毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2011年11月29日火曜日

「日本シリーズに水を差した読売新聞のお家騒動」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-07

 我がボケ頭は常々日本のプロ野球を“日本プロ草野球”と蔑視しているので、その一員である読売ジャイアンツ幹部の内紛など問題外だけど、ことが読売グループのドン、通称渡辺会長を巻き込んでいるので話題として取り上げることにした。
 ことの発端は読売新聞の完全子会社である“読売ジャイアンツ”の清武専務が、日本シリーズ真最中に弁護士同席の上、記者会見を行い堂々と通称“辺常親分”をジャイアンツの人事に介入したとして批判したことから始まったドラマである。
 
 先にも述べたように、ことが読売ジャイアンツ内部だけの問題であれば時事雑感に取り上げる価値のない他愛のない話だが、親分は一千万部(読売公表)を発行する日本一の新聞社であり、兄弟会社のニホンテレビを併せると大変大きな発信力を持つマスメディアを支配しているところに、我がボケ頭は関心を持ったわけである。
 我がボケ頭の判断では、どんなに大きな権力を把握しても、一人の人間であり、やはり高年齢には抵抗出来ないことを証明することになるのかなと感じている。
 因みに渡辺親分は85歳を迎えているそうだから、一般的には先が短いのは常識的な判断だろうし、その辺を睨んで清武専務は計算の上で行動に出たのだろう。
 
 人生、一寸先は闇と言われるので、もしも明日にでも親分にお迎えが来たら、清武問題はどのように展開するのだろうか?
 読売ジャイアンツの社長が清武専務の解任を発表したが、その大きな理由の一つにあの半身不随の長島の発言を大きく取り上げていたのには、天下の読売も地に落ちたもんだと感じた。
 社長曰く「あの長島さんが次のように強い怒りを込めて指摘された。今回の清武の記者会見や発言内容は大変間違った行動であり、自分の愛する読売ジャイアンツの歴史に大きな汚点を残したと言う点で、清武をぜったいに許せない云々」だと。
 何も長島の発言を借りなくとも、渡辺親分の怒れる発言と言えばよいものを、この会見を見て読売も地に落ちたと強く感じたしだい。
親分には悪いが、今現在は読売グループの幹部どもは表面的には清武を解任した決定に異論を唱える奴は居ないように見えるが、親分が天に召された瞬間から清武支持者が増えるのが世の常だから、勝負は今からだと思う。
 読売ジャイアンツ球団社長はワンマンでも運営できるが、読売グループ全体を85歳の爺さんに任せているのは、常識的には考えられない組織である。

    2011年11月22日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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