毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2015年1月24日土曜日

「2015年度予算案の問題点」

「時事雑感」2015-01-04

 2015年一般会計総額は96兆3420億円と過去最大の規模となったが、好業績の大企業や富裕層を経済のけん引役と位置づけ優遇する安倍政権の姿勢が鮮明になっている。
 中小企業経営者の端くれである我がボケ頭や全国の中小企業関係者は、「予算も税も大企業に配慮したもので、中小企業には痛みしか残らない」と怒りでいっぱいである。
 安倍曰く、「今回の予算は経済再生と財政健全化の二つを同時に達成するための“二兎を追う”予算である」ことを強調したが、安倍は“二兎を追うものは一兎も得ず”という諺を知らないらしい。
 失敗するのが見え見えなので、とにかく目先を誤魔化して国民を騙すことに躍起になっているが、あまり国民を見くびると社会不安の原因に成りかねないことを肝に銘じろ。

 政府の経済政策や金融政策が失敗して中小企業が苦しんでいる今こそ、政府系金融機関の商工中金と政策金融公庫は、政府の無策をカバーして中小企業を支援してこそ政府系金融機関の存在感を誇示する絶好のチャンスではないかとわがボケ頭は強く感じている。
 中小企業を救済する為には過去の取引経過に拘らずに前向きに経営再建に協力せよ。
 中小企業にはご馳走の匂いだけかかせて実際には食わせてくれない政策を、安倍にゴマする愚策を続ける黒田日銀総裁は一日も早く首を切らなければならない。

        2015115日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「フランス・テロ事件 雑感」

「時事雑感」2015-01-03

 十人以上の著名なジャーナリストや警官、一般市民が殺傷されたテロ事件は、日本から遠く離れたフランスでの出来事とは言え、我々日本人にも教訓を与えた。
日本にも多くのイスラム教徒(インドネシア、パキスタン、ミャンマー等)が労働者として来日している。
その観点から見れば、今回のフランスでのイスラム教徒殺傷事件は、決して他人事ではないし日本でも起こり得ると思う。

もしも日本で同じような人質を巻き込んだテロ事件が発生したら、日本の警察はフランス警察のように人質を犠牲にして犯人逮捕を優先出来るのだろうか?との疑問である。
フランスの人口は約6千万人でイスラム教徒は6百万人、10%も占めている。
フランス国民が多くの犠牲者を出したにも拘わらず、オランド大統領が国民に冷静な行動を求めているのも同じようなテロ事件の再発を警戒しているからだ。
イスラム国やアルカイアダ等の過激派を極力刺激しない為であろう。

しかしながら今回のテロ事件犯人逮捕作戦に於ける、人質の安全を無視したフランス特殊部隊の突撃作戦には、平和ボケの我がボケ頭には驚きだった。
同じような事件がもし日本で発生した場合に日本警察は犯人逮捕優先の作戦を遂行できるのだろうか?

 2015年1月11日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2015年1月13日火曜日

「安倍首相今月16日から21日まで中近東4カ国を訪問。解せない外遊目的?」

「時事雑感・草莽危言」2015-01-02

 安倍は16日からエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナの4カ国を訪問すると発表したが、今回の外遊が果たしてどれ程国益にプラスになるのか解らない。
 イスラエルとパレスチナは中東紛争の原点であり、今も深刻な対立が続いている。
 両国は喧嘩状態であり、その中に行司役宜しく割って入って何か国益に利するのか。
 両方に日本国民の血税を手土産にばら撒くだけの訪問であろう。

 エジプトは数年前にクーデターで軍事政権が誕生し、イスラエルとの関係もギクシャクしていると報道されている。
 米国との関係が比較的良好だったムバラク政権時代と異なり、米国と離れている。
 ヨルダンはシリア難民が数十万人流入しその対応に奔走している。
 安倍が大金を支援してくれることを待ちこがれている状態である。

 訪問四か国の本音は安倍ではなく手土産をだけ期待している状況である。
 資料によると、安倍が就任1年10カ月で世界にばら撒いた日本国民の血税は約68兆円の巨額である。
 今回の4カ国訪問で総額幾らの血税をばら撒くのか承知していないが、その分が上記金額に更に上積みされることは間違いない。
 
68兆円の10%の6兆8千億くらいは零細中小企業にばら撒いて呉れれば、中小企業は一息ついて少し元気を回復出来るだろう。
安倍の側近曰く「安倍総理の元気の源はゴルフと外遊」だそうだ。
 内政でのアベノミクス失敗から逃れる為に外遊していると言われても仕方あるまい。。

  2015年1月8日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2015年1月6日火曜日

「2015年初頭・雑感」

「時事雑感・草莽危言」2015-01-01

“一年の計は元旦にあり”という言葉を肝に銘じて、我がボケ頭なりに計画を立てているが、一億二千五百万国民の生命を預かる安倍は果たして如何なる方針を立てたのだろうか。
国民の誰が考えてもこの国は多くの内憂外患で埋め尽くされていることは事実である。

然らば安倍はこの国を如何なる方向に引っ張る積りなのか、国民の一人として解りにくいし、我々中小企業に携わる者としては非常に不安である。
不安と言うよりは我々中小企業に対する無策と配慮の無さに強い怒りすら覚えている。

資金的に余裕のある一部の大企業は別にして、零細中小企業は毎日が勝負であり、年の瀬も正月も関係無いし寧ろ有難迷惑なのかも知れない。
そのような零細小企業経営者の現実を安倍は少しでも理解しているのだろうか。
奴の日頃の言動、行動から見て全く無縁の思考しか持っていないことは明らかである。
理解しておれば、例え休みとは言え年末年始にゴルフ三昧と高級レストラン通いに現を抜かすことは控えるはずだ。

その点小泉元首相は利口だった。
ゴルフは結構好きだったらしいが、総理就任と同時にクラブを封印したらしい。
己の器量を自覚していたのかも知れない。
だから就任4年目の衆議員選挙では“郵政民営化”は是か非かとの一点を争い勝利した。
選挙に勝利したにも拘わらず、小泉は次の任期を返上してあっさり政界を引退した。
多くの小泉支持議員が熱烈に政権継続を嘆願したのに小泉は引退の意志を貫いた。

一方、安倍は取り巻き議員を利用して自民党総裁任期の延長を画策している。
一日も早く小泉進次郎にこの国のかじ取りを任せて見ろ。

  201515日  現始求道会Mグループ  毘沙門寺岡