「時事雑感・草莽危言」2011-02-03
先にチェニジア独裁政権が倒れた影響を受けて、エジプトのムバラグ政権打倒のデモが先月25日に発生して早いもので二週間が経過した。
このような政治的大事件でも発生しない限り、エジプトは我がボケ頭や平和ボケ日本国民には比較的関心の低い国である。
報道によると米国とエジプトはイスラエルとの関係で非常に親密な状態を構築し、過去二十年以上にわたり米国は年間1000億円以上の援助をエジプトに継続している。
米国は独裁体制の国家と連携し経済的支援をすることは不本意なのだが、イスラエルを取り巻く政治的安定の為にはムバラグ独裁政権との協調はやむを得なかった選択肢なのだろう。
もしもエジプトの政治が混乱し、スエズ運河の管理が乱れると日本は石油を含めて多大の損失を被ることは我がボケ頭でも理解できる。
ムバラグは親分筋のアメリカのオバマ大統領の即時退陣要求を突っぱねて今尚大統領の座に居座り続けているが、我がボケ頭が感心するのは何と83歳の高齢にも拘わらず退陣要求を撥ね付けている気概である。
正直なところムバラグの去就など我がボケ頭にはどうでもよいことだが、九月の大統領任期までは辞めないと声明を発表したなかで曰く「我輩はエジプト人だから絶対にエジプトを出て行かないし必ずエジプトの地で死ぬんだ!」
チュニジヤの大統領がいともあっさりサウジアラビアに亡命したことを意識したかどうかは、我がボケ頭には想像できないが、為政者たるもの、特に三十年に亘り独裁政治を実践してきたからには他に選択士がないのも事実であろう。
独裁政権の善悪は別にして、為政者たるものは常に己の命と引き換えに国政を担う覚悟が必定である。
我が国を担っているあほ菅に政治能力や統治力や国民の信頼は喪失しているが、政策遂行に失敗したら“即刻腹を切れ”と言っても指すら詰める勇気もないことは明らかだから、せめて即刻政界から引退して四国霊場参りにでも出かける位の最後のパフォーマンスを遣れ!
国会の与野党論戦も八百長だけど、今度は遂に大相撲が八百長発覚で三月の春場所休止が決定したそうだが、休止では無く相撲界が“急死”するのではないかと我がボケ頭は予測しているが果たしてどんな結果が出るのかな?
2011年2月7日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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