毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年2月9日月曜日

2009年2月履歴

「時事雑感・草茅危言」09-02-11
「無駄な日米首脳会談を設定した奴は誰だ?」

 アメリカ大統領にとって最も大事な行事の一つである年頭教書演説日の午前中に会談を設定するなんぞ、政治に度素人の我がボケ頭でも疑問に思う。
 重要演説を控えてオバマ大統領の頭は年頭教書で占められ、沈没寸前の麻生との会談など眼中に無かったはずである。
 それが証拠に恒例の昼食会も共同記者会見も無く、麻生が一人で記者会見で空しくピエロを演じたわけである。
 殆ど全ての米国のマスコミが麻生の訪米と首脳会談を報道しなかったらしく、わずかに取り上げた一部の新聞には長距離を長時間かけてはるばる訪米したのに、会談はわずか一時間で本当に“ご苦労さん”と皮肉っていたそうである。
 
先にクリントン国務相が来日した時にオバマ側から招待したように報道されたが、米側からすれば重要演説の前に無理して予定に入れて日本側に貸しを作り、見返りにお土産をガッポリ頂こうという作戦である。
オバマが演説で強調しているように、オバマ大統領にとって最重要事項はアメリカ経済の再建である。
再建の為には手段を選ばずという強い姿勢が打ち出され、オバマの狙いは日本に多額の米国債を引き受けさせることであり、今回の首脳会談は単なる日本に対するマキエにすぎない。
同行記者団の質問もこの点に集中していたことではっきりしている。
ある政治評論家が今回の首脳会談を批評していたが、政権維持能力を失った歴代首相の外国訪問ではただただお土産をばら撒くので、過去にも国益に反した約束が多々あるが、今回の麻生訪米は正に国益を害した行動である、と。
今回の麻生の訪米は過去の阿呆な先輩首相と同じばら撒きをしただけである。

アメリカも日本も経済再建というテーマでは一致しているが、アメリカの国債を引き受けてオバマにゴマする前に、日本国内に札束をばら撒いて日本国民、中小企業を元気づける政策を展開したらどうヤ!
最近の精彩を欠いた麻生の顔を見ていると、政権が風前の灯だと言うことは誰の目にも明らかだが、このまま政権の座にしがみ付くと政治生命だけでなく己の命まで落とすことになることを落ちぶれた人相が語っている。
安倍と同じく最後は病院に駆け込むのが落ちか。

2009年2月26日 元始求道会 毘沙門寺岡



「時事雑感・草茅危言」09-02-10
「中川前財務相の自己責任に対する“側近”への責任転嫁論?」

 醜態を世界に晒し日本の信用と国益を大きく失しめた中川事件に対し、原因の一部を側近に転嫁する動きがあるらしい。
 正に馬鹿げた論争である。
 誰が考えても全ての責任は自己管理の出来ない中川にあるにも拘わらず、このような状況に展開する前に中川の異常を察知して記者会見への出席を阻止するのが側近の役目ではないか?という一部責任転嫁論である。
 小学生の自己管理ではあるまいし、日本国の財政を担う最重要な大臣である。
 その重責にある責任者が、大事な記者会見を含めてその後の出処進退すら自己判断を誤ったわけで、麻生の任命責任が強く問われるのは当然である。
 欧米先進国では国家の中枢に位置する高官がこのような醜態を演ずることなど想像すら出来ない事件であり、自己責任の徹底している欧米的思考からすれば、当事者以外の責任など全く論外なのである。
 我輩も全くこの欧米思考に賛成であるが、それでも一部の政界関係者や評論家と称する奴が側近の責任論を展開しているのを見て怒りすら覚える。

 このような曖昧な思想が存在することが、政権支持率10%の麻生の政権能力欠如を棚上げして野党の非協力に転嫁する姿勢に通じている。
 「赤信号、皆で渡れば怖くない」との比喩ではないが、現実の日本は、青信号を渡っている国民に向かって無免許の麻生が突っ込んでいるのである。
 大きな被害を受けるのは国民であることをもっと強く主張すべきである。
 麻生は野党との政策論争の過程で返答に窮すると度々使うのが、「私の企業経営の経験から判断すると云々」と誤魔化して野党の質問から逃げようとするが、
もしも社員の90%が経営方針に反対しても経営者を続行出来るとでも考えていたのだろうか。
 多分そのような思考の下に麻生セメント(株)の舵取りをしたので、経営に行き詰まりフランス系企業ラファージュに経営参加を求め、セメント部門を身売りせざるを得なかったのである。
 麻生ラファージュセメントとして麻生の名前を冠しているので、野党の不勉強議員どもが麻生の詭弁に騙されているのである。
 麻生の政治手法も会社経営と同じで、頼りない野党とマスコミを通じて国民を欺いていることをそろそろ自覚して行動すべきである。

     2009年2月23日  元始求道会 毘沙門寺岡



「時事雑感・草茅危言」09-02-09
「飲んだくれ中川の後釜は旧大蔵省ご推薦の与謝野病人大臣」

 中川が失脚し、後釜に与謝野が金融・経済担当大臣のまま財務大臣を兼務して一番喜んだのは旧大蔵官僚である。
 旧大蔵省時代は上記三部門を全て大蔵省が管轄していたのであり、小泉政権が権力を掌握した時に、旧大蔵省の強大な権力を弱める為に金融経済行政を大蔵省から分離して権限を縮小し、財務省と名前を変えて不本意ながら二重行政に甘んじてきた経緯がある。
 与謝野は東大法学部出身だが、経済に詳しいとは思えない。
 何故なら十月の時点で経済危機が世界的に騒がれている時に、日本は先のバルブ崩壊時に金融機関の不良債権処理は終わっているので「今回の危機はハチが刺した程度の影響しかない」と言い、日本経済のファンダメンタルは底堅く健全と主張している。
 ところが先日日本の経済成長率GDPがマイナス13%と発表されると、途端に「日本経済は戦後最大の危機に直面した」と天地が引っくり返るような修正する奴だから、財務省の官僚どもにとってはどうでもよい人事なのであろう。
 ボケ頭の我輩でさえ今回の米国発経済金融危機は世界的に大きな影響を与えるし、日本も大変強烈な打撃を受けると言って来たのにである。
 酔いどれ中川からピンボケ与謝野に一等航海士を代えるついでに、阿呆船長も一緒に下船しなければならなかったのに、肝心の麻生が居座るということは未だ己が日本丸の船長の器でないことが自覚できてないことになる。
 座礁した船に閉じ込められて身動きならない国民こそ最大の被害者である。
テレビのモーニングショウやアフタヌーンショウに自公の阿呆議員どもが度々顔を出して、馬鹿の一つ覚えで喧伝するのが「今は百年に一度の経済危機に対して緊急対策を講じるのが最優先で、何よりも先ず予算を成立させることであり解散など遣っている時間的余裕は無い」というセリフである。
 あまりに度々同じことをぬかすのでどこかのキャスターが、「解散選挙しても三週間で充分だ」と言ったら自公議員は返す言葉を失っていた。
 国民の支持が10%を切りそうな政府に予算など組む資格は無いのだから民主党以下野党は徹底的抗戦して予算を通すな。
 間もなく麻生政権は自壊して解散するからそれからでも遅くは無い。
 それよりも何よりも政府系金融機関の中小企業に対する債権を全て放棄することが最大の危機対策であり、企業の99%が元気になれば日本は再生する。
 
    2009年2月20日  元始求道会 毘沙門寺岡



「時事雑感・草茅危言」09-02-08
「戦後二番目のマイナス経済成長12・7%で日本丸はいよいよ沈没か」 

 海図も読めない阿呆麻生船長と、アル中飲んべぇ中川一等航海士のズッコケコンビが運航している日本丸は、既に岩礁に乗り上げ身動きならない状況に陥りながら、なおも強引に進行を図ったが遂に沈没する可能性が近づいて来た。
 我がボケ頭にはGDPと言っても理解し難いが、日本語では“国内総生産”と称して経済成長の目安にするとのことである。
 2008年10月から12月までの我が国の経済成長率がー12・7%ということは前期比年率だから単純に昨年より約13%の生産減に陥ったわけで、正に非常事態に突入したのである。
 参考までに主要国のGDPは米国―3・8、ユーロ圏―5・7、英国―5・9、韓国―20,8、であり、韓国は何か我がボケ頭には理解不能な原因があるとしても、今回の経済金融危機の発信元の米国でさえー3・8であるから日本のマイナス率が如何に高いかが我がボケ頭でさえ分かる。
 今のままズッコケコンビに操船させると三月末には浸水がかなり進行し、韓国のマイナス率も他人事ではなくなるのではないかとボケ頭なりに考える。
 と、ここまで書いた所でつけっ放しのテレビが中川の辞任速報を流したが、辞任の時期を予算通過後などと的外れなことを言っているので、多分野党は即時辞職を主張して譲らないだろうから当分審議拒否するだろう。

 直近の麻生政権に対する世論調査が発表され遂に15%を切り、段々森政権の末期症状と似てきたので近々10%を切るだろう。
 中川の辞任は当然だがその後の説明を聞いて呆れた。
 何と今日から入院して病院から国会に出席するなどと説明していたが、国会を国家の最高機関と位置づけるのが不思議である。
 やはり国会は動物園に等しいことを自ら認めたようなものだ。
 我輩も呑み助の一人として酒をこよなく愛してはいるが、我輩の見る限りでは中川は酒を愛したのではなく、酒に飲まれて過度に溺れたアルコール中毒患者である。
 入院するのも自宅では酒を止める自信がないので、入院して一時的に断酒する為である。
 とにかく考え方がミミッチクて姑息である。
 今からでも遅くないから即刻辞任するしか他に方法はあるまい。

    2009年2月17日  元始求道会 毘沙門寺岡


「時事雑感・草茅危言」09-02-07
「財務省、金融庁、国税庁の皆さん、親分中川大臣のローマに於ける“酔っ払い”記者会見を見てどのように感じましたか?」

 先の小泉の麻生に対する糾弾セリフを真似れば「怒りなんてもんじゃないよ、
笑っちゃうくらいあきれている云々」ということになるが、今回の中川の失態は舞台がローマという国際会議に於ける記者会見での出来事であり、世界的に日本国のイメージを大きく損なう行動であり、多大な国益おも損失させたことは国賊的行為であり、とてもじゃないが切腹ものであり自民党内の内輪喧嘩の小泉のセリフ程度では済まされない大失敗である。
 中川に聊かでも愛国心の欠片があるならば、帰国前に現地で日本国民に失態を詫びた上で即刻大臣の地位を辞任することを発表すべきである。
 日本の国益を損なった失態の責任は職を辞する程度で済まされる程軽くはないし、潔く政界から引退してアル中治療の為に精神病院に入院すべきである。
 
 財務省、金融庁、国税庁の皆さん、このような酔いどれ親分の下では“百年に一度”の危機対策にも気合が入りませんわなぁ。
 てめぇは朝から酒びたりで酔っ払いながら、部下には危機対策に命がけで取り組めといっても、職員の皆さん阿呆らしくて遣ってられませんわなぁ。
 その点は心からご同情申しあげますが、我々中小企業にとりましては職員の皆さんが中小企業救済支援策を命がけで推進して頂かねば困るのです。
 昔、阪神の江本投手が「監督が阿呆やから野球やっとられへん」と言って話題をまきましたが、役人の皆さんは我々の血税を吸って?優雅に生活しておられるわけですから、ここはホンマに命がけで中小企業生き残り策に全力投球をお願いします。
 余談ですが江本はその後国会議員の先生まで出世しましたが、今度は“総理大臣が阿呆やから政治なんて遣ってられん”と議員を辞めたのですかな。
 それはさておき皆さんがたは本音を言えば担当大臣がアル中やから、御し易くて内心喜んでおられるのとちゃいますか?
 朝から酒飲ませておけば御機嫌で、“全て好きに計らえ”てなもんでしょうから、頭脳明晰なキャリアの皆さんからすれば“飲んべぇ大臣”なんぞ赤子の手を捻るより朝飯前でしょう。
 そこで中小企業協力会として酒はいくらでも謹呈しますので、中川をアルコール漬けにして中小企業救済資金を大量にばら撒いていただくよう頼みます。

   2009年2月16日   元始求道会 毘沙門寺岡


「時事雑感・草茅危言」09-02-06
「小泉の麻生に対する一喝は衆議院解散の引き金になるか?」

 13日に小泉が発した麻生に対する恫喝?が果たして自民党内の反麻生議員を刺激し、鼓舞して定額給付金への再可決を阻止し解散に追い込むのか?
 中川元幹事長を支持する反麻生グループの議員どもの発言によると、本音は定額給付金反対なのに再可決でも党議だから賛成するというのが大半である。
 16人の造反議員が出ない限り3分の2条項は成立するので、表向きは成立すると自民党幹部は強調しているが、その理由はどうも政党助成金の支給と関係しているのではないかと我がボケ頭では推測している。
 一議員あたり年間数千万円が支給されるらしいが、調べてみたら四月、七月、十月、十二月の四回に分けて受け取ることになっている。
 麻生による相次ぐ解散予定のさき送りで、衆議員連中は大半が選挙資金を使い果たし、首を長くして四月の支給日を心待ちにしているのが現実である。
 定額給付金には80%近くの国民が反対しているのだから地元の支持者に対しても反対の意思表示をしたいにも拘わらず、四月の助成金も欲しいという正にハムレットの心境らしい。
 
特に小泉チルドレンと称される連中は新人議員が大半であり、地盤も金も脆弱な奴どもが多いだけに小泉親分に素直に付いていけないのが本音だろう。
小泉が、「国家存亡の危機を見逃すわけにはいかない」とかの口実で、先の引退宣言を撤回して自民党からもう一期だけ出馬するとでもいえば面白くなるのだが、果たしてそのようなウルトラ思考の意思が小泉にあるか否かである。
首相在任中の小泉はパフォーマンス過剰で我輩は反目の姿勢で批判してきたが、後継者が三人も阿呆続きでは密かに小泉返り咲きを期待している自民党支持者も結構いると思う。
我輩は自民党内が如何なる状況になろうとも次回選挙は民主党に勝たせて政権交代すべきであるとの期待に変わりはないが、絶対多数の議席だけは小泉の遺産を継承しながら、肝心の政策は全面的に否定する麻生の遣り方は不条理そのものであり、人間としての屑であるとの観点からの思考である。
小泉が確保した絶対多数が存在しなければ、例え米国発の経済金融危機が発生しても、麻生は予定どうり解散する以外に取るべき方法は無かったことは明白であり、その意味では人間の屑であり首相の器ではない。
尤もそのような不条理がまかり通るのが政治の世界といえばそれまでだが、、。

    2009年2月16日 元始求道会 毘沙門寺岡



「時事雑感・草茅危言」09-02-05
「遂に本性を現して来た中国の対日領海侵犯、領有権問題」

 中国に対して弱腰の日本政府も、度重なる中国の領海侵犯を監視する為に遅まきながらヘリコプター搭載可能な巡視船を尖閣諸島周辺に配備した。
 この事実を報道した日本の一部のメディアの報道を踏まえ、アジア局の責任者が十日北京の日本大使館員を呼んで厳正な交渉を申し入れたと中国外務省が発表している。
 曰く「日本が行動をエスカレートさせれば、中国は“強行な反応”を示さざるを得ない」と伝えているが、これは日本政府に対する恫喝ではないか!
 自国の領土、領海を守るのに巡視艇を派遣するのは独立国としては当然の措置であり、本来ならば自衛艦を配備すべき事態である。
 
 我が国の阿呆な親中国派の連中は、北京オリンピック開催中は領土問題は封印して中国に協力しておけば、五輪終了後には穏便に話し合い出来ると主張してきたが、その結果が今日の事態を招いたことをどのように説明するのか?
 中国やロシアの下衆どもにとっては、領土問題の解決は話し合いという手法は眼中に全く無く、ただ武力だけが奴らの回答であることを強く自覚せよ。
 伊藤忠の丹羽会長は親中国派の代表みたいな人物であり、先日も田原のサンデープロジェクトに出演して「中国市場を日本の国内マーケットと捉えて活用すれば日本の国益に大きく適う云々」と喧伝していたが、然らば尖閣諸島に対する中国側の傲慢な勝手な行動に対してどのような見解を有するのか是非問い質してみたいものだ。
 経済的メリットを得る為には領土を見返りに多少犠牲にしても仕方が無いとでもいうのであれば、これは全く国賊的背信思考である。

 我輩がボケ頭なりに主張しているように、中国は15億の人口を自国内だけでは食わしていけない宿命にあり、常に周辺諸国に向かって覇権を拡大しなければ国家が維持できないのである。
 一昔前のソ連が崩壊寸前の時代には、シベリアに向かって領土拡大を目指した時期もあるが、ロシアの回復とともに明らかに東南アジアに影響力の拡大を目指している。
 我々世代には懐かしいミャンマー(旧ビルマ)は完全に親中国派であり、ここを基点にインドシナ半島への覇権を強引に進めるはずである。

     2009年2月13日 元始求道会  毘沙門寺岡


「時事雑感・草茅危言」09-02-04
「原油価格低落でロシア経済急激に悪化、今こそ日本は強気で対ロシア外交に臨め!」

 原油価格の値下がりでロシアの外貨収入は急減し、手持ち外貨は急速に減少してロシア経済を直撃している。
 更に世界的な金融、経済パニックの影響はロシアも例外では無く、ロシアの金融機関は36兆円の巨額民間債務の繰り延べを欧州その他の債権国に要請したと報じている。
 原油価格の低落と欧州等の投資機関の引き上げのダブルパンチの影響である。
 グルジアとの戦争にも巨額の戦費を支出したし、旧ソ連圏の同盟国であるウズベクスタンから米軍基地を引き上げさせる見返りに一兆円の経済援助を約束したとの報道もあり、ロシアの財務内容は急激に悪化している。
 このようにロシアが財政的に苦境に陥って来た今こそ、北方領土問題等で反撃する絶好の機会である。
 
ロシアは原油とガスの輸出か武器輸出で稼ぐ以外に外貨収入は無く、原油の値上がり分を積極的に軍事費に投入してきたツケも大きく国家財政を圧迫しているし、アメリカの政権交代による対話路線への変更はその意味ではロシアにとっては恵みの雨であろう。
 先に拿捕した漁船をロシアにしては珍しく早く釈放したのも日本との関係悪化を拡大させないための表れだと思う。
 確かに罰金は要求されたけど、数年前に北方四島で拿捕された事件のように漁船までは強奪されなかったことは、ロシアが対日関係悪化の拡大を阻止する狙いもあるのかも知れない。
 
先にも書いたが、日本等から強奪したサハリンのガス採取基地の完成式典に日本の首相を表向きとはいえ招待するのは、我々日本人の感覚では絶対に相容れない遣り方であるが、相手の面子など考えない遣り方こそロシア等スラブ系の感覚だろうけど、この際麻生は出席を拒否してロシアの鼻を明かすくらいの外交姿勢をみせるべきである。
 ロシアは北方領土問題を餌にプーチンとの首脳会談を意図しているのだろうが、この際ガス価格交渉に強気で臨むべきである。
 奴らにどのように協力しても奴らは領土を返す意思が無いことを忘れるな!

   2009年2月10日  元始求道会  毘沙門寺岡


「時事雑感・草茅危言」09-02-03
「天下のトヨタ、電機のパナソニック等日本を代表するトップメイカーが軒並み赤字に転落。経済金融危機は今からが本番、日本は本当に沈むのか?」

 麻生は何を根拠に日本経済は“全治三年”などと嘯いているのか知らないが、我がボケ頭でさえそんな戯言は信じられない。
 トヨタの赤字決算は半世紀振りと云うし、パナソニックは前期最高利益を計上したばかりだし信じられないことばかりが発生しているので百年に一度の経済、金融危機なのだろう。
 このような経済不振が継続すれば、日本の税収は約七兆円が減収に陥ると云われているが、政治屋や官僚に本当の危機意識はあるのか疑問である。
 奴らに危機意識が欠けている最大の原因は政治屋も官僚も己達の懐を削る努力を全然遣っていないからである。
 国会議員の定数も減らさないし、歳費も据え置きだし、政党助成金は一人五千万円以上もブッタ食っているし、遣りたい放題である。
 本来国民の公僕であるべき官僚も人事院勧告と称して給料を全く下げないし、国民の血税を極当然のごとく食い散らしている。
 このような国民の窮状を無視した奴らの私利私欲感覚がこの国を危機に陥れていることを、いくら無知な国民もそろそろ気づかないとこの国は間違いなく沈没するし、2020年までに中国に飲み込まれ第二のチベットになる。

 いま麻生の支持率が10%台に落ちているということは、国民の大半がこの国を信じていない証拠でもある。
 80%以上の国民が支持せず、反対している状況下でも政権の座に居座り続けられる三分の二条項なる憲法規定が、如何に直近の民意に反して政治不信を増幅させたかを真剣に反省して次回選挙後に絶対に削除運動をすべきである。
 今回麻生の郵政民営化発言が物議を醸しているが、麻生が今日まがりなりにも政権の座にいるのは小泉政権の郵政民営化で勝ち得た遺産であり、その恩恵の上に己が立っていることすら自覚がないのである。
 民営化の善悪は別に同じ政党が決定したことを、政権が変わる度にころころ変わるようでは民主主義とは云えないのではないか。
 我輩のボケ頭予測では、今までこの国は政治の弱体を経済力でカバーして何とか今日まで生き延びてきたが、今回の百年に一度の経済、金融危機は政治力ではお手上げであとは国民力以外に助かる道は無い。

    2009年2月9日  元始求道会 毘沙門寺岡



「時事雑感・草茅危言」09-02-02
拝啓 福岡財務支局長 八田 斎 様
 百年に一度の経済金融危機に見舞われ中小企業は非常に厳しい経営を強いられておりますので、中小企業支援、保護の立場からも金融機関に対する監督、指導を担っておられます御局として大変難しい舵取りに苦慮されておることと拝察いたします。
 小生は福岡で物流業、不動産業、小売業等の零細企業集団を経営致しておりますが、昨今の金融機関に対する貸し剥がし行為にはほとほと困惑し、怒りすら覚えています。
 私共も佐賀共栄銀行から非常に不条理な“貸し剥がし”行為を受け何とも腹に据えかねて御庁の“貸し剥がしホットライン”に相談した結果、御支局金融監督課の磯谷氏に面談の機会を得ました。
 細かな取引内容につきましては磯谷氏に報告致しておりますので省略しますが、小生がどうしても承服しかねますのは“ホットライン”と称しておきながらいざ相談したら「個別の案件には介入出来ないから」との一点張りで逃げ口上を羅列する姿勢です。
 命懸けで百年に一度の苦境と戦っている中小企業経営者のために、監督官庁である御庁が相談窓口を開設されたはずなのに、末端の現場には中小企業の窮状に救いの手を差し伸べる雰囲気は全く感じられません。

 佐賀共栄銀行の山本頭取は皆様の大先輩であることも承知の上で相談を持ちかけましたが、磯谷氏の指導に対する共栄側の反応は誠に小学校の生徒の対応で、不謹慎、無礼極まりないものでした。
 佐賀共栄が貴局の磯谷氏の指導を無視したのか、磯谷氏の指導方に問題があったのかは承知しませんが、いずれにしましても現時点では不愉快極まりない結果に終わっております。
 “一寸の虫にも五分の魂”と言いますが、半世紀近い中小企業経営者として艱難辛苦を経験してきた者としての我慢の限界もあることをご理解いただき、部下と共栄銀行に適切なご指導を心からお願いもうしあげる次第です。
 ご指導、ご指示内容をなるべく早く文書にてご回答くださいますよう重ねてお願い致します。
敬具


   2009年2月6日  元始球道会 マルキ物流 毘沙門寺岡
 


「時事雑感・草茅危言」09-02-01
「拝啓 金融庁長官 佐藤隆文 様
百年に一度の経済、金融危機を迎えて大変難しい舵取りに日々奔走努力されておられることと推察いたします。
 小生は福岡で物流業、不動産業、小売業等零細企業集団を経営いたしておりますが、昨今の金融機関の中小企業に対する貸し剥がし行為には」ほとほと困惑し、怒りすら覚えています。
 私どもの企業でも佐賀共栄銀行から非常に不条理な“貸し剥がし”行為を受け、何とも腹に据えかねて御庁の“貸し剥がしホットライン”に相談した結果、財務省福岡支局、金融監督課の磯谷氏に面談の機会を得ました。
 昨年12月22日に支局を訪問し、共栄銀行と我がマルキグループの半世紀に亘る取引経過を説明し、行政指導をお願い致しました。
 細かな取引内容につきましては磯谷氏に報告しておりますので省きますが、小生がどうしても承服しかねるのは、政府が“百年に一度の経済、金融危機”と強調し積極的に中小企業対策に全力投球して、救済に努力いる最中に拘わらず、本来ならば長年の取引先を支援しなければならない佐賀銀行が貸し剥がしで足を引っ張り、我が企業を破綻させようとしていることです。
 
このような佐賀共栄銀行の不条理な貸し剥がしに対して、福岡剤見支局の磯谷様は個別の取引に対しては介入できませんとの主張で、このような態度では“ホットライン”は全く中小企業に対する効果は疑問ですし、長官の意向が出先の現場まで浸透しているとは思えません。
 佐賀共栄銀行には長官の先輩である山本氏が社長の座に就いておられることは承知の上でご相談申しあげておりますが、長官には今一度現在中小企業が直面しております厳しい状況をご理解いただき宜しくご指導の程お願いします。
 小生は既に古希を過ぎた世捨て人ですし、残りわずかなエキストラライフは、我がマルキグループのためだけではなく、50年に亘りお世話になりました中小企業と数千万人の従業員のために命懸けで燃焼する積もりです。
 長官にお願い申し上げたいのは、申しわけないですが財務支局の職員方には、我々国民の血税で食い扶持を確保されている意識が非常に欠落していることと、現在この国が百年に一度の経済、金融危機に直面している意識が全く感じられないことです。
 全国500万の中小企業救済のために、尚いっそうのご尽力を心から佐藤長官にお願い申しあげます。
敬具
2009年2月4日  マルキ物流 毘沙門寺岡