毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年3月30日金曜日

「民主党 藤井党税制調査会会長のお粗末発言」

「時事雑感・草莽危言」2012-03-08

 先日日曜日のTBSテレビ番組「時事放談」で現在の経済情勢を問われて「私は現在の景気は結構回復の兆しが濃厚で決して悪いとは思いません、むしろかなり景気は良いのではないかと思う。」とまで言い切っていたのを聞いて唖然とすると同時に、こんな老いぼれ爺が野田首相のご意見番として日本の経済政策に関与していると思うと本当に怒りを覚えた。
 相変わらず不況の波に晒されて日々の資金繰りに追われている中小企業の経営者や、働きたくても仕事が見つからずに失業している者や、不景気で収入が激減して家計に汲々としている主婦たちが、この藤井の無神経な発言を聞いたらどんなに失望し怒りを覚えることか本当に嘆かわしい限りである。

景気動向を無視してまでダメ野田が馬鹿の一つ覚えで消費税アップを主張している背後に財務省の意向が強く働いていることは明らかであり、その意思を推進しているのが大蔵省OBの藤井であることも周知の事実である。
ダメ野田の消費増税法案の事前審査が反対派の強硬な抵抗で結論が再三にわたり延期され、昨夜強引に前原政審会長が結論を出したが国会で民主党分裂騒ぎに発展する可能性は大である。
そのころには小沢裁判の判決も出るだろうし、無罪が確定したら国会採決で小沢グループが反対にまわり野田政権はどん詰まるのは目に見えている。

奴ら国会議員が国民の血税を無駄使いして私利私欲のために政争を繰り返すのは怪しからぬけども、政権担当能力を持たないダメ野田が継続するよりは政界再編で新しい政権を構築することに掛けた方がマシな気もするけど、、、。
イタリア政権は経済政策の失敗から前政権の色気親父を首にして、新首相以下全閣僚を民間から選出したが現在のところ順調に政策を遂行しているらしい。
我が日本でもこの民間人政権を真似して遣るのも一つの選択肢だろうと思うが、現在の議員どもが猛烈に反対することは明らかであろう。
そこで我がボケ頭としては、現在の任期終了までの二年足らずの期間を日本国の沈没を避ける為の特例措置として、石原東京都知事を総理大臣に任命し、各省庁の次官をそのまま担当大臣にして政権運営させて見ては如何かと思う。

2012年3月29日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「民主党輿石幹事長、鳩山元首相どもの間抜け訪中」

「時事雑感・草莽危言」2012-03-07

 東日本災害復旧も放置し、国会開催中の今、更に中国艦艇が尖閣諸島に侵入して退去命令を無視し、尖閣諸島は中国領土であると主張しまくっている最中に訪中するとは、民主党には外交政策など無いことの証明である。
 訪中メンバーの中に昨年の尖閣諸島侵入事件当時の官房長官で、中国の恫喝に怯えて即時、中国船船長を釈放した仙谷が同行しているそうだから正に茶番だし、中国側にして見れば謝罪に来たくらいしか考えていないだろう。

 輿石一行が面会したのが次期主席候補の習近平副主席で、輿石と入れ違いに今度は鳩山が小沢から故錦濤国家主席宛の親書を持参して面会したらしい。
 二人の民主党大幹部と別々に面談した副主席は果たして如何なる計算で対応したか判らないが、民主党の馬鹿さ加減に辟易したことは間違いない。
 政権交代で内政の失敗は仕方ないが、政権能力不足で外交問題の対応を誤ることは即国益の損失に繋がることであり黙認するわけには行かない。
 
 東日本大災害の復興も民主党の失政で遅々として進んでいないこの時期に、大挙して無意味な訪中をする位なら全員で災害地の瓦礫を視察して周り、ついでにごみ処理に人肌脱ぐほうが余程国益に叶うと思うが、もっとも輿石如き老いぼれでは足を引っ張るだけだろうけど。
 いずれにしろ輿石、鳩山訪中では合わせて二十人以上の随員が同行して、また北京の高級ホテルで贅沢にすごしたであろうから、そんな無駄金を浪費するくらいなら被災者に寄付する方が余程税金の有効な使い方だと思う。
 
小泉政権時代に田中真紀子外相が訪中し、外務省が一泊二十万円のホテルを予約したことに驚き、直ちにキャンセルして時の中国駐在大使を叱責したことを思いだしたが、輿石等はまさかそんな大名旅行はしていないとは思うが、仙谷は官房長官時代に政府専用機を使ってダボス会議に出席した前科ものだから疑われても仕方あるまい。
それにしても民主党幹部どもがこのような国家の信用を損なう行動を頻発していたら、この国は益々迷路に落ち込み修復不能に陥り中国やロシアの餌食にされるのは時間の問題である、と我がボケ頭は強く危惧している。

   2012年3月24日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「時間の経過で又傲慢になっている東電経営陣と、一向に進まぬ検察と警察の取調べの“可視化”」

「時事雑感・草莽危言」2012-03-06

 一年前の東日本大震災が東電経営陣に与えた衝撃と批判、謝罪の気持ち、反省は完全に消滅しているとしか思えない最近の奴らの横柄さに、国民は何故もっと怒らないのか我がボケ頭は理解出来ない。
 普段、祖国復興の為に精進していると自負している集団こそ、現在の理不尽に対して立ち上がらずして何時行動するのか疑問である。
 
先日の日刊現代記事の中に、正に言いえて妙なコメントが掲載されていた、曰く「日本国と国民に多大の損害を与え、国際的にも計り知れない信用を失墜させた加害者でありながら、“喉もと過ぎれば熱さ忘れて”?いる東電の態度に日本国民はもっと怒りを表し行動しなければならないのではないか!
 瓦礫処理を初め、遅々として進まない復旧、復興の政府の無策に対して世界の国々ならば大暴動に発展しても可笑しくない。」とまで断言している。
 我がボケ頭も正に同感である。

 一刻も猶予できない災害復旧を無視して、与党民主党は当座の懸案でもない消費税問題を政局にすり替えてで喧々諤々の集会を行い、全く国賊的行動に現をぬかしている。
 そのような野田政権の無能、無策に対しても、国民は我慢強く静観していることが不思議でならない。
 全く政権担当能力を持たない民主党政権を国民の立場で批判、非難せずに国民を誤った方向に誘導しているマスコミの責任は重大である。

 大阪地検特捜部の証拠偽造事件に端を発した数々の不祥事件の発生で、一時は東京地検特捜部以下、全国の特捜部を廃止せよとの世論さえ浮上していたのに、最高検察庁が自らの尻尾切りで事を矮小化して決着をつけて逃げようとしていることにもマスコミは黙認姿勢である。
 このような世間の沈黙に便乗するかのように、あれ程マスコミが取り上げた警察、検察による取調べの“可視化”問題がいつの間にか沈静化しているのは、全く許せない情況である。
 こんな体たらくでは今後とも冤罪事件が多発して国民が馬鹿を見るだけだ。

    2012年3月22日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年3月17日土曜日

「益々激化する中国の尖閣諸島中国領土主張行動。日本政府は何も対抗措置を講じずただ沈黙し続けるのか?それでも日本国は独立国家と言えるのか?」

「時事雑感・草莽危言」2013-03-05

 外敵の侵略を防ぎ、国民の生命、財産を命懸けで守るのが政府・防衛省・日本国陸軍、海軍、空軍(陸、海、空自衛隊)の責務である。
 報道によると16日午前、沖縄県石垣市尖閣諸島周辺接続水域(日本領海の外側22キロ)内を航行していた中国国家海洋局の所属船「海監50」と「海監66」の2隻は午後二時半ころ、同水域外に出た。
 二隻は午前6時頃、同水域内を航行しているのが発見され、約8時間半後に同水域から離れた。
 「海監50」は約25分間、日本領海内に進入したと報道している。
  一方、中国国家海洋局は16日早朝に巡視船二隻を尖閣諸島付近に派遣し巡視活動を開始したと発表している。
 同局によると二隻は日本の海上保安庁巡視船の追跡を受けているという。
 同局は巡視活動について「釣魚島の主権問題についての中国政府の一貫した姿勢をしめしている」と主張。

 奴らは尖閣諸島を釣魚島と勝手に命名して既に自国領土並みに扱っているのだ。
 その背景には2010年9月20日に発生した中国漁船による尖閣諸島への侵入事件に於ける、船長に対する当時のあほ菅政権、特に官房長官だった仙谷の超弱気の対中国対応策が根底にあることは否めない。
 菅も仙谷も政治生活の大半を野党暮らしのため、時の政権にいちゃもんをつけておけば、国会議員歳費を懐に入れることができたのだ。
 外交問題、特に日本政府の領土問題に対する曖昧な弱気で一貫性のない姿勢が全ての根幹である、と我がボケ頭は強く感じている。
韓国と紛争関係にある竹島は日本国領土であることが世界的にも明らかなのに、日本政府は黙認状態である。
 ロシアとの関係では北方領土問題が存在しているが、これもプーチン大統領の対日政策に運命を握られている。
 プーチンが当選確定後、北方領土四島に言及したことが日本で報道されたが、我がぼけ頭の判断ではリップサービスが半分と日本からの投資を引っ張り出したいプーチンの本音もあるだろう。
 それでも二島返還以外、奴らは譲らないのははっきりしている。

   2012年3月17日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年3月13日火曜日

「日本の輸出に陰り、外貨経常赤字4,400億円」

「時事雑感・草莽危言」2012-03-04

 長年に亘り貿易立国日本の輸出額が輸入額を上回り、毎年手持ち外貨を積みまして来たから、20年近い国内不況を何とか乗り越えられたとわがぼけ頭は考えてきたが、遂に今年I月の外貨収支は4,400億円の赤字に転落した。
 参考までに新聞記事を羅列すると昨年の輸出額が4兆3,500億円で、輸入額が5兆7,300億円で差し引き1兆3,800億円のマイナスである。
 我々経済音痴の感覚では、輸出入の差額がそのまま手持ち外貨の減額になると考えるが、何と日本は世界各国に多額の投資を行っているので、そのような利息等が外貨のマイナスを大きくカバーしていることが寄与しているとのこと。

 因みに今年1月末の我が国の外貨準備高は1兆3、000億ドルだから1ドル80円で換算すれば約104兆円の手持ち資金を保有していることになる。
 我々長年中小企業をしてきた経験からすると誠に羨ましい資金繰り状態ではあるが、金額の桁を減額して推測すれば今年の減額は日本国にとっては非常に厳しい情況に追い込まれたと推測される。
 何と言っても日本政府は1、000兆円の大借金を抱えているので其の観点から見れば、100兆円の手持ち外貨など微々たる金額であると思う。

 この数日、株価は日経平均が徐々に1万円台に近づいてきているが我がボケ頭には未だ底堅い動きには見えてこない。
 買っているのは外国人投資家が大半と言われているから、何時梯子を外されるか判らない不安で、日本企業は未だに傍観姿勢を崩していないと思う。
 我がボケ頭も過去にはかなり株式市場で勉強させて頂き、それなりに高い授業料を払わせられたので必要以上に慎重な見方をしているのもかもしれない。
 
ドルがやっと80円台に乗せたので多少外国人投資家が買いに回っているが、
ギリシャの金融危機が完全に消えて、更にイタリア、スペイン、ポルトガル等の欧州諸国が急に健全財政に転換出来るわけではないし先行きは未だ不安要因だらけだし、円安もこの先どんどん進むかどうか判らない。
 一寸、株価が戻し円安が進むとマスコミがこの際とばかりに株屋や銀行にゴマすり記事を書きなぐるが、マスコミも奴らが少しでも元気を取り戻して広告費を積極的に使ってくれることを期待しているだけである。

   2012年3月10日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「東京電力他、独占事業の電力会社社員は何故“みなし公務員”扱いではないのか?」

「時事雑感・草莽危言」2012-03-03

 先日、NTT社員が収賄の疑いで逮捕されたという記事が掲載されているのを見て、株式会社化された政府系企業を調べて見た。
 旧日本道路公団(現東日本高速道路会社、中日本、西日本)の職員も株式会社化されても身分は公務員並みの位置づけである。
 他にはJT(日本たばこ産業、旧日本専売公社)、郵政民営化後の郵便株式会社等の職員も同じく公務員並みのみなし公務員である。
 故に上記企業職員は収賄罪の対象になるのに、独占企業として彼ら以上に大きな権力、職権を保有している東京電力他八社の電力会社の社員は“みなし公務員”扱いの対象外なのである。
 これは長年に亘り自民党政権が電力会社の恩恵を受けてきた見返りに電力会社に大きな独占的権力を付与してきた結果である。

 今回の東電の原子力発電事故による大きな損害を与えた根幹も政管癒着の構造の結果であり、起きるべくして発生した東電の不始末による結果であると、上田埼玉県知事が強く指摘している。
 上田知事の指摘によると東電社員の途方もない高給を民間企業の中間ランクまで引き下げたり、関連企業の整理を徹底したり、不必要な厚生施設等を厳しく見直して無駄を排除すれば1兆円の資金が捻出されるはずだと断言している。
 それらの企業努力もせずに損害賠償資金不足を盾に、早くも政府から1兆円の資金援助を取り込もうとしている現実は決して見逃せない国賊的行為である。
 
 其の上奴ら東電の経営陣は、電力会社の独占企業の根幹である発電と送電の一括権利を死守すべく強行に政府に抵抗していることが度々報道されている。
 日本国を沈没させかねない程の大事故を引き起こし、日本国民と日本国に致命的損害を与えておきながら己達の既得権と経営権を死守する姿勢は全く非国民の行為そのものである。
 祖国日本と日本国民に対して充分なお詫びもせずに、時間の経過と共に己の罪の意識は全く消え失せ、傲慢さえ見える態度、正に“不条理”な姿勢に国民の一人として絶対に許せない怒りで一杯である。
 何故か東電経営者に対する刑事罰捜査の進展が見えないのも不思議である。

    2012年3月9日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「ダメ野田よ、即刻衆議院を解散せよ!解散こそお前に残された唯一の仕事。」

「時事雑感・相応危言」2012-03-02

 新聞は相変わらず無責任な記事をばら撒いているが、巷間言われている“話し合い解散”とか、民主党と自民党の大連立政権構想とか実現不可能なことを並べ上げているが、野田政権支持が20%台まで落ち込んだら、政権を担う為政者は迷わず国民に信を問うのが民主主義の原点ではないか。
 このような厳しい支持率の中で、姑息な延命策を講じて無駄な時間を経過することこそ最大の国家的損失である。
 解散はダメ首相野田だけに与えられた伝家の宝刀である、今この時期に解散出来ずに何が日本国の内閣総理大臣なんだ。
 解散して見ろ!国民は其の途端に、一斉に“野田内閣総理大臣”と呼んでくれるはずだ。
 と言うことは、ダメ野田には衆議院解散以外に首相としての仕事は無いということだ。

 半年前の民主党代表選挙で勝利した時に発したのが“どじょう”宣言である。
 其のときは野田の面構えといい体型といい、なるほど庶民的な風貌といい、前の二人、鳩山、菅とは明らかに異なる雰囲気を持っていると感じて幾分期待したことを覚えているが、完全に裏切られた思いである。
 鳩山、菅の二人が全く首相の器で無かっただけに、野田に多少期待したのは事実であるが、まさかこれ程までに無能で首相の器に欠ける奴だとは思わなかったし、完全に裏切られた思いである。

 斯くなる上は一刻も早く解散し、政界再編でも離合集散でも何でも遣って、出来るだけ早く国民の為の政治体制を創設して強い日本国家を構築すべく全国民が結束すべきである。
 国内が乱れて国力が衰退しているから、我が国を取り巻く中国、ロシア、韓国、北朝鮮等に嘗められ領土問題等で手も足も出ず独立国とは言いがたい屈辱的な現状に封じこまれているのである。
 ロシアは今、大統領選挙の真っ只中であるが、プーチンが演説の中で珍しく北方領土問題に触れたという記事を見たが、四島全体の話はせずあくまで日本との経済交流の活発化が前提の話である。
 我々日本国民は長年の不景気に慣らされ、マスコミに毒されて必要以上に国力低下や不況を深刻に感じすぎて弱きに成り過ぎている面は否定できない。
 プーチンは己の出身地にトヨタを引きずり込んだ甘みを忘れ難く、何が何でも多くの日本企業にロシアへの投資を呼びかけたいのである。

   2012年3月3日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「ダメ野田とアホ垣(谷垣)が極秘に会おうと会うまいと、国益には全く無関係。」

「時事雑感・草莽危言」2012-03-01

 それなのに日本のマスコミは何故、さも国家の一大事が発生したかにように騒ぎ立てるのかわがボケ頭には全く理解出来ない。
 己の延命策と私利私欲しか考えていない与野党の党首が、極秘で会談しようが国民からすると取るに足りない奴ら流のパフォーマンスに過ぎないことくらい承知のうえだ。
 日本国が沈没しつつある国家的危機状態の最中に、このような取るに足らない情報に飛びつき、其のガサネタに対して自称政治評論家と称する奴らがやっと飯の種にありついたので勝手な推測を無責任に吹聴しまくっている。
 奴らが会談したからと言って不景気から脱出できるわけではないし、マスコミもこのような下らぬ情報に振り回されるくらいなら、読売新聞が取り上げている東京地検の虚偽記載問題でも大々的に報道する方がはるかに国益に利するとわがボケ頭は強く思う。

 元厚生省の村木局長に対する不法逮捕、起訴事件に関わる大阪特捜部検事どもの不正が発覚した当時は、新聞を初め各マスコミは東京地検特捜部を初め大阪、名古屋等すべての特捜部を廃止すべきであるとの論調が大勢だったのに最近はまた元の司法記者クラブに戻って検察庁の広報部に格下げしてしまった感じである。
 再三わがボケ頭は述べているように、決して小沢の政治スタイルを支持してはいないが、読売が描いているようにもしも担当検事の作為的な虚偽報告書が裁判資料として採用されていれば大変由々しき問題ではないか。
 本来、小沢事件は検察審査会で争われるような問題ではないというのが、わがボケ頭の感覚であり意見である。
 
過去にも書いたかも知れないが、このような政治資金問題を東京地検が総力を挙げて捜査したのに立件出来なかったのだから、其の事件がもしも検察審査会で有罪にでもなれば東京地検特捜部の存在価値は喪失するということだ。
 わがボケ頭は幸いなことには未だ検察や警察の餌食には成らずに今日まで娑婆の空気を吸い続けてきたが、過去には警察の作為的な捜査で危うく殺人事件の落とし穴に蹴落とされる寸前までの経験をしているので、この国の司法体制では冤罪は多発するのは当然だと常々考えて来た。
 勉強不足のわがボケ頭は全く無知であったが、日本の司法制度では裁判所と検察庁、法務省の人事交流があるらしい。
 小川法務大臣はそのような経歴の人物である。

        2012年3月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年3月2日金曜日

「半導体メモリー世界三位エルピーダ破産」

時事雑感・草莽危言」2012-02-09

 負債総額約4500億円、我が国に於ける製造業での負債額としては断トツのNO1だそうである。
 数字の中身が何であろうと日本一という格付けは立派じゃないかと、我がボケ頭はその道の先輩?としてある意味感心している。
 日経ビジネスを継続契約していた二年前に、エルピーダの坂本幸雄社長の記事を読んだ記憶があり、その学歴に驚き大いなる関心を持った。
 
およそビジネス界とは無縁とも言える日本体大学体育学部出身で、常識的には学校の体育教師の道を選ぶのだろうが、卒業後単身渡米し米国企業の倉庫係りからスタートして、20年後には半導体関連会社の日本テキサツインスルメンツの副社長まで上り詰めたと書かれていた。
通常では会社更生法を申請すると代表者以下経営陣は法的に退陣させられるが、今回は破産法の特別措置で当分、坂本社長が経営を継続するとのこと。
其の上、破産申請直前に300億円相当の預金残高を全額引き出し債権者の手の届かない場所に管理しているそうである。
本来なら詐害行為に問われかねない行為であるが、堂々とこうしたことを見ると、坂本社長という人物には姑息な私欲は無縁なのかも知れない。

2009年には日本投資銀行も300億円出資しているのだから、韓国のサムソン電気に対抗する半導体企業として強化するように支援しているし、日本政府も国策として将来とも協力する方針だったと我がボケ頭は推測する。
経営環境の厳しい半導体業界にも東日本大震災やタイの大洪水による予想外の影響も大きくマイナス要因になったのかも知れない。
エルピーダの再建が今後どのような経過を辿るにせよ、日本航空を生き返らせた情況とは全く異なるので、そう簡単に救世主は現れないと思う。

今回のエルピーダ破綻ニュースのお陰で一挙に片隅に押しやられほくそ笑んでいるのが、投資顧問会社「AIJ投資顧問」なる詐欺関連企業の経営者どもであろう。
新聞初めマスコミが今から徹底的に追及する寸前に発生したのがエルピーダの破産ニュースだから、詐欺師どもは坂本社長に土下座してお礼を言いな。

  2012年2月28日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「民主党前原政調会長の産経新聞記者排除は最低の愚行」

「時事雑感・草莽危言」2012-02-08

 定例の政調会長記者会見に突然産経新聞記者の出席を拒否したそうだ。
理由は先に産経新聞が前原のことを“言うだけ番長”(実は新党日本の田中代表が命名)と表現したことにイチャモンをつけたらしい。
 
政権党である与党の三役が特定の新聞記者の出席を拒むなど論外であることは当然であるが、民主党の党首でもある野田は前原の愚行を不問に尽くしたのだから、最早民主党は政党としての体制を為していないと言える。
それにしても前原は半年前の民主党代表選挙に出馬し野田と争ったわけだから、もしも勝利していたら前原がこの国の最高責任者に就いたわけである。
こんな奴がこの国の首相に国会で指名されたかも知れないと思うと、本当に我が国には一国の将に相応しい人物が存在しないことを強く痛感する。

産経新聞記者の出席拒否に対しては、幹事会社の朝日新聞が記者クラブを通じて抗議し産経記者の出席を要請したらしいが、回答は為されていない。
我がボケ頭から見れば記者クラブの姿勢も情けない、産経を排除するなら全社が欠席する位の抗議をすべきだと思う。
前原が過去にも大臣時代に八ツ場ダム建設中止問題や尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件での豹変ぶりとか数え上げたら限が無いので、口先番町は正解なのだ。

所で野田の政権寿命も三月説や五月説が囁かれているが、本気で小沢グループが消費税関連法案提出に反対すれば野田政権は行き詰るのは目に見えており、三人目の短命総理の仲間入りを果たすことになる。
いくら何でも衆議院の多数を背景に四人目の首相を選ぶことは国民が許さないだろうが、それにしても自民党の不人気もまた政権能力を持たない民主党政権を延命させている大きな理由の一つであることは間違いない。

各種朝刊に野田の一日の行動を報道している小欄があるが、昨日はホテルオークラの日本料理店「山里」で藤村官房長官と会食との説明を見て、愈々野田もあのアホ菅政権の末期症状に似て来たと感じた次第。
政権運営にとって大事な人物とならばまだしも、日本一高級と言われているホテルを子分と利用するようでは、被災者の気持ちなど解るはずが無い。

  2012年2月26日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡