毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2011年2月26日土曜日

「小沢の反撃第二段、小沢グループ頭・松木農水政務官の辞表提出」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-09

 先に小沢支持の16人の衆議員が民主党会派を離脱する行動に出たが、松木の辞職は彼らに次ぐ反あほ菅対策である。
 小沢配下の中に、他に副大臣が4人と政務官が9人いると報道しているが、いずれ間もなく同じ道を選択すると思う。
 その後で小沢一党の中堅議員グループである一新会が集団で先発隊の16人に合流し、実質的な分党に走るのではないか。
 我がボケ頭の持論であるが、高が衆参合わせて400人足らずの人間を纏め得ずして、一億二千六百万人の日本国民を統合できるはずがない。
 我がボケ頭も含めて大半の国民は大なり小なりマスコミ情報を参考にして、政治や経済の動向を勉強し理解し承知していると思うが、その中心が大新聞やテレビ等であるが、果たして昨今のマスコミは国民に中立的な正しい国益に叶う情報を流しているのだろうか。
 共同通信出身の政治評論家で、歯に衣着せず非常にハッキリ物を言う政治評論家として我がボケ頭もフアンの一人である青山繁晴が曰く、「菅政権はすでに仮死政権ですよ」。
 つい先だってまであほ菅は、「就任六ヶ月は“仮免許政権”だから」と抜かしていたが、青山の見解では仮免許どころか既にあほ菅はお陀仏なのである。

 ところがこのお陀仏政権であるはずのあほ菅を延命させているのが、チェニジュヤ、エジプト、リビヤと次々に発生した北アフリカ諸国の独裁国家の崩壊現象であり、その影響が隣の中国まで及ぶのではないかという情報氾濫である。
 マスコミは沈み行く我が日本国のあほ菅政権の混迷振りを棚上げして、連日独裁者の報道合戦である。
 数日前まではエジプトのムバラグ大統領が辞めるの辞めないのと情報を垂れ流していたが、どうやら正式に退陣したとなると、今度はリビヤのカダフィ親分の消息合戦である。
 そうこうしている内に今度はニュージランドで起きた地震情報である。
 日本人が被災者に含まれていなければ日本のマスコミどもは僅かな報道しかしないのに、たまたま日本人がかなり被災したので今度は報道合戦である。
 被災者家族の皆さんには心から敬意を表するが、この事態をあほ菅は悪用し、宣伝の為にただちに政府専用機を派遣したのである。

   2011年2月24日 元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「朝日新聞編集委員 星 浩の理不尽な(あほ菅)支援発言」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-08

 何故か朝日新聞は(あほ菅政権)を批判する姿勢に欠けているし、今日の朝日朝刊だけは、国内政局について殆ど紙面を割いていなかった。
 読売、日経、毎日はそれなりに現在の政局を解説しているのに、何故か朝日朝刊(20日)だけは国内政局の記事は皆無である。
 そこでたまたま今日の朝日テレビの番組を見ていたら朝日の星がゲストとして現在の政局について解説していたが、我がボケ頭は奴の発言に愕然とすると共になるほど朝日新聞が国内政冶について書かない理由が多少解った。
 民主党内部から16人の反乱議員が出現し、其の事態を切っ掛けに菅政権の危機的状況がマスコミで取りざたされ世間の関心を強めているのに、不思議なことに朝日だけは殆ど記事として取り上げなかった理由が解った。
 
朝日新聞の政治担当の編集委員が星である事実がその回答である。
今朝のテレビで星曰く「菅さんの衆議院解散発言は根拠がありますよ、総理大臣は全ての大臣が総辞職、解散に反対しても反対大臣を全て解任して兼務すれば解散は可能ですから最後は解散して国民に信を問う可能性はあります。」
我がぼけ頭はこの発言を聞いて本当に星が二大新聞の政治担当編集委員なのかと己の思考を疑ったくらいである。
他の大多数の新聞や政治評論家が、歴代の首相で多数の大臣の反対を押し切って独断で解散権を行使し国会を解散した総理大臣はいないと主張しているのに、あたかもあほ菅が簡単に独断で解散を強行出来る様な説明をすることは、明らかに国民に誤解を与える解説である。
星がフリーの政治評論家ならば現実を無視した如何なる発言をしても自由だが、奴は一千万部を発行する二大新聞の政治担当の編集委員という世論に大きな影響を与える立場にあることを考えると、明らかに異質な解説である。

同じ朝日新聞グループの朝日テレビの有名な二人の報道記者も菅政権が末期症状であることを明確に主張し、あほ菅に解散など出来るはずがないと解説しているにも拘わらず、事実に反する主張を性懲りもなく続けているのである。
このような人物を政治担当の編集委員として祭り上げている朝日新聞は、我が大人が糾弾されたことも忘れて又も国益に反する行動を継続していることに我がボケ頭は大きな怒りが込み上げてならない。

 2011年2月20日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

2011年2月15日火曜日

「民主党幹事会の小沢処分案は最も軽い“党員資格停止”」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-07

 明らかに激突を避けたあほ菅、岡田の弱腰対応である。
 本気で小沢排除を目指すならば少なくとも離党勧告処分くらいは突きつけないと、正月からあほ菅が抜かしていた小沢に対する処分内容とははるかに隔たりがある対応である。
 この処分案を今後いくつかの上部機関の検討を経て結論を出すのだろうが、最終決着までは三月にずれこみそうだから、其の時期まであほ間政権が生き残っているかどうかの方が怪しいのではないか。
 参議院を野党が多数を占める所謂“ねじれ”現象状態なので、予算案は兎も角、予算関連法案が衆議院の三分の二条項による再可決しか方策が無いゆえ、小沢支持者が十人ていど造反すれば、例え社民党を引きずり込んでも否決されることは明々白々である。

 昨日の幹部会でも輿石参議員会長ほか数人の小沢支持者が小沢処分の不必要性を強調しているし、今後の段階で多数決による決着は無理であろう。
 もしもあほ菅、岡田が強引に処分を押し通せば即、総辞職、解散に展開して日本国の国益の為には有益なことと考える。
 いずれにしても高が400人程度の民主党国会議員を纏められなくて、挙党一致体制さえ崩壊寸前なのに、国家の危機に対してどうして挙国一致体制など構築できるはずがない。
 大体、先の鳩山前首相も、あほ菅も一億二千万六百万人の国民と国家を統治する能力も無いことは明らかだし、日本国の親分の器ではないことがやっと国民も承知することになった。
 
 多くの日本国民、特に老齢者、病人、生活保護世帯等の弱者や大学は卒業したけど就職先が見つからない若者たち、いつまでも解決しないデフレ対策、一向に先の見えない中小企業の厳しい経営状態等、喫緊の課題は山積しているのに、あほ菅政権は何一つ解決していない。
 ばらまいたのは子供手当だけである。
 これも所得制限を設けていないから、大金持ちの鳩山の孫にも配られるとのことで、ばら撒き金額の70%は預金に振り変わっただけで経済刺激効果は微々たるものである。

   2011年2月15日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「民主党が処分すべきは、小沢ではなくて国民の支持率が20%まで下落したあほ菅の退陣ではないか」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-06

 野党自民、公明他が改めて小沢の証人喚問を予算審議に出席する最低条件と主張しだしたので、あほ菅と岡田等民主党幹部は形振り構わず小沢処分を喧伝しているが、多分小沢はまたいかなる決定にも従わないだろう。
 我がボケ頭は再三述べているように決して小沢サポーターではないが、ここまでマスコミや野党や民主党幹部どもが小沢の政治生命を絶つべく茶番劇を続けるのであれば、ひねくれ根性の我がボケ頭としては徹底的に小沢が抵抗することを期待したくなってきた。
 
国民新党の頭が言っているように、第五検察審査会という我がボケ頭には理解不能の司法機関に一応起訴されたわけだから、裁判に任せて政治屋どもは国政に専念した大事な政治的懸案事項を解決することに専念すべきである。
 もしも小沢を承認喚問の席に呼び出しても、沈没寸前のこの国を救済する特効薬として期待できるわけではないし、ここまで事態が混乱したら小沢も徹底的に抵抗して、最後には小沢に政治生命を賭けて殉じてくれる子分を連れて民主党を飛び出し、“新民主党”を旗揚げして菅政権を潰し政界再編に一石を投じて日本国再生の捨石になる覚悟で政治生命の終結を全うすることを望む。

 我がボケ頭の鈍感な予想では、今回の小沢を取り巻く政変では小沢こそ形振り構わず暴れまくらなければならない立場におかれていると思う。
 何故なら小沢が勝利するということは、あほ菅が総辞職解散して再度民主党政権勝利して最終的に小沢政権が樹立されることである。
 勝負は最後の瞬間まで諦めてはいけないということは、百も承知の上で言っているのだが、小沢にはこの度の政局喧嘩では引き分けでは意味が無い。
 あほ菅は最後に解散退陣すれば勝敗は関係ないというより、勝利は絶対ない。
 ならば半ば死に体の奴と刺し違えても意味はないし、価値も無い。
 あほ菅を相手と考えて喧嘩をしても労力の無駄である。
 あほ菅が沈没するのは時間の問題である。
 小沢は民主党内の喧嘩から政界全体のゲリラ戦に方向転換した方が多少なりとも国益に繋がる可能性があると、我がボケ頭は想像している。

   2011年2月14日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「エジプト・ムバラク大統領遂に失脚退陣、あほ菅もついでに速やかに消えろ」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-05

 三十年に亘り独裁政権を続けたムバラクと、就任八ヶ月足らずのあほ菅政権を同じ視点で捉えることは問題があることを承知の上での指摘である。
 両者の共通点はどちらも大多数の国民の支持を失ったことである。
 両国には独裁政権と民主主義政権の違いはあるが、為政者としては同じ立場であるし、統治能力の発揮次第では国家と国民を危機に貶めるのも共通である。
 あほ菅政権については飽きる程取り上げているので今回はムバラク政権の崩壊について我がボケ頭なりに考えてみたい。
 先ず言えることは、日本国では先の大戦後三十年に亘り同一人物が政権を担った実績は勿論無いし、八十二歳で首相を経験した人物もいない。
 この国では考えられない政治体制が継続してきたことも色々な背景や事情が存在しているのだろうが、逆説的に言えばよくも三十年の長期間に亘り独裁体制が継続したものだと驚きを感じる。
 取り敢えず大統領権限を継続掌握したのは軍人によって構成されている軍最高評議会であり、つまり次ぎの体制が構築されるまでは軍政ということである。
 
 最高評議会の発表によると、九月に行われる予定の大統領選挙までに、憲法改正や国会議員の選出方法の変更等難問山積で、我がボケ頭が想像するだけでも大変な道のりであることは理解できる。
 過去の政変で新体制が確立する為の厳しい要因の一つが、エジプトの場合で言えば、ムバラグ体制に反抗して粛清されたり、逮捕拘留されたり、今もって刑務所で懲役に服している多数の政治犯の処遇である。
 これらの不当に拘束されている人達の対応を誤ると、挙国一致でのエジプト再建は非常に厳しい事態に落ち込む可能性が大きいのではないかと思う。
 三十年の独裁者にしても“一寸先は闇”なのだから我が日本など、、、。
 我が日本国民も現あほ菅体制支持者は20%を割り込んでいるし、80%以上の国民が民主党及び現在の政治に不平、不満を抱えているのだから、本来ならばこの国にもエジプト化現象が起きても不思議ではないはずなのに、何故か日本国民は二十年前のバブルボケから抜け切らずに悶々としているだけである。
 民主党内さえ一つに纏めきらないあほ菅に、一億二千六百万人の日本国を統治出来るわけが無いのに、長年の平和ボケした日本国民は未だに目が覚めていないのだから始末が悪い。

    2011年2月12日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「国賊トヨタがロシア極東で生産計画公表」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-04

 投資金額や計画の内容の問題ではない、今、日本とロシアは日本国の北方領土を巡って激しく対立している微妙な情況を無視して、私欲を優先させたトヨタの発表を糾弾しているのだ。
 我がボケ頭は2007年にトヨタがプーチンのお膝元のサンクトペテルブルグに工場を建設した時も、心の底から憤りを禁じえなかったが、今回もまた国民感情を逆なでする暴挙である。
 我がボケ頭は何が何でもトヨタを毛嫌いしているわけではない。
 昨年、アメリカトヨタがリコール問題で米国政府に散々理不尽な改善命令を受けたが、昨日、米政府運輸長官が米国の誤診を認めトヨタに謝罪した記事を読んで、我がボケ頭も日本国民として心から嬉しく感じた直後の今回の国賊的計画には、本当に複雑な心境である。
 先日、あほ菅が北方領土出身者の集会で、「先のロシア大統領の北方領土訪問は日本政府としては絶対に許せない“暴挙”である。」と強く糾弾したけれど、メドベージェフは馬耳東風で逆にあほ菅に対して「ロシアの内政干渉であり許せない暴言である」と逆襲している。
 更に、国防相を視察に派遣し、1991年のソ連崩壊以来の旧式の装備に代えて、最新鋭の武器を配備するという馬鹿げた発言をしてあほ菅政権を牽制している。
 
そのように日本政府を小ばかにした発言や行動の最中に今度は前原外相が訪ロするとのことだが、一体この国に外交政策など存在するのかと疑いたくなる。
 今、季節は冬だが、諺に“飛んで火に入る夏の虫”という言葉があるように、前原は正にロシアから見れば飛んで火に入る“虫けら”である。
 ロシアが北方四島に軍備を増強する対象は日本以外には考えられないのは当然なのに、このような我利我利亡者の国に経済的利益を供与することが、売国奴的行為であり日本の国益を犯す行為であることをトヨタの豊田社長はどのように理解しているのか聞きたい。
 当然のことながら中国の経済的躍進、軍事的強大化を最も警戒し、恐れているのはロシアであることは我がボケ頭でも解る。
 日本国にとっては中国とロシアを競争させ、漁夫の利を得る作戦がベストであることは唯一の方法だが、その作戦を遂行できる為政者は見当たらない。

   2011年2月10日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年2月10日木曜日

「エジプト・ムバラク大統領の命運は如何に?」 

「時事雑感・草莽危言」2011-02-03

 先にチェニジア独裁政権が倒れた影響を受けて、エジプトのムバラグ政権打倒のデモが先月25日に発生して早いもので二週間が経過した。
 このような政治的大事件でも発生しない限り、エジプトは我がボケ頭や平和ボケ日本国民には比較的関心の低い国である。
 報道によると米国とエジプトはイスラエルとの関係で非常に親密な状態を構築し、過去二十年以上にわたり米国は年間1000億円以上の援助をエジプトに継続している。
 米国は独裁体制の国家と連携し経済的支援をすることは不本意なのだが、イスラエルを取り巻く政治的安定の為にはムバラグ独裁政権との協調はやむを得なかった選択肢なのだろう。
 もしもエジプトの政治が混乱し、スエズ運河の管理が乱れると日本は石油を含めて多大の損失を被ることは我がボケ頭でも理解できる。
 ムバラグは親分筋のアメリカのオバマ大統領の即時退陣要求を突っぱねて今尚大統領の座に居座り続けているが、我がボケ頭が感心するのは何と83歳の高齢にも拘わらず退陣要求を撥ね付けている気概である。
 正直なところムバラグの去就など我がボケ頭にはどうでもよいことだが、九月の大統領任期までは辞めないと声明を発表したなかで曰く「我輩はエジプト人だから絶対にエジプトを出て行かないし必ずエジプトの地で死ぬんだ!」
 
チュニジヤの大統領がいともあっさりサウジアラビアに亡命したことを意識したかどうかは、我がボケ頭には想像できないが、為政者たるもの、特に三十年に亘り独裁政治を実践してきたからには他に選択士がないのも事実であろう。
 独裁政権の善悪は別にして、為政者たるものは常に己の命と引き換えに国政を担う覚悟が必定である。
 我が国を担っているあほ菅に政治能力や統治力や国民の信頼は喪失しているが、政策遂行に失敗したら“即刻腹を切れ”と言っても指すら詰める勇気もないことは明らかだから、せめて即刻政界から引退して四国霊場参りにでも出かける位の最後のパフォーマンスを遣れ!
 国会の与野党論戦も八百長だけど、今度は遂に大相撲が八百長発覚で三月の春場所休止が決定したそうだが、休止では無く相撲界が“急死”するのではないかと我がボケ頭は予測しているが果たしてどんな結果が出るのかな?

    2011年2月7日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「新日鉄、住金合併の意義?」

「時事雑感、草莽危言」2011-02-02
 
 我がボケ頭は二十代後半から四十代初めの約十五年間、鉄鋼関係の商売に携わっていたせいか、今回の合併記事を懐かしく、苦い思いも込めて読んだ。
 其の時代には八幡製鉄と富士製鉄が合併して国内最大で世界一の大企業が誕生したことを思い出す。
 その新日鉄が41年後に更に合併に向かうとは創造も出来なかったことであり、世界情勢の変化に我がボケ頭もただただ驚くばかりである。
 2009年の粗鋼生産高では報道資料によると、世界ランキングで新日鉄は6位であり住金は23位であるが、増産の為2010年度に新日鉄住金の合併会社は二位に浮上するそうである。
 それでもインド系資本の一位アルセロール・ミタルは倍近い生産量である。
 国別生産量では一位がインド系企業、二位が中国系、三位が我が日本であり、中国系鉄鋼メイカーは新日鉄が技術、資本支援して創った製鉄メイカーである。
 地理的にも直接的に最大のライバル企業は中国企業と言うのも正に歴史の皮肉であり、多分当時の新日鉄経営陣も予想していなかった結果だろう。
 この合併話は確か2005年頃に住金から積極的に持ちかけられたように記憶しているが、交渉過程で世界的に鉄鋼需要が増大し、住金の業績が回復して取りやめたように我がボケ頭は記憶している。
 合併の代わりに株式の持合で凌いだのではないかと思う。
 程なく当時の川鉄と日本鋼管が合併してJFEスティールが誕生し、結果的に好結果を残したことも刺激になったのではなかろうか。

 バブル崩壊後に金融再編成で都市銀行が財閥の垣根を越えて三グループに集約され、その後各分野にも合併、再編成の波は押し寄せ現在もなお激しく展開しそうな情況である。
 あらゆる分野、業界で再編合併が進むのは、日本経済や国力強化に貢献するかも知れないが、大企業化の推進は反面、中小企業の弱体化を推進することにはならないのだろうか。
 そうでなくても中小企業は苦境の中から這い上がれなくて悪戦苦闘を強いられているのに、ますます厳しい経営環境に置き去りにされるのではなかろうか。
 大企業は自力で生存競争に勝ち残りを掛けて全力投球するのは投資家に対する義務であり責任であるが、中小企業が生き残るのは至難の業である。

   2011年2月4日  元始求道会、マルキG 毘沙門寺岡 

「社会的弱者の象徴である後期高齢者の医療負担増額を目論み、他方で大金持ちや外国人の子供に対してまで無意味なこども手当をばら撒く阿呆菅」

「時事雑感・草莽危言」2011-02-01

 衆議院予算委員会が昨日多少の紆余曲折を経て始まった。
 あほ菅政権には半年の間に次々に生じた失政の数々に失望しているので政治に期待するものは皆無であるが、と言っても現実に日本は国に生存しているわがボケ頭としては、一国民として悪政の現実を直視するのは国民の義務と考え怒りを抑えながらテレビを見ている。
 あほ菅が先の国会で今後の国づくりの理念として掲げたのは「平成の開国」「最小不幸社会の実現」「不条理を正す政治」である。
 我がボケ頭にはさっぱり理解出来ない理念であるが、これが米国のオバマ大統領が年頭教書で掲げたとすれば何となく理解できそうな気がする。
 最小不幸社会の実現と厚かましく掲げながら、長年に亘り日本国の戦後の発展に貢献してきた功労者世代と言える75歳以上の後期高齢者の医療制度を改悪し医療負担の増額を狙っている。
 このような人間性を無視した政策を推進しているあほ菅の下ではこの国は「“最大”不幸社会の実現」に向かっているとしか考えられない。
 
 現行のあほ菅政権では予算案は参議院で否決されても衆議院の優越性条項で三ヶ月後に承認されるが、関連法律が参議院で否決されれば予算の執行は非常に困難になることは明らかである。
 菅が狙っているのは社民党を連立に再び引きずり込んで、衆議院の三分の二条項で関連法案を強引に成立させる意図だろうが、数ヶ月前に三くだり半を突きつけて野党に鞍替えしたのに、又連立に戻るとすれば社民党の福島と取り巻きどもはまるで売女なみであるが、あんなババアでは売り物にもならないだろうから正に売女以下の下衆集団である。
 もしも社民党が大臣の椅子欲しさに再度連立に加わるとすれば、社民党は次回選挙では雲散無償しているであろう。
 そのような下衆野郎を引きずりこんでまでも政権維持の為には手段を選ばない菅もまた、国民を不幸に陥れる下衆野郎であり国賊である。
 あほ菅みたいな下衆野郎に“不条理”などと言う厳正な言葉を使わせたくないし、我が崇拝する野村大人が“不条理”対して命がけで戦われたことを考えると尚更その思いが強く込み上げてくる。

   2011年2月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「何故日本政府は日本経済の核企業である中小企業を軽視するのか?」

「時事雑感・草莽危言」2011-01-05

 昨日(24日)の第177通常国会での空き菅の施政演説の中でも、喫緊の問題である景気対策や中小企業対策について何一つ具体策は無い。
 消費税アップや年金問題や自民公明等の野党に国会運営で協力を依頼するばかりで、肝心の緊急対策は皆無である。
 景気も不景気も突き詰めれば人間が生じせしめた経済現象であり、過去の好況の実績を振り返るのも窮した時の参考にはなり得るのではないかと思う。
 1980年代から日本の景気上昇が始まり、日本国民はバブル景気に酔わされて正常な感覚を失ってしまった。
1989年末をピークに1990年から株価も頭打ちから値下がりが始まり、土地価格にも影響が出始め遂に“土地神話”が崩れて金融機関の大混乱が始まり、当時金融機関の横綱と言われた日本長期銀行が破綻した。

時の為政者、特に首相と日銀総裁の責任は大きく“土地神話”を創造して不動産ブームを煽り、一億総不動産屋を演出した奴どもの後遺症は今もって中小企業の再生を阻む大きな障害となって、真面目な中小企業経営者の足を引っ張り見殺しにしている。
昨日、あほ菅が、官僚が作り上げた原稿を施政演説として読み上げていたが、沈没寸前の船長の厳しさも真剣さも何も感じられない空しさだけが残った。
我がボケ頭に言わせれば、実行不可能な懸案を羅列せずに、ただ一つ日本経済の浮沈を握る中小企業を“絶対的に元気に再生させる方法”を一つだけ、例えばリソナ銀行を一時的に国有化したように、希望する全ての中小企業に資本注入して一時的に国有化して、やる気のある経営者を再生させることくらいやってみたらどうか!
あほ菅は、民主党の代表戦までは馬鹿の一つ覚えで“一にも雇用、二にも雇用、三にも雇用”と連呼していたが今回の演説では“雇用”は影を潜めた。
日本は300万人以上の失業者が職を求めているとのことだが、トヨタや新日鉄等の大企業がいくら業績を回復しても吸収出来るような失業者数ではない。
我がボケ頭の持論だが、600万社の中小企業が一人づつ雇用すれば吸収出来る数である。
失業者の受け皿としても中小企業を拡大強化する政策こそ唯一の失業対策と我がボケ頭は本気で考えている。

  2011年1月25日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡