「時事雑感・草莽危言」2014-06-07
福島第一原発事故の汚染土などを保管する中間貯蔵施設を巡り、福島県民や知事、関係町長等を冒涜する重大失言をした石原は、表面上は謝罪しながらも責任を取って辞任することは否定している。
このような無責任な奴を大臣に任命した安倍の責任は大きく、直ちに石原に辞任を迫るか、解任するのが国民に対する責任の取り方ではないか。
石原の責任追及を曖昧な対応をするから、植木等のスーダラ節ではないが「国民総無責任時代」に陥ってしまったのだろう。
このような男が野党時代とは謂、自民党の幹事長に成り上がり総裁選挙に出馬し、まかり間違えば首相の座に就いたかも分からないのだから国民を馬鹿にするのもいい加減にせよと言いたい。
今国会終了後、石原は福島知事や関係市町村長を謝罪訪問すると度々委員会で発言しているが、謝れば決着すると考えている感覚自体が非常識なのであり、安部よ、このような奴は即刻解任せよ。
東京都議会では、将来の少子化問題に対して演説していた野党議員に対して、自民党議員席から「お前が子供を生めよ!そしたら小子化に歯止めがかかるぞ!」等聞くに堪えないヤジを飛ばした奴がいたと報道している。
都議会自民党幹事長が暴言者を調査すると言って沈静化を図ろうとしているが、何とこの暴言問題を英国のメジャーメディアが取り上げたそうだ。
日本には未だ本当の民主主義とは程遠いと指摘されたらしい。
都議会幹事長に任せても本気で仲間議員を指名するはずも無く、単に時間稼ぎであることは明白であり、某新聞は石破自民党幹事長が都議会に乗り込んで本気で“ヤジ犯”を見つけ出しお詫びさせて辞職させよと主張していたが、処理の仕方を誤ればこの問題は結構安倍の足を引っ張ると思う。