「時事雑感・草莽危言」2013-06-05
日本代表が、あたかもブラジルと互角に戦う実力を有しているかのような報道を流しまくって国民の期待を膨らませ、騙しでテレビ実況視聴率を稼いだり新聞等の売り上げたことに対してマスコミは多少責任を感じるべきである。
新聞によっては、あわよくば日本にも勝機があるような予想を喧伝して国民に空しい期待を抱かせた責任くらいは感じてほしい。
試合後、主力の本田、長友は非常に厳しい自己査定をしている、長友曰く「まるで中学生とプロの試合でした」
要するにマスコミが騒ぎ立てたような力は全く持たない弱小集団だったわけであり、日本のサッカーファンは完全に偽情報に振り回されたわけだ。
それでも長友のような査定を認めたくないザッケローニ日本代表監督曰く、
「早い失点でおじけづいたのか、過密日程の疲れが出たのか、日本らしさが影を潜めてしまった。50%しか普段の能力を出していない。」
しかしながら本番で実力を発揮出来なかったのも実力の内であり、要するに長友の表現が的を得ていることを認めることから再スタートしなければ、残りのイタリヤ、メキシコ戦後の言い訳が無くなることを自覚すべきである。
もっとも、日本代表が中学生レベルの能力しか持たないことを認めれば、その時点でJ監督は首を切られるから言えないことは分かるけど、、、。
2010年8月に年俸一億円プラス出来高払いで契約しているそうだから、今回のF杯出場やワールドカップ出場を決めて2014年までの契約を延長しているそうだから、今後の日本代表には全く期待しないことが正解だろう。
以前、岡田元監督がそれなりの成績を残しながら代表監督を首になった時にも、後任を日本人監督にすべきであると指摘したことがあるし、今回も改めて我がボケ頭はその思いを強くしたわけだ。
高がサッカーかも知れないが、ファンにとっては元気を鼓舞するためには、我がボケ頭がメジャーリーグに一喜一憂するのと同じで、特に現在のような不景気で意気消沈している時にはささやかな刺激剤かも知れない。
サッカー日本代表と日本国代表の安倍の首を同格で論ずるわけにはいかないが、株式相場の乱高下の所為で早くも週刊誌が安倍の早期退陣を言い始めたのも全く偶然ではあるまい。