毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2014年12月26日金曜日

「時事雑感・草莽危言」2014-12-06
「第三次安倍内閣発足で、日本経済は再生出来るのか?」

 答えはNOノーである。
 アベノミクスは失敗してアベノミスに変質している。
 失敗した経済政策に拘り続けても何ら進展は期待出来ないのは当然である。
  トヨタ他一握りの大企業だけが高収益を確保しても日本全体の底上げは出来ない。
  中小企業や零細企業が潤わない限りこの国の景気は回復しない。
  中小零細企業で働いている連中が好況を実感していると想像しているのは安倍だけだ。
  中小企業経営に関与している我がボケ頭としては、安倍の能力では日本の再生は不可能と考えている。

  安倍は日本国を牽引する指揮官の器だと誤解して第三次内閣を立ち上げたが、能力不足の奴にこの国を任せた不幸がいずれ国民に降りかかることを早急に察知すべきである。
  それにも拘わらず安倍は長期政権を画策しているそうだから呆れて物が言えない。
  今日はクリスマスだが国民は“苦しみます”だよ。
   
2014年12月25日 元始求道会MG 毘沙門寺岡

2014年12月22日月曜日

「安倍政権大勝、野党惨敗で今後この国は如何なる方向に進むのか?」

「時事雑感・草莽危言」2014-12-05

 我がボケ頭が懸念しているのは、自民が不甲斐ない野党を蹴散らかして大勝したので、己が首相の器であると錯覚して傲慢な政権運営を行うことである。
 昨日の記者会見でも記者の質問を無視するような姿勢が早くも見えた。
 尤も出席記者連中の対応にも問題があると我がボケ頭は感じている。
 米国の大統領記者会見のように、質問者は大統領に近い場所にあるマイクロホンに進み、
 記者の方が椅子にふんぞり返って質問する現在の遣り方は明らかに幼稚だ。
記者が国民の代理として質問しているという意識がどれほどあるのか疑わしいし、もしも国民に対して説明しているとすれば、質問を無視することは出来ないはずだ。

今回の大勝で、自民党内にも安倍に忠告するような私欲を無視するような議員は更に少なくなるであろうし、安倍の自覚を待つ以外に方策はない。
24日から国会が始まるから、安倍の答弁姿勢等に直ぐに現れるはずだ。
それにしても野党第一党の民主党海江田代表が落選して討ち死にするようでは、安倍を牽制する方法は失われたに等しい。
当選者数が倍増して躍進したのは共産党だけであるが、この現象は国民が野党の不甲斐なさに辟易としている証拠である。
共産党は政党助成金を享受しない唯一の政党であり、このことは大いに評価されるべきだと我がボケ頭も高く評価している。
共産党が仮に日本民族等にでも改名しておれば、我がボケ頭は間違いなく投票しているし、棄権せずに一票を投じたはずだ。
憲法改正や防衛問題等で我がボケ頭とはかなり異なるが、先日、志位委員長は、日本の領土が侵略された場合は我が自衛隊に応戦させるのは当然である、と発言して自衛隊の保有を初めて認定した。
一日も早く共産党を改名し、常識的な政策に変更することを期待する。

2014年12月16日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「アベノミクスに陰り、7-9月期の国内総生産を下方修正」

「時事雑感・草莽危言」2014-12-04

 12月8日に内閣府がGDP(国内総生産)改定値が下方修正されたことを発表した。
 我がボケ頭には改定値云々は理解できないが、11月発表の改定値が年率1.6%減から1.9%減に下方修正されたそうだ。
 要するに改善を見込んだ民間機関の予測は外れ、4月の消費税後、個人消費や企業の設備投資の低迷が続いて、景気の牽引役が不在となっている実態が浮き彫りになったとのこと。

 2年前に安倍政権が誕生して、安倍は民主党政権の経済政策の失敗を痛烈に批判し、不況を招いた民主党を攻撃した。
 その民主党が招いた不況をアベノミクスが払拭して2年以内に経済を再建すると、喧伝した。
 ところが現実の経済状況は回復するどころか改定値が示すように全く裏目に出た。
 それも衆議員選挙の真只中に改定値の誤りが公表されたものだからお粗末極まりない事態である。
 来年10月に決まっていた消費税増額を早々に延期したのも、安倍自身がアベノミクスの推進に疑問を持ち始めたからに違いない。

 このような不手際が生じても、民主党他野党が余りにも不人気故に自民党の圧倒的勝利をマスコミは広言しているが、それでも自民党を牽制する為にも何か野党反撃の軌跡?は起こらないものかと期待しても無駄だろう。
 投票するに値する政党も候補者も見当たらないので我がボケ頭は棄権決定。

2014年12月9日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年12月7日日曜日

「オリンピック東京誘致を巡る血税の無駄遣い。」

「時事雑感・草莽危言」2014-12-03

 2020年の東京五輪を迎えるに当たり新しい競技場に作り替える計画が発表されているが、現在の収容能力54000人から80000人に増やす為の計画だと関係者は説明している。
 新しく競技場を建設すれば1300億円も必要なのに、改築すれば780億円で出来る。
 当初、国際オリンピック委員会(IOC)の見解では収容人員8万人が開催の絶対条件と言われていたが、直近の委員会の見解として現状のまま使用可能であると条件が緩和された。
 それにも拘わらず関係者は来年秋には新築する為の入札を行う意向を表明している。
 
改築ならば新築のほぼ半額で出来るのに何故血税の無駄遣いをするのか解らない。
 報道によると8万人も集客できる競技場を造っても、五輪後それだけの観客を動員できるスポーツイベントは不可能であろうと解説している。
 五輪委員会は「改革案としてIOCと開催都市との柔軟な協力関係をうたい、コスト削減や後利用の観点から望ましい場合は、既存・仮説施設の活用を推奨する」と強調している。
 オリンピック終了後は無用の遺跡と化し維持費ばかりが増えるのは必然なのに、計画を推進しようとするのは、管轄の文部省役人が天下り先として考えているのだろう。
 新築を止めて差額を中小企業経営に振り替えれば無駄金が生きることを考えてくれ。

    2014125日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年12月6日土曜日

「オバマ米国大統領がアベノミクスの失敗に言及。」

「時事雑感・草莽危言」2014-12-02

 米国内の人気は下降して、先日の中間選挙でも民主党は惨敗し上院、下院の両方で過半数割れに追い込まれたことを棚に上げて、オバマはよくぞ安倍政権を批判したとは思う。
 オバマ曰く「安倍政権は完全にアベノミクス推進に失敗し、日本の景気は相変わらず低迷して回復の目処は見込めない云々、、、」と言っている。
 オバマが安倍政権の無策振りに言及したのは、アメリカ国民の不人気にも拘わらず米国の景気はかなり上昇している現実を見ているからだろう。
 日本では衆参両議院で与党が過半数割れすれば政権運営は頓挫するが、米国では強力な大統領職権を駆使して政権を維持する方法があるのだろう。
 安倍政権を庇う気などさらさらないが、最強の同盟国のオバマ大統領の意見は尊重すべきだろうとは思う。
 オバマ発言は日本に対する内政干渉と謂うほどではないが、衆議員選挙の真っ最中に良くぞ発言したと寧ろ感心している。

 アベノミクスは金融緩和、財政出動、成長戦略の三本の矢を喧伝してきたが、米国大統領が早々と失敗の判決を下したわけだ。
 我がボケ頭もアベノミクスは失敗だと考えているし、特に三番目の成長戦略は完全に無策であり国民や中小企業経営者を騙した罪は重く、謙虚に反省すべきである。
 米国の景気はオバマ人気の下降とは裏腹に非常に活発に推移しているらしく、長期金利のアップすら示唆している。
 日銀の金融政策と比べたら驚くべき対応であり、アメリカ経済の底堅さを表している。
 野党がガタガタで超弱体化しているので今回の選挙は自公が勝利するのではなく、野党が勝手にずっこけて敗北するのだから、例え自公が大勝しても本当の勝利ではないことを肝に銘じて、真剣に景気回復策と中小企業対策に全力投球しなければならない。

     2014年12月4日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年12月3日水曜日

「早くも明日から師走、一年過ぎる早さを実感。」

「時事雑感」2014-12-01

 私事で恐縮だけど、古希を過ぎてから一年が過ぎ行くのを物凄く早く感じて仕方がない。
 自然現象とは言えまだまだ経営にも、元始求道会運動にも政治にも真剣に取り組みたいと考えている我が身としては何とも寂しい気持ちである。
 野村大人の不条理に対する戦う思想を肝に銘じて行動しなければならないことが山積しているにも拘わらず、情けない限りなり。
 中小企業にとって非常に厳しい師走に、己の政治生命の延命策のみを考えて解散を選択するなぞ言語道断の身勝手な行動であり、一億二千万の日本国民が運命を託するに相応しい人物とは到底思えない。
 
 アベノミクスを掲げて政権について早や二年が経過したにも拘わらず、景気の回復は安倍が期待しているようには進まずアベノミクスは霞んでしまっている。
 安倍は第一次政権を担って一年足らずで健康を害し、政権を投げ出した苦い思いが常に付きまとっている。
 それも午前中の国会で施政演説を行い、午後から突然退任を発表するという前代未聞の政治行動に対してマスコミや政治評論家は一斉に激しく非難した。
 直ちに衆議員を辞めて政界から引退するように主張した者もいたくらいである。
 この時の汚名を晴らすべく六年間の我慢と、忘れやすい日本国民のお陰で再び首相の座にたどり着いたので、今度は何としても長期政権を狙っているらしい。
 安倍が長期政権を狙うのは安倍の人生だから仕方がないが、日本国家と国民を私欲の為に食い物にするのは許せない。
 一日も早く、己が総理大臣の器ではないことに気づいて辞めてくれることを願っている。

    2014年11月30日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年11月27日木曜日

「時事雑感・草莽危言」2014-11-06
「安倍正式に衆議院解散宣言」

 11月21日解散、12月2日公示・14日投開票の日程で衆議院議員選挙が行われる。
 来年10月に予定している消費税率10%への引き上げを、2017年4月に先送りすることをメインテーマに国民の信を問うための選挙だが、何と最大野党の民主党も先送りに賛成するそうだから敢えて選挙を行う必要があるのか疑問。
 安倍は消費増税の他に「安倍政権が進めて来た経済政策、成長戦略を更に進めていくべきかについて国民の判断を仰ぎたい」と記者会見で強調したが、国民には師走の気ぜわしい時期の解散総選挙に白けムードがあるのは避けがたいのも事実である。
 現在295議席の絶対多数を確保しているにも拘わらず、敢えて選挙をすれば多少議席が減ることも覚悟の上の決断であろう。
 報道の解説によると長期政権を睨んだ解散と説明しているが、その前に現在の景気を回復し中小企業対策を強行に推進するのが先ではないのか、と強調したい。


「高倉 健さん 病死 残念」

 数日前に亡くなり内輪だけの葬式を終えてから公表されたとのことだけど、彼の人間性を最後まで貫いた感じ。
 病名はリンパ癌とのことだけど、我がボケ頭の知人も過去に同じ病で亡くなったけど、転移と死に至る速さに驚いたことを思いだした。
 直接交流は無かったけど、福岡県筑豊の出身と言うことで親しみを感じていただけに非常に残念。
 心からご冥福をお祈り申しあげたい。
                                                                   
   2014年11月20日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年11月18日火曜日

「“大義無き解散”とは?」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-05

 安倍が今夕帰国し明日(18日)記者会見して解散を発表する予定、と盛んにマスコミや政党幹部が喧伝している。
 野党どもは、師走解散は“大義”無き解散だと囃し立てているが、総理大臣が政権運営の都合で行う解散権の行使には最初から大義などあるはずが無い。
 700億円も税金を浪費して無意味なそれも師走の国民が忙しい、更に中小企業は今年の不況による業績不振を少しでもカバーしようとしている最中の解散を野党は盛んに非難しているが、解散なんて従来から政権側の都合で行われるものである。
 野田政権の解散だって大義無き解散だったということを忘れたらしい。

 マスコミ報道によると、安倍は来年10月に予定している消費税の2%アップの延期を国民に問う為の選挙だと言われているが、何と民主党も延期賛成らしいので選挙の争点は無くなったのではないかと思うが如何。
 予想どおりならば自公の圧勝に終わるのだろうが、しからば20年前の超刺激的なバブル景気対策を打つくらいの政策を実践しない限り無意味解散と言われても仕方あるまい。
 最近の安倍は度重なる外遊の連続で外遊ボケして国内政治を軽視しているように感じて仕方が無いが、選挙を切掛けに勝利をたたき台にして、国民の為は勿論のこと、我々中小企業再生の為に命がけで政策を推進してくれることを期待したい。
 中小企業の再生無くして日本国の再建はあり得ないことしっかり肝に銘じて頑張ってほしい。

     20141117日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「親中派を自認する高村自民党副総裁、榊原経団連会長他同じ思考の奴らに聞きたい。」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-04

 上記の二人は各々政界と財界を代表して日中正常化と両首脳の会談実現の為に、各々の立場で努力してきたはずだ。
 二人は私欲を離れて本当に国益のみを考慮して尽力したのであれば指弾することはないが、先ず榊原会長は日本の経済界と産業界から対中国貿易の拡大を強く要請され尽力した。
 日本経済が活性化されることは我々中小企業の景気回復にも寄与することになり結構なことではあるが、かといって日本国の国家としての権威まで喪失してまで商いを優先することはあるまい。
 目の前に大きな市場が存在するから、形振りかまわず食いついて行くほど日本は飢えているとは思えない。
 
 中国を世界第二の経済大国に押し上げたのは日本の投資と技術供与ではないか。
 日本の財界が目先の利益を追求することばかり考えて行動した結果が、中国を経済大国に押し上げ中国の横暴を招いたことを、財界の連中は忘れたのか!と言いたい。
 “敵国中国”に塩を巻きすぎた結果が中国を経済大国に押し上げたのだ。
 安倍に対する習近平の傲慢な面構えを決して忘れることなく、日本の財界は節度ある対応をして奴に一発かまして欲しい。
 
 高村副総裁は失礼ながら“腐っても鯛”である。
 現前として与党自民党の副総裁であり党内序列ではNO2であることは事実である。
 どのような政治活動から親中国派に属しているか我がボケ頭には分からぬが、旧三木派の流れを汲む最少派閥から副総裁にまで伸し上がったのだから政界を泳ぐのは上手いのだろう。
 政界には現自民党二階総務会長や閣僚の中にも多数の親中派の連中はいるだろうが、中国に向き合う前に必ず安倍が習近平に虚仮にされた姿を思い出してから行動してほしい。
 我がボケ頭は日本の政治屋や財界や国民がしっかりしないと、十年後には日本国は中国に飲み込まれると言うのが持論である。
 当然ながらその時は我がボケ頭はあの世から眺めるだけである。

   2014年11月13日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「安倍首相が年内の“衆院選”が選択肢。」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-03

 この数日、衆院選、来月投開票論が急激に広まり始めた。
 今月17日に発表される7月から9月期の国内総生産(GDP)の速報値を受け、再増税の先送りを表明し解散を決断するシナリオが有力されている。
 うがった見方をすれば、日中首脳会談に於ける想像を絶する習近平の一方的な傲慢な態度に対する安倍の幼稚さに、日本国民は腸煮えくり返っているはずだ。
 日本国を代表する安倍が無視され傍若無人にふるまわれたことは、一億2千万人の日本国民に対する侮辱である。
 安倍や側近どもにしてみれば、政権にとって避けたいこのニュースを一日も早く払しょくしたかったとしか考えられない。
 歳の瀬の総選挙は過去にもあったような記憶があるが、いずれの場合も与党の勝手な理
由による年末選挙だったように思う。

 二人の女性閣僚が辞めさせられた直後でも安倍の支持率は48%の高さを維持しており、対する野党はバラバラで、協調して自公に立ち向かう気力も準備も政策も全く無い。
 戦わずして勝利することが歴然としておりながら、安倍が敢えて総選挙を実施するのは、
来年十月に行うと国民に約束した消費税の先送りを正当化する為以外の何ものでもない。
 中小企業や低所得層は、12月だからこそ普段よりも頑張って少しでも多く稼ごうと考えていた連中は裏切られた気持ちで一杯だろう。
 中小企業に関係する人達もまた然りであろう。
 安倍が中国から帰国後、如何なる指示を取り巻きに出すか解らないが、先ず日本国民が無事に越年出来るように年末ぎりぎりまで戦ってほしい。


   20141112日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「日中首脳会談やっと実現」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-02

 首脳会談は日中どちらがどれ程譲歩したかどうかは、我がボケ頭には解るはずもないが、
先ずテレビに流れた習近平の無表情な顔が全てを物語っていると思う。
 出会いの場面で安倍が先に定位置に立たされ、少し間を置いて習近平が歩み寄って握手をしたが、安倍の挨拶の言葉を全く無視して奴は無言で対峙した。
 正に傲慢不遜というか我が国家首相を馬鹿にした対応をしたが、残念なのは安倍も負けずに奴に対して堂々と対応して欲しかった。

 奴が意図的に安倍に対して振る舞ったことは、数日前に奴がプーチンと会談した時に笑顔で迎えた態度とあまりにも好対照なので余計に強く感じた。
 プーチンとの会談では習は自らプーチンを笑顔で出迎えるシーンが対照的に流された。
 首脳会談後の記者会見で安倍は精一杯の弁解を述べていたが、以前の戦略的互恵関係の構築など復活するのは非常に困難であることは、習近平の表情が示している。
 両者の対照的な対応ぶりが今後の日中関係の困難さを表していると思う。
 日中首脳会談は三年振りとのことだが両国間には歴史、領土、安保と難問山積なのであまり期待しない方が常識的ではないか。
 それでも日中首脳会談が行われたことを歯ぎしりしているのは韓国のおばさん大統領ぐらいだろう。
 脇の甘い安倍にとっては習近平の態度は計算外だったかも知れないが、それでも会談を行ったことで自己満足しているだろう。

       20141110日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年11月7日金曜日

「日銀が追加緩和、果たして黒田総裁が目論むデフレ脱却効果は期待出来るのか?」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-01

 日銀は10月31日の金融政策決定会合で追加の金融緩和を決めたが、政策委員の中4人は反対したそうだ。
 黒田総裁は提案者として賛成5反対4の採決結果を基に追加緩和を正式決定した。
 総裁が如何なる決定を実行しても、我々中小企業には景気回復の風向きは全く感じられないし、総裁が推進している「デフレを克服しながら景気を回復する」などという手法が魔法に感じられて仕方がない。
 景気動向と金融政策との難しい問題はわがボケ頭には理解不能であり、中小企業経営に携わっている一経営者とすれば、経営している倉庫が希望価格で満杯になれば我がボケ頭なりに景気回復を実感するかも知れないが、現状はほど遠い。

 記者会見した黒田は足元の物価上昇が鈍化していることを受けて、「資金供給量を年10兆円から20兆円増やし、年80兆円に拡大する。長期国債の買い入れ量も30兆円増やして80兆円にする。
上場投資信託と不動産投資信託の購入量は3倍に増やす。」とぶち上げたが果たしてこれらの資金の中、如何ほどの金が中小企業関係に回るのか一切説明がない。
黒田の再度の緩和政策発表を受けて、今日4日の日経平均は大幅上昇し7年振りに17000台に乗せた。
野村証券やメガバンク系証券会社等がぼろ儲けしただけで、株式市場でも中小企業には殆ど恩恵は考えられない。
輪転機をフル稼働させて増刷するのは結構だけど、何故不動産価格の上昇に影響を与えないのか我がボケ頭には理解不可。
東京の中心部や横浜近郊、大阪中心部、福岡市の一部等は多少地価の上昇が見られるが、福岡でも我が本拠地などは全く影響ない。
全国的な地価の上昇なしには絶対にアベノミクスは「アベノミス」で終わる。


2014-11-01  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年10月29日水曜日

「美女と野獣大臣のダブル辞任劇に見舞われた安倍ピンチ?」

「時事雑感・草莽危言」2014-10-06

 今回の小渕経産大臣と松島法務大臣の辞任劇は来るべくして来たように我がボケ頭には感じられて仕方がない。
 日本の総理大臣が政府専用機を使用して外国訪問するのを批判する積りはないが、要するに回数の問題だろうと思う。
  報道資料によると安倍は首相就任の2012年12月から2014年9月までに49カ国を訪問している。
 過去には小泉元首相が在任中に48回外遊しているが、小泉は5年近く在任しているので、小泉よりも遥かに頻繁に外国訪問を繰り返している。
 単純計算でも毎月二カ国以上を訪問したことになる。
 これ程国を空けると国政にマイナス影響が生じるのは避けられるはずが無く、今回の政治的混乱も発生すべくして生じたと我がボケ頭は理解している。

 第二次安倍政権は五人の女性大臣を起用したことで、自らが常々主張している優秀な女性の積極活用を証明しようと試みたが見事に失敗したわけだ。
 自民党内には所謂衆議院議員当選五回以上の先生がたが、首を長くして大臣のポストを待ち焦がれていたのに、安倍の女性優先政策の犠牲にされ今回も大臣の椅子に座れなかった恨みは如何なものかと、心情は察するに足る。

 安倍が何故彼女二人を大臣に指名したのかは我がボケ頭には知る術はないが、小渕美人大臣は35歳で大臣に抜擢された実績もあるし、小渕総理大臣の娘という正に世襲議員の典型的存在である。
 自民党内で過去に世襲議員に対する対応を厳しくしたように記憶しているが、今又世襲議員がかなり復活してきているのを見ると、自民党も体質改善を迫られているのだろう。

 もう一人の野獣大臣は名前が松島みどりちゃんと言うそうで、名前だけから判断すると芸能界に転進した方が成功するのではと余計なアドバイスをしたくなる。
 最後の記者会見でも芸能人らしい応答が目立って仕方が無かった。
 あんな奴を我が日本国の法の万人の最高責任者に選んだ安倍の指名責任はかなり重いことを安倍がどれ程反省して今後の政治に生かすだろうかであろう。
 ひょっとしたら安倍政権の命取りになるかも知れないし、退陣するのも賛成だよ。


 2014年10月21日  元始求道会MG 毘沙門寺岡

2014年10月20日月曜日

【参考記事】産経新聞朝刊 2014年10月16日 

「時事雑感・草莽危言」2014-10-05

「昨日(16日)の産経新聞朝刊による“石平のChina Watch”を読んでいたら、我がボケ頭が先日(2014-08-01)で書いた「中国・習政権は果たして安泰か?」を裏付ける内容が掲載されたので、参考に取り上げた。」



2014年10月17日金曜日

「日本の有力新聞、読売、毎日、朝日、産経、日経の五社は本当に国民を正しい方向に導いているのだろうか?」

「時事雑感・草莽危言」2014年―10-04

  上記のタイトルで表現すると必ず国家が進む正しい方向とはどのような道なのか?と疑問を呈する輩がこの国に存在することは当然承知の上での設問である。
  先ず憲法が認めている天皇制を認めない共産党やそれらに追随する連中だろう。
  天皇に政治的権力が与えられていない現憲法下では、国民から選挙で選ばれた政権が当然国政を担い、国家の命運を握るわけだが、然らば政治は我々国民が選んだ国民の意思に忠実に実践されているのだろうか、との我がボケ頭は強い疑問を持たざるを得ないのが現実の政治である。
  やれ安倍のミクスだ、日銀のゼロ金利政策だとか自己宣伝ばかりで、既に国民は安倍や日銀総裁の嘘を既に見破って白けてしまっている。
  国民が安倍や黒田の大嘘を見破っていないとでも考えているとすれば、この二人は完全に国賊であり、国益の為に一日も早く排除しなければならない。

「タクシー乗務員から感じる不況感」

我がボケ頭は年齢制限の問題もあって自家用車を持たず、ここ数年タクシーを利用することが多いが、乗務員諸君の話は不況感に現実味があり非常に参考になる。
「安倍や黒田の阿呆は、景気は回復していると嘯いているが、実際にあなた方は毎日お客を乗せて彼らの話から景気回復の話など聞かれますか?」との我がボケ頭の問いに対して、前回の消費税増額以来さらに景気は悪く感じます」というのが彼らタクシー乗務員さんたちの実感である。
安倍や黒田も何時もspどもに守られてばかり世の中を見ずに、ドラマの水戸黄門じゃないがたまにはお忍びで流しのタクシーに乗って景気談義して見ろ!
もしも景気は回復していると答えた運転手がいたら我がボケ頭に言って来い。
首でも何でも喜んで進呈する。

2014-10-14  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年10月14日火曜日

「安倍政権の女性閣僚優先方針に早くも暗雲?」 「韓国、産経新聞前支局長を起訴」

「時事雑感・草莽危言」2014年―10-03

 第二次安倍政権は女性優遇政策で女性閣僚を五名就任させた。
 “ぶら下げて”いなければ誰でもOKと言うわけではあるまいが、今回法務大臣に指名された松村みどりオバさん、名前は芸能人並であるが、学歴は何と東大経済学部卒とのことで驚きだけど美貌の方はどんなにひいき目に見ても政治屋向きだな。
 美貌の件はともかく、このオバさん、法律を守る役所のトップである法務大臣に就任早々から「やれ自分の顔写真入りの団扇を選挙区の全員に配布して、違法な選挙運動を行い、今度は自宅を都内に所有して住居として使用しながら、参議院宿舎を規則に違反して現在まですみ続けているとのこと。」
 これらは未だ氷山の一角であり、今後は法務大臣の地位を汚す数々の違反、違法事実が続出すると我がボケ頭は想像している。
 数年前の自民党政権時代に、新閣僚に指名された数人の人物が閣僚として不適格だということで即座に数人が辞任したが、その時にマスコミが散々取り上げたのが大臣候補者の所謂“身体検査”不足である。
  今回の松島みどりちゃんは女性ということで身体検査が甘かったかなと勘ぐっている。

「韓国、産経新聞前支局長を起訴」

 安倍政権はどこまで韓国に虚仮されたら目が覚めるのか?
 韓国の出版雑誌から引用記事を掲載しただけで、ネタ元の韓国出版社は訴追されていないのに何故産経新聞記者だけが起訴されたのか?
 日本政府の韓国に対する抗議など甘すぎるし、弱過ぎる。
 我がボケ頭が常々主張しているように、今回の事件を契機に国交を断絶せよ!
 いずれにしろ竹島は絶対に奪回しなければならないしその意味では今回の事件を国益につながるように安倍が命がけで奮闘することを期待する。

  2014年10月10日 元始求道会 マルキG 毘沙門寺岡

2014年10月13日月曜日

「ノーベル物理学賞を日本人学者三人が同時受賞の快挙」

「時事雑感・草莽危言」2014-10-02

 物理学関係は我がボケ頭から元も遠い存在だからと言って雑感のタイトルとして取り上げないのも、世界的快挙を成し遂げた三人の受賞者に申し訳ないので書くことにした。
 日本人ノーベル賞受賞として先ず思い出されたのが、1949年にノーベル物理賞を受賞された湯川秀樹京大博士の記事である。
 未だ38歳の新進気鋭の宇宙物理学者であったが、湯川博士の受賞は先の大戦後未だ4年足らずで、日本国も大戦の傷跡に苦労していた国民を大いに鼓舞し元気づけられた記憶がある。
 今回の受賞者の年齢は最高齢者赤崎氏が85歳、次に中村氏が60歳、一番若い天野氏が50歳と多岐に渡っているのも興味深い。
 報道等によるとLEDは電気エネルギーを光に変える半導体素子だそうで、電球を初め既に我々は日常生活で随分恩恵を被っているそうだ。

 安倍のミクスは自己宣伝ばかりで我々中小企業や大多数の国民には、好況の匂いは一向に吹いてこないが、我が国は毎年多数のノーベル賞受賞者を輩出しているので、彼らの英知を集めて我が国の国力回復と発展に尽くしてもあう妙手はないものか。
尤も理化学研究所の野依良治理化学研究所理事長のような出世欲、金銭欲の権化みたいな奴がいるので余程彼ら受賞者が研究意欲を掻き立てられる制度が確立できるか否かに掛かっている。
今回の三人の受賞者の中で、中村修二氏は2000年から米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授であり、実質的には米国にノーベル賞を贈与したに等しい。
その後中村氏は勤務していた四国の日亜鋼業を相手取り、発明の対価を求める訴訟を起こすなど「戦う研究者」として知られている。
今、日本社会に必要なのは、中村氏のような異能の人々を包容する力である、と産経新聞の上田編集委員が述べている。
当時、我がボケ頭は中村氏の訴訟記事を見て、恩義のある元の勤務先を訴えるなど下種な奴だと考えたくらいだから、日本を取り巻く環境も激変したのかも知れない。
環境の激変に対応するのが政治の役割ではないのか。
くそまじめに言うだけ無駄か!
 
2014年10月8日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年10月7日火曜日

「安倍政権が拉致問題会談で北朝鮮に振り回されている間に、北朝鮮はこれ見よがしにロシアと急再接近で日本を牽制か?」

「時事雑感・草莽危言」2014-10-01

 報道の解説によると、中国依存の脱却を目指す金正恩政権と東アジアでの発言力を高めたいプーチン政権の思惑が重なり、双方が急接近しているそうだ。
 日本国民が御嶽山爆発騒動で振り回されている間に、北朝鮮は拉致問題では例によって引き伸ばし作戦で安倍政権を翻弄している。
 現在の北朝鮮にとっては安倍政権から経済的支援を引き出すことはかなり困難との見方で日朝交渉に臨んでいるとしか考えられない。
 金政権は昨年12月に当時政治力ナンバー2と言われた張成沢を粛清して以降、最大の貿易支援国の中国からの支援を得にくくなったのは事実であり、このようなロシア、中国、北朝鮮の関係が微妙な時こそチャンスを利用して今こそ安倍が政治力を発揮すべきだ。
 我がボケ頭が、「今こそ安倍は政治力を発揮すべきだ!」と発破を掛けたところで、外務省の役人任せでは国益にプラスになるような結果を期待する方が無駄か。
 
安倍は現在、森元首相を動かしてまで韓国との正常化を目論んでいるようだが、我がボケ頭から見れば全くナンセンスであり国益に逆行する行動である。
 韓国が竹島を返還するまで日韓国交を断絶すべきである。
 今、日韓関係を断絶しても日本側にはマイナス要因は皆無である。
 断絶されて困るのは韓国側であり、日本側の国益にとっては韓国との断絶で失うものは何も無い。
 ついでに国連事務総長の座に就いている韓国の元外相を辞めさせるために、国連分担金の支払いを即刻ストップすべきである。
 現在の状況下で韓国と友好関係を回復しても日本にとって殆どプラスはない。
 先ず、竹島を無条件で日本に返還するのが先決である。
 自国の島を武力で強奪されていながら何事も問題を抱えていないように国交を継続すること自体不思議で仕方が無い。
 日中、日ロの領土問題は日韓問題とは規模の点でも影響力の点でも比較にならないので、ある程度時間を要することではあるが、それでも領土問題に関しては一歩も譲歩すべきでは無いという点では同一問題である。

   2014年10月3日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年10月1日水曜日

「御嶽山噴火、多くの犠牲者と負傷者が出た模様。」

 報道によると噴火時刻は27日(土)午前11時53分、現在の時刻が29日(月)の午前十時なのですでに二日近く経過しているのに死傷者の確認がかなり遅れている。
 噴火による想像を絶する大量の火山灰が、火口を中心に広範囲に降り注いだ影響もあるだろうし、未だが完全に収束したわけではないので、自衛隊、警察、消防からなる救助隊も更なる被害を避ける為にどうも手探り捜査、救助に見えて仕方がない。
 確か数年前に発生した雲仙岳噴火で、状況判断のミスで多くの救助隊員に犠牲者が出た記事を読んだ記憶があるので、今回の救助隊も慎重にならざるを得ないのだろう。
 
 被災者には申し訳ないが、登山にせよ紅葉見物にしても各々の考えで行動された結果であり、公務なり国益のために災難に遭遇したわけではないのでただただ不運としか言いようが無いのが残念である。
 我がボケ頭には地震とか火山とかの知識に乏しいので御嶽山が休火山だったのか、活動状況は知るよしもないが、日本国内には鹿児島の桜島や阿蘇山等活火山だと思うが、しっかり管理して噴火から被害を防いでいる例を見ると、御嶽山を管理する体制に問題があったのではないか、と素人ながら考えたくもなる。
 火山等危険の伴う観光資源の開発が我が国の場合金儲け優先で乱開発を見過ごしているのではないかと、疑問を持ちたくもなる。

 御嶽山の新聞の見出しを見て咄嗟に口をついて出たのが不謹慎にも“木曾節”である。
 記事を読み進むうちに噴火事件の大きさに驚いたしだい。
 トレッキングが趣味だった二十年前の我がボケ頭だったら、多分御嶽山に登っていたかも知れないと思うと今回の噴火事件には非常に複雑な心境であり、犠牲者の方々には心からご冥福をお祈り申しあげる。

   2014年9月29日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年9月27日土曜日

「最近の安倍政権の対中国、対韓国政策の弱腰への転換は絶対に国益に反する。」


 現在我が国が領土問題を抱えて対立しているのはロシア、中国、韓国の三カ国である。
 しかしながらそれらの三カ国との領土問題は、終戦後の背景やその後の外交関係の変化により各々との違いが生じているのが現実である。
 自国の領土を不法に他国に占有されていながら、政府が手をこまねいて国家としての行動を何も起こしていないのが韓国に実質支配されている竹島問題である。
 歴代日本政府の無責任、無策が今日の事態を引き起こした原因であるが、そのような国際信義を守らない国と更なる親交を深めようとするのか我がボケ頭には全く理解不能。
 竹島を日本に正式に返還しなければ、韓国との国交を断絶するくらいの当然の対応を安倍政権に期待したい。
 日本国民も安倍政権も自国領土に対する自覚が非常に稀薄である。
 諸々の外交問題は外交関係を断絶すれば落ち着くべきところに落ち着くはずである。
 我が国は自国の領土を守るために帝国海上自衛隊を保有しているのであれば、最新型のイージス艦で竹島を奪回して見よ。
 
 中国が主張している尖閣諸島問題も問題の本質は竹島問題と同じである。
 先の大戦終了後、尖閣周辺は沖縄と同じく米国が占領地域として管轄していたが、1972年5月15日の沖縄返還と同時に尖閣諸島周辺も同時に日本国に引き渡された。
 そのような背景が存在するので、現在米国政府は日本国の立場を支持しているが度重なる中国艦船の領海侵犯に対しては、日本国の領土、領海は日本独自で守れとの姿勢である。
 然らば海上保安庁のオンボロ巡視船に代えて至急に帝国海上自衛隊のイージス艦で対応すべきと我がボケ頭は考えるが如何?
 領土、領海を守る最重要事態に出動しない艦艇など廃棄してしまえ!
 これほどの血税の無駄遣いはないぜ。
 中国との国交も尖閣諸島問題が決着するまで断絶せよ。
ロシアとの北方四島は中国の尖閣、韓国の竹島問題と問題の本質が多少異なると言うのが我がボケ頭の見解である。
 旧ソ連とは不可侵条約が存在していたにも拘わらず終戦わずか一週間前に日本に参戦してきた行為は見逃せないが、北海道まで要求してきたのを当時の占領軍である米軍のお陰で北方四島までで阻止した事実がある。
 北方四島はあくまで返還交渉を継続しながら、現実に現在のロシアは日本の先端技術や資本に大きな魅力を感じており、包括的交渉は継続すべきだと思う。

      2014年9月23日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年9月12日金曜日

「何時まで続くのか安倍のバラマキ外遊?」

「時事雑感・草莽危言」2014-09-03

 昨日(6日)から安倍は世界最貧国に属するバングラディシュとスリランカを訪問して大歓迎を受けているが、安倍がばらまく経済援助のお陰である。
 最初の訪問国バングラデイッシュは、人口1億5千万で北海道の8割の広さの国土に大した資源もなくあるのは低賃金の労働力だけである。
 この国への安倍の訪問の第一の目的は、バングラデイッシュに安保理事国の立候補を辞退させて日本が理事国に選ばれるための要請の為である。
 わがボケ頭から見れば、現在の国連など世界の紛争地で殆ど実のある活動など行っていないのに何故、理事国に拘るのか理解不可。
 立候補辞退の見返りに向こう4-5年間で6千億円のインフラ援助を行う約束をしたそうだから安倍が大歓迎を受けるのも至極当然である。
 日本国内は虚偽のアベノミクスに騙されて不景気から逃げ出せずに苦労している中小企業関係者が大勢いるのに、海外で大盤振る舞いするのもいい加減にしろ!と言いたいぜ。

 二番目の訪問国スリランカは、以前セイロンと称して紅茶でなじみのある国であるが、人口2000万の小国でありながらつい数年前まで民族紛争による内戦の為に経済は疲弊しきっている国である。
 この国にも火力発電所二基を1千億円で寄付する予定とのこと。
 兎に角、日本国内にもっと真剣に目を向けて命がけで経済再建に取り組むことを望む。

 最近、我がボケ頭の老化現象の進化が原因かも知れないが、安倍の政策に注文つけるのが何だか空しくて仕方がなくなった。



         2014年9月8日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年9月9日火曜日

「第二次安倍改造内閣発足・雑感」

「時事雑感・草莽危言」2014-09-02

 総理就任後、一年九ヶ月にわたり同じ閣僚で安倍政権を運営してきたが、遂にというかやっとというか、昨日内閣改造が行われた。
これ程長い期間内閣改造を行わなかったのは小泉政権以来だそうである。
政界風に言うと、当選五回以上の衆議院議員や参議員枠有資格者等を合わせると所謂大臣有資格者が50人以上いるそうだから、それらの先生方にとっては本当に長い間待たされた気持ちだろう。
所がどっこいその先が超難関の激しい競争なのだ。
何故なら、首相を除く18人のポストの内、6人が残留で残りは12人枠しかない。
東大やキャリヤー官僚の試験も厳しいらしいが、大臣ポストには適わないのではないか。

一昔前の自民党内は派閥全盛で、派閥の親分に大臣候補者を指名させれば良かったらしいが、小選挙区制度が採用されてからは、かなり様子が変わったらしい。
新大臣に任命されて大臣の椅子に座って心からにこにこしているが、その影で悔し涙を堪えている連中が沢山いることを多少は感じて、国民の為に頑張って仕事をして欲しい。
総務大臣に就任した高市早苗総務大臣の旦那は大臣有資格者の一人らしいのでその心境たるや如何なものだろか、ま、余計なことか。

2014年9月4日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年9月5日金曜日

「安倍政権下で死刑囚11人を死刑執行。雑感」

「時事雑感・草莽危言」2014-09-01

 我がボケ頭は己の鬱状況の対策の一つとして、机の前の壁に「死刑囚の日常を考える。」という文言を期して時々眺めている。
 我々凡人には想像を絶する生活状況であることは勿論だが、彼らの日常に関心をもっているせいか、今回の二人同時執行で谷垣法務大臣は11人の死刑を執行したわけだ。
 過去に法務大臣に就任しながら死刑執行の押印を逃げまくり一人も執行しなかった無責任な奴がいたことを考えると、安倍政権下での大量執行はどのように考えればよいのか安倍の説明を求めたい。
 日本国は憲法で絞首刑を認め刑法で明記している以上は、死刑囚が存在するのは当然であるがそれにしても130人前後の死刑囚が毎日,死と対峙して生きているのを考えると、一寸異常に感じてならない。
 死刑囚の中には冤罪に対して裁判所と執拗に戦っている死刑囚もいるだろうが、大部分は正当な裁判を経た判決なのだろう。
 
 そこで我がボケ頭の提案だが、どうせなら100人まとめて同時執行したらどうか?
 しからばマスコミも一斉に取り上げるだろうし、死刑反対派も声を大にして己の反対意見を主張するであろうし、死刑賛成派は更に声を大にして主張すると同時に、判決が確定したら遅くとも一週間以内に執行するように法律を改正すべきである。
 この国の欠陥は物事を曖昧に済まそうとすることである。
 憲法九条の解釈然りである。
 この際すべてが条理に合致した社会に変革されることを、我がボケ頭が娑婆の空気を吸っている間に願いたいものだ。

  2014年9月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡


2014年9月2日火曜日

「ロシアの外交戦略に振り回される安倍政権」

「時事雑感・草莽危言」2014-08-06

 22日に我が国の北方四島と近海で日本政府の反対を無視してロシアは軍事
演習を強行したばかりである。
 更に日本政府の制裁に対して、たまたま千島列島近海を航行していた日本の
海洋研究船まで拿捕したといわれている。
 ところがロシアのラブロフ外相が昨日25日モスクワで記者会見して、「ウク
ライナ情勢は今秋予定されているプーチン大統領の訪日とは関係なく進められ
ていると明言した。」
                                            
「プーチン大統領は日本政府の招待を受け入れ、時期については日本側と合意
している」とも言った。
 今年2月、安倍とプーチンはロシア南部ソチ会談し、今年秋のプーチン訪日
を約束している。
 しかしながらその後ウクライナ情勢の悪化により米国やドイツ初め欧州諸
国との関係悪化の煽りを我が日本も受けることになり、日ロ関係は非常に微妙
な状況で推移していた。
  そのような時期にロシアは日本に仕掛けて来たわけで、相変わらず心憎い
外交手段と敵ながら感心している。
  ロシアから投げつけられた危険球をどのように安倍は投げ返すのか興味の
あるところである。

 ロシアが少し安倍に柔軟サインを送ったのはあくまで日米の親密関係にすこ
しでもひびを入れようと考えていることは事実で、安倍もゴルフ三昧とは行く
まいし、少しは知恵を絞らなければなるまい。



2014年8月26日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡