「時事雑感・草莽危言」2012-11-09
上記のように選挙日程が決まり実質的な選挙戦に突入したはずなのに、何となく選挙戦の重みと言うか真剣味と言うか緊張感が感じられないのは我がボケ頭だけだろうか?
自称政治評論家と称するいい加減な奴共や大手マスコミ等が年末解散の可能性が少ないことを喧伝していた影響は大きいかも知れない。
解散権を有する総理大臣は解散日程とマニフェスト?は嘘をついても良いらしいから、野田は世間一般の予想を破る行動に出たのか知らないが、民主党は大敗して結果的に自爆解散に終わることを期待するのみである。
野田が盛んに安倍にたいして党首討論を呼びかけているが、今度の選挙に参戦している政党は合計14に達している現実を理解しているのか疑わしい。
どうしても党首討論を希望するなら14人全員で行う以外公平さが保てないし、現在の公職選挙法では無理なことを野田は承知の上で主張しているだけだ。
先の安倍との党首討論の結果、野田の支持率が僅か上がったことに味を占めてのジェスチアーだろうけど、いくら己がドジョウと呼ばれていても、そんなに簡単に二匹目の“どじょう”が捕まる訳がないのに、やっぱり阿呆野田だよ。
それにしても14政党が候補者を擁立しているということは、14人の党首が存在していることになるが、試しに全員を一同に集めて動物園の檻の中に入れて写真でも撮って国民にばら撒いてくれないかな。
その写真を見て比例代表の一票を投じることにしたら少し投票率が上昇すると思うが、選挙管理委員会に要望したい。
一中小企業の経営に携わる立場から言えば、同業者の多数も同じ感覚だと思うが、大不況のど真ん中の越年に奮闘中の3000万人の中小企業関係者や年を越す為に一生懸命働いている連中は選挙など迷惑千番と考えているのではなかろうか。
勿論400万人の失業者も同じ思いであることは間違いない。
不況脱出の基本政策はデフレ解消であり、大前提は先ず土地価格の続落を防ぐことであり、そのためには土地に資金を積極的に融資することだ。