「時事雑感・草莽危言」2011-12-06
鳩山、菅、野田三政権の中で就任100日目の支持率が一番低いのが野田で、何と34%まで支持率が落ちている。
9月の野田政権発足直後は支持率65%からスタートしたので、わずか三ヶ月で支持、不支持が逆転し、100日目には支持率は半減した。
前任の二人も国民の支持を無くしたのも早かったけど、野田はそれらを上回るスピードで国民の信任を失ったのはそれなりの理由が存在するからだ。
先ず就任100日足らずで二人の大臣が参議院で問責決議案を突きつけられ、二人とも野党の軍門に下ったのに、任命責任を逃れる為に大臣の首を切らないで越年を画策し、曖昧な対応に終始している。
野田は子分の少ない弱小グループにも拘わらず民主党代表の座を目指した為に、徹底的な論功行賞人事を行った。
わがボケ頭が理解出来ないのが、問題ばかり起こしていたレンボウや死刑判決をはっきり拒否している平岡法務相や、問題発言ばかり繰り返す厚生労働相のおばさんとか閣僚の大半は失格だと思う。
それに小沢の協力を得る為に小沢の若頭である山岡を消費者担当にして、其の上国家公安委員長に任命するなど皮肉な人事だと感じていたら案の定問責決議でバッターアウトである。
あほ菅政権でも官房長官と国土交通省が問責を突きつけられ結局は辞任に追い込まれているので、年明け早々には止めざるを得ないのではないか。
それにしても九日に閉会した臨時国会での法案の成立率は38本中13本、成立率は34%にとどまり、過去20年間で最低とのこと。
成立したのは東日本大震災復興関連予算や法律が大半で、これらの法案がなければ今回の国会は開店休業状態であった。
当初、野田内閣は、野党の意見も虚心坦懐に聞くという姿勢を打ち出し、発足直後の9月調査では自民支持層の60%が支持するなど与党支持層や無党派層から幅広い支持を得ていたというから三ヶ月で馬脚を表したわけだ。
歳が明けたら野田も腹を切って討ち死にし、どうせ国民の為に命がけで政権に就く奴なんぞいないのだから、ベルギーに見習って政権不在で遣って見ろ!
2011年12月13日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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