「時事雑感・草莽危言」2011-05-03
2001年9月11日のビンラディン・グループによる米国大テロから十周年記念を前にして、オバマ大統領は積年の敵、ビンラディン殺害に成功した。
暗殺報告だけは全ての国民と世界に発表、説明をしたものの全体的に押さえ気味の実務的な報告という姿勢で貫かれていた。
米軍特殊部隊によるビンラディン暗殺の四日後にニューヨークの被災現場を訪問し、演説もせずただ悲劇の中心地「グランド・ゼロ」で黙禱し献花しただけである。
その後に、あの惨劇の渦中で決死的救助活動に専念してビル内に残された多数の人々を救済し、その活動中に多くの犠牲者を出した、ニューヨーク市警察と消防署を訪問したが、カメラマンの入場を断り写真撮影を禁じたそうだ。
ただ只管に犠牲者の冥福を祈る姿勢を貫ぬき一切のパフォーマンスをやらなかったらしい。
片や我が日本国のあほ菅首相は、福島原発の現場視察と称して自衛隊のヘリコプターを利用し、ヘリから現場を視察する己の顔写真を、わざわざ同行のごますり野朗どもに取らせてマスコミにばら撒く念の入れようである。
小沢元代表が久し振りにマスコミに対して、あほ菅の福島原発に対する対応を堂々と非難する行動に対抗するかのように、こんどは突然中部電力の浜岡原発三機の前面停止を自ら発表する念の入れようである。
報道によると4、5号機は現在稼働中で、3号機は7月から稼動予定で関電は準備に万全を期していたそうである。
地元の御前崎市長には全く事前の説明も報告もされておらず唐突感は否めず、
と思うと所在地の静岡県知事は休止賛成だと、何ともちぐはぐな決定である。
民主党内にも浜岡原発の継続賛成派は多く存在し、何故、今、この時期にあほ菅自ら仰々しく発表したのか我がボケ頭ならずとも疑問だらけである。
中部電力の肩を持つわけではないが、あほ菅の要請どおり浜岡原発を全面休止にすれば、名古屋地区のトヨタ自動車等を含む日本の稼ぎ頭企業の生産にも大きく影響すると言われているし、中部電力自体の経営もギブアップすることは間違いない。
先に東京電力の経営破綻がささやかれ、またもや中部電力までも営業できないようになれば、正に日本沈没でありあほ菅は日本を破壊するつもりか!
2011年5月7日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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