毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2014年9月27日土曜日

「最近の安倍政権の対中国、対韓国政策の弱腰への転換は絶対に国益に反する。」


 現在我が国が領土問題を抱えて対立しているのはロシア、中国、韓国の三カ国である。
 しかしながらそれらの三カ国との領土問題は、終戦後の背景やその後の外交関係の変化により各々との違いが生じているのが現実である。
 自国の領土を不法に他国に占有されていながら、政府が手をこまねいて国家としての行動を何も起こしていないのが韓国に実質支配されている竹島問題である。
 歴代日本政府の無責任、無策が今日の事態を引き起こした原因であるが、そのような国際信義を守らない国と更なる親交を深めようとするのか我がボケ頭には全く理解不能。
 竹島を日本に正式に返還しなければ、韓国との国交を断絶するくらいの当然の対応を安倍政権に期待したい。
 日本国民も安倍政権も自国領土に対する自覚が非常に稀薄である。
 諸々の外交問題は外交関係を断絶すれば落ち着くべきところに落ち着くはずである。
 我が国は自国の領土を守るために帝国海上自衛隊を保有しているのであれば、最新型のイージス艦で竹島を奪回して見よ。
 
 中国が主張している尖閣諸島問題も問題の本質は竹島問題と同じである。
 先の大戦終了後、尖閣周辺は沖縄と同じく米国が占領地域として管轄していたが、1972年5月15日の沖縄返還と同時に尖閣諸島周辺も同時に日本国に引き渡された。
 そのような背景が存在するので、現在米国政府は日本国の立場を支持しているが度重なる中国艦船の領海侵犯に対しては、日本国の領土、領海は日本独自で守れとの姿勢である。
 然らば海上保安庁のオンボロ巡視船に代えて至急に帝国海上自衛隊のイージス艦で対応すべきと我がボケ頭は考えるが如何?
 領土、領海を守る最重要事態に出動しない艦艇など廃棄してしまえ!
 これほどの血税の無駄遣いはないぜ。
 中国との国交も尖閣諸島問題が決着するまで断絶せよ。
ロシアとの北方四島は中国の尖閣、韓国の竹島問題と問題の本質が多少異なると言うのが我がボケ頭の見解である。
 旧ソ連とは不可侵条約が存在していたにも拘わらず終戦わずか一週間前に日本に参戦してきた行為は見逃せないが、北海道まで要求してきたのを当時の占領軍である米軍のお陰で北方四島までで阻止した事実がある。
 北方四島はあくまで返還交渉を継続しながら、現実に現在のロシアは日本の先端技術や資本に大きな魅力を感じており、包括的交渉は継続すべきだと思う。

      2014年9月23日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年9月12日金曜日

「何時まで続くのか安倍のバラマキ外遊?」

「時事雑感・草莽危言」2014-09-03

 昨日(6日)から安倍は世界最貧国に属するバングラディシュとスリランカを訪問して大歓迎を受けているが、安倍がばらまく経済援助のお陰である。
 最初の訪問国バングラデイッシュは、人口1億5千万で北海道の8割の広さの国土に大した資源もなくあるのは低賃金の労働力だけである。
 この国への安倍の訪問の第一の目的は、バングラデイッシュに安保理事国の立候補を辞退させて日本が理事国に選ばれるための要請の為である。
 わがボケ頭から見れば、現在の国連など世界の紛争地で殆ど実のある活動など行っていないのに何故、理事国に拘るのか理解不可。
 立候補辞退の見返りに向こう4-5年間で6千億円のインフラ援助を行う約束をしたそうだから安倍が大歓迎を受けるのも至極当然である。
 日本国内は虚偽のアベノミクスに騙されて不景気から逃げ出せずに苦労している中小企業関係者が大勢いるのに、海外で大盤振る舞いするのもいい加減にしろ!と言いたいぜ。

 二番目の訪問国スリランカは、以前セイロンと称して紅茶でなじみのある国であるが、人口2000万の小国でありながらつい数年前まで民族紛争による内戦の為に経済は疲弊しきっている国である。
 この国にも火力発電所二基を1千億円で寄付する予定とのこと。
 兎に角、日本国内にもっと真剣に目を向けて命がけで経済再建に取り組むことを望む。

 最近、我がボケ頭の老化現象の進化が原因かも知れないが、安倍の政策に注文つけるのが何だか空しくて仕方がなくなった。



         2014年9月8日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年9月9日火曜日

「第二次安倍改造内閣発足・雑感」

「時事雑感・草莽危言」2014-09-02

 総理就任後、一年九ヶ月にわたり同じ閣僚で安倍政権を運営してきたが、遂にというかやっとというか、昨日内閣改造が行われた。
これ程長い期間内閣改造を行わなかったのは小泉政権以来だそうである。
政界風に言うと、当選五回以上の衆議院議員や参議員枠有資格者等を合わせると所謂大臣有資格者が50人以上いるそうだから、それらの先生方にとっては本当に長い間待たされた気持ちだろう。
所がどっこいその先が超難関の激しい競争なのだ。
何故なら、首相を除く18人のポストの内、6人が残留で残りは12人枠しかない。
東大やキャリヤー官僚の試験も厳しいらしいが、大臣ポストには適わないのではないか。

一昔前の自民党内は派閥全盛で、派閥の親分に大臣候補者を指名させれば良かったらしいが、小選挙区制度が採用されてからは、かなり様子が変わったらしい。
新大臣に任命されて大臣の椅子に座って心からにこにこしているが、その影で悔し涙を堪えている連中が沢山いることを多少は感じて、国民の為に頑張って仕事をして欲しい。
総務大臣に就任した高市早苗総務大臣の旦那は大臣有資格者の一人らしいのでその心境たるや如何なものだろか、ま、余計なことか。

2014年9月4日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年9月5日金曜日

「安倍政権下で死刑囚11人を死刑執行。雑感」

「時事雑感・草莽危言」2014-09-01

 我がボケ頭は己の鬱状況の対策の一つとして、机の前の壁に「死刑囚の日常を考える。」という文言を期して時々眺めている。
 我々凡人には想像を絶する生活状況であることは勿論だが、彼らの日常に関心をもっているせいか、今回の二人同時執行で谷垣法務大臣は11人の死刑を執行したわけだ。
 過去に法務大臣に就任しながら死刑執行の押印を逃げまくり一人も執行しなかった無責任な奴がいたことを考えると、安倍政権下での大量執行はどのように考えればよいのか安倍の説明を求めたい。
 日本国は憲法で絞首刑を認め刑法で明記している以上は、死刑囚が存在するのは当然であるがそれにしても130人前後の死刑囚が毎日,死と対峙して生きているのを考えると、一寸異常に感じてならない。
 死刑囚の中には冤罪に対して裁判所と執拗に戦っている死刑囚もいるだろうが、大部分は正当な裁判を経た判決なのだろう。
 
 そこで我がボケ頭の提案だが、どうせなら100人まとめて同時執行したらどうか?
 しからばマスコミも一斉に取り上げるだろうし、死刑反対派も声を大にして己の反対意見を主張するであろうし、死刑賛成派は更に声を大にして主張すると同時に、判決が確定したら遅くとも一週間以内に執行するように法律を改正すべきである。
 この国の欠陥は物事を曖昧に済まそうとすることである。
 憲法九条の解釈然りである。
 この際すべてが条理に合致した社会に変革されることを、我がボケ頭が娑婆の空気を吸っている間に願いたいものだ。

  2014年9月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡


2014年9月2日火曜日

「ロシアの外交戦略に振り回される安倍政権」

「時事雑感・草莽危言」2014-08-06

 22日に我が国の北方四島と近海で日本政府の反対を無視してロシアは軍事
演習を強行したばかりである。
 更に日本政府の制裁に対して、たまたま千島列島近海を航行していた日本の
海洋研究船まで拿捕したといわれている。
 ところがロシアのラブロフ外相が昨日25日モスクワで記者会見して、「ウク
ライナ情勢は今秋予定されているプーチン大統領の訪日とは関係なく進められ
ていると明言した。」
                                            
「プーチン大統領は日本政府の招待を受け入れ、時期については日本側と合意
している」とも言った。
 今年2月、安倍とプーチンはロシア南部ソチ会談し、今年秋のプーチン訪日
を約束している。
 しかしながらその後ウクライナ情勢の悪化により米国やドイツ初め欧州諸
国との関係悪化の煽りを我が日本も受けることになり、日ロ関係は非常に微妙
な状況で推移していた。
  そのような時期にロシアは日本に仕掛けて来たわけで、相変わらず心憎い
外交手段と敵ながら感心している。
  ロシアから投げつけられた危険球をどのように安倍は投げ返すのか興味の
あるところである。

 ロシアが少し安倍に柔軟サインを送ったのはあくまで日米の親密関係にすこ
しでもひびを入れようと考えていることは事実で、安倍もゴルフ三昧とは行く
まいし、少しは知恵を絞らなければなるまい。



2014年8月26日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡