毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2014年12月26日金曜日

「時事雑感・草莽危言」2014-12-06
「第三次安倍内閣発足で、日本経済は再生出来るのか?」

 答えはNOノーである。
 アベノミクスは失敗してアベノミスに変質している。
 失敗した経済政策に拘り続けても何ら進展は期待出来ないのは当然である。
  トヨタ他一握りの大企業だけが高収益を確保しても日本全体の底上げは出来ない。
  中小企業や零細企業が潤わない限りこの国の景気は回復しない。
  中小零細企業で働いている連中が好況を実感していると想像しているのは安倍だけだ。
  中小企業経営に関与している我がボケ頭としては、安倍の能力では日本の再生は不可能と考えている。

  安倍は日本国を牽引する指揮官の器だと誤解して第三次内閣を立ち上げたが、能力不足の奴にこの国を任せた不幸がいずれ国民に降りかかることを早急に察知すべきである。
  それにも拘わらず安倍は長期政権を画策しているそうだから呆れて物が言えない。
  今日はクリスマスだが国民は“苦しみます”だよ。
   
2014年12月25日 元始求道会MG 毘沙門寺岡

2014年12月22日月曜日

「安倍政権大勝、野党惨敗で今後この国は如何なる方向に進むのか?」

「時事雑感・草莽危言」2014-12-05

 我がボケ頭が懸念しているのは、自民が不甲斐ない野党を蹴散らかして大勝したので、己が首相の器であると錯覚して傲慢な政権運営を行うことである。
 昨日の記者会見でも記者の質問を無視するような姿勢が早くも見えた。
 尤も出席記者連中の対応にも問題があると我がボケ頭は感じている。
 米国の大統領記者会見のように、質問者は大統領に近い場所にあるマイクロホンに進み、
 記者の方が椅子にふんぞり返って質問する現在の遣り方は明らかに幼稚だ。
記者が国民の代理として質問しているという意識がどれほどあるのか疑わしいし、もしも国民に対して説明しているとすれば、質問を無視することは出来ないはずだ。

今回の大勝で、自民党内にも安倍に忠告するような私欲を無視するような議員は更に少なくなるであろうし、安倍の自覚を待つ以外に方策はない。
24日から国会が始まるから、安倍の答弁姿勢等に直ぐに現れるはずだ。
それにしても野党第一党の民主党海江田代表が落選して討ち死にするようでは、安倍を牽制する方法は失われたに等しい。
当選者数が倍増して躍進したのは共産党だけであるが、この現象は国民が野党の不甲斐なさに辟易としている証拠である。
共産党は政党助成金を享受しない唯一の政党であり、このことは大いに評価されるべきだと我がボケ頭も高く評価している。
共産党が仮に日本民族等にでも改名しておれば、我がボケ頭は間違いなく投票しているし、棄権せずに一票を投じたはずだ。
憲法改正や防衛問題等で我がボケ頭とはかなり異なるが、先日、志位委員長は、日本の領土が侵略された場合は我が自衛隊に応戦させるのは当然である、と発言して自衛隊の保有を初めて認定した。
一日も早く共産党を改名し、常識的な政策に変更することを期待する。

2014年12月16日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「アベノミクスに陰り、7-9月期の国内総生産を下方修正」

「時事雑感・草莽危言」2014-12-04

 12月8日に内閣府がGDP(国内総生産)改定値が下方修正されたことを発表した。
 我がボケ頭には改定値云々は理解できないが、11月発表の改定値が年率1.6%減から1.9%減に下方修正されたそうだ。
 要するに改善を見込んだ民間機関の予測は外れ、4月の消費税後、個人消費や企業の設備投資の低迷が続いて、景気の牽引役が不在となっている実態が浮き彫りになったとのこと。

 2年前に安倍政権が誕生して、安倍は民主党政権の経済政策の失敗を痛烈に批判し、不況を招いた民主党を攻撃した。
 その民主党が招いた不況をアベノミクスが払拭して2年以内に経済を再建すると、喧伝した。
 ところが現実の経済状況は回復するどころか改定値が示すように全く裏目に出た。
 それも衆議員選挙の真只中に改定値の誤りが公表されたものだからお粗末極まりない事態である。
 来年10月に決まっていた消費税増額を早々に延期したのも、安倍自身がアベノミクスの推進に疑問を持ち始めたからに違いない。

 このような不手際が生じても、民主党他野党が余りにも不人気故に自民党の圧倒的勝利をマスコミは広言しているが、それでも自民党を牽制する為にも何か野党反撃の軌跡?は起こらないものかと期待しても無駄だろう。
 投票するに値する政党も候補者も見当たらないので我がボケ頭は棄権決定。

2014年12月9日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年12月7日日曜日

「オリンピック東京誘致を巡る血税の無駄遣い。」

「時事雑感・草莽危言」2014-12-03

 2020年の東京五輪を迎えるに当たり新しい競技場に作り替える計画が発表されているが、現在の収容能力54000人から80000人に増やす為の計画だと関係者は説明している。
 新しく競技場を建設すれば1300億円も必要なのに、改築すれば780億円で出来る。
 当初、国際オリンピック委員会(IOC)の見解では収容人員8万人が開催の絶対条件と言われていたが、直近の委員会の見解として現状のまま使用可能であると条件が緩和された。
 それにも拘わらず関係者は来年秋には新築する為の入札を行う意向を表明している。
 
改築ならば新築のほぼ半額で出来るのに何故血税の無駄遣いをするのか解らない。
 報道によると8万人も集客できる競技場を造っても、五輪後それだけの観客を動員できるスポーツイベントは不可能であろうと解説している。
 五輪委員会は「改革案としてIOCと開催都市との柔軟な協力関係をうたい、コスト削減や後利用の観点から望ましい場合は、既存・仮説施設の活用を推奨する」と強調している。
 オリンピック終了後は無用の遺跡と化し維持費ばかりが増えるのは必然なのに、計画を推進しようとするのは、管轄の文部省役人が天下り先として考えているのだろう。
 新築を止めて差額を中小企業経営に振り替えれば無駄金が生きることを考えてくれ。

    2014125日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年12月6日土曜日

「オバマ米国大統領がアベノミクスの失敗に言及。」

「時事雑感・草莽危言」2014-12-02

 米国内の人気は下降して、先日の中間選挙でも民主党は惨敗し上院、下院の両方で過半数割れに追い込まれたことを棚に上げて、オバマはよくぞ安倍政権を批判したとは思う。
 オバマ曰く「安倍政権は完全にアベノミクス推進に失敗し、日本の景気は相変わらず低迷して回復の目処は見込めない云々、、、」と言っている。
 オバマが安倍政権の無策振りに言及したのは、アメリカ国民の不人気にも拘わらず米国の景気はかなり上昇している現実を見ているからだろう。
 日本では衆参両議院で与党が過半数割れすれば政権運営は頓挫するが、米国では強力な大統領職権を駆使して政権を維持する方法があるのだろう。
 安倍政権を庇う気などさらさらないが、最強の同盟国のオバマ大統領の意見は尊重すべきだろうとは思う。
 オバマ発言は日本に対する内政干渉と謂うほどではないが、衆議員選挙の真っ最中に良くぞ発言したと寧ろ感心している。

 アベノミクスは金融緩和、財政出動、成長戦略の三本の矢を喧伝してきたが、米国大統領が早々と失敗の判決を下したわけだ。
 我がボケ頭もアベノミクスは失敗だと考えているし、特に三番目の成長戦略は完全に無策であり国民や中小企業経営者を騙した罪は重く、謙虚に反省すべきである。
 米国の景気はオバマ人気の下降とは裏腹に非常に活発に推移しているらしく、長期金利のアップすら示唆している。
 日銀の金融政策と比べたら驚くべき対応であり、アメリカ経済の底堅さを表している。
 野党がガタガタで超弱体化しているので今回の選挙は自公が勝利するのではなく、野党が勝手にずっこけて敗北するのだから、例え自公が大勝しても本当の勝利ではないことを肝に銘じて、真剣に景気回復策と中小企業対策に全力投球しなければならない。

     2014年12月4日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年12月3日水曜日

「早くも明日から師走、一年過ぎる早さを実感。」

「時事雑感」2014-12-01

 私事で恐縮だけど、古希を過ぎてから一年が過ぎ行くのを物凄く早く感じて仕方がない。
 自然現象とは言えまだまだ経営にも、元始求道会運動にも政治にも真剣に取り組みたいと考えている我が身としては何とも寂しい気持ちである。
 野村大人の不条理に対する戦う思想を肝に銘じて行動しなければならないことが山積しているにも拘わらず、情けない限りなり。
 中小企業にとって非常に厳しい師走に、己の政治生命の延命策のみを考えて解散を選択するなぞ言語道断の身勝手な行動であり、一億二千万の日本国民が運命を託するに相応しい人物とは到底思えない。
 
 アベノミクスを掲げて政権について早や二年が経過したにも拘わらず、景気の回復は安倍が期待しているようには進まずアベノミクスは霞んでしまっている。
 安倍は第一次政権を担って一年足らずで健康を害し、政権を投げ出した苦い思いが常に付きまとっている。
 それも午前中の国会で施政演説を行い、午後から突然退任を発表するという前代未聞の政治行動に対してマスコミや政治評論家は一斉に激しく非難した。
 直ちに衆議員を辞めて政界から引退するように主張した者もいたくらいである。
 この時の汚名を晴らすべく六年間の我慢と、忘れやすい日本国民のお陰で再び首相の座にたどり着いたので、今度は何としても長期政権を狙っているらしい。
 安倍が長期政権を狙うのは安倍の人生だから仕方がないが、日本国家と国民を私欲の為に食い物にするのは許せない。
 一日も早く、己が総理大臣の器ではないことに気づいて辞めてくれることを願っている。

    2014年11月30日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡