毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2011年3月8日火曜日

「あほ菅の大嘘、“景気は回復基調にある”だって、国民を馬鹿にするな!」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-01

 先の予算委員会でも、ぶら下がり記者会見でもあほ菅が盛んに強調しているのが“日本の景気は回復基調を示し始めた”と言う点である。
 国民の大多数が長年の不況に辟易としていて、特に中小企業経営者や多くの失業者や新卒学生の就職未定者やフリーター等の生きることに汲々としている社会的弱者は、あほ菅の能天気な発言に怒り心頭である。
 実態経済のどの点、何処に景気の回復現象が感じられるのか全く把握しない阿呆な奴を、一日でも早く首相の座から引きずり降ろさなければこの国の混乱と弱体化は一層深刻になるであろう。
 景気対策の不手際を棚に上げて、不況から脱出で来ないのは、自民党初め野党が予算案に同意しないからである、とまで言い切って野党の責任に転嫁するに至っては言語道断の逃げ口上である。
 予算成立が遅れて四月からの執行が多少遅れても、長年に亘り景気のどん底を強いられている国民としては、多少のことでは騙されない覚悟ができている。
 むしろどうせ遅らせるなら徹底的に遅らせて、首相以下国家公務員や地方公務員の報酬を当分ストップして苦労している国民と同じ厳しさを経験させることは決して無駄ではない。
 あほ菅政権の主力支持母体である公務員どもの自治労組が一番打撃を受けるはずだし、不況化でも暢気に過ごしてきた奴らに一撃を食わせるのも国益に叶う措置であると我がボケ頭は逆に期待している。

 このような経済情勢の中でメガバンク以下日本の金融機関どもが、中小企業に対して誠実に融資業務を遂行していないことを昨日の日経で解説していた。
 昨年末の銀行預金は約570兆円、貸付残高は約420兆円で単純に我がボケ頭が計算しても150兆円の差額が銀行預金として滞留している。
 それにも拘わらず銀行が暢気に経営しているのは差額の大半100兆円以上を国債に当てて穴埋めしているからである。
 財務省と金融庁が銀行に対する職務権限を悪用して、己達が発行した国債を銀行に引き受けさせると同時に銀行の余剰資金を運用させることで銀行経営を支えてているのだ。
 銀行が保有する国債を全て日銀が肩代わりすれば、銀行は中小企業融資に廻さざるを得なくなり、中小企業も不動産も活気づくことは確実である。

    2011年3月1日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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