毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年5月29日火曜日

「悪口は言いたく無いが誉めようの無い野田政権」


「時事雑感・草莽危言」2012-05-07

  野田が政権の座について早や九ヶ月が過ぎたのに、何一つ難題山積の問題を解決出来ず、約束を実行出来ないので、「何にも決められない、出来ない、動かないダメ野田政権」という称号だけは進呈された。
  何しろ民主党代表の地位に就いた途端にマニフェストで主張したことは棚上げしてただ只管「消費税増額」を主張し始めた。
  それも、政治生命を懸けて、と仰々しく喧伝するばかりで実のある話が皆無では賛同の仕様が無いのが国民の本音である。
  先の代表選挙では決選投票で非小沢系の票をかき集めるのに大臣ポストを分配する約束をしたので、実力者内閣とは裏腹に票集めの論考功績で任命した為に問責決議をされるような問題を抱えた人材を大臣に就かせた。

  国民の60%が反対する消費税増額に何故あほ野田は拘るのか理解不可、正に猪突猛進?正に阿呆狢の突進である。
  野田如き阿呆にこの国の命運を任せてはこの国は間違い無く沈没するし、国民は確実に不幸になることを一日も早く気づいて行動に出なければならないことを国民は自覚すべきである。
  ギリシャは経済的に破綻して、更にドイツに超緊縮財政を強制されているが、国民はそのようなドイツの政策に反対して国民的運動を展開して徹底抗戦を目指して頑張っている。
  我が日本国には、国民が任せた政権との約束であるマニフェストを完全に無視して、ただただ放浪している野田政権の無定見な行動に対して、野田政権をひっくり返す行動が全く見られない。

  とに角、日本国民には己の国家を己達の力で再生しようとする意志、意欲が全く見られない不思議な国家に変わり果てたのは何故か?
  色々な原因があって今日の閉塞感を招いたのであろうが、我がボケ頭に断定できる原因を指摘出来ないが、やはり教育制度に大きな問題があると思う。
  その問題の日教組の元委員長が与党民主党の幹事長に就いて野田政権を牛耳っているのだから、この国が混乱するのは当然といえば当然である。
  選挙制度にも大きな問題点があると思う、国民の過半数の意志が反映されないで解散させられないことも大いに疑問がある。

     2012年5月28日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「毎月一億円以上を浪費する野田政権の官房機密費」


「時事雑感・草莽危言」2012-05-06

  官房機密費は又の名を内閣官房報償費と称されているが、実際にはこの機密費は外務省の予算から捻出されているそうである。
  外務省の予算の一部を内閣官房長官の絶対的な権限の元で出金の管理がなされ、出金の内容については自民党政権時代から非公開が原則であると、現民主党政権も自民党政権の理屈を継承している。
  ところが民主党は野党時代に執拗に官房機密費の公開を迫り、再三再四歴代の自民党政府を追及している記憶を思い起こすべきである。

  その上で野田政権が誕生した昨年九月から今年二月までの内閣官房費が新聞に記載されていたのを見て、我がボケ頭は正直愕然とした。
  「経費削減を徹底した上で消費税を国民にお願いする」と言うのが駄目野田政権の宣伝文句にも拘わらず、毎月一億円以上の機密費を使いまくっているのである。
  新聞記事によると月別支出は九月、十月、十一月、十二月、一月が毎月一億円、二月は一億三千万円で六ヶ月合計六億三千万円の大金である。
  今回の予算でも合計14億円以上の内閣官房機密費が計上されている。
  
  国民や中小企業に消費税増額を要請するためには先ず“隗より始めよ”で国会議員歳費の切り下げや機密費の圧縮等、己にとって一番身近な節約が出来ずに国民の同意が得られるはずがないことくらい野田は分からないのか!
  克って小泉政権時代に通称“塩爺”こと塩川財務大臣が、「国民は生活に苦労してお粥をすすっているのに、離れでは役人どもが腹いっぱいすき焼きを食っている」と警鐘を鳴らしたことがあるが、現政権にもそっくり当てはまる含蓄ある言葉である。
  
政治に携わる者はしゃべるのが商売だから、我々ボケ頭には到底真似出来ない輩どもであるが、それにしても野田は詭弁が多過ぎる。
  黒や黒に近い灰色現象でも白に言いくるめてしまう、詐欺師並みの話しぶりには完全に裏切られた思いが強い。
  奴が就任早々に発した第一声、つまり小沢との党内対立の解消を念頭に述べた「もういい加減に抗争は止めましょう」と話したことしか俺の頭に無い。

   2012年5月23日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年5月8日火曜日

「憲法記念日、雑感」


「時事雑感・草莽危言」2012-05-03

 終戦後67年、憲法施行から65年、サンフランシスコ講和条約締結後62年が経過しているのに、この国は未だ独立国としての自前の憲法を保有しないで、米国の占領下で与えられたお仕着せの憲法を性懲りもなく遵守している。
 因みに最大の問題点は「戦争放棄、戦力の不保持、交戦権の否認」、第九条日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
   国の交戦権はこれを認めない。
 と憲法では戦力の保持を禁じているが、わが国には自衛隊という戦力を保持しているのだから矛盾も甚だしいということになる。

 九条を馬鹿正直に遵守すると、尖閣諸島に中国軍が上陸してきても日本国自衛隊は武力で阻止できないことになる。
 然らばなぜ国民の多額の血税を投入して自衛隊を保有しているか疑問である。
 と同時に自国の領土を自主防衛できないで国が果たして国家といえるのか?
 世界の独立国の中で自国の領土を自国の軍隊で防衛しないことを、憲法で明記した国家が存在するとは考えられないが、我が日本は世界の常識では考えられない文言を憲法に明記している不思議な国なのである。
 平和憲法と称する現憲法が施行された1947年時点では先の大戦が終了して未だ二年足らずで、軍事量に対する国民感情や食うことに汲々としていた国状等から考えれば、その当時としては止むを得なかったかも知れない。

 然しながら施行後65年間も時代の変遷を無視して、平和憲法といういうまやかしの元に今日まで放置してきた責任は当然国民と政治に携わってきた連中にあり、現在の世界情勢に相応しい憲法内容に早急に改正運動を実践すべきである。
 国家の安全と防衛を、軍事力を保有せずとも維持出来ると、夢のような現実離れしたしたことを抜かす社民党を阿呆党首がいるが、故に己の党が国民から見放され埋没していることにも言及すべきであり、無知な国民を騙した罪でこのような輩一党は国外追放して、中国にでも移住させたら如何だろうか。
 いずれにしても現況に相応しい憲法に早急に改正すべきである。 

       2012年5月4日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「小沢氏の控訴可否9日に決定」


「時事雑感・草莽危言」2012-05-02

 我がボケ頭は日経、読売、産経三紙を購読しているが、5月3日付き朝刊で小沢氏の控訴問題を取り上げているのは産経だけある。
 それも政治関連とは全く関係ない19ページで天気予報並みの扱いである。
 昨日二日に検察官役の指定弁護士3人は、控訴の可否について協議したが、結論は持ち越しなり、控訴期限10日の前日9日午前11時から再協議して方針を決定する。
 産経新聞によると、主任弁護士役の大室俊三弁護士は協議後「控訴すべきかどうか三人とも迷っているし、ぎりぎりまで検討すべき事項がある。」と話している。
 其の上で大室弁護士は「三人とも問題意識は同じだった」と説明し、「自分達は弁護士だから、有罪を求めて控訴しにくい」とし、心証としては黒(有罪)だと思っているから控訴したいという思いがあるが(判決)を覆せる確実な見通しがないのに、長く被告の立場に置いていいのか、という思いもある。」と話している。

 上記の指定弁護士の説明を読むかぎり常識的には控訴はしないのではないかと、我がボケ頭は予測するが、最後まで葛藤をしたことを見せるのも弁護士の役目かなと思う。
 今日も朝日、毎日を読んでいないので後ほど目を通してみたいが、多分控訴を断念するだろうとの見地に立っているので、今までの主張からしてあまり触れたくないのであろう。
 七日、八日にかけて小沢の党員活動停止解除の会合が開かれることを考えれば、指定弁護士も昨日の協議で結論を出すくらいの姿勢で良かったのではないかと思うが如何かな?
 小沢裁判ではマスコミどもは盛んに小沢の有罪の可能性を喧伝したものだから、小沢無罪に対して非常に恨みを持っているのも事実である。
 そのような己の立場しか考えずにかってな主張をして我々国民を騙し、翻弄するのが日本のマスコミの特徴であり、横柄さである。

 奴らが己達のご都合主義の為に検察と組み、小沢を何が何でも有罪に貶める為に国民を騙し、世論形成をして検察審査会起訴まで持ち込んだのが小沢裁判である。
 10日にはそれなりの残念理由を積み上げて、指定弁護士の大室氏が控訴断念を発表するだろうが、それ程勿体をつけるような事案でも無いと我がボケ頭は考えるが当事者先生方にとっては多少の芝居も必要なのかも知れない。
 彼ら指定弁護士の先生方にとっても、今回の検察官役を今後の弁護士活動に大いにプラスに活用することが当面の課題であり、この仕事が反目に出て顧客が減るようなことになれば飯の食い上げになるし、そのような事態だけは絶対に避けねばならないはずである。

      2012年5月3日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「問題だらけの検察審査制度の見直しを急げ」


「時事雑感・草莽危言」2012-05-01

 小沢裁判の無罪判決は改めて“検察審査制度”に対する疑問を提起した。
 我がボケ頭としてはこのザル制度の存続に反対であるが、今回の小沢裁判の裁判長は残念ながら指定弁護士による起訴そのものは認めているので一挙に廃止というわけにはいかないかもしれないけど、然らばせめて一審制度にしたら如何かと思う。
 検察審査制度なる“番外裁判”が存在することなど小沢裁判が実現していなければ、我がボケ頭同様大半の国民はこの制度の存在すら知らなかったのではなかったかと思う。
 今回、折角小沢は無罪を勝ち取ったのに前原政調会長が小沢の党員資格停止解除問題で、「日本の裁判制度は三審制度だから今後の推移を見てから結論を出すべきである。」などと下らぬイチャモンをつける口実を与えることにもなり、不公正感が強いからである。
それは兎も角、小沢裁判に対する控訴期限は五月十日だそうだから、いずれにしても近々結論は出るのだが、大方の見方は検察官役の指定弁護士は控訴を断念するのではないかとの意見が多いみたいなので、そのような結論が出されることを期待したい。
 
どのような経緯でこれらの弁護士が指定弁護士に任命されたのか、我がボケ頭は理解していないが、常識的に考えてあまり得する仕事ではないみたい。
 例えばこの裁判に対する報酬は最高120万円だそうだから、売れっ子の弁護士ならばとても“割りに合わない”仕事である。
 それでも引き受けるということは報酬以外に何か彼ら弁護士に取って特別の魅力ある要因が存在するのであろうが、果たして売名効果なのかな?
 確かに一般的弁護士は仕事上でマスコミの対象になるケースは少ないし、知名度を上げる機会も少ないのも事実である。
 最近は弁護士の数が大幅に増えて、飯を食えない“先生”方が増えているのも事実らしいし、そのような背景からすれば今回の検事役は大いに宣伝効果のある仕事であったことは間違いない。
我がボケ頭が入手した知識ではそもそも検察審査会起訴の目的は二つあって、一つは不起訴で終了した事件に対して十分な捜査が為されたのかどうかという点と、検察の捜査目的に疑問点は無かったかという点である。
 例えば今回の小沢裁判では小沢の有罪、無罪だけに焦点が当てられ東京地検特捜部が最初に事件を取り上げた三人の秘書を逮捕したことに対する意図の追及が無視されている。
 現在服役中の前田元検事が証人喚問で証言しているように、特捜部幹部の意図は小沢を起訴して有罪に落すことが当初の目的であり、この疑問をも解き明かす責任の追及である。

   2012年5月1日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡