毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年7月20日金曜日

「民主党 前原政調会長のスタンドプレーは国益を害す、早急に政界から追放せよ!」


「時事雑感・草莽危言」2012-07-05

 今年二月に産経新聞記者を記者会見から排除することを声明したことで、マスコミ全体から拒絶反応を受け慌てて修正した。
 記者会見出席を拒否した理由が、産経新聞が前原の政治行動を揶揄して“言うだけ番長”というあだ名を進呈?したからだという他愛のない理由である。
 八つ場ダム工事の発注者である国土交通大臣に就任するや直ちに現場を視察し、工事の中断を発表し地元群馬県や建設会社、協力業者等に大きな衝撃を与えておきながら、後継大臣が工事再開宣言をしても無視して黙認した。
 正に“口先番町”を地でいく反応振りである。

 その後は外務大臣でもない単なる党三役でありながら、まるで外務大臣でもあるかのような政治行動を展開し、政府と党の二元外交を積極的に展開し外交問題で大きく国益を損なう行動や発言を繰り返している。
 五月にはプーチン政権誕生前のロシアを訪問してラブロフ外相等ロシア政府幹部と会談し、北方領土問題やプーチン政権について会談し口先二元外交を行ってロシア側に適当に利用され顰蹙を買った。
 先月には韓国を訪問して外相と会談し重要問題では韓国に相手されず恥をかいているし、先日は日本駐在ルース米国大使に面会し懸案のオスプレイの日本持込に反対を表明して米国側から軽蔑され無視されて恥をかいている。
 前原が恥をかくのは結構だが、この行為を止められない野田政権が更に米国政府から馬鹿にされることは明らかである。

 先の民主党両議員総会の混乱にたいしても民主党議員から軽蔑されているのに、野田は何も手を打てないが、民主党内の問題は無視できるとしても、奴の行動や発言が政府の分野まで悪影響を与えるのを野田が阻止できないようでは最早政権とは言いがたい。
 ポスト野田を巡って玄葉と前原と岡田が凌ぎをけずって争っているとマスコミがはやしたてているが、こいつらは誰一人一億二千万の国民と国家の安全を託せられる器の人物ではないことは明確である。
 所が、奴らが日本国の最高指揮官の責任を負える器でないことを自覚していないことに日本国の不幸が存在している。
 日本国民にとって非常に不幸なことは、国民から見ても現在政治に関与している人物の中で運命を託するに相応しい本当の“政治家”(政治屋ではない)が存在しないことである。

      2012年7月17日   元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

2012年7月17日火曜日

「オスプレイ配備騒動雑感」


「時事雑感・草莽危言」2012-07-04

民主党幹部どもは尖閣諸島に対する中国の脅威をどのように捉えているのかさっぱり分からない。
帝国自衛隊?単独で日本領土を中国の脅威から守れるとでも考えているのか?
最近の中国軍幹部の発言によると、尖閣諸島は勿論のこと沖縄までも潜在的中国領と主張し始めている情況を民主党政権はどのように捉えているのか大いに疑問である。
日本が独力で日本列島を守る軍事力が無ければ、米国のバックアップに依存しなければ仕方が無いと思う我がボケ頭の愛国的発想は当然だと思う。
中国との喧嘩に負け戦を想定しているのであれば、国家国民を守る為に助太刀を頼むのは当然の成り行きであり、しからばパートナーの意向なり戦略に同意するのは当たり前。

オスプレイとは米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22のことだそうだが、米軍がオスプレイを実戦配備した後、数回墜落事故を起こしているからと言う理由で、沖縄普天間飛行場への配備に反対しているそうだが、然らば助っ人条約も破棄して我が帝国自衛隊独力で日本国を守ると宣言すればよいではないか。
日本国を守るお願いだけして、相手米国の言い分を拒否してアメリカが本気で日本国を守ってくれるなどと考えることこそ子供の妄想である。
民主党政府が考えているほど米国はお人よしでも阿呆でも無いぜ。
日本国がそれ相応の犠牲を覚悟して助太刀を頼むのであれば協力するであろうが、日本が己達の手も汚さずにのうのうと高みの見物姿勢であれば、米国は自らの血を流してまで日本国と国民を守るはずが無い。

そのような背景も考慮せずに、ただオスプレイの沖縄、岩国への配属を反対するなど、わがボケ頭から見れば全くわが日本国と国民の安全を無視した無責任な態度としか思えないし、非現実的な対応である。
配属した後、仮にオスプレイが墜落したら其のときの情況次第で話合えばよいことであって、飛行機なんて所詮落下事故は付き物でありそのような些細?なことで日米安保条約を破棄する方が日本国にとって重大であることくらい、日本国の現実を真剣に考えている国民は当然理解しているはずである。
軍事大国米国が長年にわたり莫大な軍事費を使って開発した最新鋭輸送機が、使いものにならなければ、最早米国を軍事大国の地位を失うくらいの威信を掛けているのだ。
オスプレイ配備と安保条約破棄とどちらが日本国にとって大事かで判断すれば良い。

    2011年7月14日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「読売新聞の極端な反小沢キャンペーンは報道の中立性を大きく逸脱」


「時事雑感・草莽危言」2012-07-03

 現在の読売新聞社は、会長・主筆を兼務する渡辺恒雄・通称“なべ恒”の個人会社に等しい存在である。
 19265月生まれのなべ恒は満86歳の超後期高齢者でありながら、公称1000万部発行の大新聞社を完全に私物化し、己の意のままに経営している。
 5年前小沢が民主党代表の時代に自民党の森元首相と組んで、時の福田首相を巻き込み自民、民主の大連立を画策したが、小沢の根回し不足から失敗し大恥をかいた恨みからか知らないが、その後の小沢の政治行動に対して極端な反対、批判記事を展開している。

 主筆とは解説によると、社説を初め編集の全てを統括する地位というから、極論すれば読売新聞は実質“なべ恒”新聞と言える。
 一方で代表取締役会長として人事権を一手に掌握しているので、少しでも昇進したいゴマすり重役どもはイエスマンばかりなのでなべ恒の顔色ばかり伺い、親分のお気に入りの記事ばかり書くので、読売新聞は小沢バッシング一色に編集されている。
 小沢非難記事を書くことが即、なべ恒親分に対するゴマすり記事として評価されるから茶坊主どもは競って小沢の悪口を網羅するわけである。
 小沢新党の影響力ついても極端に過小評価していずれ政界での存在感が希薄になり、政界再編の引き金には程遠いなどと書いているが、朝日新聞などは従来から小沢に対して結構辛口に対応しているのに、今回50人を引き連れて新党を結成したことは野田政権の命運を左右する引き金になるかも知れないとそれなりに評価している。

 某宗教団体や政党が発行している新聞ならまだしも、読売は国民大衆を対象にした一般紙であり、政冶に対する立ち位地はあまりころころ変えるべきではないし、あくまで国民目線で取材し報道する義務があるとわがボケ頭は考えている。
 わがボケ頭は幸いにしてメガ新聞を三紙は購読しているし、現在のように政変が激動している時には更に追加して目を通すので、新聞各社の報道姿勢や社説の差異をある程度把握できるし各社の比較もできるけど、読売一紙しか読んでいない読者は知らず知らずに読売の偏重記事に洗脳される可能性は大きいはずである。
 このような“ナベ恒”新聞は読むのを止めようと思うが、読まなければ他紙との比較も出来ないし読売批判も出来ないので、ささやかなディレンマを抱えながら購読しているのがわがボケ頭の現実である。
 願わくば読売が一日も早くナベ恒新聞から脱皮して本来の読売新聞に戻ることを望む。

       2012713日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「だんだんアホ菅の政権末期症状に似て来ただめ野田の政権延命策」


「時事雑感・草莽危言」2012-07-02

  何も決められないダメ野田政権が発足してから、早いもので十ヶ月が経過した。
  昨年の今頃はあほ菅政権が、国民には元より民主党内からも嫌われて民主党員による菅下ろしが激化し、末期症状を迎えていた。
  あほ菅は昨年の63日に不信任案を突きつけられながら、お坊ちゃん鳩山を騙してその後三ヶ月を辞職せずに逃げ切ったのだが、それは次から次に法案や臨時予算等を提案してそれらを成立させたら解散選挙をするという引っ張り作戦である。

  結局、あほ菅は延命に延命を重ね、最終的には一年三ヶ月も政権にしがみついたあげくに、同僚議員に蹴飛ばされ引導を渡された。
  最近のだめ野田の政治姿勢を見ていると、消費税増額の為には正に形振り構わず振舞っているのが目立って仕方がない。
  何と自公と組んで三党合意を成立させ、民主党の主張をほぼ全部撤回し、自民党案を丸呑みして消費増税を成立させた。
  正に自由民主党そのものである。
  民主党の旗を降ろして自由民主党に迎合したわけだから、民主党は糾合された次第。

  小沢グループが民主党から離党して衆参合わせて50人で明日新党を立ち上げると報道されているが、10日から始る参議院予算委員会では大混乱が生じることは必至であり、我がボケ頭の予想では消費税増額法案は成立しないのではないかと思う。
  予算委員会の経過次第で、小沢グループが野田政権不信任案を提出するかもしれないし、三党合意などお互いの党利党略が全てであり、自民党も公明党も早期解散が最重要テーマであることには異論はないはずである。
自民党は先の衆議院選挙で消費税増税を主張して敗北しているので、次回の選挙でも増税の旗を降ろすわけにはいかなかった所に、野田が代りに増税の旗を上げてくれたので野田の影に隠れて取り敢えず増額に賛成して、来る選挙には消費税抜きで気楽に戦おうという作戦である。

国会議員は己の選挙に勝利することが全てであり、政策は二の次でありましてや国益優先で己の選挙に敗戦しても突き進む奴など皆無である。
国会議員在職中にあまりに恵まれているので、議員バッジが無くなった瞬間に単なる失業者に成り下がるのであり、こいつらに国益や国民の利益を期待するほうが阿呆だ。

2012710日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡 

2012年7月3日火曜日

「今日から今年も後半突入。一年12ヶ月の前半が終了、7ヶ月目が開始」


「時事雑感・草莽危言」2012-07-01

 昨年九月にあほ野田が民主党政権三人目の首相に就任し、唐突に消費税増額を主張し始めてから、他の政策は棚上げして消費税論争オンリーである。
 東日本大震災の復興は遅れ、景気対策やデフレ克服の経済政策も皆無、勿論中小企業救済政策も全く無視である。
 野田は、救いがたい名前だけの首相だった鳩山、あほ菅の後に出て来たので、国民に多少の期待感を抱かせたのに、結果は消費増税を唱えるだけの無能三代目である。

 野田が政権担当した十ヶ月間の決められない政冶空白は、大きな国家的損失をもたらし、正確に突き詰めれば刑事事件に発展しても可笑しくないくらいの政治的責任がある。
 政治的権力を駆使して特定の人物や組織に便宜を図り、見返りに賄賂を取得して己の懐にいれるだけが政治屋の刑事事件ではない。
 むしろ政治的手腕の欠如から国家に大きな損失を与えた国内政策や、尖閣諸島問題に於ける失政による外交的失敗は日本国の根幹を不安に陥れた重大事件である。

 今、国会が、東京電力福島原子力発電事故に対するあほ菅の過剰介入事件を調査しているが、明らかに菅前首相の失政を指摘して国会での証人喚問を検討している。
 あほ菅は最小の責任を感じて議員辞職すればまだしも、そのような姿勢は全く感じられないし、また小沢問題にすら言及して己への追及から逃れようとしている。
 野田が自公に魂を売ってまで消費税増額を遮二無二突き進む政冶手法は明らかに国家的犯罪に等しく、見方によってはあほ菅より重大責任を負うべきであろう。

 だめ野田は二言目には政治生命をかけると抜かすが、本気ならば“命を掛ける”というべきであり、野田の政治生命など国民にとっては屁みたいなものだ。
 そんな屁みたいなもので国民を道ずれにされては堪ったものではない。
 明日、小沢が離党宣言をするとマスコミは報道しているが、ここにきて輿石に付き合ってずるずる日にちばかりのばすのはいい加減にしろ。
 一日も早く離党を発表して迅速に新党を立ち上げ、澱んだ政局に活を入れろ。
いずれにしろ、小沢も政冶屋としての最後の政変だろうから締めくくり位はスカッと決めて、従来の悪評を蹴飛ばすようにそれこそ命がけ?で取り組んで欲しい。
 マスコミは小沢を潰したくて仕方がないのだろうが、いま政冶の流れを変えられるのは小沢の行動しかないのも間違いない流れだと思う。

      201271日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡