毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2014年3月28日金曜日

「プーチンは北方領土を日本に返還する思考は持たない! 期待する安倍の思惑は全く甘い、一言に尽きる。」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-08

 今回のロシアによるウクライナ領クリミア共和国の武力による併合は、ロシアと言うよりプーチンの領土に対する強い執念の現われである。
 クリミア半島にはロシア海軍の黒海艦隊基地があり、戦略上重要な土地であり、クリミア共和国はロシア人が80%を占めており、旧ソビエット連邦時代には当然のことながらソ連領土であった歴史があるが、だからと言って武力で奪回出来ることが許されるわけがない。
 そのように強いロシアとの結びつきがあるにしても、現在のウクライナ共和国は歴然とした独立国であり、ロシアとは対等の国家である。
 
武力による理不尽な行動で他国の領土を強奪したのだから、米国、英国、独、仏、伊、カナダ、日本の七カ国はロシアの行動に全員反対しており、G8からロシアを排除する方向に進んでいる。
 先に冬季五輪を開催したロシアのソチでG8を予定していたが、七カ国の反対で中止されたと報道されている。
ロシアは資源大国であり、経済力の主たる要因である自動車や電機製品やハイテク産業等は日本や先進国に勝る技術は保有しておらず、先進国相手に太刀打できる競争力は無い。
 そのような変則的な国力でありながら、各国の反対を承知の上でクリミアの併合を強行したのはロシア国民のプーチン支持を上げる背景がある。
 
最近、国民のプーチンに対する支持率が低迷していたのに、今回のクリミア強行併合で一気に人気を回復したとのことなので、このような時期に我が北方領土をプーチンが日本に返還する選択肢など考えられない。
 我がボケ頭も日本国民の一人として一日も早く北方領土を日本が取り返すことを期待するが、今回のクリミア問題は日本の立場を更に困難にしたように思えて仕方が無い。
 日本国が他のG8メンバー国と足並みを揃えてロシアに対する制裁や牽制措置を強化しなければ、米国の信頼を失うことは明白で抜け駆けは絶対に許されないことは明らかである。
 多分、今秋に訪日を予定しているプーチンは来日しないだろう。


   2014年3月26日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「大相撲大阪場所・大関鶴竜が優勝。横綱昇格当確」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-07-2 
  鶴竜が地道な努力をして最高位まで上り詰めたことは大いに賞賛に値いするし我がボケ頭も敬服するが、横綱が三人ともモンゴル出身となればもはや国技とは言えないのでモンゴル系大相撲に変えたら如何? 


   2014年3月24日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡   

「大阪市長選挙・雑感」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-07

  昨日行われた大阪市長選挙は橋下前市長の圧勝で終わったが、投票率等は兎も角、大阪市議会の野党四党(自民、民主、公明、共産党)が屁理屈を言って候補者を擁立しなかったことに我がボケ頭は異論を唱えたい。
  野党四党は立候補者を擁立しなかったのは今回の選挙には“大義”が無かったからだと抜かしているが、民主主義は最終的には全て選挙で決定するのだから野党四党は自ら主張する機会を放棄したことになる。
  橋下市制に対して厳しい姿勢をとり続けてきた朝日新聞でさえ、選挙に対して逃げ腰だった野党にも批判はある、と指摘している。
  今回の選挙を回避しておきながら、来年末の市長選挙には自民、民主、公明の三野党で共通の立候補者を擁立すると嘯いているのだから情けない。
  共産党は必ず独自候補を立てるから次回選挙では野党四党から蚊帳の外の存在になることは明確であろう。
  
 早い話が野党四党は独自候補を擁立しても橋下には勝てる見込みがゼロだからあっさり白旗を掲げて自ら敗北を選んだわけだ。
  昔から“敗残の将、兵を語らず”というが、野党は戦わずして敗北を選択したのだから、次の選挙で市民が騙されると思ったら最低だよ。
  大阪市と横浜市を比較すると歴然としている数字がある。
  人口は大阪市が270万人、横浜市が370万人で100万人多いのに、職員数は大阪市が36千人、横浜市が25千人で逆に1万人少ない。
  橋下市長はこの余剰人員を縮小すべくかなり厳しい合理化策を推進して実績も上げている。
  橋下市長が松井府知事と組んで大幅な人員カットを推進しようとしていることが、市会議員どもは己の選挙に不利に作用するから橋下の合理化策に反対しているのであり、あくまで市会議員の私利私欲が反対理由である。

「米国の軍事力は何時から、何故、ロシア・プーチンの横暴を抑えられなくなったのか?」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-06-2

  昨日、プーチンはウクライナ南部クリミア自治共和国の併合を決める条約にサインしてロシアの領土にしてしまった。
  1991年12月に旧ソビエット連邦が崩壊して手放したクリミアを23年振りにロシアが奪回したことになる。
    1999年のコソボ紛争でNATO空軍がユーゴスラビアを空爆した時には、ロシアは同じスラブ民族のユーゴ、セルビアを支援することは無かったし、当時のプーチンはエリツイン大統領の下で首相に抜擢されて間もなくで、国政よりも己の足元を固めるのに専念していた時期である。
  エリツインの後継者として大統領に就任し、この十五年間でプーチンは軍事力の強化に努め、他方で大きな犠牲を払ってチェチェン紛争を解決に導いて国民の支持を得た。
  2008年8月に旧ソ連邦の米国系グルジア大統領が政変に巻き込まれた時に、オバマ大統領が支援しなかったことが、米国の弱腰を晒し今日のプーチンに舐められた原因ではないかと思う。


    2014年3月20日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「トヨタ、米国に制裁金1200億円支払い」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-06

  預金、現金、株式等を1兆8千億円持っている超優良企業のトヨタとは言え、1200億円の制裁金はやはりトヨタにとっても大金であろう。
  それだけの大金を払ってまでトヨタが司法省と和解したのには、いろいろな問題が含まれているのだろう。
  報道の解説によると、トヨタが制裁金の支払いに応じることで、4年に及ぶ米司法当局の捜査が終結し、実質的に刑事事件の追及は逃れるらしい。
  トヨタはすでに750万台のリコールを行い、米国運輸省に34億円の制裁金を支払い、更に訴訟に対して1100億円を支払っている。
  我がボケ頭には米国の司法制度が理解出来ないが、もしも同じような問題をトヨタが日本国内で起こしていたらどの程度の制裁金が罰則として果たされるのか知りたいものだ。
  金持ち喧嘩せずとは正にトヨタの今回の対応振りを言うのだろう。





    2014年3月20日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「横田老夫妻、孫娘との面会に満足。雑感。」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-05

 拉致家族の象徴?とも言える横田夫妻が長年の希望が叶えられて孫娘に会えたことは、一人の日本人として心からお喜びを申し挙げたい気持ちである。
  拉致被害者家族会のメンバーにも色々な背景の人たちがおり、最も濃密な関係が親子であることは勿論であるが、横田夫妻が会長を辞任された後を引き継いだ飯塚会長も増本事務局長も被害者とは兄弟姉妹関係である。
  昔から兄弟は他人の始まりと言われるように、我々第三者から見れば現在の拉致家族会を取り仕切っているメンバーは本当に被害者の立場を優先的に考えて運営しているのだろうか?との疑問が免れない。
  横田夫妻の孫娘キム・ウンギョさんが初めてテレビで公開されて既に十数年が経過したのに、今まで横田夫妻の強い面会願望を妨害してきたのは他ならぬ会長と事務局長だと言われている。
  何故なら彼らの拉致被害者は弟であり妹だから根本的に横田夫妻とは大きな差異が存在したからだと推測できる。

  今回の面会を契機にして拉致家族関係者も、横田夫妻が北朝鮮に出向いて孫娘との再会を希望すれば協力すべきである。
  現在の飯塚会長、増本事務局長が率いる拉致家族被害者組織を、圧力団体、政治団体と主張している多くの関係者が居ることを指導者は謙虚に反省し行動を正さなければならない。
  特に増元事務局長は数年前の国政選挙に立候補しており、己の地位を利用して明らかに政界進出を図った行動は許されるべきではない。
  政界に進出するのは本人の自由だけど、血税の支援を受けている団体の事務局長はきれいさっぱり辞めてからにすべきである。
  被害者組織を己の政界進出の野望を満たす為の道具に利用することは絶対に許してはならない。
  拉致された背景も被害者個々によって異なるし、その後の北朝鮮での過ごし方も異なるし、個人個人で大きく異なる要因を抱えている被害者を何でもかんでもいっしょに纏めれば良いというものではない。
  無理をして纏めようとして落ちこぼれた連中を支援することを意図して作られたのが“拉致被害者を救う会”であり、これらで血税の奪い合いを遣っているのが実情であろう。

   2014年3月18日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「理化学研究所・小保方さん頑張れ!周りの抵抗勢力に負けるな!」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-04

  実は小保方さんの研究等は我がボケ頭が最も苦手とする分野で内容はさっぱり理解出来ないが、現在彼女が直面している厳しい状況は把握出来る。
  今回の事件と言うか研究論文を巡る論争は、我がボケ頭から見れば人間の醜い欲望を凝縮した争いに見えて仕方がない。
  我がボケ頭は、己を“超フェミニスト”と自認しているので若くて美人で頭脳明晰な小保方さんを支持するのは必然である。
  彼女を応援したい気持ちになるのは当然の帰結であるが、我がボケ頭が許せないのは若山輝彦山梨大学教授である。
  かって小保方さんと同じ職場である理科研で同じテーマの研究を協力して行い、今回の彼女の論文発表記者会見でもあたかも主役であるかのように振舞っていながら、彼女の論文に対する批判が出始めたら率先して論文の取り下げに奔走している。
  事がスムーズに運んでいる時は自ら最前線で前面に出ておきながら、ちょっとトラブルが発生したら一番に逃げ出した溝鼠に見えて仕方がない。
  つまり小保方さんを屋根に押し上げておきながら、旗色が悪くなったら彼女を放置したまま一目散に自分だけ屋根から逃げ出し、梯子を外したとしか我がボケ頭には見えない誠に卑怯な下劣野郎である。

  昨日のマスコミ向けの理化学研究所の記者会見でも、関係者は小保方さんに対してかなり厳しい見解を述べていたが、彼女は不在で発言の機会を封じられており我がボケ頭から見れば全く怪しからぬ手法である。
  理科研の所長はノーベル賞受賞者の野依博士であり、学者と言うよりも理事長という管理者としての発言であり彼女に対してかなり厳しい指摘をしていたが役職としての発言であろう。
  出席していた理科研の関係者の発言は明らかに自己弁護の発言ばかりで、研究者でありながら官僚組織の一員であるように聞こえて仕方がなかった。
  小保方さんが何かスケープゴートに供されるのではないかとすら感じられて、願わくばマスコミが公平な報道をしてくれることを祈るばかりである。
  昔から“出る杭は打たれる”と言われているが、彼女のような有能な才媛を闇に葬りさるようであれば日本の研究機関はアウトだよ。
  彼女はさっさと米国のハーバード大学に留学することを期待したい。


   2014315日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年3月14日金曜日

「ロシアのウクライナ侵攻で対立するオバマとプーチンの間で対応に苦慮する安倍政権」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-03」 

  ソチ五輪が終了した途端にプーチン大統領はウクライナのクリミア半島に侵攻し、ウクライナ領クリミア自治共和国を傘下に治めてしまった。
  電光石火とはこのことだろうが、ウクライナ新政権も西欧諸国も何も対抗出来ずに正に電撃作戦でクリミアのロシア併合が達成された。
  五輪は終了したけどパラ五輪の方は昨日から開催され、米国初め西欧諸国はロシアのウクライナ侵攻に反対の意思表示をする為に、政府高官の開会式への出席を拒否したのに、日本国は副大臣を出席させてプーチンの顔を立てるロシアへの迎合作戦の道を選んだ。
  副大臣と謂えども日本政府高官の一人であることには事実であり、出席を全面的に拒否している米国側から見れば明らかに米政府に対する造反である。

  プーチンが今秋には北方領土返還問題を話し合う為に来日する予定だと報道されているが、果たして約束どおり来日するかどうか甚だ疑問である。
  米国のロシアに対する経済制裁も始まったし、日米同盟国である日本政府にも影響が出てくるのは避けられないだろうし、暢気に対岸の火として唯眺めているような対応では済まされないだろう。
  このところ対ロシア政策でプーチンに振り回されているオバマにして見れば、今回のウクライナ問題は今までのシリア問題も含めて巻き返す絶好の機会であると捉えるのは当然であろう。
  然しながらロシアに対する経済的関係が、米国とドイツ初めフランス、イギリス等ではかなりの差異があることは事実である。
特に欧州経済の牽引役のドイツは、ロシアからガス原油を全面的に輸入し、ドイツからは工業製品等をかなりロシアに輸出している現実がある。
然るにドイツも現段階では米国と歩調を合わせているが、メルケル独首相は徹底的なプーチンとの話し合い解決を期待し進めている。
ドイツを初めとする西欧諸国とロシアの貿易額は三十兆円以上だとも伝えられているが、どちら側にとっても経済的な命綱であることは確かである。
この先プーチンがどのようなウクライナ作戦を推し進めるか推測出来ないが、最近プーチンのロシア国内での評判や国民の支持がかなり下落傾向にあるらしく、プーチンとしても対米政策で弱気は絶対に見せられないだろう。


  201438日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「わずか6000円の金を奪う為に中学三年の女学生を殺した高校三年生の謎と、突然最愛の娘を亡くした両親の悲しみと加害者両親の戸惑い。」


 何か最近今回と同じような悲劇が連発するのでどの事件がどれなのか分からないが、両方の家族にとっては正に“晴天の霹靂”と言えるだろう。
 我がボケ頭は一般大衆と同じく今回の殺人事件を新聞、テレビ等のマスコミ情報しでしか知る由もないが、最初に驚いたのは容疑者の高校生がごく普通の高校生で友達の評判も良く、成績も優秀で人間関係も良好であると言う点でだ。
 例えば普段からチョット悪仲間に属していて校則を破ったり、教師泣かせのガキならばひょっとしたらと想像出来るだろうが全く当てはまらない生徒であるし、高校生を持つ親たちは大きな問題を突きつけられたのではないか?
 それと犯行後半年以上も平気で隠し通した神経が理解できない。

  201434日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「ウクライナに侵攻したプーチン・ロシア大統領の本性。」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-02

 ウクライナの領土であるクリミア半島にロシア軍が侵攻した。
 クリミア半島の面積は2万6千キロメートルで九州の70%くらいの大きさで、人口は255万人。
 世界一の広大な国土を有するロシアは更に自国領土を増やそうと意欲を燃やしていることに我がボケ頭は不思議で仕方が無いが、クリミアの255万人の内200万人がロシア民族だから、同胞を助け守るために作戦だと言っている。
 ロシアがクリミアに執着する理由は他にもあるが、その一つにロシア黒海艦隊基地がありウクライナから長期借款していることが挙げられる。
 その他にも諸々の理由はあるのだろうが、それにしても他国に反対を無視して強引に侵攻することは如何なる理由があろうとも国際法上許される行為ではないことは明らかであるし、まるでスターリン独裁時代を彷彿させる暴挙だ。
この侵略事件は今から46年前の1968年に起こったチェコスロバキア侵攻作戦を思い出させてくれた。
実際はソ連軍の侵攻にも拘らず、ソ連は当時の取り巻き傀儡国をかき集めてワルシャワ条約機構軍と称してチェコに侵攻させた。
不法侵入する戦車に立ちはだかる青年を次々にひき殺した映像を思い出した。
このような冷血プーチンに果たして安倍はどのように対決するのだろうか。


2014年3月4日火曜日

「中国に振り回される韓国・雑感」

「時事雑感・草莽危言」2014-03-01

 本音を言うと、日本に対して異常とも言える敵対心をあらわにして抵抗している朴オバさん大統領が、中国の一方的な防空識別圏設定で一発かまされ、韓国国民の不満が爆発して混乱している。
朴オバさんとしては韓国国民の不満を少しでも和らげる為に、中国に強く抗議したいところだが、韓国全輸出額の24%を中国に依存している現状からすれば、現時点で中国に抵抗することは国家の存続を危うくすることになり、韓国は我慢を強いられても仕方がないという所だろう。
最近でも黄海に接する韓国側200海里以内の韓国の漁場に、再三再四中国漁船が大挙押しかけ根こそぎ魚を奪取して行くのに韓国政府が対抗措置をして防いでくれないので、韓国漁民は結束して中国漁民に抵抗して乱闘騒ぎに発展し死者さえ出ている現状らしい。
このような韓国国民に我慢を強いる現実を少しでも和らげる為に、朴おばさんは国民の目を日本叩きで誤魔化す算段である。

所が程度の低い韓国国民(失礼!)も朴オバさんの企みを察知するようになり、いずれにしてもオバさんが身動き取れなくなるのは時間の問題であろう。
朴おばさんが日本との外交問題を犠牲にしてまで対日強硬政策が継続できたのは一重に中国向け輸出のお陰であり、韓国存続の命綱は中国に握られていることを韓国国民も承知してきているし、中国の狙いは韓国の属国化である。
中国は国際的視点から指摘されているのが人権問題である。
それらの中で特に注目され指摘されているのが、三つの自治区である。
中でも一番大きいのがチベット自治区であり、次に内モンゴル自治区、シンチャンウイグル自治区等である。
我がボケ頭の予測では、中国は最終的に米国と取引して韓国を見切るのではないかと考えている。
米国にとっては表向き中国と対立しているように装っているが、現実問題として米国にとっては克っての日本に代わって最大の貿易相手であり、更に米国債を最も多く保有している国である。
安全保障の問題を別にすれば米中は最大の経済交流関係にあるわけだ。
米国にとっては過去も現在もロシアが最大の軍事的ライバルであり、そのロシアが最も神経を使っていりのが隣国中国の動向である。

   201431日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡