毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2011年11月29日火曜日

「終わった試合と後味悪いサッカー日本代表北朝鮮遠征問題」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-09

 先ず我がボケ頭が驚いたのは、国交関係もない未だ戦争状態が継続している北朝鮮に
日本政府は良くぞ日本選手団、サポーター、記者連中を派遣許可したということ。
 案の定、先ず選手の入国手続きでは、日本への入国手続きならば長くても一時間足らずで済むところを、嫌がらせの為、延々四時間も費やして疲れさせられた。
 サポーターは150人に制限され、更に記者6人、写真記者4人と観覧席では日の丸を振ることも声援をすることも禁止されたそうで、まるで人質みたいだったという。
 
 試合前恒例の両国の国家吹奏では、君が代演奏は五万人の北朝鮮大観衆の罵声と騒音でかき消され、150人のサポーターも唱和することを禁止されたとのこと。
 試合は幸か不幸か日本が負けたので、奴ら五万人の観衆は大人しく対応したが、もしも日本が勝利したてたら果たして無事に日本選手とサポーターを開放してくれたかどうか分からなかったと思う。
 北朝鮮が敗北していたら日本の関係者の身の安全が犯されたのではないかと思う。

 我がボケ頭は先ず四時間も入国手続きで待たされた時点で試合放棄して帰国するくらいの態度を示すべきだったし、次には国歌斉唱を妨害された時に選手をピッチに立たせない位の強い姿勢を示すべきだったのではないか。
 残念ながら我が日本代表ティームの監督は外国人故に、日本国歌に対する受け止め方が異なったのだろうが、このようなことが先の日本での試合で日本人の大観衆が北朝鮮国歌の斉唱をブーイング等で妨害していたら、北朝鮮選手は果たして大人しく試合に臨んでいただろうか疑問である。

 外交関係には“目には目を歯には歯を”の基本姿勢が原則であり、この思想はスポーツの国際試合でも同じだと我がボケ頭は信じている。
 もしもニホンティームが相手の暴挙に抗議して試合放棄をした場合に、国際サッカー連盟からペナルティを与えられたら、そんな下らぬ団体など脱退すれば良いんだ。
 サッカーはオリンピック種目(年齢制限あり)があり、若手のティーム構成とは言え優勝すれば金メダルは取れるのだからFIFA(国際連盟)に拘ることはない。
 日本国はサッカー代表やサッカー試合よりも大事な国益を尊重すべきことを、今回のような国際試合のときにこそ実践すべきである、というのが我がボケ頭の思考である。
 同じように国威を汚すような失敗を二度と繰り返さないことを関係者に切に望む。

   2011年11月25日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「この不況時に年金支給額を下げる冷血どじょう駄目野田の人権無視政策」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-08
 
 この不況期に現行消費税率5%を更に大幅な増税を画策しているダメ野田だから、国民の生活不安など眼中に無いのだろうが、更に年金支給額の減額を計画していると発表して国民感情を逆なでした。
 我がボケ頭の調査では国民年金の平均月額は五万三千円、厚生年金は十六万一千円であり、国民年金だけで生活している夫婦は53000円で一ヶ月を食いつなげということなのに、更に物価が下落したので支給額を減額するという血も涙も無い政策だ。

 ダメ野田よ、テメェはぶくぶく太りやがって、国民年金受給者の生活の苦労や生きる辛さなど分かるはずもないが、年金受給者は大体が老齢で労働機会に恵まれないすでに現役を引退した者たちのはずなのに、そのような社会的弱者の僅かな受給年金から更に減額するとすれば、野田、お前は豚の顔をした悪魔だよ。
 テメー等政治屋どもは政党助成金なる詐欺立法をして年間350億円以上も国民の血税をふんだくってぬくぬくしやがって、国民からはわずかな年金から更に剥ぎ取ろうとしているのに、どこが国民の為の政治なのか明言して見ろ、野田豚野郎!

 この豚野田の年金減額発言を素早くフォローして賛同したのが厚生相の顔面神経痛の“婆ばぁ”である。
 わずかな年金で辛うじて生活している弱者のことなど全く眼中(顔面心痛)にない無神経さに余計腹だたしいが、こんなばばぁを担当大臣にした野田はやはり阿呆だ。
 それに国会議員を含む国家公務員や地方公務員は国民年金とは別に共済年金制度を創り、最低保障額を年間250万円に設定している。
 つまり月額二十一万円の最低保証をしている、これは最低であって平均額ではない。
 
それにしても野田はよくも次から次にヘマばかりやるのか知らないが、それでも何とか隠して触れないようにしているのが、日本の主要輸出先の一つであるEU27カ国の経済的混乱の影響である。
 日本の輸出総額の約10%を相当する年間六兆円の主要輸出先がギリシャ、ポルトガル、イタリア、スペイン等の国債の急落?で信用不安に曝され、日本からの輸出が大幅に落ち込むことが予想されるし、日本の輸出環境がさらに悪化することは間違いない。
 このように八方塞がりの日本を元気付ける為には、閣僚を民間人に総入れ替えをして、さらに白川の首を切り札束を大増発して、インフレ政策に転換する以外に無い。

   2011年11月25日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「日本シリーズに水を差した読売新聞のお家騒動」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-07

 我がボケ頭は常々日本のプロ野球を“日本プロ草野球”と蔑視しているので、その一員である読売ジャイアンツ幹部の内紛など問題外だけど、ことが読売グループのドン、通称渡辺会長を巻き込んでいるので話題として取り上げることにした。
 ことの発端は読売新聞の完全子会社である“読売ジャイアンツ”の清武専務が、日本シリーズ真最中に弁護士同席の上、記者会見を行い堂々と通称“辺常親分”をジャイアンツの人事に介入したとして批判したことから始まったドラマである。
 
 先にも述べたように、ことが読売ジャイアンツ内部だけの問題であれば時事雑感に取り上げる価値のない他愛のない話だが、親分は一千万部(読売公表)を発行する日本一の新聞社であり、兄弟会社のニホンテレビを併せると大変大きな発信力を持つマスメディアを支配しているところに、我がボケ頭は関心を持ったわけである。
 我がボケ頭の判断では、どんなに大きな権力を把握しても、一人の人間であり、やはり高年齢には抵抗出来ないことを証明することになるのかなと感じている。
 因みに渡辺親分は85歳を迎えているそうだから、一般的には先が短いのは常識的な判断だろうし、その辺を睨んで清武専務は計算の上で行動に出たのだろう。
 
 人生、一寸先は闇と言われるので、もしも明日にでも親分にお迎えが来たら、清武問題はどのように展開するのだろうか?
 読売ジャイアンツの社長が清武専務の解任を発表したが、その大きな理由の一つにあの半身不随の長島の発言を大きく取り上げていたのには、天下の読売も地に落ちたもんだと感じた。
 社長曰く「あの長島さんが次のように強い怒りを込めて指摘された。今回の清武の記者会見や発言内容は大変間違った行動であり、自分の愛する読売ジャイアンツの歴史に大きな汚点を残したと言う点で、清武をぜったいに許せない云々」だと。
 何も長島の発言を借りなくとも、渡辺親分の怒れる発言と言えばよいものを、この会見を見て読売も地に落ちたと強く感じたしだい。
親分には悪いが、今現在は読売グループの幹部どもは表面的には清武を解任した決定に異論を唱える奴は居ないように見えるが、親分が天に召された瞬間から清武支持者が増えるのが世の常だから、勝負は今からだと思う。
 読売ジャイアンツ球団社長はワンマンでも運営できるが、読売グループ全体を85歳の爺さんに任せているのは、常識的には考えられない組織である。

    2011年11月22日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年11月22日火曜日

「自民党・小泉新次郎の造反?」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-06

 当選一回、弱冠三十歳で自民党の青年局長に任命されたが、民主党野田政権が推奨しているTPP参加表明に堂々と賛成の意思表示をして、自民党内紛の中心人物に祭り上げられる様相を呈して来た。
 親父の元首相純一郎譲りの直情型性格をむき出しにして、TPP問題に優柔不断な谷垣総裁以下煮え切らない態度に痺れを切らして執行部批判を高めている。
 新次郎は選挙区が神奈川県であり農協に頭を下げなくても選挙に勝つ自信があることも起因しているのだろうが、どこまで己の信念を貫けるか興味のあるところである。
 
 それでも現執行部に反対して批判のボルテージを上げるので、執行部としても黙認出来ず先日から予算委員会の理事を退任させられている。
 それでも臆することなく自己主張し続けているので、次は青年局長のポストを追われることになるのか興味のあるところである。
 しかし自民党の谷垣、石原体制も小泉のような頭の切れも良く弁も立つ有能な人材を生かせないようでは、いくら野田だめ政権が墜落しても自民党の株も上がらないから政権奪取も難しいと我がボケ頭は予想している。

 自民党が次期政権を狙うのであれば、谷垣、石原体制では国民から多数の支持を得るのは難しいが、しからば政権担当できる人材が今の自民党に居るのか思い浮かばない。
 貧すりゃ鈍すとは昔から言われているが、自民党も政権から離れて二年が過ぎると野党ボケして議員に活気が見られないし、発言にも生気が見られなくなった。
 ただ民主党と自民党を天秤に掛けて右往左往していた公明党が、どうも民主党の優柔不断な政策対応に見切りをつけて自民党と縁りを戻して次期衆議員選挙を戦う方針で決定したみたいなので、いずれにしても二年以内には自公政権に戻るだろう。

 其の前に自民と民主党がガラガラポンして、保守性思考議員が集まって新党を創るぐらいの騒動があれば日本国の政治の為にはプラスだろうが、そのような革新的な政治行動を実践出来る金と度胸と政策を有する人材は我がボケ頭には見当たらない。
 今の国会議員の中から総理大臣を選ぶのであれば、“どいつが就任しても同じ”と言う諦めた心境にならざるを得ないのだから、小泉新次郎に遣らせたらどうだ。
 衆参合わせて727人も議員が在籍しているのに、どうせ命がけで政権運営をするような奴は一人も居ないのだから、英国に習って若い奴に失敗覚悟で遣らせる価値はある。

    2011年11月20日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

2011年11月18日金曜日

「ダメ野田の姑息なTPP戦略」

「草莽危言・時事雑感」2011-11-05

 野田はTPP参加交渉を開始することを国会では明らかにせず、その後の記者会見で明らかにして、野党の追及を避ける姑息な方法を選択した。
 ダメ野田は総理就任直後に誠心誠意をもじって正心誠意と表現してまで、国民や野党に謙虚に低姿勢で対応すると発言したにも拘わらず、今回の頑な姿勢は一転して野田の評価を暴落させてしまった。
     今朝(15日)朝日新聞朝刊によると、TPPの説明不足を感じている国民は86%に達し野田政権の支持率も前回の55%から40%に急落している。

 民主党政権の鳩山、菅あほ政権の後釜として一応国民の期待を担って野田政権は誕生したが、二ヶ月が経過した現段階で既に先輩二人の阿呆総理の域?に達しつあるのは何とも情けないし、ダメ野田も来年の民主党代表選挙まで首が繋がっているのか疑問である。
 国内に多々存在する懸案事項、難問や竹島、北方領土、尖閣諸島の領土問題等の全てを玉虫色の先送り政権運営では国政は増すばかりであり、大きな国益の損失である。
 とにかく1億2千600万人の生命の安全と財産の保全を託されているにも拘わらず、ダメ野田にはその覚悟と命がけの決意が微塵も感じられないのは、わがボケ頭も国民の一人として非常に残念と思うとともに心のそこから怒りを覚える。

 先輩二人のあほ総理がどちらも一年足らずの短期政権で追放されたので、三人目の野田は何が何でも同じ轍を踏みたくないという一点に絞り政権を引き受けたので、政権発足直後から内政、外交ともに真剣に政策を遂行する決意は皆無なのである。
 それを証明するのが今回のTPP参加表明の迷走振りである。
 国会審議での質疑応答を見ていると野党の質疑に対して、質問者が野田を名指で質問しているのに、担当大臣に回答させることが非常に多いことがその姿勢を示している。
 
 反小沢、親小沢で完全に民主党内が割れたあほ菅政権に代わり、ダメ野田は就任第一声で小沢問題に終止符を打つと言って、野田内閣では二人の小沢の子分を主要閣僚に任命してこの点では有言実行して多少評価を上げた。
 その一人である山岡国家公安委員長が詐欺まがいの問題に関連して大臣の任命責任を問われ、もう一人の防衛大臣も不用意発言でこれまた大臣の適材適所を非難されているのは皮肉と言えば皮肉である。
 いずれにしても全てに逃げの姿勢ではあほ菅の在任期間を超すのは無理である。

    2011年11月15日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年11月15日火曜日

「一部上場の大王製紙とオリンパス経営陣の不祥事はどちらが悪質か?」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-04

 どちらが大きな打撃を会社や株主に与えたかという点から見れば、どちらも監理ポストに入りと報道されているので、東京証券取引所としては両社とも同じ程度の被害と判断したのだろうが、我がボケ頭の無能な判断からすれば悪質の内容はオリンパスが上だと思う。
 連結対象全体規模ではオリンパスが大きいが、報道によると約1000億円の赤字を粉飾決算で抹消したらしいが、本体の売り上げは1050億円だから何と一年分の赤字を粉飾したことになる。
 粉飾決算いついては自慢じゃないがそれなりの実績?を残した我がボケ頭も、一年分の売り上げに近い数字を粉飾する自信はないぜ。
 故に、粉飾を画策した当事のオリンパス経営陣は、連結対象子会社を巻き込んで膨大な赤字を削減する方法に至ったらしい。
 連結決算の売り上げ数字は9000億円に達するので、それらと組み合わせて1000億円の赤字を誤魔化したわけだ。

 主要株主には日本生命や三菱UFJ銀行、三井住友銀行等の我国トップ金融機関が名を連ねているから、これらが全く粉飾を察知していなかったとは想像できない。
 もしも、日本を代表する上記三金融機関がオリンパスの粉飾内容に全く無知だとすれば、株主の資格を疑われても仕方がないし、ひいてはそれらの投資資金は国民から預かっている国民の大事な金なのであることを無視した銀行の横暴である。
 今回のオリンパスの粉飾決算に対して米国やイギリスの大手証券会社は、オリンパスの問題は氷山の一角で他にも同じような大企業が東証一部に多数存在しておると思わざるを得ないし、故に日本の株式市場は全く信用できないと論じている。

東証他日本の株式市場を統括、管理、指導している我国の財務省が、今後このように信用失墜した組織をどのように再生指導するのか大いに関心を持つべきである。
 財務省は日本国内の中小企業対策には非常に消極的であり、融資を担う金融機関に対しての指導や監督に対して非常に甘いのは万人の認めるところである。
 経済や金融、株式市場等日本は大変危機的状況に直面しているのに、国会ではTPPに
参加するとかしないとかで政界も激論を展開しているが、これは明らかに野田政権の舵取り不足の証明である。
 我がボケ頭のボケ判断では、TPPに日本が参加しようと不参加であろうと、我々中小企業に明日から影響するものではない。

      2011年11月11日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年11月8日火曜日

「地中海の小国、ギリシャに振り回されるEU及び米国、日本等経済先進国」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-03

  人口1100万人、面積約日本国の33%の世界的に見れば小国の部類にはいるギリシャに、いまEU16カ国や米国、日本、イギリス他経済的先進国が激しく振り回され世界の株式、金融市場は連日乱高下を繰り返し、日本の景気回復に大きな影響を与えている。
 因みに2010年末のギリシャ国債の発行残高は3300億ユーロで、最近の一ユーロを107円として換算すると約31兆円である。
 
先にドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領が、ギリシャ国債の50%切り捨てを承認し世界に発信して世界的に株価の暴落を招き、ユーロ、ドル、ポンド等の下落と円高現象により日本経済は大きな打撃を受け、慌てて二回目の為替介入を実施したが大した効果は表れなかった。
そのような状況下で今度は当事者のギリシャ首相が、一度了解した独仏首脳のギリシャ政府による緊縮政策に待ったをかけ、国民投票案を提案したので更に国債金融市場に不安と混乱を引き起こしている。

次にギリシャの信用不安についで連鎖が囁かれているのが、イタリア、スペイン、ポルトガル等である。
スペインとイタリア両国の国債残高は6000億ユーロ、約65兆円が次の国際的信用不安を抱えており、独仏両首脳は次なる爆弾の処理に苦慮しているのが現状である。
このような大きなうねりの中で、日本は独自に為替介入したわけだが米国や独仏首脳初め世界の首脳はかなり批判的姿勢を崩していないと報道されている。

ところで2007年9月、当時米国四位の投資銀行だったリーマン・ブラザースが64兆円の負債を抱えて破産した時、日本は勿論多くの欧州金融機関の連鎖破綻が発生し、多くの国が金融安定化のために膨大な税金を注ぎ込んで処理をした。
と言うことは、今回のギリシャ問題の解決が失敗し更にスペインとイタリアの合計67兆円が追加破綻したら、リーマンショックをはるかに上回る100兆円規模の負債額に達するので世界的金融混乱が起きることが予想される。
このような大きな流れの中で、日本だけ損失を少なくする為に為替に単独介入するなど他国から見れば、日本の利己主義だけが強調されたと見られても仕方がないのに、野田は今回のG7で各国首脳に頭を下げて日本の単独介入に理解を求めて回ったらしい。
正に財務省の役人のシナリオをそのまま発言しただけの売国奴である。

    2011年11月4日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「紙・パルプ・板紙等の生産販売で国内五位の大王製紙三代目の驚くべき愚挙」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-02

  大王製紙は戦前の1943年に四国で井川一族によって創業され、1962年に会社更生法を申請し、1965年に更正手続きを終了して今日、日本を代表する製紙メイカーに発展している。
 資料によると更正会社の再建を任されたのが二代目で、わずか三年間で更正を終了させ今日の大メイカーへ発展させた中興の祖である。
 その偉大なる親父の後を受けて社長に就任したのが、今回の騒動の主役である三代目の井川前社長、会長である。

 写真を見て我がボケ頭もビックリしたくらいのイケメンで、資料によると東京の名門高校から現役で東大法学部に合格した秀才というからこれまた驚きである。
 親父の跡目?を継いだのが2007年で弱冠42歳の若さであり、就任当初は秀才振りを発揮して社内改革や経営改善に積極的に取り組み、かなりの業績を上げたらしい。
 大不況に曝されたこともあり、段々業績も落ち込み2011年3月には社長を退任し、会長に就任し9月に今回の問題が発覚して会長も退任している。
昔から企業は初代が苦労して基礎を創り、二代目が大きくして三代目が潰すといわれているが、正に井川家はそのようなストーリーに似ている。
 かく言う我がボケ頭は二代目で家業を潰してしまったが、多少、格言と異なるのは家業を破産はさせたが、丸喜産業からマルキグループに脱皮させ正に零細企業ではあるが再生させたことである。
 
ダイエーグループを立ち上げ、一時は破竹の勢いで事業の拡大を図った中内 功 氏は土地神話に騙されて最後は政府系の産業再生機構の軍門に下ってずたずたに解体されたが、
息子の二代目を後継者に指名しなかったことは正解だと思う。
 大王製紙では三代目の前会長を特別背任容疑で告訴するような記事が掲載されえいたが、我がボケ頭から見れば可笑しな事態に見える。
 金額は確かに大きいが、報道によると大半は子会社の資金を流用しているとのことだし、上場はしていないし、殆どの子会社は三代目が代表者の地位にあるらしいので、告訴をするのは難しいと思う。
 同じ大企業でもサントリーや竹中工務店は規模的には超一流企業なのに上場していないので同じような問題が起きても刑事事件の立証は難しいのではないか。
 要するに大王製紙の井川一族の頭は未だ未上場の同族会社の意識しかなかったのだろう。
     
2011年11月4日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年11月4日金曜日

「我がボケ頭の生涯現役“宣言”」

「時事雑感・草莽危言」2011-11-01

 スズキの鈴木 修社長が81歳にして、東京証券取引所一部の大企業経営を現役続行されている姿勢に大きな衝撃と感銘を受けたのは事実である。
 その意味では我がマルキグループなど屁みたいな存在であり、“生涯現役”などと大仰なことを言う積もりはないが、本音を言えばエキストラ人生を“病院で寝たきり”でお迎えを待つことだけは何としても避けたいだけのことである。

 更に言わして貰えば、我がボケ頭のエキストラ・ライフには二つの仕事を思考している。
 一つはマルキGの経営への参画であり、もう一つは自ら買って出た日本株式会社に対する自薦監査役の仕事である。
 この国が国内的にも、対外的にも多くの難題を抱えてダメ野田が段々身動きならなくなっていることも、間違いない事実であろう。
 
 このような危急存亡の時に、一国民として動かずして何時祖国存続の為に何が為し得るのか、我ながら疑問だらけである。
 それは兎も角、政府は鈴木社長を高齢者の模範として表彰し、鈴木社長の驚異的な活躍を広く老人社会に浸透させると共に、八十歳でも働ける職場を提供する政策を推進し、高齢者を国際競争力に立ち向かう戦力化したらどうだ。
 
 他にも各界で高齢を物ともせず活躍している人物は結構いる。
 中曽根元首相や野中元官房長官は既に議員バッジは外しているが、国益にどれだけ寄与しているかは別にして未だにかなりの影響力を発揮していることは事実である。
 経済界でも鈴木社長の他にも最前線で活躍している人物が居るのに、政治やマスコミの取り上げ方が消極的であり、学会にもノーベル賞級の優秀な高齢人材がたくさん居るのに政府はもっと、彼ら高齢者こそもっと積極的に表彰せよ。

 我がボケ頭のことで恐縮だけど、毎朝一時間から一時間半早朝散歩を継続しているが、余程降雨がひどくない限りは歩いているが、散歩は我がボケ頭にとっては一種の治療でもあると考えている。
 夕方は一時間程度のウオーキングを続けているが、散歩はボケ阻止にも役立ってように感じている。
 どうせ余録人生を過ごすのであれば、寝たきりでお迎えを待つのだけは御免こうむる。

    2011年11月1日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡
 

2011年11月1日火曜日

「スズキ代表取締役社長・会長 鈴木 修 氏八十一歳の生き様に感激」

「時事雑感・草莽危言」2011-10-08

  軽自動車を主体としているスズキにとって、長年のライバルメイカーであったダイハツをトヨタが傘下に治めてからは、国内軽自動車市場では非常に厳しい経営環境に置かれていた。
  日本国内市場に於いてトヨタグループとの直接対決を避ける為に、十数年前から未だ日本メイカーにとって未開発のインド市場に乗り込み、大変な苦労を強いられながらインド市場を開拓しトップの地位を築いている。

  そのインド市場に最近では日本の他のメイカーは勿論のこと、他国メイカーも競ってインド市場の発展性を見込んで積極的に参入してスズキの牙城を脅かしているのが現状であろう。
  そのような厳しい経営環境を物ともせず独立性を維持しながら、世界市場に邁進しているスズキを名実ともに牽引しているのが八十一歳のスズキ社長その人である。

  我がボケ頭マルキグループも三十数年前に鉄鋼業界で一敗地にまみれ、今度は多角経営にチャレンジした時期に、その一部として乗用車販売部門を作り、其の時にスズキとの縁が出来、スズキの代理店の看板を上げた。
  其の当時、スズキが代理店の会合を開いた時に鈴木社長を紹介されたことを思い出し、二十五年前の握手の感触を思い出して懐かしく感じた次第。
  我がボケ頭の頼りない知識ではあるが、鈴木社長は東京一部上場企業では最高齢の社長だろうと思うが、そのバイタリティーには頭の下がる思いだ。
  
  そのスズキが、先に米国のGMの経営不振で提携関係を解消され、代わりに提携を求めたのがドイツのフォルクスワーゲン(VW)との株式持合いを含む業務提携である。
  その提携関係を鈴木社長は、VWのスズキに対する契約不履行を主張して解約を主張し、現在VWはスズキに対して強硬な対抗措置を講じていえる。
  スズキには鈴木社長のメガネに叶う後継者が育っていないと言えばそれまでだが、我がボケ頭はそんな単純な経営環境を指摘しているのではない。
  私企業とはいえ、鈴木社長のような最高齢で尚且つ国際競争で奮闘しているスズキを国家としてサポートするのも国益であると言いたいのだ。

   2011年10月29日  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「異常な円高に慌てる財務省のあほ大臣と優柔不断な日銀ぼけ総裁」

「時事雑感・草莽危言」2011-10-07

  25日のニューヨーク外国為替市場で1ドル75円73円まで上昇し、今月21日に付けた75円78銭を更新したので政府も日銀も慌てて追加緩和策を検討している。
  欧州連合(EU)ではギリシャに次いでイタリアとスペインまでが国債の下落で経済危機が表面化したので、EUは解体の危機すら囁かれている。
  そのような国際経済危機状態の中で、主要国際通貨のドル、ユーロ、ポンド等より消去法では円が一番高い評価を受けているのだから本来なら日本国としては喜ぶべき現象のはずである。
  それなのに政府、日銀が懸念しているのは工業製品の輸出国である我が国の輸出が大きな痛手を被るという発想、理由からである。
  多分、そのようなことが大きなマイナス要因なのであろうが、反対に日本は石油や鉄鉱石等は殆どが輸入に頼っているわけだから安く購入出来るはずであり、この際円高メリットをフルに利用して世界市場から官民一体になってM&Aを利用し、海外企業を買収しまくったらどうなんだ。
日本の企業が海外に出て行くことばかりマスコミは喧伝し、日本国内の空洞化を憂い、このまま円高が進めばその内日本から企業は居なくなるんではないか、と喧伝して国民に危機感を煽るが安い買い物があればどんどん買い集めればいいのではないか、と我がボケ頭は単純に想像する。

我がボケ頭の思考ではいずれにしてもこの国はその内四面楚歌状態に襲われるから、如何なる手段、戦略でも駆使しまくれば良いんだ。
我が“日本帝国自衛隊”はいずれにしてもこの日本国を独力では防衛する能力は保有していない。
時々、あほな政治屋や評論家や一部の学者崩れが、米国の軍事力を当てにせずに日本国軍隊?独力で中国やロシアや韓国と対峙してこの国を守れると正に“夢”みたいなことを抜かす御めでたい奴どもがいるが、全く現実離れした発想である。
この国が日本独自で実践出来るのは“円札”を大量に世界にばらまいて、企業や原料等を買い捲り、現在、円の信用を保持している間にかき集めることで、新たな工業化を図るしか生きる道はないと信じている。
どうせ沈むのだから全力を出し切って悔いを残さない道を選択すべきだ。

 2011年10月26日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡