毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年3月25日木曜日

「下げ止まらぬ民主党支持率」

2010-03-08
 
  このシリーズ03-1(3月1日付)で「底を打った民主党の下降傾向と頭打ちの自民支持」と我がボケ頭は書いたばかりなのに、生方なる副幹事長の解任騒動が原因してさらに下落している。
 民主党執行部に造反行動を度々繰り返した奴も下衆だし、言い分があれば自ら副幹事長を辞して主張すべきが常識だろうが、普通社会の常識が通用しないのが政界だから目くじら立ててそんな奴をまともに相手にした民主党執行部も大人気ないと言えなくも無い。
 穿った見方をすれば、この生方なる下衆野郎は元読売新聞記者の経歴があるそうだから、案外読売の渡辺ボスあたりから小遣いでも貰って民主党の内紛に加担しているかも分からない。
 いずれにしても言い分があれば役職を辞して発言すべきである。

 同じことは鳩山政権に席をおきながら小沢の辞任問題に言及している前原、仙石、枝野の三大臣や野田副大臣にも言えることで、鳩山に指名されて各々大臣ポストに就任しているが、その鳩山内閣を成立させるために民主党を先の選挙で大勝させたのは明らかに小沢のお陰である。
 しからば三段論法で突き詰めれば大臣も副大臣も副幹事長も全てその基礎は
小沢による衆議院大勝が起因しているのだから、当事者はそのことを真剣に反省して今後の自らの姿勢を正すべきである。
 正せなければ、役職を直ちに辞職して一民主党員として好き勝手に発言すればよい。
 ご馳走だけ平らげて感謝の気持ちを表せない奴どもに責任ある仕事が出来るはずが無いし、そんな二枚舌の奴どもに官位など与えるのは国家の恥である。

 昨日(3月23日)生方の記事を書き残して一部を今日に持ちこしていたら、何と小沢が介入して副幹事長を招集し、一任を受けて一旦副幹事長会で決定した生方解任決定を覆し、引き続き副幹事長職に留まることを小沢から進言され何と生方もこれを了承したと言う。
 報道によると当初の決定が小沢の取り巻きによる勇み足の行動と解説した新聞もあったので、さもありなんと思うが、これほど世間に吠えまくってあっさり鉾をいさめる生方は最低の政治屋であることを自ら証明したわけである。

     2010年3月24日   元始求道会 毘沙門寺岡

2010年3月22日月曜日

「止まらない日本列島土地価格下落。物価・土地下落の悪循環」

2010-03-07

 地価が日本全地点で下落が継続し、日本三大都市の地価が5%下がっているのに、中国70都市では8%上昇している。
 日本の都会を代表する銀座の一等地が前年比26%急落し、地方は18年連続で下落している現実を財務大臣や日銀総裁はどのように考えているのか。
 我がボケ頭が考えるに多分日本のデフレ対策責任者である菅大臣と白川総裁は二人とも何も考えていないのではないか。
 我がボケ頭が再三主張しているように、デフレ対策には先ず土地の下落阻止と上昇政策以外には妙手は無いと強調しているが、菅も白川も経済金融政策の失敗の責任を回避する為に積極政策を控えている。
 都会地価の急落と長期に亘る全国土地価格の下落は財務省と日銀の無策の証明以外の何物でもない。
 
世界でもトップクラスの広大な土地を有する中国ですら70都市は8%も上昇しているのである。
 土地価格の上昇政策は土地の大小ではなく国家の政策の如何に掛かっている。
 その観点からすれば現在の日本の土地政策は正に政治の貧困の付けである。
 菅財務相と白川日銀総裁が本気で腹を括って対策を打てば土地価格の下落を阻止し、上昇政策は絶対に可能である。
 札束を積極的に増刷して土地に“福沢諭吉“の札束が流れるような政策を実施すれば必ず地価は上昇に向かうことは間違いない。
 土地価格が上昇に向かえば銀行が保有する担保価値が増し、不良債権が減少するだけではなく新たな融資増も可能になることは当然である。

 土地価格の上昇によって経済活動が活性化し物価にも影響を及ぼして物価、地価デフレの悪循環が断たれるのである。
 この程度の理屈は我がボケ頭ですら理解できるのに、この国の為政者や経済運営や金融政策を担う最高責任者が命がけで取り組まない現状を見ると全く情けない限りである。
 要するに現在のこの国の為政者どもがこの国を不景気のどん底から何とか脱出させようという気概を持たないのである。
 貧乏とは全く無縁の男がこの国の親分なのだからさもありなんということか。

     2010年3月19日  元始求道会 毘沙門寺岡

2010年3月19日金曜日

「公明党遂に自民党との選挙協力を解消」

「時事雑感」2010-03-06

 マスコミによる鳩山政権支持率がどんどん下がっているが、鳩山も小沢も責任を取る姿勢は全く無い。
 我がボケ頭による見解は二つ、一つは小沢が創価学会を引きずり込んで参議院で公明党の二十数議席が確保出来る見通しが立ったこと。
 二つ目は当面の政的である自民党が舛添、鳩山、与謝野等の分裂騒ぎで混乱しており、参議院選挙を戦う体制を構築する準備が出来ていない。
 鳩山政権の支持率が下がっても自民党の支持率が上がらないのが現在の政情の不思議な現象である。
 昨年まで安倍、福田、麻生政権下では自民党の支持率が下がれば其の分民主党の支持率が上昇するという相関関係が形成されていたが、現在の鳩山政権下ではこの相関関係が成立していないところが異常であり不思議である。
 国民にしてみれば長年の自公政権の体たらくに嫌気が差して民主党に大いに期待して民主党に投票したのに、半年経過したのら期待外れでがっかりしたというのが、現在の民主党に対する不支持の増大であろう。
 だからと言って自民党を受け皿にしてもう一度自民党に政権を委ねたいという声は全く聞こえてこないのも事実である。
 
 先の日曜日のTBS早朝番組で野中元自民党幹事長が自民党の国会運営を“ボロクソ”に批判していた。
 一つ、如何に政権与党が強引な国会運営を遣ろうとも審議拒否は絶対にすべきではない、あくまで国会内で議論を集中すべきである。
 二つ、予算委員会はあくまで予算を審議する場であり、刑事事件がらみの問題は検察に任すべきであり、ましてや鳩山首相の高齢の母上まで引きずりだして糾弾するなぞ人権上からも政治道徳上からも絶対に避けるべきである、と。
 自民党の実力者も一線を引退すると立派なことを発言すると感心したが、本人が会長を勤めている全国農地改良事業予算の大幅削減に対しては民主党小沢幹事長を痛烈に非難していた。
 自民党政権下では例年一兆円近い予算を確保していたのを一挙に半分以下に減額されたのが余程腹に据えかねたとみえ、公然と小沢を非判していたがこれまた負け犬の遠吠え以外のなにものでもない。
 減額分をそっくり中小企業対策に廻したか否かが問題の残る所であるが。

   2010年3月15日   元始求道会 毘沙門寺岡

2010年3月15日月曜日

「我が国98番目の茨城空港は旧自公党政権の無駄使いの象徴」

「時事雑感」2010-03-05

 先日、茨城空港が開港したが国内98番目の空港である。
 空港本体工事250億円で関連事業全ての総計は約500億円で茨城県と県開発公社と合わせて地元負担額は250億円とのことである。
 先に97番目の空港として開港した静岡空港に比べると茨城県他地元負担額の建設費負担額は一割程度の負担と公表されているが、これは茨城空港が航空自衛隊の百里基地に“居候”する共有基地だからである。
 更に云えばこの空港、開港はしたものの現在確定している定期便は韓国仁川が一日一便と、4月16日からスカイマークの神戸便が一日一便運航予定でそれでも二便だけである。
 誰が考えても空港運営は赤字必死であり、ターミナルビルも年間2000万円の赤字は免れず、これも茨城県が県民の税金で穴埋めするわけである。
 このような赤字垂れ流しの空港を何故血税を使って乱造したのか半世紀に亘る自民党と自公政権の責任は厳しく追及されるべきである。
 現在の98空港の内70%が赤字運営であり、毎年多額の血税を食っているわけであり、こんな無茶苦茶な投資をすれば国民が“凍死”するのは当然だよ。
 98空港に対して総額如何程の血税が投入されているか我がボケ頭では把握していないが、恐らく天文学的な金額に達しているだろうし折角民主党が無血革命で政権を担ったわけだから、多額の無駄を探索する為にも枝野行革担当相は徹底的に仕分けして事実を公表すべきである。
 
 公明党は参議院委員会で“子供手当支給法案”に賛成して民主党政権にすり寄る姿勢を見せた。
 数日前に小沢が創価学会の最高幹部と面談したとの情報が流れたときから、公明党の民主党への接近は予想されたことであるが、これで小沢の幹事長辞任は完全に遠のいたと我がボケ頭は推測する。
 民主政権が公明党と連携することには、学会に反目的思想の我がボケ頭としては心中面白くはないが、折角手に入れた無血革命政権を強固に継続する為には公明党を上手く使いこなすのも仕方があるまい。
 公明のみならず自民も民主も全て政治屋どもは先ず私欲ありきであり、次に国益ありということは現実だからである。

    2010年3月13日  元始求道会 毘沙門寺岡

「拝啓 株式会社商工中金 代表取締役 社長 関 哲夫 様  商工中金は本当に中小企業の味方ですか?」

「時事雑感」2010-03-04

  2008年10月に株式会社商工中金の代表取締役社長に就任されて一年四ヶ月が経過しましたが、我々御社の取引先には以前の特殊法人商工中金と全く変化が感じられません。
  それどころかむしろ株式会社への業態変更で社員に業績至上主義の方針変更が指示されたとしか思えないような、全く中小企業の経営状況を無視したような管理職が登用されていることに怒りすら覚えます。
  
  昨年1月16日付時事雑感09-01-05で社長ご就任のお手紙を差し上げ今回で二度目のご挨拶になるわけですが、今回もまた四十数年に亘る取引先としての感謝と同時に貴社管理職社員の傲慢な対応に関するクレイムであり怒りであることが残念でもあります。
  
  民間企業からの初めてのトップご就任で我々取引先も大いに期待したのですが、やはり周囲を元経済産業省次官や国税庁長官等のキャリヤ官僚に支えられては民間の自由な経営は難しいことはそれなりに理解できます。
  然しながら長年の慣例を破って敢えて新日鉄という民間企業から請われて就任されたからには、我々取引先としましては先の政権交代と同じような従来の経営から脱皮して新しい血の通った中小企業対策を強く期待したのですが、現在のところ裏切られた感じであります。
  
  我が社の社長が面談した北九州支店営業第一課の太田寛之課長は、過去四十数年以上の長きに亘る取引経過や実績を全く理解せず相当横着な傲慢な態度で一方的な行動をしたように報告を受けています。
  四十数年も取引を継続出来たことは外交と同じで当然紆余曲折が存在したことは当然であります。
  それは外交に於ける日米や日中関係と同じで、色々な局面が反映されてきたことはもちろんのこと、一中小企業と雖も長年の取引期間中には商工中金殿に対してかなり貢献してきた実績もあることを自負しております。
  我々中小企業にとりまして窓口責任者の対応は企業生命を左右される存在でありますので、宜しくご指導の程お願いいたします。
     
2010年3月6日 元始求道会 毘沙門寺岡

2010年3月8日月曜日

「日銀、追加緩和を検討? 打つ手が全て遅すぎる」

2010-03-03

  今、この国が直面している経済問題の一つが深刻なデフレであることは、菅財務大臣の説明を待つまでも無い。
  報道等によると先進国でデフレに悩まされて不況から脱却出来ずに苦戦しているのは日本だけだそうである。
  我輩のボケ頭の感覚では発展途上国や後進国はインフレに悩まされるのが通常らしいので、然らば彼らの経済政策を真似すればデフレから脱却出来るのではないかと単純に考えてしまうがどうなんだろう。
  要するに日本人は住まいはとも角衣食は満ち足りて絶対に必要なものは殆んど充足されているのに生産圧力が強いので物価が下落するのは当然である。
  このような“もの余り現象”の中で需要を刺激しようとすれば札束を超供給過剰にして余剰資金が消費財ではなく不動産に流れるような政策を講じなければ物価上昇にはならないことは十八年前の土地バブルが証明している。
  
  報道によると現在中国政府当局は土地バブル対策に躍起になっているらしいが、日本は中国の経済政策を真似してみれば如何なものかと思う。
  昨日の日経新聞朝刊に“日銀が追加緩和策を検討”といかにも悠長な姿勢が説明されていたが、我がボケ頭から言わせてもらえば今更“検討”など呑気なことを言う前に即刻“緩和策を実行”という対応をすべきではないか。
  あの広大な領土を有する中国が土地の高騰に直面している。
  人口が日本の十倍以上あるとは言いながらそれ以上に広大な面積の領土を有している中国でさえ、一度土地バブルが発生すると価格を押し上げる力が形成されることを証明している。
  その意味ではデフレ対策が効果を発揮しないのは政府と日銀の政策の失敗以外の何物でもないと我がボケ頭は判断している。
  政府や日銀は土地価格の下落の主要因は大企業が挙って海外に工場を移転しているからであると弁解しているが、我がボケ頭の思考とは相容れない弁解であり逃げ口上である。
  日銀の総裁なり財務大臣なりが“腹を括って”本気でデフレ政策を実践すればハッキリ言って簡単なことだと思う。
  要するに失敗したら総裁も大臣も所謂“腹を切る”覚悟があれば、国民は信頼して追随するはずである。

     2010年3月6日  元始求道会毘沙門寺岡

「民主党長老渡部恒三は個人的怨念による反小沢運動を止めて引退せよ!」

2010-03-02

  我が輩が小沢幹事長支持だから渡部の政界引退を進言しているのではない。
  我がボケ頭ですら承知している事実だから政治に関心ある者ならば周知の
 事だけど、今回の民主党政権誕生で渡部は当然衆議院議長に就任すると予想していたら何と社民党出身の横路に奪われてしまった。
  小沢が議長人事に介入し渡部を排除して横路を推薦したと言われている。
  マスコミ相手に渡部は「己は衆議院議長の器でもないし意欲も無い」と嘘ぶいているが、残念至極な心境は見え見えである。
  今の小沢に楯突いて負けたのだからアッサリ引き下がればよいのに、小沢の独断専行に業を煮やしていた反小沢七奉行を煽って小沢引きずり下ろしに加担させるなど、全く政治屋の恥である。
  小沢のお陰で先の衆議院選挙の大勝し、その結果鳩山政権が誕生して大臣の地位に預かったのに、その恩義を裏切るかのように大臣の地位にありながら小沢に対して辞任発言を連発するなど全く背任行為である。
  小沢に退任を促したければ潔く大臣を辞し一民主党議員に戻って堂々と退任勧告を突きつければよいものを、餌さだけ食い逃げするなど正に人間として下衆の下である。
  
  政治歴豊富な渡部の老獪さに仙石、前原、枝野の大臣どもが引きづられている面もあるが、反面これら三人は政治歴賞味期限?切れ寸前の渡部を利用して政治動向次第では使い捨てすることを画策していると思う。
  これら三人に加えて反小沢の有力者と目されている野田は財務副大臣で冷や飯を食わされているのであまり目立たないが、こいつも同罪である。
  こいつらの非人間的な行動に比べると同じく反小沢ではあるが岡田外務大臣はしっかり節度を保った行動、発言をしている、曰く「自分は鳩山民主党政権の閣僚である限り、政権と表裏一体の関係にある幹事長人事については発言しません」と明確に述べている。
  裏を返せば「反小沢の連中も小沢に対して言いたいことがあれば大臣を辞して言うべきで、在任中は大臣の職務に専念すべきである」と主張しているのと同じであり、正に正論である。
  前原の選挙区に対する箇所付け問題と言い、仙石の政府専用機無駄遣いと言い奴らの行動は全て私利私欲そのものである。

     2010年3月2日  元始求道会 毘沙門寺岡

「底を打った民主党の下降傾向と頭打ちの自民支持」

2010-03-01

 三月一日の日経新聞朝刊報道によると、「夏の参院選挙の投票先を聞くと、民主が33%と前回から2%上昇したが、自民は3%下落して20%になった。」と説明している。
 要するにこの情況が続けば参院選は民主党の勝利に繋がると言うことで、小沢は多分辞めないで参院選の陣頭指揮を執ることになるだろう。
 小沢にしてみれば民主党支持率が低迷しようと鳩山政権が迷走しようと、要するに参院選に勝利すれば目的を達成出来るわけで、このままの傾向が継続できれば多分幹事長は辞めずに参院選の陣頭指揮を担うであろう。

 小沢が常日頃から強調しているように「民主主義は数の力が基本である。」という結果が期待出来ればマスコミ報道は無視するであろう。
 先の長崎知事選や神奈川の町田市長選では確かに民主党が支持した候補者が負けたけど、国政選挙である参院選に対する国民意識とは異なると言うことを示している。
 来年度予算が膨れ上がったのは長年の自公政権の無策やリーマンショックの影響であり、民主党の無策の結果ではないことは明らかである。
 それなのに昨日田原の番組で自民党の阿呆議員が田原に煽られて盛んに民主党批判を展開していたが、田原に「自民党の予算案を何故提出しないのか?」と指摘されたら「来週には提出します」との逃げ口上を乱発していた。
 野党は、政権批判だけでは自らの党の支持率アップには結びつかないことを未だ気づかずに批判を展開しているから、夏の参院選の自民支持が下がっているのである。
 
 自民党は今、派閥維持派と派閥解消派が熾烈な内部抗争を展開している。
 町村や額賀や古賀や伊吹等の派閥の親分どもが派閥維持の為に奔走しているが、党三役の石破政調会長や枡添前厚生大臣等は積極的に派閥解消論を展開して親分どもと対立を激化させている。
 このように分裂寸前の自民党がどんなに民主党の鳩山と小沢を批判しても日本の政界を左右する力にはなり得ないことは歴然である。
 民主党は中小企業対策を前面に打ち出して臨めば絶対に参院選には勝利出来るし、聊かでも日本を変える政権運営が出来ると信じたい。

      2010年3月1日  元始求道会 毘沙門寺岡