「時事雑感・草莽危言」2012-12-07
あほ菅政権の官房長官時代に仙石由人が国会答弁で説明した中に、「自衛隊は日本最大の暴力装置である」と言って物議を醸したが、今やこの国の最大の暴力集団は警察であると訂正せねばならない程警察官による凶悪事件が日本全国の警察組織で続発している。
それらの事件の中で突出しているのが、二年前に富山県で発生した老夫婦殺害、放火事件であり、何と先日逮捕された容疑者は富山県警現職警部補である。
事件後、容疑者は何食わぬ顔で警察官としての業務を二年間に亘り継続していたと言うから開いた口が塞がらないぜ。
富山県警は殺人犯を血税で二年間も食わしていたことになり、一体警察組織の捜査は真剣に事件捜査に取り組んでいたのか疑問だらけだぜ。
それとも被疑者が身内の警察官だから、わざといい加減な捜査をして犯人逮捕を故意に引き延ばしたとさえ勘ぐりたくなる。
このような凶悪犯罪を初めとして、29万人の警察官による刑事事件や不祥事件数をインターネットで調べたが、警察庁が正式な件数をどうも公表していないらしい。
元警察官が出版した警察内部の問題点を暴露した本によると、かなり正確に説明しているらしいが、いずれにしても立件起訴された事件だけで1000件は下るまいといわれている。
先の強盗殺人事件のように明らかに起訴される事件はともかく、一般市民の場合には立件起訴されるのに、同僚警察官の場合は起訴猶予とか不起訴処分にして誤魔化すことは、当然想像できる内容である。
故に先ずは警察官による全ての不祥事件を洗い出し、警察庁がその中から正直に分析して公表すべきであると我がボケ頭は考えている。
我がボケ頭からの提案だが、この際警察庁以下29万人の警察官を防衛省の傘下に統一したらどうだろう。ついでに海上保安庁も12000人の保安官とともに海上自衛隊に吸収させれば大変合理化できると思う。
我が帝国自衛隊は総員25万人と称されているので総計55万人の大規模軍隊に変貌できるし、尖閣諸島防衛も可能となるし、新規警察官にも順番に陸上訓練を義務付ければ悪事など働く余裕など無くなり一石二鳥ではないか。