを早急に修正させるように要請すると共に保有債権の売却をして米国の金融政策を牽制している。
 それに引き換え、日本国は米国の意向を尊重して大きく信用失墜している米国債を損失覚悟でただ保有し続けている。
 米国債の発行残高は14兆ドル(約1100兆円)だから、また米国がリーマンショックのような経済状況に陥れば、世界経済は破綻してしまう危険を大いに孕んでおり正に一寸先は闇である。

 このような国際的金融混乱までも口実にして、あほ菅は己の延命策に利用しようとすることは間違いない。
 日本国が沈没する危険すら無視してあほ菅は延命を画策している本当の売国奴なのに、民主党も自公も奴を引きずり下ろす本気度が全く感じられない。
 国内政治は混乱の極みであるが、我がボケ頭は株式市場を含めた金融情況が大混乱を生じるのではないかと予測している。
石原東京都知事があるテレビ番組で「この国は先の戦争後66年目に今一度敗戦を経験しなければ国家の存続は困難である。」と主張していた。
更に石原は超最新式の装備で自衛する以外にこの国は存続不可とも。

   2011年8月7日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年8月8日月曜日

「土壇場で凌いだアメリカ国債の破綻」

「時事雑感・草莽危言」2011-08-01

 日本と中国は、アメリカ国債を各々約60兆円ずつ突出して保有しているが、そのアメリカ国債がデフォルト(債務不履行)寸前まで追い込まれ、決済期日前日にやっと米国下院の同意を得て履行されるというお粗末さを世界に晒した。
 オバマ大統領は何故このような緊急事態に追い込まれたのか、我がボケ頭には不可解なのであるが、報道によるとこれらの国益を無視した野党共和党一部議員の行動は全て来年11月の大統領選挙がらみらしい。

 米国の議席内訳は上院、定数100議席、内)民主党51議席、共和党47議席で、わずか与党民主党が上回っているが、下院、定数435、内)民主党193議席、共和党は
240議席で過半数は218である。
 故にオバマ大統領は民主党及び他の野党議員25名以上をオバマ支持に懐柔して賛成に回らせたことになる。
 何が起こるか分からないのが国際情勢であり、アメリカ国債がもしもデフォルトしていたら日中は肩を並べて米国に貸し倒れが60兆円発生したことになる。

 終戦後66年に亘り米国の傘の下で発展してきた日本はともかく、中国の場合は軍事、外交、貿易等非常に多岐にわたる影響を及ぼしかねず一挙に米中の間に緊張関係が生じることは間違いない。
 それにも拘わらず決済期日ぎりぎりまで低空飛行したオバマの舵取りは、いずれにしても来年11月の大統領選挙における国民の信用を大きく落としたことは否めない。

 米国債の不安問題も絡んで円高ドル安がかなり進行したので、日本のあほ財務省も無視できずにやっと為替に介入したが遅きに失したことは明白で大した効果は出ないだろう。
 己の政治的利益の為に国益に反する政治行動をする輩はアメリアにも存在している事実を知ったら、それこそ日本国国益を大きく損なってまで政権の座に留まり、延命策に汲々としているあほ菅は、外交関係でも大きな損失を与えていることを全く自覚していない。

 九月に予定されている日米首脳会談もあほ菅の首がはっきりしないので事務方も準備の仕様がなく、米国の不信感を煽るばかりである。
 多くの懸案事項を抱えている韓国関係でも大統領との会談日程が決まらず、すべての外交関係に大きなマイナス要因を落としているあほ菅は大国賊である。

    2011年8月5日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

2011年7月27日水曜日

「中国の新幹線事故で本当は笑いが止まらないJRグループ他日本メイカー」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-08

  中国が政府の威信を賭けて推進している所謂中国版“新幹線”高速鉄道で、大変初歩的ミスが原因の大事故を起こした。
  事故発生のつい数日前に、中国新幹線の技術担当最高幹部がマスコミに向かって、「中国の新幹線は中国独自の技術力で開発したもので今から世界に向かって特許を申請する」と吹聴していたテレビ画面を思い起こした。
  事故車両は、大半が日立グループ他日本の車両メイカーやフランス製部品の盗作集合体にも拘わらず、あくまで中国独自の製品と虚偽の宣伝を強調して、今後世界に向かって販売を目指していただけに中国政府の面子は丸つぶれだ。
 それは事故数日で中国高速鉄道最高幹部の首を切った事実が物語っている。
 更に事故処理で事故車両を数両事故現場周辺に埋蔵した事実が報道され、中国政府が事故証拠の隠蔽を図っていると、更なる疑惑が生じている。

 中国の高速鉄道工事については新設当時から諸々の問題点が指摘され、その最たるものは共産党幹部や官僚どもの多くの汚職事件である。
 この大工事は、先に安否が報道された江沢民前主席と現政権との勢力争いの道具に利用されたとも報道している。
 事故の責任問題の追及次第では、中国共産党指導部の新体制にすら影響を及ぼしかねないとマスコミは解説している。

 日本で同じような事故を新幹線が起こしたら、即刻事故調査委員会が現地に調査委員を派遣し、事故原因の解明に陣頭指揮するので、中国関係者が今回の事故処理方法として、事故車両数台を破砕し現場近くに埋めたという報道は、我々の感覚では想像できない驚くべき手段である。
 今回の事故では未だ正確な死者数も負傷者も発表されておらず、鉄道関係者の報道として約200名の死傷者と、その内50人程度の死亡者を発表しているが全く信頼性のない内容である。
とに角中国政府はこの事故報道の一日でも早い沈静化に躍起になっており、地中深く埋めた車両共々、口封じも兼ねて死者も負傷者も一緒に埋葬?したのではないかとさえ想像したくなる。
15億人を抱える中国政府にとっては200人の命など問題外なのだろう。

 2011年7月26日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年7月26日火曜日

「相次ぐ警察官の不祥事件と大阪府警が二万人の警察官に配布した“不適正な取調べはいたしません”との誓約書」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-07

  日本の自衛隊を日本最大の“暴力装置”集団と決めつけたのは仙谷前官房長官であるが、実質的な日本最大の“暴力集団”は警察庁傘下の警察官集団ではないか、と言うのが我がボケ頭の見解である。
  桜の代紋を背景に約30万人の組員?を要する大暴力集団である。
  その組織等については過去にも書いたが、今回情報漏えい容疑で現役の警部補が逮捕された警視庁は、約43000人の警察官と2500人の職員を抱える大組織である。
 
  四万人以上の警察官が所属しているから多少の不祥事件の発生は致し方ない、という警視総監以下幹部どもの発想だとしたら本末転倒も甚だしい。
  今回逮捕された現役の警部補が、逮捕前に民放テレビのインタビュウを受けた時のビディオが放映されていたが、しゃべり方といい、横柄さといい全ての面でどんなに贔屓目に見ても、国民、都民の生命と財産の安全を守る人間には見えない。

  この警部補は都内の有名な整形美容外科、病院?の度重なる医療ミス事件を捜査していた責任者であるが、その病院に勤めていた警視庁OBと組んで情報を流した容疑である。
  事件の直接責任者が情報を流せばバレる程度の知能を持ち合わせていない奴が、よくぞ警部まで昇進していることも不思議だが、こんな事件は勿論氷山の一角でしかないことも事実である。

  一方、西の警視庁と言われているのが大阪府警で、警察官約23000人、職員1700人の大世帯であるが、先日傘下の警察官20000人に対して「不適正な取調べは致しません」との誓約書を提出させたそうだ。
  我々一般社会の常識ならば宛先は本部長なのだろうが、警察組織では本部長の任期は二年足らずなので果たして誰宛に提出したか承知していないが、紙切れ一枚で規則が守られると、幹部は本気で考えたのだろうか?
我輩も二年前に本当に下らぬことで東大阪市の枚岡署から呼び出しを受け不愉快な思いを経験したが、奴らの姿勢が紙切れ一枚で是正されるなど到底考えられない茶番である。
    2011年7月22日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「“なでしこジャパン”女子ワールドサッカーを制す」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-06

  一夜にして“なでしこ”という日本語を世界に発信してくれたので、改めて“大和撫子”を辞書で確認したら曰く「か弱いながらもりりしい所が有るという意味で女性に対する最大の褒め言葉」と解説していた。
 このテイーム名、なでしこジャパンの命名の経緯を我がボケ頭は承知していないが、世界一の座に昇りつめた現在、命名者が一番驚いているのではないか?と我がボケ頭は想像する。

 何故なら、スポーツ、特に女子サッカーの世界で強敵アメリカやドイツ等の強豪国を破り優勝する為には「か弱いながらもりりしい」くらいではとてもじゃないが到達出来ないことを世界の、更に日本のサッカーファンは良く承知しているからだ。
 今回のなでしこジャパンの優勝は正に奇跡に近い優勝だと我がボケ頭は理解している。
 
どこかの阿呆な女前大臣が、事業仕分けで「科学の世界では一位出なくて二位では駄目ですか」と抜かして恥をかき大臣の座を追われたが、如何なる世界でも一位と二位、金メダルと銀メダルの差は言葉では表現出来ないほど大きい。
今日19日に彼女たちが凱旋帰国したが、多分、今後数日間か数週間は例によってマスコミに追い掛け回される日々が、彼女たちに更なる疲労と戸惑いをあたえるだろうが、世界制覇の産物と受け止めなければ仕方ないのだろう。
数日前までは、大関魁皇の連続勝利をマスコミがこぞって取り上げ、元千代の富士の記録と並び更に翌日勝利して新記録を達成した時はかなり騒ぎたてたのだが、鬼の魁皇も“なでしこお嬢さん”達の世界的快挙の前には完全に霞んでしまったけど、“大和撫子”達に免じて沈黙せざるを得まい。

我がボケ頭も準決勝のドイツ戦、決勝の米国戦を午前三時から観戦したが、両試合とも国内、国外ともに日本が劣勢で勝利は厳しいだろうとの予想どうり最後のホイッスルがなるまで勝利は難しい戦いだった。
あほ菅が延命策になでしこジャパンを利用しようと考えているようだが、世界一のなでしこに報奨金を与えることには大いに賛成だが、沈み行く内閣総理大臣表彰だけは止めてほしい。

  2011年7月19日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年7月19日火曜日

「大関 魁皇博之の通算勝ち星1046の大記録」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-05

  今、名古屋場所五日目で、大関魁皇が旭天鵬を破り通産1046勝を上げて、元千代の富士(現九重親方)の記録1045勝を抜いて大記録を打ち立てトップに躍り出た。
  魁皇は38歳、23年振りの快挙というから15歳で相撲界に入ったことになり、報道によると元横綱貴乃花(現貴乃花親方)と入門が同期とのこと。
  
 魁皇関が如何に優れた関取であるかは、通算勝ち星一位のみならず数々の記録を残していることからも理解できる。
 先ず優勝回数が五回で横綱を張らずに獲得した賜杯の数は一番のはず。
 幕内通算勝ち星 878勝で一位。
 幕内出場   1439  一位
 幕内在位場所  107  一位
 大関在位     65  一位(元千代大海と並ぶ)
 通算出場   1726  三位(一位は大潮 1891)

  現在は39歳に近づきお頭の方もかなり薄くなってきているが、これは自然現象故避け難いことであるし、二十五歳前後の取り組み写真を見ていたらなかなかのイケメン振りである。
 23年も過酷な力士生活を継続してきたわけだから、身体全体があちこち怪我の勲章で一杯のはずなのに、痛さを顔に出さずに本場所を勤めてきた精神力は、流石に福岡は直方の川筋出身の根性の賜物であろう。

 魁皇の相撲に対する取り組み姿勢の基本は、相撲界では基本中の基本であるすり足、鉄砲、しこだそうである。
 世の中の変化に追随して長い歴史の教えを軽視しがちな流れの中で、正しいことは正しいと言う魁皇関の地味な志向が、今日の大記録をもたらした大きな要因と思う。
現在日本相撲協会は八百長問題や賭博事件に絡んで再建中の名古屋場所だが、取り組み姿勢を見ても運営方法にしても、改善の跡は感じられない。
 今、名古屋場所に魁皇の新記録が絡んでいなかったとしたら、他に話題性など皆無であり、惨憺たる場所で終わったはずである。

   2011年7月15日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「あほ菅に早期辞任を迫る西岡参議院議長の正論」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-04

  西岡参院議長は民主党推薦で議長に選出された民主党員である。
  現在は議長就任で民主党会派を離れているが、実質的には民主党員である。
  それにも拘わらず、再三再四あほ菅に辞任要求しているのは如何にあほ菅政権がこの国を毒し続けているかを真剣に熟慮した結果の行動である。
  この国には私利私欲と己の議席の確保しか眼中に無い“政治屋”ばかりの中で、西岡議長は本当に稀な“政治家”であると我がボケ頭は確信している。

 昨日、西岡議長はこのままあほ菅が延命策に奔走し首相を辞めないのであれば、早急に民主党は衆参両議員総会を開き、民主党には党代表の解任規定はないが、早急に解任の段取りをすすめるようにと主張している。
拒否した場合は、民主党は衆議院にあほ菅政権の不信任案を提出し同時に参議院にあほ菅の問責決議案を提出することを提案している。

読売新聞によると、上記は西岡議長が民主党所属議員にあほ菅首相退陣に向けた行動を呼びかけた論文「国難に直面して、いま、民主党員は何を為すべきか」の中で訴えた内容であると解説している。
西岡議長は論文で、東京電力福島第一原子力発電所事故発生以来の首相の対応について「強い憤りを覚えている」と強調している。

「脱原発」に傾いていると指摘される首相の行動を「擬似市民運動の野望家らしい振る舞い」「場当たり政治家」などと厳しく批判している。
本来ならば民主党の執行部である岡田幹事長以下、仙谷、玄葉、安住等が腰抜けなのであほ菅を引きずり下ろしきれないことに西岡議長の怒りの一部はむけられており奴らにも大きな責任があることは間違いない。

他方では財界の親分、経団連の米倉会長が「原発」政府統一見解についても厳しく批判し記者会見の席で机を叩いてあほ菅の手法に怒りを表した。
形式上は未だあほ菅は日本国の首相であるが、米倉親分から見ればそこいらのチンピラ以下なのだろう。
本来ならば米倉親分の態度は批判されるべきなのだろうが、国民からの支持を失い失政ばかり繰り返すあほ菅には日本全国が見放した背景が存在する。

 2011年7月12日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年7月7日木曜日

「松本 龍震災復興担当大臣のお粗末辞任」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-03

  奴が昨年九月に環境相兼防災担当相に選ばれた時に、果たして大臣職が勤まるのかいな?と危惧を感じていたことが現実になった。
 先ず我がボケ頭は松本龍とは高等学校が同窓で、勿論我がボケ頭が一回り以上先輩だが、我が現住所が松本の選挙区内であるという縁もある。
 奴の実家は松本組という福岡周辺では一流の土建屋である。
 
そのような客観的な関係もあって心の中では応援していたのだが、先月頃からの発言の数々に多少首を傾げたくなる内容のものが散見されるようになった。
現実はあほ菅内閣の閣僚でありながら、先月中旬頃曰く「菅政権は六月末までに退任するだろう」と予算委員会で発言した。
あほ菅が可笑しい人事を行ったのは、そのあほ菅退陣を広言した松本を新設の復興担当相として打診し、これを反目の松本が躊躇無く受けたことである。

その意味では、あほ菅が松本を復興担当相に任命した時点から今回の火種は存在していたことになる。
このころ記者会見で曰く「私は民主党も自民党も公明党も嫌いです。」などと民主党員でありながら、それも民主党の代表であるあほ菅から大臣に指名されているのに、全く意味不明、理解の出来ない発言をしている。
わずか十日前にあほ菅から復興相を打診された時に、過去の発言の経緯もあるし辞退しておれば今回のお粗末な辞任劇も経験せずに済んだはずだ。

それにしても最近特に強く感じているのは、あほ菅を筆頭に大臣職にある連中が己は担当職務に相応しい能力、実力、人間力の器を備えた人物であると自己分析しているのであろうか。
そうだとすれば一人よがりも甚だしい誤解である。
あほ菅は日本国総理大臣の器でないと国民の大多数が判断しているのに、一向にあほ菅は退陣の意向を正式には示さず、今尚延命策に奔走している。

日本国の総理大臣の器でないと国民が断定している奴が大臣を指名したのだから、今回の松本龍のような恥さらしの辞任も当然起きるべくして起きた退任劇と言える。

  2011年7月5日   元始求道会マエルキG 毘沙門寺岡

2011年7月5日火曜日

「銀行の国債保有高急増」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-02

 昨年、2010年末の国債発行残高は919兆円、その内銀行の保有高は今年四月末現在で158兆円の17%、ゆうちょ銀行が286兆円で31%、合わせて48%約半分を保有していることになる。
 保有額を急激に増やしているのが三菱UFG,三井住友FG,みずほFGのいわゆるメガバンクで三メガバンク合わせて100兆円保有している。
 
 日銀の調べでは国内民間銀行の国債保有高は五年前には約100兆円で、更に十年前には80兆円だった。
 銀行の国債保有高が如何に急激に増えているかが如実に表れている。
 政治屋や財務官僚や日銀総裁は、二言目には中小企業に対する金融対策は充分配慮し万全を期していると抜かすが、現実は銀行が抱える余剰資金は全て国債引き受けに使われていることになる。

 前にも同じ内容のことを取り上げたが、日銀が国債を積極的に購入して札束を市中にだぶ付かせる以外にデフレ阻止は出来ない。
 銀行本来の役割である国民から預かった金を企業なり個人の住宅資金として融資することをせず、国債ばかりをただひたすら購入して財務省のご機嫌をとりむすび、存在価値を維持しているだけである。
 日本の銀行は広義の意味では大なり小なり財務省と日銀の付属機関である。

 銀行の国債保有が増えているのは預金の振り向け先が見当たらないため。
 日銀の統計をもとに預金をどれだけ貸出金に回したかを示す預貸率を計算すると、3月末は71%で過去最低だった。
 貸出金残高は425兆円で一年間の減少額は2兆5000億円、地銀一行分に相当し、地銀が一行減ったのと同じ情況である。
 
政府も日銀モデフレ解消策を表面的には喧伝しているが、奴らがやっていることはまるで正反対だし、余剰資金をどんどん金融市場から吸い上げているので、土地を初め物価の上昇に反映されるわけがない。
発展途上国は殆どの国が貧乏と物価高騰というインフレ現象に悩まされており、デフレのインフレ化とインフレのデフレ化はどちらが困難かは自明の理だ。

2011年7月3日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「今日から七月、2011年後半に突入、後半を如何に戦うか?」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-01

 “光陰矢の如し”とは良く言ったものだが、昨今は特にそのことを強く感じている。
 今年を振り返って見ると、公私ともに一つの変化が生じた前半だったと思う。
 一つは我がグループを取り巻く情況に変化が生じたことであり、公的にはやはり三月十一日の東日本大災害と福島原子力発電所事故に関連する事件である。
 大災害の視点から見れば、我がグループの問題など取るに足らないことなので国家的視点から振り返って見たい。

 今でもはっきり覚えているが、三月十一日午後から衆議院予算委員会をテレビで見ていたら午後二時四十分頃いきなり議場が揺れ始めテレビの画面にテロップが出て委員会は中断したことを鮮明に思い出す。
 後ほどNHKの報道で知ったのだが地震発生の正確な時間は14時46分だったそうで、予算委員会では正にあほ菅の在日外国人からの105万円の献金問題が槍玉に挙げられている最中の出来事である。

 先に、前原が同じく在日外国人から二十五万献金を受けたことが発覚し、責任を取って外務大臣を辞めたばかりであり、当然献金額も前原の五倍も受領しているあほ菅も責任が追及され辞任に追い込まれる寸前だったわけである。
 大災害があほ菅の政治的危機を押し流し首が繋がったのである。
 そのことを考えれば、単に延命策に拘らずに本気で国政に専念すべきなのに、大災害対策は放置して相変わらず如何に一日たりとも長く総理の座にしがみつくかということしか考えていない。

 最近の政治的混乱ぶりや、経団連の東京電力に対する対応姿勢等を見ていると、我が日本国に本当の意味の民主主義は不向きではないのかと考えたくなる。
 国家にしろ、大企業にしろ、極道組織にしろ、最高責任者は失敗の責任を命がけで己を律することは組織としてごく当然のことである。
 この極当然の規律があほ菅の念頭には無いし、欠けていることを仲間の民主党員にも国民にも、官僚にも見透かされている。
 我がボケ頭の予想では、あほ菅は再度不信任案を提出されて民主党員の造反多数で成立されない限り総理の座を明け渡さないと思う。

   2011年7月1日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年6月30日木曜日

「民主党衆参両議員総会に見る“あほ菅”の居直りと、出席同僚議員からの“辞めろ”コールに早々退散したと見せかけたあほ菅の謀略」

「時事雑感・草莽危言」2011-06-08

 両議員総会をTBS系テレビが生中継したので見たが、発言者の90%以上が一日も早く総理を辞せ!との意見だった。
 ただ司会者の進行不手際がこの会を更に迫力ない会合にしてしまった。
 何しろ発言者に五人続けて意見を吐かせ、その上で回答をさせるという遣り方をとったので、一番初めに指名を受けた議員の発言内容など回答者の説明の段階では薄れてしまっていたことが、総会を更に駄目にした原因である。
 
 質問者の一人が所謂、参議院自民党の浜田参議員の“一本釣り”問題を取り挙げたがあほ菅は無視して回答すらしなかった。
 あほ菅は総会の冒頭で挨拶し特例公債法案他二つの法案が成立すれば、退任の一つの目処にすると抜かして、また得意の“一定の目処”を連発してあほな民主党議員どもを騙そうとした。
何故、自民党に恥をかかせ、怒らせてまで議会運営を暗礁に乗り上げるようなことをしたのか、我がボケ頭には疑問だらけだったのだが新聞の解説を読んで改めて多少理解できた。
 
衆議院では民主党は絶対多数を握っているが、参議院では十議席以上不足しているので所謂“ねじれ現象”が民主党の横暴を押さえ込んできたわけだ。
 ところが東日本大災害関連法案にかんしては、共産党、社民党が賛成すると賛否は拮抗し、参議院のねじれ現象が修正される可能性が期待できるとあほ菅は亀井に唆されてその気になったらしい。

 実際に水面下で暗躍したのは民主党の石井一、昨年懲役から娑婆に戻って着た一昔前の参議院のボス村上と亀井の三人が大臣ポストをエサに動いたらしい。
 所が亀井の要望である全面的な内閣改造にあほ菅が踏み切る決断ができず、自民党議員を吊り上げる大臣ポストのエサが足りずに亀井の計画は頓挫した。
 総理延命策の為には手段を選ばずとは、正に追い詰められたあほ菅の現実を言うのだろうが、こいつはまだまだ国民を更にあきれ返らせるような大恥をさらすような手を打ってくると思う。
 我が延命の為には、民主党はおろか日本国すら売国するのではないか?

   2011年6月30日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年6月28日火曜日

「遂に居座り勝ちしたあほ菅と引きずり下ろしに失敗した腰砕け幹部ども」

「時事雑感・草莽危言」2011-06-07

 引きずり下ろしを画策し、50日期限(自公との約束7月10日?)であほ菅を辞めさせる約束を自公としておきながら、あほ菅に一喝されて岡田は腰砕けになり、70日に延長しあほ菅の延命に協力して、政界では最も重要視される与野党の約束を破るという恥をさらした。
 あほ菅の首に鈴をつける岡田を支え後押ししたのが、仙谷官房副長官、枝野官房長官、興石参院議員会長、安住国対委員長、玄葉政調会長の五人である。
今日の朝刊によると上記間抜け六人衆が会談し、改めてあほ菅の八月中旬までの退陣を誓い合ったとのことである。
 
これら六人衆も口ではあほ菅退陣を喧伝しながら、各々が党や政府の要職に付いているから、あほ菅を引きずり下ろすことは己の首切りも同時並行して進行するという皮肉な情況に立たされていることが、イマイチ奴らの行動に迫力を削いでいるのもこれまた事実である。
70日延長決定直後は自公に約束不履行した手前、重要法案の成立に参議院側の協力が得られないことを考えて、岡田も仕方なく最悪の場合は三分の二条項を使ってでも衆議院での再可決を目論んだが、社民党に協力を拒否されたり民主党内の会派を16人で集団離脱した小沢の子分連中が反対に回ることが決定的になり、遂に土下座政策に態度を変更せざるを得なくなった。
 その結果自公との話し合いが絶対条件となりあほ菅の八月上旬退陣が今度こそ確実になりそうである。

 それにしても隣の中国は、東日本大震災で甚大な被害を受け四苦八苦している日本国に対して、日本の経済力、国力は、かっての経済大国の面影は全く消えうせもはや三流国家に落ちぶれていると日本をこき下ろしている。
 中国は他国の悲劇を喜び、さらにその国の弱みに付け込み主導権を握ろうとする中国流外交戦略である。
 これらの背景の一つに今、南シナ海で繰り広げられている中国とベトナムの領海争いがからんでおり、更に原子力発電設備の受注を初め最近の日本企業のベトナム進出等に対する日本政府に対する牽制行動でもある。
 最近の中国海軍の琉球諸島横断と言い全く日本政府を無視した行動である。
 これら中国をのさばらせた原因の一つがあほ菅の延命政策である。

   2011年6月27日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「政党の体制を成していない民主党」

「時事雑感・草莽危言」2011-06-06

民主党政権を継続する為に邪魔者に成り下がったあほ菅を一刻も早く首相の座から引き摺り下ろしたい岡田幹事長や仙谷代表代行や玄葉政調会長等民主党幹部とあほ菅とのドタバタ劇を見ていると、こんな私利私欲にまみれた奴どもに日本国を翻弄されているのを見ると、正に国民的悲劇である。
ただ只管私利私欲の為に総理の座にしがみ付いているあほ菅も救いがたい下衆だけど、其のあほ菅を一年前に担ぎ上げた岡田等が今度はあほ菅に愛想をつかして辞めさせようとしているが、あほ菅の執念に負けてお手上げだ。
岡田、仙谷、玄葉が辞表を叩きつければさすがのあほ菅も諦めるかも分からないのに、こいつら三人にはそれだけの度胸も無いし、そのことをあほ菅に見通されているのだから全くお粗末もいい所である。
国政に参画している意識など奴らには皆無だし、政治の混乱の影響で一向に先の見えない不景気に苦労させられている中小企業経営者や失業者は爆発寸前である。
経済不振から沈没寸前のギリシャは、ニュースによると国民が集団行動で政権に攻撃を加えて不満を爆発させているが、我が日本国民は何故こんなに大人しいのか不思議である。

先に野党が出したあほ菅不信任案に欠席した小沢他の民主党議員に三ヶ月の党員資格停止処分を果たしたが、不思議なのは小沢には既に無期限の党員資格停止処分を発表しているのに、三ヶ月の処分を上乗せして誤魔化そうとしている執行部のお粗末さの表れである。
例えば小沢に既に三ヶ月の党員資格停止処分済みなので今回の規則違反に対して更に三ヶ月の停止処分を追加すると言うのならまだ理解できるが、意味のない処分の上乗せである。
あほ菅はもとより岡田他の連中全員で小沢叩きをやっていながら、内輪もめしている現在は小沢バッシングの欠片も出ないのだからお笑いである。
小沢も先の不信任案騒動で子分に大きな迷惑をかけたのだから、その穴埋めと、政治生命最後の行動として存在価値の無い民主党をぶっ壊して“壊し屋”としての有終の美?を飾ると共に、新党を結成して捨石になって子分達の再起の場を作り彼らに恩返しをして仁義を果たせと言いたい。
首相は一億人の中から選ぶシステムに早急に変えねばならない。

  2011年6月21日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年6月24日金曜日

「原子力発電政策に対するあほ菅の迷走」

「時事雑感・草莽危言」2011-06-05

  福島原子力発電所事故の煽りを食って、稼働中の中部電力浜岡原発の休止があほ菅によって要請され停止状態に追い込まれた。
  正に日本の経済や電力業界に対する悪影響を無視した、あほ菅得意の馬鹿げたパフォーマンスである。
  浜岡は静岡県の有名な御前崎に近い海岸線に位置しているが、近辺の最大都市静岡市まで50キロ以上離れており、周囲には人口密集地帯は存在しないし、原子力発電所の立地条件としてそれ程悪い条件では無いと思う。
  あほ菅による浜岡原発の休止要請の最大の理由が、文科省地震調査研究推進本部が提出した“今後30年以内に震度8の東海地震の発生率が87%の高い率である”との予測数字である。
  ある有名な地震学者がテレビ番組で話していたが、曰く「地震の予測など学者の研究で指摘できるほど簡単なものではない。 競馬の予想屋のほうが余程確立が高いですよ。 だから私は地震の研究は継続するけど予想はしません。」と嘯いていた。
  大体文部省傘下の研究本部など責任者はころころ変わって責任の所在ははっきりしないし、そのような無責任組織の予想などを理由にすることこそあほ菅得意の責任転嫁である。
  
我がボケ頭は現在の電力業界のあり方や組織や独占事業という業態には全面的に反対で、大いに改善の余地はあるとの立場であり、決して電力業界のあり方に満足しているものではないし、むしろ反対の立場である。
日本一高い給料、超贅沢な福利厚生施設、取引先から金品をいくら受け取っても賄賂事件には問われない等々まさにサラリーマン天国である。
これらのあまりに突出した住み心地の良さは早急に改めなければならないし、独占事業に胡坐をかかずに電力料金値下げに大いに汗をかくべきである。
先程の文科省地震研究本部の地震予測がそれ程正確性があるのならば、何故今回の東日本地震を予想出来なかったのかしっかり回答を求めたい。
あほ菅は稼動可能な浜岡原発を休止させておきながら、経団連の米倉爺さんに原発休止により、電力不足を招き産業界も大打撃を受け、企業はどんどん海外に逃げ出すし、利益の確保は難しいと恫喝されたら、一転原子力発電の継続に態度を豹変している。

  2011年6月20日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年6月17日金曜日

「相変わらず揺れ動く日銀総裁の発言」

「時事雑感・草莽危言」2011-06-04

  日経新聞が性格上ある程度の“提灯記事”を書くのは仕方が無いが、それにしても白川自身は日銀総裁の地位をどのように捉えているのか疑問だし、日本経済の再生に本気で取り組んでいるのだろうかと考えざるを得ない。
  14日の金融政策決定会合で、日銀は5000億円の新規貸出枠を設定して“中小企業向け融資の呼び水に”と発表しているが、中小企業関係者の一人として一言で謂えば“ふざけるな!”と一喝したい。
  たかが5000億円で、現在悪戦苦闘中の全国500万社以上の中小企業に果たして幾らの資金が廻されるのかあほ総裁の眼中にあるのか?
  あくまで日銀は直接企業には融資しないので、第二地銀等が使いやすいように配慮している姿勢を強調したかったのだろうが、問題は無担保、無保証で銀行が融資するのかという疑問である。
  中小企業金融対策は、長年に亘る自民党政権下でも常に課題として受け継がれてきたが、民主党政権に変わっても何ら中小企業支援策は打ち出されず、中小企業を取り巻く経営環境はさらに悪化していることは間違いない。
  
  あほ菅が問題山積の内政、外交を放置してただ只管己の延命策に奔走している現状では、この国は今、無政府状態と同じである。
  実質、財務省の中小企業対策も休業状態だし、このような緊急事態こそ日銀が積極的な独立性を発揮しなければならないのに、果たしてボケ白川にそのような危機意識を感じているのだろうか?
  政界ではアホ菅がそれこそ“命がけ”で首相の地位にしがみつく対策に専念しているが、命がけで取り組むべきは沈没の危険からこの国を如何に脱出させるかという一点のはずである。
  現在、国政はあほ菅の延命策対引きずり下ろし派の泥仕合で振り回されているが、ここ一両日の政変の動きを見ているとやぶれかぶれのアホ菅が次々に繰り出す延命策に、与野党の引きずり下ろし派が“もぐら叩き”に疲れてきたような感じさえ受ける。
  官房長官時代に“仙菅”内閣とまで揶揄されて実質あほ菅内閣を牛耳った仙谷現官房副長官が記者ども相手に堂々とあほ菅の退任を要求しているが、副官房長官といえどもアホ菅内閣のれっきとした一員である。
  自らの地位も返上せずに親分を堂々と引きずり下ろす発言を繰り返し、その部下の首も切れないとは、もはや内閣の体を成していないことは歴然。
   2011年6月16日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「日本の東日本大震災、福島原子力事故に対する世界の注目度」

「時事雑感・草莽危言」2011-06-03

  先日NHKの世界ニュースを見ていてオヤ?と感じたことがある。
 先の大震災に対するフランス、ドイツ、イタリア、イギリス、米国、ロシア等の諸外国の国民にアンケートした結果や国民のインタビュウー記事を解説しているのを見て、欧米各国は日本の災害情報を非常に冷めた目で見ていることが分かった。
  ドイツ政府は元々原子力発電には消極的であり、ドイツ国民は今回の福島原子力発電所事故により大きな影響を受け、更なる脱原発政策を推進するようにメルケル政権に圧力を掛けている。
  それでは東北三県に対する大震災被害に対してはどのように捉えているかといえば、ドイツ国民は殆ど関心が無いというのが実情らしい。
  
フランス国民も関心があるのは福島原電事故関連情報であり、大津波、地震災害の方には関心が殆ど無いと説明している。
  今回の福島原電事故の影響で、原子力発電の賛否を問う国民投票を行っているイタリアにしても国民の意識はほぼ同じらしい。
  唯一、米国だけは震災直後に戦闘体制で“トモダチ作戦”を実施して強力に支援したこともあり、欧州各国とは大分関心度が異なるのは当然であろう。
  欧米各国が日本の大震災に対して関心が低いのは、一つには日本は“経済大国”(現実はかなり落ちぶれているが)であり、今回の震災も日本独自で復興、復旧する力を保有しているという間違った認識である。
  
二つには、各国共に国家を揺るがすような問題を多々抱えており、他国に対して同情こそすれ応援する意欲までは湧いてこないということである。
  中国、韓国、ロシアにしても、日本の大震災に対しては欧州各国と大差な見解であり国民感情である。
  少し異なるのはこれら三カ国が原発発生国の隣国であることを非常に強く意識し、国民に喧伝し前面に出して対日政策に利用してきていることである。
  日本国内すら纏まらない政治の混乱をむしろ喜んでいる連中であり、奴らに浸け込まれない為にも挙国一致が求められている厳しい現実を無視して相変わらず私利私欲の政争を繰り返している阿呆な政治屋どもは、与野党ともに国民の手で政治の世界から追放、抹殺しなければならない。

    2011年6月13日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年6月7日火曜日

「あほ菅に騙された大あほお坊ちゃま鳩山の幼稚度」

「時事雑感・草莽危言」2011-06-02

 “政界一寸先は闇”とはよく言ったもので、二日に衆議院に提出されたあほ菅内閣不信任案は土壇場で鳩山坊ちゃんがあほ菅に騙されて反対に転じ、右へ倣えで小沢グループも鳩山に同調したので、前日までの大方の予想を大きく裏切って大差で不信任案は否決された。
 何しろ国会開始の一時間前に、民主党は急遽代議士会を開催し、あほ菅の発言と鳩山の意見表明であほ菅の退任が確約されたと解釈して、前日まで不信任案賛成を公言していた鳩山、小沢、原口等の幹部が豹変したのでほぼ全員が不信任案に反対投票をした。
 
 鳩山には一年前の政権辞任の際にも実質的にあほ菅に騙された経験があるのに、またあほ菅に騙されて二の舞を演じたわけだ。
 鳩山政権を辞任する時に嫌がる当時の小沢幹事長を三拝九拝して一緒に身を引かせ、あほ菅には挙党一致政権を構築することを約束しておきながら結果的には徹底的な小沢グループ排除政権を作り、党幹部も完全な反小沢人事を全うされた苦い経験があるにも拘わらず、再度あほ菅に騙されたわけだ。
 二度もあほ菅に騙された鳩山は大恥をかかされた上に小沢までも巻き込んだ責任上、あほ菅のことを“大嘘つき”と記者会見で非難していた。
 前首相と現首相、それも同じ民主党の最高幹部が騙しあいを巡って非難中傷しているのだからシャレにもならない。
 騙して不信任案は否決したものの、あほ菅を取り巻く情況は日ごとに厳しさを増しているのは間違いない。
 
福岡出身の松本龍環境大臣は参議院予算委員会で、山本一太自民党議員の質問に対して「菅首相の発言から考えて、自分は6月末か遅くとも7月初めの辞任と感じた」とあほ菅首相の目の前で堂々と証言している。
 あほ菅を一番身近で支える立場にある己が任命した閣僚からあほ菅の逃げ口上を完全に覆されるようでは、我がボケ頭の予想では間もなくあほ菅は沈没する運命にあると思う。
 前回の06-01で小沢は本気であほ菅と戦うのであれば、鳩山の協力を仰いでも駄目だとかいていることが結果的には当たったことになる。
 下手な政治評論家の予想より的中したことを自画自賛している。

     2011年6月4日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「六月スタート、心機一転と言いたいところだが、政界一新の方が先」

「時事雑感・草莽危言」2011-06-01

 今日、三時からのあほ菅と谷垣、山口との党首討論を見る積もりで書いているが、討論の中身よりもその後直ぐに自民、公明が共同で内閣不信任案を出すかどうかに関心を持っている。
 谷垣、山口は今日もあほ菅不信任決議案提出を公言しているし提出は間違いないとして、然らば小沢や鳩山や両者の子分や反菅の中間派どもがどれだけ不信任案に賛成するかである。
 我がボケ頭が描いているのは、今回の不信任案に小沢は如何なる情況であろうと不信任案に賛成し、政界の“壊し屋”としての最後を全うすべきである。
 そして結果の如何に拘わらず小沢に付いて来た真の子分たちを救う為の受け皿になる新党を創り、有り金を全部叩いて解散後の彼らの選挙に命を掛けて応援すべきである。
 今回のような国会議員の地位を掛けてでも親分と行動を共にする議員こそ本当の子分であり、そのような忠誠心に応えきれないようでは小沢も終わりだ。
 
鳩山の協力を求めて行動することを期待しても無理だと我がボケ頭は思う。
 戦う時の我輩の持論だが、戦いを挑む以上は当然“己も肉を切らせなければ”
戦争にならないのは当然である。
 国会議員としての地位に恋々とする気持ちが少しでもある奴は動かぬことだ。
地元の支援者や後援会は自分達が送り込んだ国会議員の政治的信念や度胸、決断力等をこの際とばかりに注視しているはずだ。
あほ菅や大臣、民主党の幹部どもが盛んに口にするのが、「現状のような悲惨な事態の下で政争にあけくれるのは被災者に対して申し訳ないという」弁解だが、具体的に、実際に災害復旧業務を実践しているのは公務員である。
国会議員どもは連日あほ菅の真似をして飲み歩いているだけで、政権交代しても国会を解散しても金さえ積み上げておれば関係ないとボケ頭は断言する。
国会は財務省の増税、緊縮政策に強行に反対して現在の政治、経済のどん詰まり状態を如何に打破するかということである。
この国を沈没から再浮上させるには、首相の地位だけにしがみ付いているあほ菅では救えないことは今日の党首討論を見て改めて強く感じた次第。
ただ一つ言えることはこれ程人気のないあほ菅政権に対して一向に自民党の支持率が上昇しないことであり、国民は誰にこの国を任せたいのだろうか?

  2011年6月1日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年5月31日火曜日

「日銀あほ白川に再度問う、“貴様は本当に日銀総裁の器”と信じているのか?」

「時事雑感・草莽危言」2011-05-08

 この欄の先月04-05に「日銀は誰の為に存在するのか?あほ白川よ!今こそ国民の為に決断せよ!“と檄を飛ばしたのに相変わらず優柔不断な対応を継続して、東日本大災害や福島原子力事故による被災者救済は東電と政府の役割とばかりに無視している。
 被災地区の中小企業の困窮は勿論であるが、全国の中小企業の厳しさは大震災の影響も受けて更なる厳しい経営状況に追いこまれている。
 白川は先日都内で講演し、日銀による国債引き受けを求める声に対しては「無から有を生み出す“打ち出の小づち”のような便利な道具は存在しない」と否定的な考えを改めて示した、と日経新聞は解説している。
 日銀が札束を増刷して国債を引き受け、大災害の復旧、復興や景気回復の刺激剤として中小企業を支援したりして資金を活用するのは当然ではないか!
 未曾有の大災害と原子力発電事故に伴う計り知れない損害に加えて、過去数年前から引きずる不況の三重苦を抱えて、今や沈没の危険さえ孕む国家の重大事に首相と日銀総裁がダブル阿呆では、本当に日本は沈没の危機にあると思う。
 
 日経新聞の解説によると、銀行に集まった預金が企業、特に中小企業などへの融資にまわらない。
 全国銀行協会によると2010年末の預金残高が564兆円に達する一方、貸出残高は416兆円と二年連続で減少。
 預金残高と貸出残高との差は150兆円近くと過去最高になった。
 それにも拘わらず中小企業向けの貸出残高は171兆円と、ここ10年で60兆円も減らしている。
 銀行は融資に回らない資金を国債投資に振り向け、昨年11月末の保有残高は142兆円で、長期金利の上昇に歯止めをかけている面もある。
 銀行融資の減少は景気の停滞で大企業の資金需要が落ち込んでいる側面もあるが、問題は銀行が貸し倒れを恐れて一番資金を必要としている中小企業に融資をストップしていることである。
 国家浮沈の鍵を握る中小企業再生、支援のために政府系金融機関である商工中金と日本政策金融公庫が窓口となり、直接融資を大増額する以外にない。
 全国に多くの支店を増やし、職員を大幅に増やせば失業救済にも寄与するし多々方面から景気刺激にも波及効果を期待できる。

    2011年5月27日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「自公がやっと本気であほ菅政権不信任案を提出するらしい、“本気かな”?」

「時事雑感・草莽危言」2011-05-07

 一言で言えば、首相を辞めさせるには衆議院本会議で政党が内閣不信任案を提出し、出席議員の過半数が賛成して初めて菅下ろしは実現する。
 過半数を制している民主党を圧倒する為には、民主党内の小沢グループ他の菅下ろしに同調する衆議員がどれだけ自公提出の不信任案に賛成するかである。
 詳しくは我がボケ頭も過去に書いた記憶があるし、マスコミ等でも説明しているように七十名強の民主党議員の造反が第一条件である。
 昨日、自民党内も不信任案提出の期限を谷垣総裁に一任したことを発表したし、公明党も山口代表が震災発生時よりかなり強くあほ菅引き摺り下ろしに積極的に発言するようになり、みんなの党も不信任案に賛成することを発表しているので、優柔不断な谷垣も決断せざるを得まい。
 
読売の朝刊によると、民主党の若手議員一人が離党届を提出したので、民主党無所属クラブは304人となり、約70人が造反すれば不信任案は可決される情況となりかなり微妙な段階になっている。
 この議員は小沢元代表に強く支援されて比例代表により議員バッジを得たにも拘わらず、民主党代表選挙では土壇場で菅に投票して小沢を裏切った男だが、
あほ菅の政治能力不足を改めて再確認して菅政権に絶望し、自ら小沢に義理を返す積もりで行動を起こしたのであれば一応評価には値する。
 あほ菅不信任案を推進することを全会一致で任されているのに、猛進しない谷垣は未だ自民党総裁という地位に恋々としているのだろう。
 不信任案を提出してもしも不成功に終われば、提出責任者としては自民党総裁を辞めるのは当然の帰結である。

 大勝負を仕掛けるのに“己の肉も切らせず敵の骨を断つ”など、そんな甘い戦いなどあるわけがないことを谷垣は恐れているのだろう。
 谷垣があほ菅と刺し違える覚悟無くして、自民党は不信任を突ききらないならば、むしろ谷垣の方が先に自民総裁の座を引きずり下ろされることになる。
 長年の与党ボケで修羅場の戦い方を忘れて対応するから、ますますあほ菅ごときに舐められてしまうのだ。
 参議院では野党は過半数を制しているのだから、あほ菅に問責決議案を提出して、とに角今直ぐ責めまくらなければ、あほ菅引きずり下ろしは失敗する。

   2011年5月24日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

2011年5月17日火曜日

「東京電力は一時国有化して全面的に解体し、日本航空方式で徹底的にリストラし、保有資産の完全売却を行い新会社に移行せよ。」

「時事雑感・草莽危言」2011-05-06

 東電の位置付け自体が非常に矛盾だらけである。
 株式会社でありながら関東地区の電力事業を独占するマンモス企業であり、ライバル同業者の存在を拒否している。
 公益企業という非常に公正を基本とする経営が前提でありながら、株式組織なので公務員規定の対象にはならず、取引先からの付け届けや金銭の授受は不問であり本来ならば贈収賄事件の宝庫?である。
 この超マンモス企業を破綻させることの影響が、東京取引証券市場や多額の金融取引を行っているメガバンクや金融業界、経済界にも大きな影響を与えることは明らかであるが、だからと言ってこの日本国の伏魔殿をこのまま継続させることは、国益を考えた場合には絶対に許すべきではない。
 
 東京電力を第二の日本航空として厳しく公正に整理すれば、長年に亘る官界、政界、学会との理不尽な癒着構造も明らかにされるだろうし、電力界のドンと言われた故松永安左エ門翁を悲しませる事実が腐るほど出てくるだろう。
 東京電力は日本の官僚、経済人、お抱え学者等が自己利益を追求する為に作り上げた最高の傑作である。
 旧ソ連、現在のロシア等の社会主義国家よりもはるかに社会主義国家らしい組織であり、形態だと思う。
 そのような国民の意思を無視した電力十社の理不尽な存在を明るみにしつつある点では、被災者の方々には誠に申し分けないが、国民は痛みを我慢してでもこの際、電力十社の暗部を徹底的に解明し修正する絶好のチャンスである。
 
 大震災と原子力事故の被災から早や二ヶ月が経過したが、救護施設にて苦しい生活を強いられている方々には本当に頭が下がるが、ここ数日あほ菅がまた赤坂や銀座の高給ホテルや高給割烹店を飲みあるいていることが、首相の日程という欄で記されているが、せめて被災者が人間らしい生活を取り戻すまでは、遠慮したらどうかと感じているのは我がボケ頭だけではあるまい。
 財界や労働組合の幹部の名前が記されているが、もしも災害普及等の話等の内容であれば、官邸で堂々と話し合えばよいではないか。
 報道記事にはいつも同じ取り巻きの名前ばかりである。
 
    2011年5月16日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「経団連米倉会長、あほ菅の原子力発電政策を痛烈に批判」

「時事雑感」2011-05-05

 日本大企業の経営者団体である経団連の米倉会長が、先日あほ菅が発表した中部電力に対する浜岡原発の全原子炉停止要請について「非常に唐突感が否めない。自分の意見を公にしてから中部電力に説明するという手順は、政治的パフォーマンスに他ならない」と厳しく批判した。
 『米倉会長は「原発停止は中部電力の判断だが、中電は首相要請ではなく命令だと思っているのではないか」と指摘した上で「原発に対する一連の政府対応は極めて拙劣だ」と切手捨てた』と今日(5月10日)の産経新聞朝刊は書いている。
 中曽根政権の時代に経団連会長を務めた土光氏は、財界総理といわれて政界にも強い発言力を有し、失政に対しては痛烈に攻撃して政治の間違いを正していたが、果たして農協の親父みたいな顔した米倉会長が今後どの程度あほ菅の失政を修正出来るか大いに期待したいものだ。
 半世紀以上に亘り自民単独か自民中心の連立政権が続いたので、財界の親分が時の政権に面と向かって批判、非難したことは我がボケ頭には記憶にない。
 大災害、原子力事故の影響の拡大から、日本の景気は益々厳しさを増して行くことは常識であり、災害復旧、復興、景気対策には政財界が二人三脚で協力しなければならないこの緊急事態に、政財界が喧嘩しているようでは景気の回復など夢のまた夢である。

 この際財界は日本国内に於ける電力供給不安を理由に、軒並み海外に工場を移転する政策をあほ菅に叩きつけよ!
 あほ菅には日本国の国益も国民の存在も二の次で、全ては己の政権維持、延命以外には何も考えていない。
 歴代首相で、あほ菅ほど国策を政権延命に利用した首相を我がボケ頭は知らないし、このような阿呆がまかり間違ったとは言え現実にこの国の統治者とし選ばれて存在し続け、この国を日々奈落の底へ落しつつあることを国民も理解しているのにあほ菅を国民の力で排斥出来ないこともこの国の悲劇である。
 このままあほ菅政権が継続したら東北三県岩手、宮城、福島のゴミの山すら片付ける目処も立っていないのではないか。
 先週のNHK番組で仙谷が、「ゴミ処理は国家管理にすべきだ、」などと災害発生後二ヶ月も経過しているのに暢気なことを言っているのだから、あきれる。

    2011年5月10日   元始求道会、マルキG 毘沙門寺岡

「中部電力は、あほ菅の“浜岡原発停止要請”を拒否せよ!」

「時事雑感・草莽危言」2011-05-04

 先日、あほ菅が突然発表した中部電力浜岡原子力発電所の停止要請は、一部マスコミも取り上げているように如何にも唐突感が否めない。
 停止要請の根拠はあほ菅が説明しているように、文部科学省が管轄する地震関連の審議会の意見を参考にしたと、これまた得意の逃げ口上である。
 東京電力の福島原発事故が大きくあほ菅の要請決定に影響しているのだろうが、何も電力不足が当面の問題として騒がれている最中に発表することはないだろう、というのが世間一般の感覚ではなかろうか。
 中部電力に対する停止発言は法律に基くものではなく、あくまであほ菅の思考による停止“要請”だから中電は拒否も可能である。
 そのことを裏付けるように、あほ菅が記者会見で発表した翌日の新聞には中電は急遽取締役会を招集して浜岡停止の方向で内定と一斉にごますり報道したが、その後、中電側は決定の延期を発表して抵抗した。
 浜岡には、一号機、二号機は老朽化で廃棄処分され、三号機が7月から稼動開始の為の準備中で、四号機、五号機は現在稼働中である。
 あほ菅は稼働中の4号、5号の停止と3号の稼動中止を要請したわけである。
 我がボケ頭が中部電力の株を聊かでも所有しておれば兎も角、何も関係のない中電の肩を持つのは、あほ菅の今回の要請があまりにも理不尽だからだ。
 
 あほ菅が仰々しく発表後、世間の反応の厳しさが意外に強く、決定があまりにも拙速すぎるのではという世論に迎合するように、急に浜岡原発以外の原子力発電所の停止はあり得ないと発表している。
 民主党内では小沢支持者や鳩山グループは当然のことだが、いまや中間派や前原グループの若手の中からもあほ菅は至急政権の座から下りるべきであるとの声が強くなっているのが現状であり、これらの動きを薄める為の今回の浜岡発電所停止発表の背景である。
 とにかくあほ菅の頭には、単に政権の座にしがみ付き一日でも長く首相の地位を延命させることしかないし、国民の声など完全に無視である。
 国民の80%以上が菅政権を見放し、早期退陣を表明しているにも拘わらず、現在の憲法下では、衆議院での内閣不信任可決以外に引きずり下ろせない。
 この機会を千載一遇のチャンスとして、多くの矛盾を内臓している米国占領軍に与えられた現憲法を一挙に改正することを心の底から訴えたい。

   2011年5月9日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

2011年5月9日月曜日

「オバマ米国大統領とあほ菅の統治者としての器の違い」

「時事雑感・草莽危言」2011-05-03

 2001年9月11日のビンラディン・グループによる米国大テロから十周年記念を前にして、オバマ大統領は積年の敵、ビンラディン殺害に成功した。
 暗殺報告だけは全ての国民と世界に発表、説明をしたものの全体的に押さえ気味の実務的な報告という姿勢で貫かれていた。
 米軍特殊部隊によるビンラディン暗殺の四日後にニューヨークの被災現場を訪問し、演説もせずただ悲劇の中心地「グランド・ゼロ」で黙禱し献花しただけである。
 その後に、あの惨劇の渦中で決死的救助活動に専念してビル内に残された多数の人々を救済し、その活動中に多くの犠牲者を出した、ニューヨーク市警察と消防署を訪問したが、カメラマンの入場を断り写真撮影を禁じたそうだ。
 ただ只管に犠牲者の冥福を祈る姿勢を貫ぬき一切のパフォーマンスをやらなかったらしい。
 片や我が日本国のあほ菅首相は、福島原発の現場視察と称して自衛隊のヘリコプターを利用し、ヘリから現場を視察する己の顔写真を、わざわざ同行のごますり野朗どもに取らせてマスコミにばら撒く念の入れようである。

 小沢元代表が久し振りにマスコミに対して、あほ菅の福島原発に対する対応を堂々と非難する行動に対抗するかのように、こんどは突然中部電力の浜岡原発三機の前面停止を自ら発表する念の入れようである。
 報道によると4、5号機は現在稼働中で、3号機は7月から稼動予定で関電は準備に万全を期していたそうである。
 地元の御前崎市長には全く事前の説明も報告もされておらず唐突感は否めず、
と思うと所在地の静岡県知事は休止賛成だと、何ともちぐはぐな決定である。
 民主党内にも浜岡原発の継続賛成派は多く存在し、何故、今、この時期にあほ菅自ら仰々しく発表したのか我がボケ頭ならずとも疑問だらけである。
 中部電力の肩を持つわけではないが、あほ菅の要請どおり浜岡原発を全面休止にすれば、名古屋地区のトヨタ自動車等を含む日本の稼ぎ頭企業の生産にも大きく影響すると言われているし、中部電力自体の経営もギブアップすることは間違いない。
 先に東京電力の経営破綻がささやかれ、またもや中部電力までも営業できないようになれば、正に日本沈没でありあほ菅は日本を破壊するつもりか!

   2011年5月7日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「経済産業省(旧通産省)から電力十社に五十年間で68人が天下り。」

「時事雑感・草莽危言」2011-05-02

 東京電力を初め全国に北は北海道電力から南は沖縄電力まで十社あるが、その十社全てに経産省OBが副社長として在籍している。
 産業経済省には785の公益法人(財団、社団)が存在しているし、今や連日の記者会見で有名になった原子力安全委員会や原子力保安委院等もこれらの中に含まれているはずだから、癒着の構造そのものである。
 福島原子力発電所事故を契機に官僚機構と電力会社、学者等の癒着を徹底的に排除する方向に国民を誘導すれば、原子力発電事故も無駄では無かったことになるし、更に全省庁にも存在する不必要な公益法人の廃止に向けて厳しく追及すれば“災い転じて福と成す”ことになる。


「全国に休耕田が有り余っているのに、東北三県で海水に覆われた水田を膨大な血税を使って“塩抜き”?工事する阿呆政策は止めよ!」

 政治屋どもの地元農協に対するゼスチャーか何か知らないが、我が国には広大な休耕田が存在しているのに、岩手、宮城、福島県で海水に浸かって稲作ができない田んぼを所謂“塩抜き”工事をして水田に復活させる計画がある。
 何と血税の無駄使いを考えるものだと呆れてしまう。
 本気で稲作で生きて行きたい農家は全国の休耕田地域に移住すればよいではないか!
 過去には南米や満州まで渡航して農地を開拓したことに比べたら、狭い日本国内での転居などたいした問題では無いと我がボケ頭は思う。
 多少の方言はあるだろうが、日本語で充分意思疎通は図れるわけだし、使いものにならなくなった土地を先祖伝来の田畑だからといって、国民の血税を使って再生させることが果たして国益に叶うのか大いに疑問である。
 人口減少傾向の我が日本では、米は年々過剰生産状態が激しくなるばかりであり、如何に米生産量を下げるかが農業政策の問題点である。
 国民の血税から休耕田費用や農業補助費等を民主党はばら撒いているが、血税の使い道を大きく誤っていることは事実である。
 このような血税の無駄使いばかりしているあほ菅では震災の復旧は遅々として進まないことは断言できる。

    2011年5月4日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「自国が沈みかかっているのにアフリカ諸国に資金援助を継続する矛盾外交」

「時事雑感・草莽危言」2011-05-01

 東日本大災害で福島、宮城、岩手の三県だけでも未だに十万人以上の人々が、学校の講堂や体育館や校舎等で身動きならずに苦しんでいるのに、松本外相は国際会議で「従来どおりアフリカ諸国に資金援助する」と公表していた。
「阿呆じゃなかろうか!」と言いたいぜ。
資金援助の金額を問題にしているのではなく、政治屋ならば真剣に自国の現状を“わきまえろ”と言いたいのだ。
 日本の大災害と原子力発電事故による放射性物質による被害の拡大で、この国は世界中から援助を受けているのに、過去の経緯はどうであれ今は自国の復旧が第一課題であることは全国民の共通認識である。
 アホ菅政権が末期症状の時に前原前外相が寄付金問題で詰め腹を切らされたので、偶々副大臣の地位にいたのが幸いして外相という要職が回って来たのだが、こいつも外相の器ではないことも間違いない。
 経歴を見たら東大OBというので国際会議では英語くらい駆使しているのかと期待したら、何のことはない日本語で原稿の棒読みである。其の上,外務省のお膳立てどおりのパフォーマンスをやるのだから、国民の血税を無駄使いして外国に行く必要など皆無である。
あほ菅は勿論、首相の器ではないことは数々の失政の連続で国民の支持を全く失っていることで明らかだが、この松本なる阿呆も全く日本を代表して国際舞台で働ける器でないことはこれまた数々の行動からも明らかである。
 新聞記者の質問が気にいらないと直ぐに切れるところなどあほ菅そっくりであり、外務官僚丸抱えの発言を見ても日本の恥である。
 ついでにあほ菅内閣の野田財務大臣も、これまた財務省に完全に取り込まれ沈没寸前のこの国の国民から増税してさらに日本国民から金を巻き上げようと行動しているのだから、国民としては“やってられないぜ”との心境である
 親分が阿呆だから子分もみんな阿呆大臣で寄せ集めたのが正にあほ菅内閣である。
 とにかく市外復旧を迅速にやるには自衛隊の統合参謀幕僚長を親分に指名して、災害に関する全権を委任して自衛隊、警察、消防、資金のすべてを任せる以外に方策はないとボケ頭は断言する。

   2011年5月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年4月30日土曜日

「トップ電力会社東電と地銀トップ横浜銀行に見る長年の“天下り”」

「時事雑感・草莽危言」2011-04-07

  福島原子力発電事故で今までどちらかと言うと一般的には闇に包まれがちだった東京電力を取り巻く諸々の情報を、マスコミもかなり報道せざるをえなくなり、世間の関心を強めている。
 東電が事故問題で世間の目を引き付けている最中に、今回経産省資源エネルギー庁長官が東電に専務で天下りが決定していると報じている。
 ということは、我がボケ頭が想像するに先に東電に天下っていた経済産業省先輩が多分副社長を最後に退任するので、その後継者として招かれたのだろう。
 電力会社を監督すべき立場の原子力安全委員会や原子力安全・保安院等は東電も含めて実質共同体であることが段々白日のもとに曝されて来た。
 原子力安全委員会には原子力発電賛成主張の学者や役人の寄せ集め集団であり、安全、保安委員のトップクラスは全て経産省の幹部クラスである。
 その上東京電力はかれら役人の天下り先となれば国民の命を守る為の組織が東電の経営サポート機関に成り下がっていたわけだから、今回の原子力発電事故は起こるべくして起きた人災事故であるといえる。
関係者は何か困難に直面すると“想定外”という言葉を使いたがるが、全てを想定外で逃げるのであれば、安全委員会や安全、保安院など有名無実である。
 我がボケ頭がついでに調べたら、経産省OBの電力会社への天下り幹部は現在電力10社に合計45人に達している。
 東電、北海道、北陸、関西電力が各5人、東北、九州に各6人、中部、中国、四国に各3人、沖縄電力に四人である。
 おまけにあほ菅政権の最高顧問に元東電の労働組合長で連合の前会長を任命しているのだから、この政権の継続は国家の破壊に連なることは間違いない。

 そこで横浜銀行の頭取交代はあまり関係無いようだが、官僚の天下りと言う点で際立っているので取り上げてみた。
 横浜銀行は旧第一地銀のトップバンクで資産12兆円の銀行である。
 そのことだけならば敢えて我がボケ頭が取り上げるに値しないのだが、今回頭取交代が発表され、元国税庁長官が後継頭取に指名され、何と八代続けて財務省(旧大蔵省)からの天下りとのこと。
 最下位の佐賀共栄ならいざ知らず、地銀のトップバンクにこのような人事が強行されるのを見ていると、官僚の天下り禁止は全く有名無実である。

    2011年4月30日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「ダメ菅よ!己の党さえ挙党一致出来ずして、どうして挙国一致など出来るか!ほんまに阿呆菅やな、国民の70%がお前の早期退陣を支持してるんだ。」

「時事雑感・草莽危言」2011-04-06

 国民の70%があほ菅の退陣を希望しているのに、現在の状況下では野党自民党、公明党が提出する菅内閣不信任案に民主党から約80人以上が造反しないかぎり、菅を強引に引きずり下ろす方法が見えてこない。
 そのことを背景にしてあほ菅は強気と言うか無謀というか政権継続を強行しようとしているが、ここまで理不尽な菅政権を阻止できなければ民主党も終わりだし、野党自公の存在も疑われる。
 多数の民意など常に変化していることは自民党の小泉政権以後の安倍、福田、麻生から民主党鳩山政権まですべて一年足らずの政権だったことを見ても明らかだし、あほ菅が既に賞味期限が切れていることを、国民が明確な意思表示をしたのが今回の統一地方選挙の結果である。
 与党民主党の大敗で、国民があほ菅政権を見限った明らかな証明である。
 それにも拘わらず、あほ菅や枝野や岡田は「地方選挙は国政を必ずしも反映したものではないし、現政権と与党は目前の災害復旧に全力投球すべきように国民に対する責任を負っているし、それが現政権に与えられた仕事である。」と訳のわからぬ弁解ばかりしている。
 
“敗残の将兵を語らず”という言葉すら知らないあほ菅は自ら将たる器ではないことを表明したに等しい。
昨日の参議院予算委員会でも野党議員に散々質問されていたのが、震災発生翌日に、自衛隊のヘリコプターを使ってあほ菅自ら被災地と福島原発を周囲の反対を押し切って視察を強行したことである。
今回の災害が仮に外国からの攻撃による戦災だとしたら、日本国防衛軍の自衛隊最高指揮官であるあほ菅自体が、一部の戦場に現地の部隊長や幕僚長に先駆けて戦場視察をするなど考えられるだろうか。
今回の災害発生と同時にあほ菅の頭をよぎったのは、間違い無く神戸大震災の時の村山政権の始動遅れに対する国民、マスコミの批判であろう。
その二の舞だけは避けて、マスコミを黙らせ、菅外しの動きを何とか封じようとする己の保身作戦以外の何物でもない。
史上最大と言われる大災害と原子力発電事故までも、己の地位にしがみ付くための手段に利用したわけで、正にに国賊的行為である。

  2011年4月26日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年4月19日火曜日

「日銀は誰の為に存在するのか?あほ白川よ!今こそ国民の為に決断せよ」

「時事雑感・草莽危言」2011-04-05

 この国でよくマスコミや学者どもが強調するのが日銀の独立性?という訳の分からぬ論理、主張である。
 今や日本国は未曾有の大災害と原子力発電所の大事故という二大危機に見舞われ、国家の崩壊すら諸外国は予測している。
 そのような国家の緊急事態には政府と日銀が一体になって総合力を発揮しなければならないのに、日銀が下らぬ独立性に固執して政府の政策に同調しないようでは本当にこの国は沈没するであろう。
 我がボケ頭に言わせれば、このような危機状況下では日銀総裁の権限を一時的に凍結して政府に委譲し、全ての権限を総理大臣が駆使して国難に対処すべきだと考えている。
 
 ところが、本来ならば全権を任せて国家の命運を託すべき最高指揮官たる総理大臣が、この機に直面しても己の保身と延命しか考えていないあほ菅では全権委任どころか、総理大臣すらまかされないところが問題なのである。
 故に即刻あほ菅の首を切り、国民の信頼に応え命がけで日本国再生に立ち向かう人物を早急に任命し、短期間日銀総裁を兼務するくらいの強引な政策を遂行しなければ、日本の再起など皆無である。
 然らば日本国民が全てを託するような本当の政治家がこの国に存在しているか否かが問題であるが、我がボケ頭は小泉元首相に任せるしかないと思う。
 何故この緊急事態に我がボケ頭が小泉元首相を推薦するかと言えば理由はただ一つ、小泉が在任中に吐いた一言「俺は総理在任中に命を取られても平気である」。 緊急対応には総理に議員バッジなど必要ない。
  
戦前の政治家達の中には国家国民の為に政治に携わると言う人物が多々いたので、彼らは責任の取り方として常に命を差し出す心構えで政治に参画した。
崩壊寸前の国家を再生する為には、諸々の反対意見など抹殺してでも前に進まなければ再建などあり得ない。
国家再建には戦前の合言葉ではないが、挙国一致体制で立ち向かわなければ不可能である。
災害復興資金を税金で賄うような意見を聞くが、国家再生には景気の回復が前提なのだから、必要な資金は国債を発行して日銀に抱かせばよいのだ。

  2011年4月16日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年4月15日金曜日

「統一地方選挙、民主党予想通り惨敗」

「時事雑感・草莽危言」2011-04-04

 今回の東日本大震災及び福島原子力発電事故の復旧には予想もつかないくらい長い年月を要するであろうということは、政財官界の一致した見解である。
 あほ菅以下、官房長官の枝野や幹事長の岡田が震災復旧に全力投球したがために、選挙運動が出来なかったと“負け惜しみ”の敗残の弁解をぬかしていたが、此の機に及んで良くぞ“寝言”を言うわ。
 “敗残の将 兵を語らず”とは言うが、民主党には将不在の証拠である。
 
 マスコミや一部の政財界に今は大将の首を挿げ替える暇はないので、あほ菅を支えて災害復旧の為に与野党が協力すべきであると主張する奴らがいるが、我がボケ頭に言わせれば、十年にも及ぶかも知れない長期戦が予測されるだけに、しっかりした実力者を大将に挿げ替えて全国民を動員して取り組むべきだと考えている。
 将たる器ではないあほ菅では兵は動かないことは明々白々である。
 指揮能力という意味では、現在の政治屋の中では小泉元首相くらいではないかと我がボケ頭は考えている。

 小泉政権五年間の政策については、わがボケ頭も諸々違和感があるが、「政策上で命を取られるくらいは平気である」、と嘯いたあの気概が今後の日本の復旧事業にはどうしても必要な要因だと思う。
 今、此の国の統括者に欠けているのが命がけで国政を担うという覚悟である。
 あほ菅には命を懸けて此の国と国民を守るという姿勢と意志と決意が全く見えて来ない。
 何故見えないかと言えば、あほ菅が己の延命策に汲々として此の国を命がけで守ると言う決意を持たないからである。
 
 今回の統一選挙の目玉である東京都知事選には推薦候補も立てられず、戦わずして白旗を掲げ、岡田幹事長のお膝元の三重県知事では惨敗し、その他の主要自治体でも黒星のオンパレードである。
 岡田の弁解の中で「あともう三日自分が応援に入っていたら三重県知事選挙には民主党が勝利していたはずだ。」とぬかしていたが、こんなヤボな阿呆が政権与党を牛耳っていて、敗北の責任も全く感じていない幹事長は即刻首にしろ。

   2011年4月12日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年4月12日火曜日

「ソフトバンク孫正義オーナー東日本大震災に100億円義援金」

「時事雑感・草莽危言」2011-04-03

 数日前にユニクロの柳井正オーナーが私財10億円を寄付するとの記事を読んで、「流石に行け行けどんどんの創業者は気前いいなあ、、、」と感心したのだが、今度は孫正義オーナーが十倍の100億円を提供すると知って更に感激したし、我が国にもこのような経営者が存在することを知り非常に嬉しい。
 巷間では孫氏は数千億円の資産家と称されているらしいが、大金持ちだから必ずしも気前がよいとは限らない。
 我がグループでソフトバンクの携帯電話を商いしているからかもしれないけど、孫オーナーの素晴らしい行為に心から大喝采を贈りたい。

 柳井オーナーは二代目とは言いながら今日のユニクロを立ち上げたのは柳井氏であり実質創業者である。
 その観点から見れば両者とも戦後派の成功者であり、素晴らしい創業経営者であり、他にも同じように戦後派で財を成している創業経営者もかなりいるので是非両人に続いて積極的に義援活動をすることを期待したい。
 例えば楽天創業者の三木谷浩史オーナーやHISの澤田秀雄創業者オーナー等のこれらの範疇に入る成功者に位置づけられているので、上記二人の先輩に負けない大金を寄付することを強く期待したい。

 我がボケ頭も商売人の端くれとしては寄付行為の気持ちは大いに持っているが、何しろ中小企業経営に汲々としている現状では叶わぬ夢である。
 報道ではすでに2000億円程度の寄付金が集まっているのに、未だ本当に日常生活に困窮している人たちに配られていないらしい。
 何しろあほ菅は、災害対策の訳の分からない協議会や合同会議を沢山作り、災害復旧も大幅に遅れていると報道されているし、福島原子力発電事故対策も不十分で被害は広がるばかりである。
 これらのあほ菅の力量不足を案じて、参議院の西岡議長が「菅は即刻首相の座をあけわたすべきである。」と公言している。
 与党の議長が首相の退任を迫ったのは前代未聞で、それだけ菅政権が政府の実態を成していないということである。
 東電の対応についても外国は非常に厳しい要求をつきつけている。

    2011年4月9日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「どこまで広がる東電福島原発事故の影響」

「時事雑感・草莽危言」2011-04-02

 我がボケ頭の原子力発電に対する知識不足か、NHKを初めとするマスコミの報道姿勢の甘さの為か、識者と称する輩どもの国民を馬鹿にした説明の為かどうか知らないが、外国のニュースを見る限り原子力発電事故に対する欧米各国の見解とは天地の差があるように感じられてならない。
 現在報道されている内容を阿呆な日本国民が信じて、余り騒ぎたてていないのかどうか知らないが、東日本大災害の報道の影に隠れて弱められているのも間違いないだろう。

何時までも収まりそうもない事故情況を見ていると果たして東京電力は真実を本当に国民に伝えているのだろうかと、我がボケ頭でさえ疑いたくなる。
 ここ二、三日の現状説明を見たり聞いたりしていると事態は益々悪化の度合いを強め、ボケ頭なりに果たして日本の技術力でこれ以上の危機的状態を阻止出来るのかと心配にすらなってくる。
 何か東電初め原子力安全委員会や保安院が一蓮托生して国民を欺いているのでは無いかと、ますます不信感を募らせるだけである。

 昨日までは福島県産の野菜等が放射物質の汚染問題で市場から締め出された情報が入り乱れていたが、今度は茨城県沖で漁獲された地元の魚が千葉の魚市場で受け取りを拒否される問題も発生している。
 つまり農業から漁業まで汚染問題が拡大し、市民の日常生活への影響がさらに広がりを見せて来たわけである。
 そのような状況下で報道によると、更に強い放射物質を含んだ汚水を海中に流し始めたと東電が発表したので市民の不安に一層拍車を駆けている。
 我々九州の住人は福島県との距離的感覚も幸いして首都圏の連中とは、放射物質に対する緊張感にかなりの差があるのは事実であろうが、外国人、特に韓国や中国、ロシアが異常に神経質に対応しているのも気になる所である。

 外国から見れば原子炉建屋が破壊され放射物質が拡散し始めた時点で、空気が汚染されたと騒ぎはじめ、今度は海水が汚染したと抗議してくるだろう。
 海外では日本列島全体が放射物質に包まれたような異常な感覚になりつつあるのも、今後の日本経済に大きな危険要素となるだろう。

   2011年4月5日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年4月5日火曜日

「あほ菅ダウン!・菅政権崩壊?」

「時事雑感・草莽危言」2011-04-01


 日本株式会社、辛うじて沈没回避か?

  2011年4月1日   元始球道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年3月29日火曜日

「東北大震災、東電福島原発事故の影響の重大性が日毎に明らかになり、両方の現場は大変深刻な事態に陥っているが、政府、東電ともに指揮官が失格。」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-10

 あほ菅の日本国指揮官としての能力不足は今回の非常事態以前から指摘されていたことであり、今回の緊急事態に対して的確に対応出来ないことは仕方がないが、しかしながら国民にとっては“仕方がない”では許されない。
 菅は今回の災害発生後、それまで毎日続けていた所謂報道記者に囲まれた“ぶら下がり会見”を一方的に止めてしまった。
 今こそ、全国民に向かって刻々変化する緊急事態の実情を生の声で国民に説明し、協力を仰ぎ、復興に向けてどのように考えているかを、毎日わずかの時間でも話すのが最高責任者の責務であるはずなのに、あほ菅は緊急事態を逆手にとって放棄してしまった。
 記者から厳しい質問を受けて糾弾されることを避けて、ダンマリを決め込みこの機に及んでも国家の再建、国民の安全よりも己の首相の座に対する延命しか考えていないのである。
 
あるテレビ番組で、小泉政権時代の飯島秘書が発言していた、曰く「菅政権を継続させればするだけ、日本の沈没は早まり、国家の再建、再生は厳しくなるばかりであり、一日も早く菅の首を切るべきである。」と。
 小泉政見が五年の長期政権を維持出来たのは、飯島公設秘書が小泉首相の黒子として身代わり役を完全に果たしたからであることは国民周知の事実である。
 五年間に亘り日本国を小泉とともに差配してきた男の発言だけに重みがある。
 
 一方、東京電力社長がこの一大事に何故かマスコミや国民の前に顔を出さないことを不思議に感じたのは我がボケ頭だけではあるまい。
 今日の朝刊が其の顛末を詳細に報じていた、曰く、東電の清水社長は16日から約一週間ダウンして本社内で医師の治療を受けながら社長の職務を離れていたとのことである。
 震災後、不眠不休で対応に追われたことは分かるが、一番大事な時に指揮官を欠いた東電の対応に大きく影響したことは間違いない。
 原発事故の経過を連日テレビで見せられているが、我がボケ頭でさえこれは簡単には終息しないだろうという予想ができる。
 日本一給料の高い、半分官僚並みの特殊会社のひ弱さを惹起したわけだ。

   2011年3月28日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「みずほ銀行ATM停止という日本の金融パニック事件が大震災で消えた」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-09


 みずほ銀行の銀行機能停止事件は、本来ならば資本主義を標榜する我が国経済活動の根幹を揺るがす大事件でありながら、北東地震、大津波災害と福島原子力発電大事故の影響でかき消されてしまった。
 我が国メガバンクのトップスリーに位置しながらこの体たらくだから、日本の金融界も東京電力の原子力発電事故と同じくたるんでいる証拠である。
 みずほ銀行の度重なる事故は、金融機関にとっては絶対に起こしてはならないにも怠慢にも拘わらず、記者会見で幹部が頭一回下げただけで終わりという甘い対応を許しているのは、如何に財務省、金融庁とメガバンクが癒着しているかの証明でもある。
 以前にも書いたが国債の売り手と買い手としてズブズブの関係でもあるし、これまた財務省、金融庁の八百長事件の一端でもある。
 我々中小企業に対する貸しはがしも、佐賀共栄初めやりたい放題やらせて監督官庁の行政指導は皆無である。
 このような理不尽な役所の不条理な行動に対してはいずれ鉄槌が加えられるだろうし、絶対に見逃してはならない。

「東北大災害と原子力発電所事故の本当の影響は今から始まる!」

 マスコミは連日、災害と発電所事故を中心に報道しているが、ぼつぼつ報道され始めたのが自動車メーカー等大企業工場の操業短縮や休業である。
 報道によると、トヨタやホンダ等の多数の工場に部品を納入している部品メーカーが今回の東北大震災で損害を被り、工場に部品提供が困難になり世界の工場に操短や休業の影響が広がりつつあると説明している。
 我が国産業界の稼ぎ頭である自動車や半導体や弱電機等に大きな影響を与えることは、やっと復活の兆しが見え始めていた税収をまたもや根底からひっくり返す事態になることは明らかである。
 経済評論家の荻原某婆さんが、「この危機を乗り切るためには政府は思い切って100兆円くらいの国債を発行して日銀に引き受けさせるくらいの大鉈を振るわなければ、日本国の沈没は免れない。」と断言していた。
 何かどこかで見たセリフだと思っていたら先日我がボケ頭も何か同じようなことを書いていたことを思いだした。
 ついでに中小企業の借金は全て“チャラ”にしてくれよ!
 2011年3月25日  中小企業協力会 元始求道会G 毘沙門寺岡

「諸君、サービサー制度なる債権取立て業をご存知か?」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-08

 サービサーとは日本語で表現すると「債権管理回収業に関する特別措置法」というしろものだそうだ。
 1989年に施行され、その後対象業種も範囲もどんどん拡大され、何か銀行屋が保有している貸出債権をその筋の恐持て氏に斡旋して回収させる法律かなと、我がボケ頭は理解した位である。
 ところがドッコイ、この取立て、貸し剥がし業の許認可権はあの泣く子も黙る“法務省大臣官房司法法制部審査監督課”だそうである。
 何で金融取引に関する取引業務の一部を、金融全般を指導監督する財務省や金融庁ではなく法務省なのか我がボケ頭にはどうしても理解も納得も出来ない。
 貸借両者に情実や利益相関や人間社会特有の裏取引的要因が皆無では、貸借関係は存在しないのは当然である。
 故に短期間の取引関係よりも長期間の取引実績が存在価値を高め、お互いの信頼関係を強化する大きな要因となることは言うまでもない。

 ところがサービサー制度では、上記のような人間同士の信頼関係と実績を完全に断ち切って、単なる貸借の数字だけを非人間的な冷酷な姿勢で対応する。
 この制度が施行される前の貸借関係においては、債権者による債権の譲渡はあくまで債務者の同意無くしては認められなかった。
 ところがサービサー制度下では、この最も尊重されるべき債務者の譲渡に対する意思を排除しているのだ。
 よくもこのような悪法を法制化し施行し、厳しい経営に励んでいる中小企業経営者を切って捨てるような非人間的な法律を推進しているのか知らないが、このような非人間的な思考の氾濫が、今回の大阪地検特捜部検事たちの非人道的捜査手法を誘発し、完全に無実の厚労省元局長の村木厚子さんを無理矢理逮捕し、其の上長期間に亘って拘留し、更には担当検事の前田が証拠偽造までした司法制度上大変由々しき大事件を犯したのである。

 そこで「そこで大臣官房司法法制部審査監督課長殿」に伺いたい。
 非常に複雑で人間的関係の深いと予測される案件については、債務者との面談、説明を受けることを含め、内容次第では債務者の同意を義務づけることを要求したいのですが如何でしょうか?

  2011年3月22日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年3月24日木曜日

「東北大災害に対する石原東京都知事の発言“これは天罰”を熱烈に支持!」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-07

我輩が上記タイトルで書き始めたら、石原がマスコミの批判に対して“天罰発言”を一部修正発言をして、弁明をしたと報道されている。
石原は日本の置かれた現実を憂い、「我欲に縛られ政治もポプリズムでやっているし、それが一気に押し流され、この津波をうまく利用してだね、我欲を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかを、ね。被災者の方々、かわいそうですよ。」と発言した。
更に「残念ながら無能な内閣が出来るとこういうことが起きる。(95年の阪神大震災の)村山内閣もそうだった。」とも語った。
“天罰”発言については「日本に対する天罰ですよ。  これをどう受け止めるという受け止め方の問題なんですよ。  大きなな反省のよすがになるんじゃないですか」と持論を展開、「それをしなかったら犠牲者たちは浮かばれないと思います」と強調している。
石原の記者会見発言はいつも“歯に衣着せぬ”内容が記者の注目を浴びるのが常であるが、数日前の都知事出馬の発表の余波もあり多少志気が高揚していたことは推察できるが、我がぼけ頭はこれらの発言を石原らしいと高く評価し、強く支持したい。

我輩が現在の日本及び日本国民に対して抱いている正直な気持ちを、正に石原知事は的確に発言してくれ、本当に感謝の気持ちを表したい位である。
連日テレビ付けで災害番組ばかりでそれこそ被災者の人たちには同情し、微力ながらでも何か行動を起こせないかと考えていたら、ユニクロの柳井オーナーが私財を十億円ポンと寄付したとの報道を目にして少し救われた気がした。
更にユニクロが会社として7億円の商品を無料提供するとのことで、これまた暗いニュースの中での唯一の明るい話である。
柳井オーナーは山口県宇部から衣料販売店としてスタートし、ユニクロを全国展開した成功すると、次は世界市場に進出し、昨今の大不況をものともせず大躍進していることは日本の誇る大事業家である。
ソフトバンクの孫オーナーや楽天の三木谷社長やエイチエスグループ創業者である澤田秀雄オーナー等の戦後派企業家も大いにユニクロと柳井オーナーの素晴らしい愛国的行動を是非見習って欲しいものだ。
我がボケ頭もそれなりの商才あればとっくに寄付しているのだが、、、。

2011年3月17日   元始具同会マルキG 毘沙門寺岡

2011年3月15日火曜日

「東日本巨大震災まで政権延命に悪用したあほ菅の謀略」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-06

  11日午後2時46分、三陸沖を震源とする国内観測史上最大の巨大地震が発生、北日本から関東にかけ強い揺れと最大10メートルと見られる津波が襲い岩手、宮城、福島の三県は特に大きな被害を被ったと言われている。
 地震の影響で福島県にある東京電力の原子力発電所が一部爆発したり、自然大災害に新たに人工的事故損害を生じさせている。
 報道によると、事故発生の情報報告を受けたあほ菅は、ただちに災害地ヘリコプターによる視察を計画し東北三県を巡っている。
 
空からの視察だけに止めておけば良かったのに、管理上問題を指摘されていた福島の原子力発電所を政治的パフォーマンスの為にわざわざ訪問したらしい。
 事故回避の為に原子力発電所関係者が右往左往している中に突然あほ菅は訪問し、発電所関係者の安全作業を大きく邪魔したといわれている。
 過去の阪神大阪地震に於ける、当時の村山政権の災害対応の遅れを意識したまことに利己的政治行動である。

早速大震災の復興を担保にとって自民党に脅しをかけて懸案の予算案の早期承認を迫り、災害のドサクサ紛れて全ての懸案事項を一挙にかたずけようとの思考が見え見えであり、さすがの谷垣も一応は協力姿勢を見せているが、返す刀で国会の一時休会を提案してあほ菅を牽制している。

我がボケ頭も一時国会休会に賛成である、何故なら今回の被災地である東北三県や大なり小なり災害を被った地域の出身国会議員にとっては、選挙地に留まって復興に協力することが即、己達の選挙運動に繋がるわけだから彼らにとっては国会どころの騒ぎではないのも現実である。

大災害が発生以来全ての新聞、テレビが大災害の報道ばかりなので、世の中で他に発生したことはサッパリ知る由もないし、あれ程連日煽り立てたリビヤのカダフィー親分の動静はどのようになっているのか知る方法も無い。
見方を少し変えて、どうせ日本列島は火山地帯に存在しているのだから、今回の大災害が日本全土に発生したとことにして、借金も貸し金もチャラにして日本国も一度ガラガラポンしてやり直したらどうや!

   2011年3月13日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「東日本巨大震災まで政権延命に悪用したあほ菅の謀略」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-06

  11日午後2時46分、三陸沖を震源とする国内観測史上最大の巨大地震が発生、北日本から関東にかけ強い揺れと最大10メートルと見られる津波が襲い岩手、宮城、福島の三県は特に大きな被害を被ったと言われている。
 地震の影響で福島県にある東京電力の原子力発電所が一部爆発したり、自然大災害に新たに人工的事故損害を生じさせている。
 報道によると、自己発生の情報報告を受けたあほ菅は、ただちに災害地ヘリコプターによる視察を計画し東北三県を巡っている。
 
空からの視察だけに止めておけば良かったのに、管理上問題を指摘されていた福島の原子力発電所を政治的パフォーマンスの為にわざわざ訪問したらしい。
 事故回避の為に原子力発電所関係者が右往左往している中に突然あほ菅は訪問し、発電所関係者の安全作業を大きく邪魔したといわれている。
 過去の阪神大阪地震に於ける、当時の村山政権の災害対応の遅れを意識したまことに利己的政治行動である。

早速大震災の復興を担保にとって自民党に脅しをかけて懸案の予算案の早期承認を迫り、災害のドサクサ紛れて全ての懸案事項を一挙にかたずけようとの思考が見え見えであり、さすがの谷垣も一応は協力姿勢を見せているが、返す刀で国会の一時休会を提案してあほ菅を牽制している。

我がボケ頭も一時国会休会に賛成である、何故なら今回の被災地である東北三県や大なり小なり災害を被った地域の出身国会議員にとっては、選挙地に留まって復興に協力することが即、己達の選挙運動に繋がるわけだから彼らにとっては国会どころの騒ぎではないのも現実である。

大災害が発生以来全ての新聞、テレビが大災害の報道ばかりなので、世の中で他に発生したことはサッパリ知る由もないし、あれ程連日煽り立てたリビヤのカダフィー親分の動静はどのようになっているのか知る方法も無い。
見方を少し変えて、どうせ日本列島は火山地帯に存在しているのだから、今回の大災害が日本全土に発生したとことにして、借金も貸し金もチャラにして日本国も一度ガラガラポンしてやり直したらどうや!

   2011年3月13日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「日本領土の竹島を韓国領土と認めたあほ菅の子分、土肥隆一衆議員をただちに国会から追放し、売国行動を徹底弾劾せよ!」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-05

 この土肥という奴はあほ菅と長年の交流があり、辞任前のポストは衆議院政治倫理審査会長であり、民主党内では常任幹事会議長という重要ポストにある。
 小沢を実質“党員資格停止”に貶めた張本人である。
 裁判官が突然悪事を働いて罪に問われ、被告席に座らせる事態と同じである。
 この問題は国益を大きく損なう大問題であり、小沢の政治資金論争とは全く比較にならない大事件である。
 国会議員としての要職を辞めれば済むような問題ではなく、このような“非国民”を国会での要職に就かせる支持をした、実質的な任命権者であるあほ菅の責任は今後厳格に徹底的に追求しなければならない。
 
「あほ菅が在日韓国人から一度に104万円の政治資金を受領事実が発覚」

 上記の売国奴記事でこの欄を埋める積もりで書きはじめたら、生放送中の参議員決算委員会で、あほ菅が在日韓国人から過去に一度で百万円強の大金を受領した事実が公表され、あほ菅本人も受領の事実を認めた。
 あほ菅は寄付者の国籍を承知していなかったことを強調しているが、我がボケ頭も過去に我がグループ企業に在日朝鮮人学生を雇用した経験があるので、彼らの国籍は二、三度会えば自ずから分かるものであるというのが実感である。
 大半の在日韓国、朝鮮の連中は親や祖先の世代から受け継いだ国籍をなかなか個人の判断や決断で変更出来ないのが、彼ら在日の置かれた現実である。
 その意味であほ菅や前原が盛んに言い逃れをしているのが情けない。
 相手の名前が日本的だったとか、いろいろ御託を並べているが我がボケ頭から見れば明らかに相手のことを承知して付き合っているからである。
 過去に我がボケ頭は自民党の前議員にわずかばかりの政治的寄付をつづけたが、そのF議員はそれでもきちっと直接お礼の通知なり電話を受けた経験から考えるとあほ菅の説明は全くの嘘であると断言できる。
 
 あほ菅を取り巻く情況がこれ程までにガタついているのに、最後の止めを刺せない自民党他野党の攻撃も手ぬるくて、与野党の八百長に見えて仕方がない。
 八百長は日本相撲協会だけで結構だよ。

   2011年3月11日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年3月10日木曜日

「週間ポスト 3月18日号に記載 “大銀行の罪” 雑感」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-04

 この週刊誌が発売前に我がボケ頭がこの欄(03-02)に書いたのが「日本の銀行どもを支援する為の財務省の壮大な詐欺行為」である。
 そこで週間ポストが10ページを割いて取り上げた“大銀行の罪”のタイトルを拝借してその現状を考えてみたい。
                 記
 「経済の潤滑油」として税金で救済された銀行が、いまや企業と国民を苦しめて景気の足を引っ張る。この許しがたい現実を、われわれは直視すべきなのだ。
 “大銀行の罪”
1) データで一目瞭然「貸さない銀行」が加速している。
2) 個人も企業も標的に「貸し渋り」「貸し剥がし」の壮絶現場。
3) 国際市場で笑われる「ド素人トレーダー」
4) 「残業減った」「保育所売った」と浮世離れしたグチ、、、やっぱり羨ましい「銀行員人生」
5) 「後ろ向きの資金」を貸せてこそ銀行である。

説明によると、銀行が集めた預金をどれだけ企業などに貸しているかを示す「預貸率」だけど2000年には約97%だったのが、2010年には72%まで25%も下げている。
全銀行119行の貸し金残高は392兆円、預貯金560兆円、差額162兆円の大部分150兆円を国債で穴埋めしていることは、先に我がボケ頭が述べているとおりである。
 
 企業、特に中小企業が本当に資金を必要な時には銀行は貸さない。
 旧東海銀行専務取締役を歴任した水谷研治・中京大学名誉教授は「銀行が哲学を失ってしまった」と嘆き、銀行の求められる基本的役割を二つ指摘。
 資金を間違い無く管理するという「決済機能」と、資金を企業や個人に貸し出す「融資機能」で、今、この融資機能がゆらいでいる。
 融資を大別すると「前向きの資金」と「後ろ向きの資金」がある。
 前者は運転資金や設備投資資金、新規事業資金等で利益を期待できるもの。
 後者は企業が苦境に陥った時の緊急資金だが、現在の銀行は理由の如何に拘わらず企業の緊急事態から逃げてしまうのが現実である。

   2011年3月9日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年3月8日火曜日

「遂に前原外相が辞任、あほ菅政権いよいよ沈没」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-03

 前原については今までいろいろ“胡散臭い”行動や発言が気になっていたが、やはり我がボケ頭が感じていたことが今回辞任という形で決着した。
 この欄でも過去に取り上げたが、ある人気歌舞伎役者の会合に民主党の両議員総会を欠席してまで出席した時も“こいつ、前原という奴は国会議員という身分をどのように考えているのか?と疑問に感じた次第。
 歌舞伎役者の会合を優先したことを記者から質問を受け時の回答が「役者さんとの約束が政治日程より前だったのでそのとおりに約束を果たしただけだ。」と平然と答えていたのが未だ目に浮かぶ。
 我輩は公私混同も甚だしい無責任な行動と怒りを覚えたが、こんな奴がポスト菅の筆頭で成り行き次第では首相の目もあったそうだから、本当に民主党にも首相候補がいないことを証明していると思う。

 国民が北朝鮮による拉致被害者救済に関心持っている最中に、前原は二度も密かに北朝鮮を訪問し、その時に当地に長期滞在していた赤軍派の幹部と面会していることにも強い疑問を感じるし、そのことに対する前原の説明も非常に曖昧な説得力を欠く対応だった。
 もう一度の訪朝では、個人的な支援者が北朝鮮に工場を建設した視察を兼ねて行ったなどと釈明していたが、これもまた不可解な説明だった。
 米国の議会制度が良いとか悪いとかいうことは於いといて、米国の国会議員が前原と同じような不可解な訪朝をしていたら、ただちに上下両議院聴聞会に呼び出されて厳しい糾弾を受けるだろう。
 前原の行動が北朝鮮のスパイ嫌疑すら掛けられて厳格な調査が行われるだろうし、FBI(米連邦捜査局)、CIA(アメリカ中央情報局)すら巻き込んだ事件に発展する可能性がある。
 米国に比べてこの日本には公安調査庁なる存在感の皆無な機関があるが、何ら実績を上げているような報道は無いし税金の無駄使いではないかと思う。
 このような胡散臭い奴が民主党内で大きなグループを形成し、発言力を保持していることにもこの党の脆弱さが露呈している。
 先の与謝野金融担当相の任命にしても、衆参合わせて400人近い民主党国会議員には与謝野に匹敵する議員が存在しないことをあほ菅が証明したに等しく、議員数だけは多いごく潰し集団であることを露呈したわけである。

    2011-03-03  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「日本の銀行どもを支援する為の財務省の壮大な詐欺行為」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-02

 前回の(03-01)で少しだけ財務省の職務権限の悪用を指摘したが、現在も日本の銀行に対する財務省と金融庁の監督、指導権限は強大である。
 官僚の天下りが問題にされマスコミも指摘しているが、一向に減少した気配はないし、あほ菅はこの面でも完全に嘗められている。
 財務省官僚の天下り先として地銀は昔も今も相変わらず美味しい受け皿としての存在価値を維持しているし、その為にもバブル崩壊時の金融機関の大混乱の二の舞は絶対に避けたいのが奴らの思考である。
 その為に政府国債の乱発を非常に巧妙に利用していることが、銀行の保有する国債の残高と預貯金の差額金額を見れば歴然としている。
 因みに2010年11月末の銀行保有国債は142兆円で、昨年末の銀行預金と融資額の差額が150兆円、と言うことは銀行の余剰資金はほぼ全額、国債に化けていることになる。
 だから日銀が量的緩和を推進しても金融機関が国債引き受けに充当するから、
市場に札束が出回らないし特に中小企業には融資されないわけである。
 
 今年1月12日付日経新聞によると、国内銀行の平均貸出金利が2010年10月に初めて1%台に下がったそうだから、信用リスクの高い中小企業に融資する代わりに喜んで1.3%の利子の十年物国債を引き受けるはずだ。
 ただ見たいな利息で預金をかき集めてその金で国債を買い、年二回の受け取り利息を国から保証されればアホらしくてヤバイ中小企業に貸すわけがない。
 税収不足を口実に国債を45兆円も乱発することで、財務省は銀行支援をしていることになり、己達の天下り先を安泰に導くべく誘導しているのだ。
 国民新党の亀井亜紀子幹事長代理が先のNHK国会討論番組で暴露したのは、「政府は税収不足で国債を無茶苦茶増額して挙句に消費税まで上げる方針だけど、財務省の官僚の皆さんはそんなに資金に困っていない、と言っていますよ」
と、与党らしからぬ説明して同席していた民主党の岡田を困らせていた。
 亀井さんは単なる世襲議員と思いきや、この発言を聞いて感心させられたのでちょっと経歴を調べて見たらやはり実力派であることが分かった。
 要するに財務省も日銀も日本国家の機関だから、銀行が引き受けている142兆円を日銀が全額肩代わりすれば、市中に金がダブつき中小企業にも資金が流れる景気を刺激することは間違いないのに、日銀の独立性を口実に遣らない。

     2011年3月3日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「あほ菅の大嘘、“景気は回復基調にある”だって、国民を馬鹿にするな!」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-01

 先の予算委員会でも、ぶら下がり記者会見でもあほ菅が盛んに強調しているのが“日本の景気は回復基調を示し始めた”と言う点である。
 国民の大多数が長年の不況に辟易としていて、特に中小企業経営者や多くの失業者や新卒学生の就職未定者やフリーター等の生きることに汲々としている社会的弱者は、あほ菅の能天気な発言に怒り心頭である。
 実態経済のどの点、何処に景気の回復現象が感じられるのか全く把握しない阿呆な奴を、一日でも早く首相の座から引きずり降ろさなければこの国の混乱と弱体化は一層深刻になるであろう。
 景気対策の不手際を棚に上げて、不況から脱出で来ないのは、自民党初め野党が予算案に同意しないからである、とまで言い切って野党の責任に転嫁するに至っては言語道断の逃げ口上である。
 予算成立が遅れて四月からの執行が多少遅れても、長年に亘り景気のどん底を強いられている国民としては、多少のことでは騙されない覚悟ができている。
 むしろどうせ遅らせるなら徹底的に遅らせて、首相以下国家公務員や地方公務員の報酬を当分ストップして苦労している国民と同じ厳しさを経験させることは決して無駄ではない。
 あほ菅政権の主力支持母体である公務員どもの自治労組が一番打撃を受けるはずだし、不況化でも暢気に過ごしてきた奴らに一撃を食わせるのも国益に叶う措置であると我がボケ頭は逆に期待している。

 このような経済情勢の中でメガバンク以下日本の金融機関どもが、中小企業に対して誠実に融資業務を遂行していないことを昨日の日経で解説していた。
 昨年末の銀行預金は約570兆円、貸付残高は約420兆円で単純に我がボケ頭が計算しても150兆円の差額が銀行預金として滞留している。
 それにも拘わらず銀行が暢気に経営しているのは差額の大半100兆円以上を国債に当てて穴埋めしているからである。
 財務省と金融庁が銀行に対する職務権限を悪用して、己達が発行した国債を銀行に引き受けさせると同時に銀行の余剰資金を運用させることで銀行経営を支えてているのだ。
 銀行が保有する国債を全て日銀が肩代わりすれば、銀行は中小企業融資に廻さざるを得なくなり、中小企業も不動産も活気づくことは確実である。

    2011年3月1日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年2月26日土曜日

「小沢の反撃第二段、小沢グループ頭・松木農水政務官の辞表提出」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-09

 先に小沢支持の16人の衆議員が民主党会派を離脱する行動に出たが、松木の辞職は彼らに次ぐ反あほ菅対策である。
 小沢配下の中に、他に副大臣が4人と政務官が9人いると報道しているが、いずれ間もなく同じ道を選択すると思う。
 その後で小沢一党の中堅議員グループである一新会が集団で先発隊の16人に合流し、実質的な分党に走るのではないか。
 我がボケ頭の持論であるが、高が衆参合わせて400人足らずの人間を纏め得ずして、一億二千六百万人の日本国民を統合できるはずがない。
 我がボケ頭も含めて大半の国民は大なり小なりマスコミ情報を参考にして、政治や経済の動向を勉強し理解し承知していると思うが、その中心が大新聞やテレビ等であるが、果たして昨今のマスコミは国民に中立的な正しい国益に叶う情報を流しているのだろうか。
 共同通信出身の政治評論家で、歯に衣着せず非常にハッキリ物を言う政治評論家として我がボケ頭もフアンの一人である青山繁晴が曰く、「菅政権はすでに仮死政権ですよ」。
 つい先だってまであほ菅は、「就任六ヶ月は“仮免許政権”だから」と抜かしていたが、青山の見解では仮免許どころか既にあほ菅はお陀仏なのである。

 ところがこのお陀仏政権であるはずのあほ菅を延命させているのが、チェニジュヤ、エジプト、リビヤと次々に発生した北アフリカ諸国の独裁国家の崩壊現象であり、その影響が隣の中国まで及ぶのではないかという情報氾濫である。
 マスコミは沈み行く我が日本国のあほ菅政権の混迷振りを棚上げして、連日独裁者の報道合戦である。
 数日前まではエジプトのムバラグ大統領が辞めるの辞めないのと情報を垂れ流していたが、どうやら正式に退陣したとなると、今度はリビヤのカダフィ親分の消息合戦である。
 そうこうしている内に今度はニュージランドで起きた地震情報である。
 日本人が被災者に含まれていなければ日本のマスコミどもは僅かな報道しかしないのに、たまたま日本人がかなり被災したので今度は報道合戦である。
 被災者家族の皆さんには心から敬意を表するが、この事態をあほ菅は悪用し、宣伝の為にただちに政府専用機を派遣したのである。

   2011年2月24日 元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「朝日新聞編集委員 星 浩の理不尽な(あほ菅)支援発言」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-08

 何故か朝日新聞は(あほ菅政権)を批判する姿勢に欠けているし、今日の朝日朝刊だけは、国内政局について殆ど紙面を割いていなかった。
 読売、日経、毎日はそれなりに現在の政局を解説しているのに、何故か朝日朝刊(20日)だけは国内政局の記事は皆無である。
 そこでたまたま今日の朝日テレビの番組を見ていたら朝日の星がゲストとして現在の政局について解説していたが、我がボケ頭は奴の発言に愕然とすると共になるほど朝日新聞が国内政冶について書かない理由が多少解った。
 民主党内部から16人の反乱議員が出現し、其の事態を切っ掛けに菅政権の危機的状況がマスコミで取りざたされ世間の関心を強めているのに、不思議なことに朝日だけは殆ど記事として取り上げなかった理由が解った。
 
朝日新聞の政治担当の編集委員が星である事実がその回答である。
今朝のテレビで星曰く「菅さんの衆議院解散発言は根拠がありますよ、総理大臣は全ての大臣が総辞職、解散に反対しても反対大臣を全て解任して兼務すれば解散は可能ですから最後は解散して国民に信を問う可能性はあります。」
我がぼけ頭はこの発言を聞いて本当に星が二大新聞の政治担当編集委員なのかと己の思考を疑ったくらいである。
他の大多数の新聞や政治評論家が、歴代の首相で多数の大臣の反対を押し切って独断で解散権を行使し国会を解散した総理大臣はいないと主張しているのに、あたかもあほ菅が簡単に独断で解散を強行出来る様な説明をすることは、明らかに国民に誤解を与える解説である。
星がフリーの政治評論家ならば現実を無視した如何なる発言をしても自由だが、奴は一千万部を発行する二大新聞の政治担当の編集委員という世論に大きな影響を与える立場にあることを考えると、明らかに異質な解説である。

同じ朝日新聞グループの朝日テレビの有名な二人の報道記者も菅政権が末期症状であることを明確に主張し、あほ菅に解散など出来るはずがないと解説しているにも拘わらず、事実に反する主張を性懲りもなく続けているのである。
このような人物を政治担当の編集委員として祭り上げている朝日新聞は、我が大人が糾弾されたことも忘れて又も国益に反する行動を継続していることに我がボケ頭は大きな怒りが込み上げてならない。

 2011年2月20日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

2011年2月15日火曜日

「民主党幹事会の小沢処分案は最も軽い“党員資格停止”」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-07

 明らかに激突を避けたあほ菅、岡田の弱腰対応である。
 本気で小沢排除を目指すならば少なくとも離党勧告処分くらいは突きつけないと、正月からあほ菅が抜かしていた小沢に対する処分内容とははるかに隔たりがある対応である。
 この処分案を今後いくつかの上部機関の検討を経て結論を出すのだろうが、最終決着までは三月にずれこみそうだから、其の時期まであほ間政権が生き残っているかどうかの方が怪しいのではないか。
 参議院を野党が多数を占める所謂“ねじれ”現象状態なので、予算案は兎も角、予算関連法案が衆議院の三分の二条項による再可決しか方策が無いゆえ、小沢支持者が十人ていど造反すれば、例え社民党を引きずり込んでも否決されることは明々白々である。

 昨日の幹部会でも輿石参議員会長ほか数人の小沢支持者が小沢処分の不必要性を強調しているし、今後の段階で多数決による決着は無理であろう。
 もしもあほ菅、岡田が強引に処分を押し通せば即、総辞職、解散に展開して日本国の国益の為には有益なことと考える。
 いずれにしても高が400人程度の民主党国会議員を纏められなくて、挙党一致体制さえ崩壊寸前なのに、国家の危機に対してどうして挙国一致体制など構築できるはずがない。
 大体、先の鳩山前首相も、あほ菅も一億二千万六百万人の国民と国家を統治する能力も無いことは明らかだし、日本国の親分の器ではないことがやっと国民も承知することになった。
 
 多くの日本国民、特に老齢者、病人、生活保護世帯等の弱者や大学は卒業したけど就職先が見つからない若者たち、いつまでも解決しないデフレ対策、一向に先の見えない中小企業の厳しい経営状態等、喫緊の課題は山積しているのに、あほ菅政権は何一つ解決していない。
 ばらまいたのは子供手当だけである。
 これも所得制限を設けていないから、大金持ちの鳩山の孫にも配られるとのことで、ばら撒き金額の70%は預金に振り変わっただけで経済刺激効果は微々たるものである。

   2011年2月15日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「民主党が処分すべきは、小沢ではなくて国民の支持率が20%まで下落したあほ菅の退陣ではないか」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-06

 野党自民、公明他が改めて小沢の証人喚問を予算審議に出席する最低条件と主張しだしたので、あほ菅と岡田等民主党幹部は形振り構わず小沢処分を喧伝しているが、多分小沢はまたいかなる決定にも従わないだろう。
 我がボケ頭は再三述べているように決して小沢サポーターではないが、ここまでマスコミや野党や民主党幹部どもが小沢の政治生命を絶つべく茶番劇を続けるのであれば、ひねくれ根性の我がボケ頭としては徹底的に小沢が抵抗することを期待したくなってきた。
 
国民新党の頭が言っているように、第五検察審査会という我がボケ頭には理解不能の司法機関に一応起訴されたわけだから、裁判に任せて政治屋どもは国政に専念した大事な政治的懸案事項を解決することに専念すべきである。
 もしも小沢を承認喚問の席に呼び出しても、沈没寸前のこの国を救済する特効薬として期待できるわけではないし、ここまで事態が混乱したら小沢も徹底的に抵抗して、最後には小沢に政治生命を賭けて殉じてくれる子分を連れて民主党を飛び出し、“新民主党”を旗揚げして菅政権を潰し政界再編に一石を投じて日本国再生の捨石になる覚悟で政治生命の終結を全うすることを望む。

 我がボケ頭の鈍感な予想では、今回の小沢を取り巻く政変では小沢こそ形振り構わず暴れまくらなければならない立場におかれていると思う。
 何故なら小沢が勝利するということは、あほ菅が総辞職解散して再度民主党政権勝利して最終的に小沢政権が樹立されることである。
 勝負は最後の瞬間まで諦めてはいけないということは、百も承知の上で言っているのだが、小沢にはこの度の政局喧嘩では引き分けでは意味が無い。
 あほ菅は最後に解散退陣すれば勝敗は関係ないというより、勝利は絶対ない。
 ならば半ば死に体の奴と刺し違えても意味はないし、価値も無い。
 あほ菅を相手と考えて喧嘩をしても労力の無駄である。
 あほ菅が沈没するのは時間の問題である。
 小沢は民主党内の喧嘩から政界全体のゲリラ戦に方向転換した方が多少なりとも国益に繋がる可能性があると、我がボケ頭は想像している。

   2011年2月14日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「エジプト・ムバラク大統領遂に失脚退陣、あほ菅もついでに速やかに消えろ」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-05

 三十年に亘り独裁政権を続けたムバラクと、就任八ヶ月足らずのあほ菅政権を同じ視点で捉えることは問題があることを承知の上での指摘である。
 両者の共通点はどちらも大多数の国民の支持を失ったことである。
 両国には独裁政権と民主主義政権の違いはあるが、為政者としては同じ立場であるし、統治能力の発揮次第では国家と国民を危機に貶めるのも共通である。
 あほ菅政権については飽きる程取り上げているので今回はムバラク政権の崩壊について我がボケ頭なりに考えてみたい。
 先ず言えることは、日本国では先の大戦後三十年に亘り同一人物が政権を担った実績は勿論無いし、八十二歳で首相を経験した人物もいない。
 この国では考えられない政治体制が継続してきたことも色々な背景や事情が存在しているのだろうが、逆説的に言えばよくも三十年の長期間に亘り独裁体制が継続したものだと驚きを感じる。
 取り敢えず大統領権限を継続掌握したのは軍人によって構成されている軍最高評議会であり、つまり次ぎの体制が構築されるまでは軍政ということである。
 
 最高評議会の発表によると、九月に行われる予定の大統領選挙までに、憲法改正や国会議員の選出方法の変更等難問山積で、我がボケ頭が想像するだけでも大変な道のりであることは理解できる。
 過去の政変で新体制が確立する為の厳しい要因の一つが、エジプトの場合で言えば、ムバラグ体制に反抗して粛清されたり、逮捕拘留されたり、今もって刑務所で懲役に服している多数の政治犯の処遇である。
 これらの不当に拘束されている人達の対応を誤ると、挙国一致でのエジプト再建は非常に厳しい事態に落ち込む可能性が大きいのではないかと思う。
 三十年の独裁者にしても“一寸先は闇”なのだから我が日本など、、、。
 我が日本国民も現あほ菅体制支持者は20%を割り込んでいるし、80%以上の国民が民主党及び現在の政治に不平、不満を抱えているのだから、本来ならばこの国にもエジプト化現象が起きても不思議ではないはずなのに、何故か日本国民は二十年前のバブルボケから抜け切らずに悶々としているだけである。
 民主党内さえ一つに纏めきらないあほ菅に、一億二千六百万人の日本国を統治出来るわけが無いのに、長年の平和ボケした日本国民は未だに目が覚めていないのだから始末が悪い。

    2011年2月12日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「国賊トヨタがロシア極東で生産計画公表」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-04

 投資金額や計画の内容の問題ではない、今、日本とロシアは日本国の北方領土を巡って激しく対立している微妙な情況を無視して、私欲を優先させたトヨタの発表を糾弾しているのだ。
 我がボケ頭は2007年にトヨタがプーチンのお膝元のサンクトペテルブルグに工場を建設した時も、心の底から憤りを禁じえなかったが、今回もまた国民感情を逆なでする暴挙である。
 我がボケ頭は何が何でもトヨタを毛嫌いしているわけではない。
 昨年、アメリカトヨタがリコール問題で米国政府に散々理不尽な改善命令を受けたが、昨日、米政府運輸長官が米国の誤診を認めトヨタに謝罪した記事を読んで、我がボケ頭も日本国民として心から嬉しく感じた直後の今回の国賊的計画には、本当に複雑な心境である。
 先日、あほ菅が北方領土出身者の集会で、「先のロシア大統領の北方領土訪問は日本政府としては絶対に許せない“暴挙”である。」と強く糾弾したけれど、メドベージェフは馬耳東風で逆にあほ菅に対して「ロシアの内政干渉であり許せない暴言である」と逆襲している。
 更に、国防相を視察に派遣し、1991年のソ連崩壊以来の旧式の装備に代えて、最新鋭の武器を配備するという馬鹿げた発言をしてあほ菅政権を牽制している。
 
そのように日本政府を小ばかにした発言や行動の最中に今度は前原外相が訪ロするとのことだが、一体この国に外交政策など存在するのかと疑いたくなる。
 今、季節は冬だが、諺に“飛んで火に入る夏の虫”という言葉があるように、前原は正にロシアから見れば飛んで火に入る“虫けら”である。
 ロシアが北方四島に軍備を増強する対象は日本以外には考えられないのは当然なのに、このような我利我利亡者の国に経済的利益を供与することが、売国奴的行為であり日本の国益を犯す行為であることをトヨタの豊田社長はどのように理解しているのか聞きたい。
 当然のことながら中国の経済的躍進、軍事的強大化を最も警戒し、恐れているのはロシアであることは我がボケ頭でも解る。
 日本国にとっては中国とロシアを競争させ、漁夫の利を得る作戦がベストであることは唯一の方法だが、その作戦を遂行できる為政者は見当たらない。

   2011年2月10日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年2月10日木曜日

「エジプト・ムバラク大統領の命運は如何に?」 

「時事雑感・草莽危言」2011-02-03

 先にチェニジア独裁政権が倒れた影響を受けて、エジプトのムバラグ政権打倒のデモが先月25日に発生して早いもので二週間が経過した。
 このような政治的大事件でも発生しない限り、エジプトは我がボケ頭や平和ボケ日本国民には比較的関心の低い国である。
 報道によると米国とエジプトはイスラエルとの関係で非常に親密な状態を構築し、過去二十年以上にわたり米国は年間1000億円以上の援助をエジプトに継続している。
 米国は独裁体制の国家と連携し経済的支援をすることは不本意なのだが、イスラエルを取り巻く政治的安定の為にはムバラグ独裁政権との協調はやむを得なかった選択肢なのだろう。
 もしもエジプトの政治が混乱し、スエズ運河の管理が乱れると日本は石油を含めて多大の損失を被ることは我がボケ頭でも理解できる。
 ムバラグは親分筋のアメリカのオバマ大統領の即時退陣要求を突っぱねて今尚大統領の座に居座り続けているが、我がボケ頭が感心するのは何と83歳の高齢にも拘わらず退陣要求を撥ね付けている気概である。
 正直なところムバラグの去就など我がボケ頭にはどうでもよいことだが、九月の大統領任期までは辞めないと声明を発表したなかで曰く「我輩はエジプト人だから絶対にエジプトを出て行かないし必ずエジプトの地で死ぬんだ!」
 
チュニジヤの大統領がいともあっさりサウジアラビアに亡命したことを意識したかどうかは、我がボケ頭には想像できないが、為政者たるもの、特に三十年に亘り独裁政治を実践してきたからには他に選択士がないのも事実であろう。
 独裁政権の善悪は別にして、為政者たるものは常に己の命と引き換えに国政を担う覚悟が必定である。
 我が国を担っているあほ菅に政治能力や統治力や国民の信頼は喪失しているが、政策遂行に失敗したら“即刻腹を切れ”と言っても指すら詰める勇気もないことは明らかだから、せめて即刻政界から引退して四国霊場参りにでも出かける位の最後のパフォーマンスを遣れ!
 国会の与野党論戦も八百長だけど、今度は遂に大相撲が八百長発覚で三月の春場所休止が決定したそうだが、休止では無く相撲界が“急死”するのではないかと我がボケ頭は予測しているが果たしてどんな結果が出るのかな?

    2011年2月7日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「新日鉄、住金合併の意義?」

「時事雑感、草莽危言」2011-02-02
 
 我がボケ頭は二十代後半から四十代初めの約十五年間、鉄鋼関係の商売に携わっていたせいか、今回の合併記事を懐かしく、苦い思いも込めて読んだ。
 其の時代には八幡製鉄と富士製鉄が合併して国内最大で世界一の大企業が誕生したことを思い出す。
 その新日鉄が41年後に更に合併に向かうとは創造も出来なかったことであり、世界情勢の変化に我がボケ頭もただただ驚くばかりである。
 2009年の粗鋼生産高では報道資料によると、世界ランキングで新日鉄は6位であり住金は23位であるが、増産の為2010年度に新日鉄住金の合併会社は二位に浮上するそうである。
 それでもインド系資本の一位アルセロール・ミタルは倍近い生産量である。
 国別生産量では一位がインド系企業、二位が中国系、三位が我が日本であり、中国系鉄鋼メイカーは新日鉄が技術、資本支援して創った製鉄メイカーである。
 地理的にも直接的に最大のライバル企業は中国企業と言うのも正に歴史の皮肉であり、多分当時の新日鉄経営陣も予想していなかった結果だろう。
 この合併話は確か2005年頃に住金から積極的に持ちかけられたように記憶しているが、交渉過程で世界的に鉄鋼需要が増大し、住金の業績が回復して取りやめたように我がボケ頭は記憶している。
 合併の代わりに株式の持合で凌いだのではないかと思う。
 程なく当時の川鉄と日本鋼管が合併してJFEスティールが誕生し、結果的に好結果を残したことも刺激になったのではなかろうか。

 バブル崩壊後に金融再編成で都市銀行が財閥の垣根を越えて三グループに集約され、その後各分野にも合併、再編成の波は押し寄せ現在もなお激しく展開しそうな情況である。
 あらゆる分野、業界で再編合併が進むのは、日本経済や国力強化に貢献するかも知れないが、大企業化の推進は反面、中小企業の弱体化を推進することにはならないのだろうか。
 そうでなくても中小企業は苦境の中から這い上がれなくて悪戦苦闘を強いられているのに、ますます厳しい経営環境に置き去りにされるのではなかろうか。
 大企業は自力で生存競争に勝ち残りを掛けて全力投球するのは投資家に対する義務であり責任であるが、中小企業が生き残るのは至難の業である。

   2011年2月4日  元始求道会、マルキG 毘沙門寺岡 

「社会的弱者の象徴である後期高齢者の医療負担増額を目論み、他方で大金持ちや外国人の子供に対してまで無意味なこども手当をばら撒く阿呆菅」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-01

 衆議院予算委員会が昨日多少の紆余曲折を経て始まった。
 あほ菅政権には半年の間に次々に生じた失政の数々に失望しているので政治に期待するものは皆無であるが、と言っても現実に日本は国に生存しているわがボケ頭としては、一国民として悪政の現実を直視するのは国民の義務と考え怒りを抑えながらテレビを見ている。
 あほ菅が先の国会で今後の国づくりの理念として掲げたのは「平成の開国」「最小不幸社会の実現」「不条理を正す政治」である。
 我がボケ頭にはさっぱり理解出来ない理念であるが、これが米国のオバマ大統領が年頭教書で掲げたとすれば何となく理解できそうな気がする。
 最小不幸社会の実現と厚かましく掲げながら、長年に亘り日本国の戦後の発展に貢献してきた功労者世代と言える75歳以上の後期高齢者の医療制度を改悪し医療負担の増額を狙っている。
 このような人間性を無視した政策を推進しているあほ菅の下ではこの国は「“最大”不幸社会の実現」に向かっているとしか考えられない。
 
 現行のあほ菅政権では予算案は参議院で否決されても衆議院の優越性条項で三ヶ月後に承認されるが、関連法律が参議院で否決されれば予算の執行は非常に困難になることは明らかである。
 菅が狙っているのは社民党を連立に再び引きずり込んで、衆議院の三分の二条項で関連法案を強引に成立させる意図だろうが、数ヶ月前に三くだり半を突きつけて野党に鞍替えしたのに、又連立に戻るとすれば社民党の福島と取り巻きどもはまるで売女なみであるが、あんなババアでは売り物にもならないだろうから正に売女以下の下衆集団である。
 もしも社民党が大臣の椅子欲しさに再度連立に加わるとすれば、社民党は次回選挙では雲散無償しているであろう。
 そのような下衆野郎を引きずりこんでまでも政権維持の為には手段を選ばない菅もまた、国民を不幸に陥れる下衆野郎であり国賊である。
 あほ菅みたいな下衆野郎に“不条理”などと言う厳正な言葉を使わせたくないし、我が崇拝する野村大人が“不条理”対して命がけで戦われたことを考えると尚更その思いが強く込み上げてくる。

   2011年2月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「何故日本政府は日本経済の核企業である中小企業を軽視するのか?」

「時事雑感・草莽危言」2011-01-05

 昨日(24日)の第177通常国会での空き菅の施政演説の中でも、喫緊の問題である景気対策や中小企業対策について何一つ具体策は無い。
 消費税アップや年金問題や自民公明等の野党に国会運営で協力を依頼するばかりで、肝心の緊急対策は皆無である。
 景気も不景気も突き詰めれば人間が生じせしめた経済現象であり、過去の好況の実績を振り返るのも窮した時の参考にはなり得るのではないかと思う。
 1980年代から日本の景気上昇が始まり、日本国民はバブル景気に酔わされて正常な感覚を失ってしまった。
1989年末をピークに1990年から株価も頭打ちから値下がりが始まり、土地価格にも影響が出始め遂に“土地神話”が崩れて金融機関の大混乱が始まり、当時金融機関の横綱と言われた日本長期銀行が破綻した。

時の為政者、特に首相と日銀総裁の責任は大きく“土地神話”を創造して不動産ブームを煽り、一億総不動産屋を演出した奴どもの後遺症は今もって中小企業の再生を阻む大きな障害となって、真面目な中小企業経営者の足を引っ張り見殺しにしている。
昨日、あほ菅が、官僚が作り上げた原稿を施政演説として読み上げていたが、沈没寸前の船長の厳しさも真剣さも何も感じられない空しさだけが残った。
我がボケ頭に言わせれば、実行不可能な懸案を羅列せずに、ただ一つ日本経済の浮沈を握る中小企業を“絶対的に元気に再生させる方法”を一つだけ、例えばリソナ銀行を一時的に国有化したように、希望する全ての中小企業に資本注入して一時的に国有化して、やる気のある経営者を再生させることくらいやってみたらどうか!
あほ菅は、民主党の代表戦までは馬鹿の一つ覚えで“一にも雇用、二にも雇用、三にも雇用”と連呼していたが今回の演説では“雇用”は影を潜めた。
日本は300万人以上の失業者が職を求めているとのことだが、トヨタや新日鉄等の大企業がいくら業績を回復しても吸収出来るような失業者数ではない。
我がボケ頭の持論だが、600万社の中小企業が一人づつ雇用すれば吸収出来る数である。
失業者の受け皿としても中小企業を拡大強化する政策こそ唯一の失業対策と我がボケ頭は本気で考えている。

  2011年1月25日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年1月27日木曜日

「何故アホ菅政権も自民党も支持率が上向かないか?」

「時事雑感」2011-01-04


 政権を担うアホ菅政権と野党の自民党では理由も原因も異なるのが当然なのだが、唯一同じ要因が、どちらも小沢攻撃しか策が無いからである。
 アホ菅の方は政権を担いながら、尖閣諸島の中国船による巡視船衝突や容疑者である船長の釈放問題を初め、不況対策の無策や戦後最大の不況に対して何一つ対策を打ち出せないで、小沢問題という民主党内部の闘争に明け暮れている国民不在の存在でしかないからである。
 岡田幹事長が強弁していた小沢の政倫審出席は完全に無視され、昨日(20日)遂に岡田はギブアップ宣言をした。
 いつも我がボケ頭が説明しているように、我輩は決して小沢支持者ではないが、アホ菅一派が緊急を要する国内問題を放置して小沢問題にすり替え、政権の延命策に利用していることが許せないから岡田等を糾弾しているのだ。
 小沢の政倫審出席に失敗したら、あとは承認喚問しかないことを岡田は示唆しているが、証人喚問には全党一致が原則なのに、すでに連立相手の国民新党が反対の意思表示をしているので成立しないことは明らかなのである。
 このことは自公ともに承知の上なのに、相変わらず“馬鹿の一つ覚え”の小沢の証人喚問を主張して国民を騙し愚弄しているのである。
 
 小沢と国民新党の亀井の付き合いの長さや親密さからすれば、国民新党の反対は当然のことで、与野党ともに無駄な時間を費やしているに過ぎない。
 マスコミどもはその事実を当然承知しておきながら、政治屋どものお先棒を担いでこれまた国民を騙す手伝いをしている。
 小沢の第五審査会による起訴もはっきりしているし、与野党ともにいい加減に小沢問題から卒業?しないと血税の無駄である。
 小沢の元秘書大久保に対する裁判が始まるが、大久保を取り調べた検事が現在ブタ箱で反省中?の元大阪地検特捜検事の前田であり、検察側は前田の調書を全面的に取り下げたそうだから大久保に全面的に有利に展開するであろうことは、我がボケ頭でも理解できる。
 小沢にとってはこれまた朗報であり、小沢を取り巻く情況はかなり風向きが変化してきたことは間違いない。
 大体、検察審査会など我がボケ頭には全く存在価値は不明だし、通常の検察起訴とは明らかに異質な起訴であることをマスコミも更に説明すべきである。

   2011年1月21日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「与謝野を大臣に指名したアホ菅も当然阿呆だけど指名を受理した与謝野はもっとド阿呆やないか?」

「時事雑感」2011-01-03

 与謝野は一昨年八月の衆議議員選挙では東京小選挙区で前任大臣の海江田万里と戦い敗れて、自民比例東京でやっと吊り上げてもらい議員バッジを手にいれた奴だ。
 それなのに平沼代表の“たちあがれ日本”(我輩風、たち枯れ日本)に参加することを自民党が容認したのは、たちあがれ日本の創立目的が“打倒民主党”のスローガンだったからである。
 それに小選挙区の選挙戦では散々民主党の海江田をこき下ろしてきたのに、今度はその海江田から経済財政担当の引継ぎを受けている。
 海江田が今回の与謝野の大臣就任を知って“誠に不条理を感じる”ともらしたのは、半分は選んだアホ菅に対する複雑な思いを言ったことに間違いない。
 それだけ不満を感じても、次の大臣指名を海江田が断らなかったのはやはり大臣の地位の魅力に負けたからであろう。
 
 鳩山政権の予算委員会では、与謝野は自民党から質問に立ちときの鳩山を“今世紀最大の脱税王”とこき下ろしているのだ。
 己の小選挙区で勝利しているのであれば、離党しようと本人の勝手であるが、
奴は自民党の票のお陰で議員を続けていることを無視している。
 このような詐欺師与謝野を昨年まで最重要人物として活用した自民党にも責任は感じるべきであろう。
 米国ではゲーツ国防長官がブッシュ前政権から引き続き就任したが、それは米国の軍事政策が政権交代に拘わらず国民の信頼性と支持が高く、共和党から民主党に代わっても共有きるのである。

 24日には国会も始まるらしいが、自民党ほか野党は誠に労せずして攻撃のネタが増えたわけで、正に民主党が塩を撒いてくれたわけだ。
 政権延命策の為には何でもあり、というのがアホ菅の政権運営手法らしいが、
敵の懐に節操もなく手を突っ込む一方で二大政党を論じるなど矛盾だらけもいいとこだけど、アホ菅に常道を求める方が可笑しいことになる。
 いずれにしても今国会で阿呆菅内閣も終わるだろうが、それにしても自民党の支持率も見事に横ばいから脱出出来ないのもアホ菅を延命させる原因だろう。

    2011年1月17日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年1月17日月曜日

「“雀百まで踊り忘れず”ではないが、やはり“餅は餅屋”に見習ってエキストラ人生を“商い”、それも国益に関わる仕事に集中したい。」

「時事雑感」2011-01-02

 古希を過ぎて萎えかけた我がボケ頭の闘争心を刺激し蘇らせてくれたのは、佐賀共栄銀行でありその意味では感謝すべき出来事かも知れない。
 時期が来たらいずれ第三刊で背景を書き残す積もりでいるが、言えることは人間、いくら歳を重ねても自分らしさを失ってはお終いということである。

 つい先日、あのお笑い芸人の間寛平が世界アースマラソンを走破して二年振りに帰国したが、出発地の大阪ではなく上陸したのが福岡だったので現在大阪に向かって未だ走り続けているはずである。
 走行途中で前立腺癌に冒され、手術の為に一時走行中断のアクシデントに見舞われたにも拘わらず、あと数日で出発地の大阪にゴールするはずである。
 何故寛平の帰国記事に関心を持ったかというと、全く比較にも成らないアホ菅の四国八十八箇所霊場めぐりの記憶を思いだしたからである。
 2005年に民主党の党首に就任した時に、浮気がかみさんにばれて霊場行脚を思い立ったとのことだが、未だ53箇所でストップしたままらしい。
 当時かみさんに「あんたは脇が甘い!」と恫喝されて巡礼を思いたったらしいが、今こそ日本国を困窮に陥れた責任を取って至急に首相の座を明け渡し、国民にお詫びすべく残り35箇所の巡礼を始めたらどうだと言いたい。
 小沢に対しては「小沢さんは自ら国会の場で国民に説明し、議員を辞し、裁判に専念されることが、ご本人にとっても一番いい選択だと思います」とぬかしておりながら、己は失政の連続で支持率も20%代に落ち込んで完全に国民から見放されているのに恥を曝して首相の座にしがみついているざまは、悲劇を通りこして喜劇でさえある。

 日経の記事によると、二年間にわたるエコカー対策や諸々の販売支援策で自動車や弱電メーカーや中国市場で活躍している建設機械メーカーの活況で、少しは関連中小企業も仕事が増えたらしいが、エコ対策の終了や政府の無策で昨年後半から中小企業の倒産件数が激増していると報じている。
 日経平均株価だけは何とか昨年12月から40日間、辛うじて一万円台をキープしているが底堅さを感じるのには程遠い推移である。
 ガソリンや食料品の一部に多少値上がりしているが、デフレ阻止には程遠い。

2011年1月9日日曜日

「今年の第一弾もやはりアホ菅の年頭記者会見批判に決定」

「時事雑感」2011-01-01

  我がボケ頭は2011年からはなるべく政局からは距離を置いて、本来の政治、国益の視点から一国民として考え、発言し、批判すべきはする姿勢を心がける積もりでいたが、アホ菅のあまりに国益を無視した小沢非難中心の発言を許しがたく、年頭の我が決意を転換した次第。
 今この国にとって絶対的優先課題は十八年に及ぶ大不況からの脱出と、長期不況の影響に打ちくだかれた国民、特に老人や生活困窮者等と中小企業の救済策の早期実現であるはずなのに、このような大事な問題は無視して相変わらず小沢との内輪喧嘩を一番に上げて国民の目を逸らそうと躍起になっている様は一野党の党首ならいざ知らず、現時点は一国を代表する立場を忘れている。
 何が何でも首相の座にしがみ付いていたいだけのエゴである。
 アホ菅は政治に首を突っ込んで以来の目的が“首相”になることであり、其の座についた今もこの国と一億二千600万人の国民を守るべき思想を持たずにアホ菅本人は自己目的を達成したのである。
 そんなアホ菅にこの国をこれ以上任せておけばおくほど、この国は沈没のスピードが速まるだけである。

 アホ菅が記者会見で上げた内容を羅列すると、1)小沢問題の政治と金。 2)2011年予算 3)社会保障、税制改革 4)内閣改造、衆院解散 5)環太平洋連携協定(TPP) 6)国会審議

 現在、日本国民全員が最も期待している景気回復、不況脱出、デフレ阻止、中小企業支援策等には完全無視である。
 アホ菅が毎晩出撃?している銀座、赤坂、六本木等で取り巻き子分どもを連れ歩いていて、庶民の気持ちなど理解できるはずもないし、意識することを避けているとしか見えない。
 同じのみ歩いても元首相の麻生や鳩山は個人的に懐が豊かだから結構私的色彩の濃いい会食にはポケットマネーで支払っていたと思うが、スッカラ菅の場合は例えカミサンとの会食ですら全て国民の血税で飲み食いしているのだろう。
 アホ菅対小沢喧嘩の行き過ぎを流石に前原も無視出来ず、記者会見で“小菅”
騒動を早期に終結する為にマスコミも報道姿勢を修正して欲しいと本音を吐き意見している。

    2011年1月5日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「2010年師走最後の時事雑感」

「時事雑感」2010-12-08

 毎月十回を目標に書いている雑感を、今日のタイトルで今年最後の時事雑感にしたのは、来年が少しでも“末広がり”で政治も経済も何が何でも向上するように我がボケ頭が“八”に願望をこめた結果である。
 それにしても国民は、漢字の読めない首相に愛想をつかせて昨年九月の総選挙で民主党政権の誕生に期待して民主党に一票を投じたのだが、見事に裏切られて越年する国民にとって悲惨な師走を終えることになった。
 
 我が母校の福岡高校が何と28年振りに花園に出場したので、冥土の土産になればとの思いで、28日の今日午前11時15分キックオフの試合を応援すべく観戦してきた。
 相手はシードされてもおかしくない東京第一代表の本郷高校である。
 最近の母校の実力を承知してない我がボケ頭は、相手が激戦区の東京を勝ち抜いてきた強豪高とのことなので、とに角悲惨な敗北だけはしないで欲しいとの強い願望のもとに球場に行った。
 所が我輩の心配を嘲笑うかのように、我が母校は残り一分のタイムアップ寸前に逆転トライで勝利をもぎ取ったのだ。
 母校の監督はラグビー界では有名な明治大学OB、新日鉄釜石で松尾雄二とともに大活躍した愛称ヒゲ森氏である。
 兄貴とラグビー観戦したのは多分初めてだと思うし、それも戦前の予想を覆しての勝利を我が冥土の土産にプレゼントしてくれるとは誠に感無量である。
 次の対戦相手は朝鮮高等学校であるし、実質的には北の金親分の系統だし我がボケ頭の思想、主義がからんでくるので感想は差し控える。
 敢えて一言、「我が母校よ!絶対に勝利せよ!」

 本年度の締めくくりはやはり政治と経済である。
 不況はどん底のまま、中でも中小企業を取り巻く情況は全く冷え込み、政府の無策と政争の所為で、日本国はお先真っ暗のまま越年である。
 来年の干支は兎とのことだが、今年のトラでさえ食い破れなかった不景気を、来年は兎が簡単に飛び越えることを期待する方が無理だろう。
 今年の時事雑感はどうしても大半が政治、経済に対する非難批判に集中したが、願わくば来年は少し内容を変えて書けるような船出を祈りたい。

   2010年12月28日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡