毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2015年2月16日月曜日

「中国企業に翻弄される日本の電気メーカー」

「時事雑感」2015-02-03

我がボケ頭にはスマートフォン用の液晶パネルという専門用語は、我輩の日常商いとは無縁なので新聞記事程度しか知らないが、シャープが社運を掛けて建設した三重県の亀山工場の巨大投資がシャープの経営を危うくした位は承知している。
その巨大工場が幾多の返還を経て、米国のアップルのスマートフォン用に高精細液晶パネルを全面的に生産していたが、アップルの業績不振の影響で減産を余儀なくされた。
アップルへの供給減を穴埋めするために、中国の新興スマホメーカー、北京米科技(シャオミ)との取引を拡大した。

ところが昨秋以降、日立製作所、東芝、ソニーが母体となって設立された「日の丸連合」ジャパンディスプレイがタッチパネルを内蔵した液晶パネルを武器に中国メーカーに食い込みシャープのシェアーは切り崩された。
その影響もあり再建途上にあったシャープは赤字に転落した。
我がボケ頭はシャープの株主でも無いし利害関係は皆無だけど、言いたいのは日本企業同士が中国企業に買い叩かれ結果的に日本国の国益を損なっていることである。
複数の中国企業が、日本製品の高性能に魅力を感じて競って高値での購入競争をさせるのが、我が国にとって理想的競争である。
余りにも国益を害するような中国企業との取引は、日本政府が介入して即座に禁止させるべきだと思う。

    2015年2月6日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「サッカー日本代表アギーレ監督解任・雑感」

「時事雑感」2015-02-02

報道によると解任理由は、アギーレがスペインリーグの監督時代に八百長に関係し、スペイン検察に起訴されたから、日本サッカー協会が解雇に踏み切ったとのこと。
たかがサッカーなのだが、現在日本のサッカーファンは増え続け、日本代表の対外成績は多くのファンの強い関心を集めるスポーツである。
そこで素朴な疑問の一つが、八百長疑惑が取りざたされていたメキシコ出身の疑惑の人物を何故サッカー協会は日本代表の監督に要請したのか?ということ。
 報道によると監督契約金2億5千万円で、他に三人のコーチも別途雇用しているので総額では3億円以上の大金を捨てたことになるだろう。

アギーレを選んだ日本サッカー協会の彼に対する所謂身体検査のミスである。
日本では閣僚が不祥事を起こした時に、大臣を任命した首相による大臣の身体検査不足がたびたび指摘されるケースと同じスタンスである。2015年2月4月”ぎ去るのか1
 今回の監督選任ミスを機会に外国人監督の招聘を止めて日本人監督に変更することを勧めたい。 
 我がボケ頭が思い浮かべるのが往年のプレイヤーで現役引退後、政界に転じて参議院を経験したことがある釜本邦茂氏である。
 日本サッカー協会の運営に対して常々辛口の発言を連発するので煙たがれているが、協会側は今回の失敗の代償として彼に遣らせて見る度量を示すべきである。
 1944年生まれだから70歳だけど、我がボケ頭より7歳も若いし若いコーチを付けて遣れば絶対に可能と思う。

2015年2月4日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「“二月は逃げる月”故にアッという間に過ぎ去るのか」

「時事雑感」2015-02-01

 我がボケ頭が未だ現役で中小企業経営に携わっている為か、安倍自慢のアベノミクスには多少なりとも関心を持っていたが、現実に我々の経営にプラス要因は皆無である。
 アベノミクスが、中小企業の厳しい経営状態から脱皮出来るような政策を含んでいるように喧伝しているが、当事者の我がボケ頭としては腸の煮え亘る思いである。
 本気で中小企業救済対策が盛り込まれているのであれば我々当事者に説明して見ろ。
 
 イスラム国と謂う何とも掴みどころの無いテロ集団に二人の日本人が拘束され、人質として厳しい取り扱いをされた挙句に殺害され、日本のマスコミは挙って取り上げた。
 政府もマスコミもイスラム国の戦略にまんまと乗せられたことは、政府の反省材料であり今後の対応に生かすべきであろう。
 二人が自らの強い意志で危険地域と承知の上でシリアに潜入した行為は、ある意味では批判されて然るべきであるが、既に仏さまである以上追求はすまい。
 
 報道によると、我が国二十歳前後の若者の低所得率は、欧州の経済先進国に比べて最低だそうで、こんな状況では若者が元気に活躍出来るわけが無いし、国も停滞するのは当然であり、中国やロシアの大国に軽視されても仕方があるまい。
 大戦後70年の節目に、国民はもう一度この国をガラガラポンしてゼロから再スタートする気概が必要だとの考えが日毎に強くなっている。
 隣国の中国、ロシアにも各々大問題を抱えているが、問題を抱えているからこそ国民の目を逸らす為に弱小国に刃を向けるのは歴史が証明している。


2015年2月3日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡