毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年10月29日火曜日

「中国・インドが接近?焦るロシア?日本はロシア政策の絶好のチャンス。」

「時事雑感・草莽危言」2013-10-07

  長年続いて来たインドと中国の対立関係を利用して、ロシア(旧ソ連)はインドに積極的に武器を売りつけて漁夫の利を得てきた経緯がある。
  この三カ国程お互いを意識し、警戒している大国は他には無いのではないかと想像される。
  お互いの微妙な関係を意識しながら、中国とインド両国は1954年以来59年ぶりに首脳の相互訪問を行った。
  ところが両国にはヒマラヤ山麓に位置するカシミール紛争地域を抱えて現在も武力紛争を繰り返している。
  先に中国首相がインドを訪問した際にも小競り合いを展開しているし、今回インドの首相が北京を訪問した時にも小規模のドンパチを行っている。
  お互いに世界一位と二位の人口を抱える大国であり、両国の人口を合わせると23億人とも言われ世界の33%近くに達している。

そのような状況の中で、最近インドはロシア製の45・000トンの中古の航空母艦を大改装して2300億円で購入し来月引き渡されると発表した。
  これは中国が随分以前に、ロシアからスクラップとして購入した航空母艦を長期間かけて自力で大改造して実践配備したことに対する対抗措置ともいわれている。
  要するに核爆弾は保有することは確かに強力な軍事力であることには違いないが、局地戦には使用不可能であり国境紛争のような現実的な戦いには所謂さまざまな最新兵器が必要なことを裏付けている。
  それらの背景のもとに大国は軍縮どころか軍拡競争を展開していることを、我が日本国の阿呆な安倍他の政治屋どもはどのように捉えているのか疑問だ。
  中国は今、急激な工業化の所為で工場汚水を海に野放図に垂れ流したので、
 あちこちの海岸や湾内が工場排水による公害問題で対策に行き詰っている。1950年から1955年ころ日本が経験したことが今、中国で頻発して
おり、中国は日本の海水汚染対策技術が喉から手が出る程欲しいのだ。
 これらの日本の進んだ技術がロシアも中国も欲しくて仕方がないことは明白であるが、ロシアのプーチンは安倍に対して北方領土問題を餌にして安倍政権を翻弄している。
 中国と韓国には国交断絶するくらいの迫力で対応せよ。

   2013年10月27日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年10月18日金曜日

「明日(米国時間18日)デフォルト期限ぎりぎりの前日に上下院で賛成」

「時事雑感・草莽危言」2013-10-06

  オバマ大統領と共和党上下両院との長い論争が、遂にと言うかやっとオバマの主張が認められて決着し、米国債のデフォルト(債務不履行)が回避される見通しとなった。
  上院が100議席、下院が435議席で上院は従来から与野党の話し合いがまとまり易く、下院は議員数が多いので対立することも多いらしい。
  予算案は両院の賛成が必要らしいが、その他の案件に対しては結構大統領の権限が強いのが米国政治の特徴らしい。
  今回はオバマ大統領の粘り勝ちという感じだけど、議員数の数では優位に立っている共和党の反対が今後とも尾を引くことは間違いない。
  今回の予算案の上限改訂問題がどの程度与野党の出来レースか知る由も無いが、元来米国の政治は最終的には国益を優先することで決着してきた経緯があり、至る場所や機会に星条旗を振り回しているとは思えない。
  彼らには与野党で対立する前に祖国愛、愛国心がお互いにまさっているところが、我が国の与野党との違いであると我がボケ頭は感じている。

  兎も角ここ数週間世界の注目を集めてきたオバマ大統領対共和党の対決は一見落着したので、今後は新たな展開が始まると予測されるが日本経済にも有利に展開することを期待するだけである。
  日本の株価はオバマの主張が大筋認められたことを好感して、久しぶりに日経平均で一万五千台に到達しそうな展開を見せているが、果たしてそれ程アベノミクスが評価されるとは我がボケ頭には考えられない。
  オバマは長い米国の歴史の中で始めて選ばれたアフリカ系アメリカ人であり、我がボケ頭の感覚では良くも二期目を勝利したと不思議である。
  そろそろオバマを大統領に選んだ米国民が、オバマに期待を裏切られたと感じ始めているのではなかろうかと想像している。
  そうすると今回は土壇場での共和党の腰砕けでオバマは何とか凌いだが、
今後は色々な局面で多数を有する共和党の反オバマ勢力に振り回されることになるのではないかと思われるし、オバマが考えているような政策を自由に推進出来るとは想像しにくい。
 オバマははたして親日派なのだろうか?


 2013年10月17日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「日韓首脳会談の再開を焦る安倍の幼稚な外交姿勢」

「時事雑感・草莽危言」2013-10-05

  先日、開催された東アジア首脳会議の夕食会でたまたま隣合わせの席についた韓国の大統領に対して、安倍曰く「韓国料理は美味しいですよ、私もよく食べていますよ。」と見え見えのお世辞を言って会話を続けようと試みたが、女大統領は相手にせず安倍は見事に肩透かしを食って恥をかいたらしい。
  現在、日韓関係が多少ギクシャクして首脳会談も久しく行われていないことは承知しているが、だからと言って日本が一方的に不利な状況にあるわけではなく、貿易等を初めとする経済関係も現状で日本が不利益を被っているとは考えられないし焦る必要は全くないはずだ。
  日韓関係を悪化させているのはあくまで韓国側に原因があることは間違いなく、落着している過去の問題をぶり返している韓国側にあることは明白だ。
  先日も国連総会で韓国の大臣が二国間問題であるはずの戦前の売春婦問題を遡上に上げていたが、正に愚行であると言わざるを得ない。
  一旦解決済みの問題にイチャモンをつけるのは朝鮮人の特技であり、そんな奴らと付き合わないのが最大の国益である。

  韓国は日本の技術を盗んで日本造船業界を苦境に追い込み、弱電業界でも先を走る日本メイカーの物まねをして特許料を踏み倒して大企業に成長したのがサムソン電気である。 
  韓国企業は正に日本メーカーを見様見真似で日本の競争相手まで発展した国際的窃盗団である。
  そんな奴らの女親分に何で安倍は平身低頭するのか理解できない。
  慶応大学の教授でテレビにもコメンテーターとして良く見かける元皇族の竹田氏曰く、「韓国は根無し草集団なのでいずれ雲散霧消しますよ!」と切り捨てているが、安倍に見習って欲しい竹田教授の思考である。
  日本は現在日中関係がギクシャクしているので、中国を少しでも牽制する意味で安倍は韓国の女大統領を引き付けておきたいのだろうが、選りも選って朝鮮婆女にモーションをかけなくても魅力的な女は日本にも沢山いるではないか。
  最近の安倍のパフォーマンスを観察していると、兎に角側近というか取り巻きというか相変わらず友達集団の幼稚な枠から踏み出せずにいるのが感じられて仕方がない。

    2013年10月14日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「大阪府民の生命・財産を守らずに逆に危険に陥れる大阪府警」

「時事雑感・草莽危言」2013-10-04

 元々大阪府警の警察官による犯罪件数の多さは関係者の間では良く知れ渡っていることだが、最近の府警察犯罪の多発で改めて大阪府民の間で大きな関心を呼び起こしている。
 その中でも府民の一番関心を持たせたのが、無関係の会社員が冤罪で逮捕、起訴され85日間も拘留された事件である。
 多くの冤罪事件に共通する「見込み捜査」がまたも明らかになった。
 他人名義のカードを勝手に使い、ガソリンスタンドで給油したとして、大阪府警北堺署が事件とは無関係の男性会社員を窃盗容疑で誤認逮捕した問題。
 男性が否認を続ける中、立証に都合のいい証拠のみに寄りかかり、アリバイ確認すら十分に行っていなかった実態が浮上した。
 検察は当然起訴を取り下げたが、検察も警察も冤罪行為に対して被害者男性に正式な謝罪を行なっていないとのことである。
 このような連中に血税を注ぎ込んでいると思うと、さらに怒りが倍加した。
 
我がボケ頭の場合は、大口売上げ先との負債回収の件でホテルで話し合いして同宿したら、相手は返済不可能を我輩に詫びる為に自ら命を絶ったのだが、手帳にお詫びの言葉と辞世の句を残していたことが判明し救われた経験がある。
 しかし、その手帳の存在を直ぐには我輩には提示せず三日間も伏せていた。
 あのまま警察が手帳を隠したら、非常にややこしい結果に発展したかもしれないし今でも忸怩たる思いである。
 その事件以来、我がボケ頭は如何なる場合も桜の代紋とは反目の立場である。
 
 大阪堺署で虚偽調書の作成や証拠品の捏造が相次いで発覚し、2008年から2012年の犯罪統計が改ざんされ刑法犯認知件数が極端に過小計上されていたと発表した。
 刑事課勤務の巡査長が意図的に府警と警察庁に送らず、5年間で6500件を除外していたと言うから、警察庁が発表する資料など全く信用ならない。
 連日のように警察官の不祥事件がマスコミから報道されているが、警察とマスコミのもちつもたれつの関係から見れば、マスコミはかなり抑え気味に報道していると想像するのが常識だろうから、実際は報告数よりも相当多いと考えるのが常識的な見方だろう。


   2013年10月12日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「米国国債デフォルト危機の日本に対する影響は?」

「時事雑感・草莽危言」2013-10-03

 報道によるとオバマ大統領は2014年国家予算をめぐって野党共和党の反対で、予算成立の目処が立たずに一部国家公務員に給料の未払いが発生した。
 国立公園の職員が対象になり、有名な観光コースが閉鎖されて観光業に大きな影響を与えているとのこと。
大統領と共和党との話が長引くと、米国政府が発行している米国債のデフォルト(債務不履行)が懸念される事態に発展する可能性が生じる。
 現在、米国債は約12兆ドル(1200兆円)の国債を発行していて、至急1600兆円に増額しなければ身動きならない状況とのこと。
 米国債の一番引き受け国は中国で127兆円、次いで日本が110兆円だから二カ国で二割の米国債を保有していることになる。
 
 米国債は日本のメガバンク三行で約8兆円を保有しているし、日本郵政やその他の金融機関も大なり小なり日本政府の要請でそれなりの米国債を持たされているはずだから、もしも米国債がデフォルトしたら過去のリーマンショックの二の舞に晒されるであろう。
 米国の共和党もオバマとの徹底抗戦を宣言している手前そんなに簡単には抵抗を止めるとは思えないし、これは次期大統領選挙を見据えた戦略だろうから最近のオバマの失政を徹底的に暴く絶好の機会と捕らえて攻めてくるだろう。
 我がボケ頭も中小企業経営者の端くれとしての感覚からすれば、この際日本政府と金融機関は米国債の債務不履行を受けて危機感を持てと言いたい。
 アベノミクスで誤魔化して一向に中小企業を支援しない安倍政権の騙政策を一挙に暴く絶好の機会である。

 それにしても安倍政権成立後の安倍の外国訪問はチョット遣りすぎではないかと思うけど、国内政治を棚上げして外遊に現を抜かしているとしか思えない。
 中国の動向を意識しての東南アジア歴訪、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリッピン、シンガポール、ブルネイ、から豪州へと個別訪問に次々に開催される首脳会議にほぼ全部出席しているのだから日本脱出と見られても仕方ない強行スケジュールである。
 訪問国にどっさりお土産を持参するから血税の無駄使いといわれても仕方ないし、少しは国内の動向を真剣に注視することを期待したい。

   2013年10月10日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年10月8日火曜日

「JR北海道が毎年300億円の赤字垂れ流しでも倒産しない理由」

「時事雑感・草莽危言」2013-10-02

 旧国鉄が26年前に倒産し国鉄清算事業団の下に7社(JR北海道、東日本,東海、西日本、四国、九州、日本貨物)に分割されて再スタートした。
 分割当初から経営環境にかなりの差違が存在していたのは事実であり、それを証明するかのように、2000年代にはJR東日本、西日本、東海の三社が正式に株式を上場して一応民間会社に変身した。
 残り四社は今なお清算事業団の管理下にあるが、その中で特に自力経営と程遠いのがJR北海道である。
 昔の国鉄よりも酷い親方日の丸体質にどっぷり染まり、無茶苦茶な放漫経営で毎年300億円の赤字を垂れ流し続けていきた。
 それでも累積赤字が計上されてこなかったのが、経営安定化基金と称して総額7300億円もの大金を提供し、その運用益で穴埋めしてきたからだ。
 
ところがこのカラクリは実質的な国庫補填にある。
 安定化基金の多くは、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構にかしつけられており、この貸付については4%近い特別な高金利となっている(他の民間からの借り入れは1%以下)。
 つまりこの独法に対する貸付は事実上のJR北海道救済資金であり、当該独法の性質上、最終的には国の特別会計が負担していることと同じになる。
 要するに毎年300億円の血税を注ぎ込んでいることになる。
 つまりJR北海道は民間企業ではなく、形を変えた国鉄であり、しかも鉄道事業としてはまともに継続出来る状況にはないのだ。
 実質的には毎年300億円の赤字を25年以上垂れ流してきたことになり、すでに7300億円の経営安定化基金は食いつぶしたに等しい。
 
このように国民の貴重な血税を食いつぶしておきながら公金横領刑事事件に発展してもおかしくないと我がボケ頭は考えるが如何?
 今後ともJR北海道を継続するのであれば、先ず歴代経営者も含めて経営責任を徹底的に追及し原因を分析しなければ更なる血税の注入になるだろう。
 このような血税の垂れ流し事件を目の辺りにする度に考えさせられるのは 、どうせ溝に捨てるのならば、我々中小企業支援にまわしてくれよ!と言いたい。
 (注、参考資料としてニュースの教科書から一部引用)

  2013年10月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「安倍首相、消費税3%アップを決定」

「時事雑感・草莽危言」2013-10-01

 安倍は今まで消費税を現在の5%から3%アップして来年4月から増額することを、今朝の自民党幹部会で正式決定し今日、夕方の記者会見で発表することを明言した。
 
 我がボケ頭の感覚では、今回の消費税アップで安倍の長期政権説は消滅したと感じている。
 消費税増額に対する直近のマスコミ調査によると、国民の反応は五分五分で安倍政権が発足した時点から比べると、かなり反対意見が増えている。
 今日、夕方記者会見で正式に増額を発表した途端に、安倍の支持率は大幅に下降し、株価も下落しアベノミックス効果も急激に弱体化すると予想している。
 
 本来、労働組合や中小企業の味方であるはずの民主党が野田政権時代に何を血迷ったのかしらないが、消費税増額に賛成したのがボタンの懸け違いの始まりである。
 低収入層である中小企業や労働組合員が例え消費税といっても税金には違いないし、自分たち負担増になる増額に賛成するはずがない。
 今日の発表後、時間の経過と共に増額反対の声が日に日に増大するだろう。
 中小企業関係者や低所得者層や年金生活者等の厳しい状況を無視して、唯、財務省の言いなりに消費税を増額するなど言語道断である。
 
 消費税を上げると同時に法人税率を下げるとか東北災害に便乗した復興税を前倒しで廃止するとか、弱者層にしわ寄せするような政策を推進することが不思議でならない。
 十一年前に橋本政権が消費税アップを決定したのが命取りとなり政権を投げ出したことを忘れたらしい。
 六年前に国会で午前中施政演説をして、午後から急に首相を辞任すると言う全く訳のわからぬ首相退任劇を演じて国民を驚かせ、政治不信の代名詞を演じたことを忘れてしまったらしい。
 このような過去ありの人物を総裁に任命した自民党の体質をもう一度問い直す必要性を痛感しているのは我がボケ頭だけだろうか?

  2013年10月1日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年10月1日火曜日

「三菱自動車の紙切れ錬金術」

「時事雑感・草莽危言」2013-09-07

 三菱自動車は大株主の三菱商事や三菱重工から3800億円の優先株を発行しているそうだが、要するに紙切れである。
 その三菱自動車が今回2000億円の増資を計画しているが、主要株主の三菱商事と三菱重工を主体に既に確定している。
 我々中小企業にとっては全く別世界の資金調達法であるが、業績が今一の三菱自動車に紙切れ一枚で簡単に多額の投資をすることが許される日本の金融システムに問題はないのだろうか?と貧乏人の僻みでもあるが。

 数年前に三菱自動車の筆頭株主として13%の株式を所有していたベンツは、株価の低迷に嫌気がさして米国の金融会社ゴールドマン・サックスに全株式を売却した。
 ゴールドマンは今回の株式上昇に便乗して持ち株の全部、五億株強を売り逃げして、500億円くらい儲けたとのこと。
 その三菱自動車が日本政策投資銀行に1000億円の融資を申請したらしいが、米国三菱自動車が不良債権の拡大で急速に業績悪化が見込まれているそうなのに、国民の血税を投入するのだろうか。
 そんなに余剰資金を持て余しているのであれば、捨てた積りで中小企業に積極的にばら撒いてくれ!と言いたい。

 三菱自動車は本来、三菱重工が主体になって創業した会社であり、三菱銀行、三菱商事等のメガバンクが積極的に融資すれば済むことである。
 我がボケ頭は勉強不足で日本政策投資銀行と、我がマルキグループがお世話になっている日本政策金融公庫との関連が今一理解不足だけど両社ともに政府系金融機関であることでは一致していると思う。
 大企業相手にはメガバンクが存在しているのだから、日本政策投資銀行は中小企業融資に特化する政府系金融機関に変身することを強く期待したい。
 ここ数ヶ月、統計的には確かに中小企業の倒産件数が減少しているのは事実だろうが、だからと言って中小企業の仕事が増えて業績が急回復しているわけではないことは事実であろう。
 安倍政権は未だ中小企業に対する具体的な政策を何一つ実行していないで、消費税はあげるらしい、これで中小企業はもとの木阿弥だ。

2013年9月23日  元始求道会MG 毘沙門寺岡