毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年2月21日木曜日

「時事雑感・草茅危言」 お休みのお知らせ

ご関係者様 各位


時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、当グループ(福岡県糟屋郡:ゴクウグループ)の会長(毘沙門寺岡)が執筆しております「時事雑感・草茅危言」ですが、本人の体調不調(肺炎)により、当面の間執筆活動を中止することとなりました。

現在のところ再開の見通しは立っておりませんが、体調の回復を待って再開をする予定です。

突然のお休みのご案内にて大変恐縮ではございますが、なにとぞご了解のほどよろしくお願い申し上げます。

(著者代理人)

---追伸---
本ブログの執筆内容を中心に、
・「草莽危言」(2005/10 発売)
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「昔の自民に戻る電力会社の発電・送電分離問題の先送り」


「時事雑感・草莽危言」2013-02-05

 あの東日本大震災が発生したのが2011年3月11日だから、後一ヶ月で丸二年が経過することになる。
 それにしても、我がボケ頭を初め我々日本人の天才的?物忘れの良さである。
 当時は津波の大きさや地震被害について世界中の国民が大きな関心を示したのに、肝心の我が日本国民どもは、長年に亘る原子力発電神話に洗脳され世界中の連中が驚いたほど、騒ぎ立てずに冷静に対処したと報道されたらしい。
 あの世界的事件から丸二年経過した今、政権も民主党からまた自公政権に逆戻りして、東京電力等電力業界の大改革もここにきて尻すぼみの感さえある。
 改革の一番テーマは電力業界が長年に亘り独占してきた発電、送電の分離事業であり、従来の電力業界を根底から改革するくらいの議論が沸騰した。

 要するに戦後のマンモス化した独占事業の悪の象徴である電力改革を手がける絶好のチャンスであると、革新派と称する反主流はの学者や良識派が積極的に動き出したかに見えたが政権交代とともに改革は棚上げされそうな感じだ。
 最近の朝日新聞には「発送電分離後ずさり、法改正、盛られぬ可能性」とまで堂々とかきたてている。
 電力システム改革は、発送電分離、地域どうしで電力を融通しやすくする「広域系統運用機関」の創設、家庭向け電力の販売自由化の三本柱がある。
 茂木産経大臣は28日に始まる通常国会に提出する電気事業法改正案には三つ全てが盛り込まれるとは限らないとぬかしている。
 それでは盛り込まれる一点とは何か。経産省内では広域系統運用機関の創設とみられている。
 もっとも検討が進み電力会社も創設に賛成しているからだ。
 ただ改革の「本丸」は発送電分離だ。
 送電網を他の電力会社にも公平に開放し、自然エネを広めたり競争を促したりできるからだ。
東電の原発事故を受け、経産省の電力システム改革専門委員会は民主党政権のもとで検討を進めてきた。
 その結果送電事業を子会社などに移す「法的分離」が望ましいとの認識で一致したが、政権転換で全てご破算の可能性大である。
 自民党内に巣食う電力族議員が我が世の春を謳歌するのは目に見えている。

   2013年2月11日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「日本を取り囲む日中、日ロ、日韓の領土問題が再燃」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-4

 日本対中国(尖閣諸島に関しては台湾も独立国として所有権主張)、日本対ロシア、日本対韓国、日本国は三か国に対して対峙しているが、内容は夫々大きく異なった背景を抱えていることを理解しなければ意味がない。
 先ず韓国との間で係争中の竹島であるが、日本側は歴史的背景を裏づけに日本国の領土であると主張しているが、韓国は数十年前から日本の腰抜け外交のもとに、韓国軍隊による要塞化を進行させ、武力で阻止することをせずに今日では完全に韓国の要塞化兼観光地と化している。
 先般は退任寸前の大統領までが訪問するパフォ-マンスを遣らせる体たらく。
 竹島の場合は島の面積そのものはちっぽけな小島であるが、これが基準に領海の線引きを行うので国益にとっては大きな影響を与える。

 次にロシアとの北方四島問題であるが、四島の合計面積や豊富な水産資源やガス伝、石油等の海洋資源を勘案すると膨大な資源が埋蔵されていると推測される故に、ロシアも厳しく対応してくるだろう。
 ロシアは確かに世界一、二の海洋資源を埋蔵していることは規定の事実であり、ロシアが不足しているのは深海に至る大量のガス伝等を開発するに十分な未だ技術を開発できていない現実である。
 仕事に専念することよりもウオッカを飲む方を優先するロシア民族には、ロシア民族だけで開発することの困難さを十分認識しており、その弱点を如何に日本政府が素振り上げて今後の日ロ交渉に臨むかであろうと思う。
 
 現在、日中間は尖閣諸島問題について、中国側の不条理な主張に振り回されているが、歴史的には日本領土であることは明確であるが、国境線や領海,領空は大にして戦争の結果変更してきた歴史がある。
 日本は対中国交渉を有利に運ぶために、大きな先行投資を危険承知でやり、中国に日本の魅力を再認識させる必要がある。
 ロシアは無条件に日本のあらゆる先進技術を導入や工場移転、広大なシベリアの開発等、ガスや石油の見返りに中国に対抗する産業発展が最重要であることは、プーチン大統領が最も期待しているところである。
 ニュースによるとプーチンが肩入れしていたソチ冬季オリンピックが来年の2月開始に赤信号が出始めたらしいので日本が国益無視して援助せよ。

    2013年2月8日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「中国は何故、最近益々東シナ海に海上、航空警備を強化しているのか」


「時事雑感・草莽危言」2013-02-03

 日本のマスコミは盛んに尖閣諸島問題を取り上げるが、中国の漁業監視船が三隻領海侵犯を繰り返し五時間後に引き上げた、というような我々にしてみれば聞き飽きた情報ばかりである。
 対峙する日本の巡視船も狙撃して追い返す行動を起こすわけでもなく、中国も日本の巡視船が威嚇射撃などをすることは全く眼中にないような行動である。
 然らば石油不足の中国が貴重な燃料を無駄遣いしてまで、実りのない航海を継続するはずがないので疑問を感じていたら、今朝(2月6日)の朝日新聞朝刊一面に、我がボケ頭の知識不足を多少なりともカバーしてくれる記事を見た。
 朝日、産経、読売三社が一面トップで期せずして同じ内容の見出しを掲載。
 「中国艦,海自艦に射撃レーダー照射、尖閣沖公海上で。」
 さらに「中国の挑発 危険域  安倍政権異例の公表」と打ち出している。
 要するに従来の日本のマスコミはどいつもこいつ中国の漁業監視船と日本の海上保安庁のチキンレースばかりを報道して裏に隠された真実を報道することはなかった。
 
 ところが中国の思惑によれば、尖閣問題は見せ金であって中国の狙いは明らかに東シナ海全体の確保であることが明らかになってきた。
 最新式の射撃、攻撃にはレーダーが利用されているので、我がボケ頭にはますます理解不能になりやすいが、要するにボタン一つ押し間違いが大戦争の発端になることだけは間違いないらしい。
 「今回の中国による射撃管制用レーダー照射は、軍事的な国際常識からいえば攻撃の意図を見せたも同然で、挑発や威嚇を超えている。
 米海軍であれば即座に反撃体制を取っただろう。」と元幹部は語っている。
 NHKも含めた日本の大マスコミは尖閣諸島周辺の小競り合いばかりを取り上げてきたが、今にして思えば中国の新政権習近平親分は,尖閣諸島も含めて東シナ海全体を一気に飲み込んでしまう位の気合の入れようである。
 民主党政権の三年間は、確かに国益を大きく毀損したことは否めないが、しかしながら今更奴らの国賊としての行為を追及しても元にもどるわけではないし、ここのところは安倍が目先の参議院対策等に拘束されることなく、広く国民に現在の危険極まりない日中関係を説明し、中国と対峙すべきである。
中国に不安を打破せずして日本の安泰は絶対に存在しない!

   2013年2月6日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「全日本女子代表選手15人の告発問題に翻弄される全柔連とJOC(日本オリンピック委員会)」


「時事雑感・草莽危言」2013-02-02

 たかが女15人、されど女は強しというのが我がボケ頭の実感。
 今回の日本代表女子選手達は柔道が強いのは当然だけど、我がボケ頭の感ずるところではお頭の方も相当切れ味鋭いメンバーのようである。
 我がボケ頭も若かりし頃は体育会系なので、スポーツ記事には特別に関心を示す傾向があるが、今回の騒動はネタもとが日本を代表する女子柔道選手の謀反行動と言う点で必要以上に関心を抱いた次第。
 我がボケ頭を含めて元来一般社会には、一流スポーツ選手に対してスポーツ馬鹿というあまり有難くないネーミングが付与されることが大にしてある。
 今回の事件を知ったときに、我がボケ頭が思い出したのが、同じ柔道指導者で熊本の女子大生に対して強姦事件で起訴され、懲役五年の実刑判決を受けている内柴選手のことである。
 内柴は北京オリンピックの金マダリストであり、旭化成柔道部では現全柔連会長の上村春樹氏から薫陶を受けている。

 人間集団には政界であろうと、経済界であろうとスポーツ界であろうと派閥に等しいグループが派生するのは仕方のない社会現象であるが、せめてスポーツ界位は健全なる派閥で、利害損得があまりにない存在であってほしい。
 ロンドンオリンピックで日本柔道が惨憺たる成績に終わった後、男子の篠原監督が解任されて当然と考えた後で、なぜ女子柔道の監督は首が繋がったのか門外漢ながら不思議に感じていた矢先に今回の告発事件の発生である。
 起こるべくして起きた、たまりに溜まった不満のマグマが爆発したのだろう。
 そのように単純に考えて背景を考えていたら、園田前監督は明治大学OBで上村柔道連盟会長の後輩であることがわかり、成るほど親分のお陰で首がつながったという背景がかすかによみ取れた。
 我がボケ頭の素人推理が的を外れていることを信じたいが、スポーツ界にすらドロドロした人間関係が入りこむようではスポーツ界も血税をむちゃくちゃつぎ込む様な振興資金制度はそろそろ止める時期にきているのではないか。
 滋賀県大津市立高校バスケット選手のコーチによる理不尽な扱いによる自殺事件を皮切りに、大阪市立高校選手の事件といい今や学校スポーツのあり方が喧々諤々おおいに議論されているが、果たして何時まで続くか直視したい。

    2013年2月5日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年2月10日日曜日

「時事雑感・草莽危言」2013-02-01



「一寸先は闇!ならぬ病」

普段から毎日一時間の早朝散歩と午後も一時間のウォ-キングに励んだりして、健康管理には人一倍気を使っていると信じていた我がボケ頭が、二月早々から風邪にタックルされ遭えなく寝込んでしまうという醜態を演じてしまった。
急なことと、我がボケ頭にしては全く予想外の体調異変故に、果たして風邪で前回寝込んだのが何時のことかさっぱり思い出せなかった。
三年前にカテーテル処置のときに一両日入院した事以外は病院に泊められたことも、一時的にしろ自由を奪われた記憶がない。

若いときから我がボケ頭の体質は高熱に弱いのは経験上も承知していたが、今回のような39度前後の熱でこれほどの身体全体の痛み、不快感、関節痛等に襲われた経験が過去のものとなり、新しい初体験のような苦痛を感じさせられたしだい。
それとも同じ関節痛でも、老化現象で若いときより痛みを強く感じることなど、医学上あり得ないと思うのだが、それにしても久しぶりに毘沙門天さまにお願いしたい心境だった。

それにしても安倍政権成立後一ヵ月半が経過したが、株価が11000円超え、為替が1ドル90円にのせ、つられてポンドもユーロも各々円安にふれて、日本メーカー製品の輸出環境がかなり改善した位である。
ところが、国内的には大学新卒の就職率が大幅に好転してようなも話聞かないし、フリーターが減少して定職につける奴らが増えるような話もあまり耳にしない。
だとすれば、今月二十日ころ安倍首相はオバマ大統領と会談するために訪米予定がくまれているが、この調子だと五月の日銀総裁の首の挿げ替え、七月の参議院選挙の結果がでるまで、奴らは祭りごとばかりに現をぬかして何も政治経済的には積極的には行動しないということか!

関節痛や身体全体の痛みと戦いながらも我がボケ頭も一応中小企業の親父である本能は拭いされがたく、妄想半分で考えたのはイエスキリスト様ではないが、おのれが痛みを耐え忍ぶことで日本国中の全中小企業が大いに景気が回復し、日本国は中小企業大国に成長して、政権も昔のように中小企業連盟が掌握したところで、残念ながら夢がさめた。

  2013年2月4日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡