毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2011年2月15日火曜日

「エジプト・ムバラク大統領遂に失脚退陣、あほ菅もついでに速やかに消えろ」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-05

 三十年に亘り独裁政権を続けたムバラクと、就任八ヶ月足らずのあほ菅政権を同じ視点で捉えることは問題があることを承知の上での指摘である。
 両者の共通点はどちらも大多数の国民の支持を失ったことである。
 両国には独裁政権と民主主義政権の違いはあるが、為政者としては同じ立場であるし、統治能力の発揮次第では国家と国民を危機に貶めるのも共通である。
 あほ菅政権については飽きる程取り上げているので今回はムバラク政権の崩壊について我がボケ頭なりに考えてみたい。
 先ず言えることは、日本国では先の大戦後三十年に亘り同一人物が政権を担った実績は勿論無いし、八十二歳で首相を経験した人物もいない。
 この国では考えられない政治体制が継続してきたことも色々な背景や事情が存在しているのだろうが、逆説的に言えばよくも三十年の長期間に亘り独裁体制が継続したものだと驚きを感じる。
 取り敢えず大統領権限を継続掌握したのは軍人によって構成されている軍最高評議会であり、つまり次ぎの体制が構築されるまでは軍政ということである。
 
 最高評議会の発表によると、九月に行われる予定の大統領選挙までに、憲法改正や国会議員の選出方法の変更等難問山積で、我がボケ頭が想像するだけでも大変な道のりであることは理解できる。
 過去の政変で新体制が確立する為の厳しい要因の一つが、エジプトの場合で言えば、ムバラグ体制に反抗して粛清されたり、逮捕拘留されたり、今もって刑務所で懲役に服している多数の政治犯の処遇である。
 これらの不当に拘束されている人達の対応を誤ると、挙国一致でのエジプト再建は非常に厳しい事態に落ち込む可能性が大きいのではないかと思う。
 三十年の独裁者にしても“一寸先は闇”なのだから我が日本など、、、。
 我が日本国民も現あほ菅体制支持者は20%を割り込んでいるし、80%以上の国民が民主党及び現在の政治に不平、不満を抱えているのだから、本来ならばこの国にもエジプト化現象が起きても不思議ではないはずなのに、何故か日本国民は二十年前のバブルボケから抜け切らずに悶々としているだけである。
 民主党内さえ一つに纏めきらないあほ菅に、一億二千六百万人の日本国を統治出来るわけが無いのに、長年の平和ボケした日本国民は未だに目が覚めていないのだから始末が悪い。

    2011年2月12日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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