毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年2月24日金曜日

「小沢裁判で無罪有力に展開、果たして政界再編につながるか?

「時事雑感・草莽危言」2012-02-07

  17日に行われた小沢一郎の政治資金規正法違反罪の裁判で、裁判長が石川議員の供述調書の証拠採用を却下したので、小沢無罪の可能性がかなり濃厚になって来たと専門家筋は説明している。
 もともとこの事件は、東京地検特捜部が総力戦で小沢起訴を目指したにも拘わらず、証拠不足で立件出来ずに断念したもので、当初から不透明部分の多い検察審査会の起訴なのである。
 日刊現代などは“小沢無罪決定的”とまで見出しで主張している位であり、検察官役の指定弁護士はかなり苦境に追い込まれたと言える。
 
 アホ野田は小沢や鳩山の反対を無視して消費税アップを喧伝しているが、小沢が反対に回れば消費税問題は行きづまることは間違いない。
 小沢が検察審査会から選ばれた指定弁護士団により起訴された当初は、小沢の子分たちにも多少動揺が感じられて出席者数にバラつきがあったみたいだが、昨今頻繁に開かれている小沢グループの会合には確実に100名前後が出席しているということなので、小沢が消費税に反対すれば法律は絶対に成立しない。
 このような民主党内部の内輪もめをそのままにして、アホ野田はどのようにして消費税関連法案を纏め上げ法制化しようと考えているのか理解不能である。

 我がボケ頭の考えでは、小沢裁判の判決は四月早々に出ると言われており、小沢は無罪を勝ち取って9月の民主党代表戦に出馬し、決戦投票で例え負けても幹事長ポストを奪い取り、選挙に弱い多くの子分度もの面倒を見て一人でも多くの若手議員の再選を果たさせたいと考えているのだろう。
 数ヶ月前に小沢は党員資格を剥奪され民主党議員としての活動を止められているはずなのに、民主党代表であるアホ野田首相の提案する消費税問題に堂々と反対を打ち出しているのに、民主党は全く小沢の行動を阻止出来ない、もはや民主党はバラバラで政党としての体性を為していないと言える。
 もしもダメ野田が小沢の反対を無視して党内を纏めないまま消費税関連法案を国会に提出した場合、否決されることは確実でその時には辞職するか解散しか選択肢はないが、多分解散は民主党幹部たちに反対され阻止されるだろう。
小沢は法案に反対しても民主党は離党しないと言い続けているので、その時は解散してガラガラポンで自民党を巻き込んでの政界再編しか選択肢はあるまい。

   2012年2月19日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「金融緩和措置で短期的に多少為替が円安に修正され、株価が一定価格上昇するのは当然だけど、長期的には未だ不安要因だらけだ。」

「時事雑感・草莽危言」2012-02-06

  日本銀行が追加金融緩和を決定したが、ユーロ危機が解消されたわけでもないし、むしろギリシャ、イタリヤ等の経済危機は増幅されている。
  今回の日銀の発表に対してみずほ証券とBNPパリバ証券のチーフエコノミストが的確な所見を述べていることに我がボケ頭も同感である。
  みずほ証券エコノミスト曰く「現在のデフレは供給過剰が原因で、日銀が国債の買い入れ額を10兆上積みしたからといって、直ぐにデフレ脱却に近づくとは思えない。」と強調している。
  
更にパリバ証券エコノミスト曰く「基金による国債の買い入れは短期的に円高を是正する効果はあるが、長く続けることで銀行が国債の購入を優先し、企業への貸し出しを後回しにするという副作用が大きくなっている。」と指摘しているが、誠に核心を突いた意見であると思う。
我がボケ頭が再三主張しているように、白川阿呆総裁は中小企業に対する金融政策には全く無関心というか、非常に冷淡である。
本当に冷淡なのが意識的なのであれば外部からの圧力で修正させる可能性はあるだろうが、我がボケ頭の感じるところではアホ総裁の頭の中には中小企業問題の存在感が欠落しているのではないかと思われて仕方がない。

何故なら奴の経歴を見れば判るように、明らかに学者肌の人物である。
東大卒後、日銀にエリート社員として勤務し、大企業では取締役に相当する理事を最後に一旦日銀を退職し、京都大学の教授として招かれていることからも所謂学者であることには間違いない。
その後日銀政策委員として日銀に呼び戻されている時に、日銀総裁人事をめぐる当時の大蔵省との葛藤から自民党が推薦した大蔵官僚の総裁就任が野党(現民主党)の反対で成立せず、妥協の産物として白川アホ総裁が誕生した経緯を見れば、如何に日銀の舵を取る不適当な人物かが判るはずだ。
今、日銀総裁が実行することは札束をどんどん増やして円の価値を下げ、円安ドル高をしゃにむに推進することに尽きるのではないか。
このような人物だから全ての金融政策は日銀政策委員に丸投げで、白川独自の意見や判断が全く見えてこないのは大きな国益の損出である。

  2012年2月17日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年2月17日金曜日

「日銀、“雀の涙”の追加金融緩和決定」

「時事雑感・草莽危言」2012-02-05

 我がボケ頭が白川日銀総裁を阿呆呼ばわりし続けた所為でもあるまいが、遅ればせながらやっと9人の日銀政策委員からなる金融政策会合で、追加金融緩和が決定され白川総裁から発表された。
 日銀決定会合で決めた内容の概略は
(一) 国債や社債などを買い入れる基金を55兆円程度から10兆円増額し、65兆円程度とする。
(二) 政策金利は「年0から0・1%程度」に据え置く。
(三) 中長期的な物価上昇率の目安として「物価安定のめど(ゴール)」を新たに示し、約一年ごとに点検する。
(四) 「めど」は消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率で「2%以下のプラス」の範囲にある。
   当面は{1}%とする。
(五) こうした物価上昇が見通せるまで、実質的なゼロ金利政策など金融緩和
を推進する。
 
  金融政策決定会合なる何とも仰々しい決定をあほ白川が発表した内容は正に雀の涙の効果しか発揮しないだろう。
  要するに金融機関に国債や社債を購入し易いように購入資金を準備したというだけで、中小企業向けや零細企業救済資金や不動産購入資金等に対する配慮は皆無である。
  日経平均株価が多少刺激を受けて久々に九千円台に戻したし、為替もほんの僅か円安に動いた程度で数日以内にはまたもとの木阿弥に帰するだろう。

  上記のようなやぼな金融緩和策(我がボケ頭は全く信用していないが)で、二十年に亘り政府と日銀の無策によって生じた今日の経済非常事態が緩和され年内に活性化が実現すれば、我がボケ頭は土下座して腹かき切ってやる。
  現在の日本の経済状態は戦後最悪の非常事態に陥っていることを政治屋も役人も経済界幹部連中も全く理解していないし、危機意識が完全に欠落していることは間違いない事実である。
  この国はもう一度67年前の終戦状態に戻り為政者ども、政治屋、役人、国民の意識改革を至急に行わなければ、バッターアウトである。

       2012年2月15日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「景気回復の癌は野田政権の消費税増額への拘り、と白川日銀総裁の政策ミス」

「時事雑感・草莽危言」2012-02-04

 今この国にとって喫緊の課題は二十年に亘る深刻な不況とデフレからの脱却であるにも拘わらず、日本国の経済政策を担う総理大臣と日銀総裁の二人の責任者が命がけで景気回復策を講じないのが一番の弊害であり原因である。
 過去の例を検索しても我が日本国を襲った戦後の不況は外部の経済要因の混乱の影響を受けた結果が多いのではないかと、我がボケ頭は感じている。
 俺のような国家経済に疎い奴でも今のようなどん底の景気の時に、例えば景気対策を何もせずに唯只管消費税増額を主張する悪策には怒りを覚える。
人間でも風邪を引いたり、肺炎を併発したり、食あたりで消化不良を起こして激しい腹痛に襲われたり、高血圧に悩まされたりした状態では、それらの病を治すことに専念するのは当然である。
 ところが、ダメ野田は病に犯されて体力も消耗し衰弱している病人に対して消費税という重荷を背負って寒風の中を自力で歩くように扇動して、重病に喘ぐ国民を助けずに更に危険な状態に陥れようとしているのだ。
 二十年に亘る闘病生活に疲れ、心身はボロボロに壊れて衰弱しているのに、消費税という重荷を背負わせようとしているのだ。
 
このような危機的状況下では一日でも早く適当な検査を行い、しかるべき治療をして最善の薬を提供するのが政府と日銀の責務なのに、国民は自力で薬を買いおのれの才覚で、沢山抱えた病に対決せよといって政府も日銀も責任を放棄して国家国民の為に何一つ治療行為を行っていない。
 野田初め関係閣僚は日銀に政府の政策を強制するには日銀法を改正しなければ出来ないと法律の所為にしてしまうが、然らば「国家が経済的、財政的に危急存亡の非常事態に陥った時は、総理大臣は日銀総裁に対して指揮権とも言うべき政策権限を行使できる」という趣旨に大至急日銀法を改正すべきである。
法律は時として現状に相応しくない事態が生じて対応出来ないことは多々あるし、その最たる例が我が国の憲法九条、日本国は今後軍隊を保有してはならないとの条文である。
 それでも日本国は最新式の軍艦やジェット機や戦車やミサイルを保有し明らかに軍事力を保有しているではないか。
 日銀法を即時改正して札束を大増刷し、土地に資金をまわし国債を100兆円以上日銀に保有させて、インフレ傾向に大きく舵を切れ!

    2012年2月14日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「佐賀共栄銀行に対する監督責任を問う」

「時事雑感・草莽危言」2012-02-02

福岡財務支局 菊池和博支局長 殿

 合掌 平素は我々中小企業活性化の為にご尽力いただき厚く御礼申しあげます。
 中小企業支援目的で「金融機関による中小企業に対する貸し渋り」対策のために数年前に「貸し渋り110番」が開設されたり中小企業支援策を推進しておられますことをこころから嬉しく思います。
 
 所で今回の私どもの懸案は貸し渋りとは多少異質かもしれませんが、銀行経営上の指導を必要とすると考えましたのでお伺いいたします。
 実は当社(マルキ物流 本社 粕屋郡志免町)は約半世紀に亘り佐賀共栄銀行と取引を継続して参りましたが、諸般の事情から長年の取引関係を清算し終焉しました。
 そこで取引期間中に当社が所有しておりました7500株の引き取りを佐賀共栄銀行福田福岡支店長を通じ昨年12月1日に申し込みましたが、今日に至るまで言を左右して誠意ある回答を受けておりません。

 我がボケ頭の感覚では、高が500万円程度の資金も立替できない銀行に国民の預金を預けることを認めていることに問題があると思います。
 銀行業務の認可を佐賀共栄銀行に下ろされて、その後も指導監督されておられるのが貴支局でしょうからご相談申し上げる次第です。
 釈迦に説法ですが、佐賀共栄が株式を上場しておれば市場で売却すれば済むことですし、監督庁支局にお願いする筋合いのものでもありませんが、共栄が上場する資本力、内容でないことがそもそも問題と思います。

 これまた釈迦に説法ですが、佐賀共栄銀業如き上場する実力も有しない会社に銀行業務の継続を認めている監督官庁にも責任があると思いますが如何でしょうか。
 自社の責任で発行した株式については、第三者所有者から買取要請があれば即座に買い戻すのが経済界の常識だと我がボケ頭は考えておりますが、菊池支局長は如何お考えなのでございましょうか?
 いずれにしましても数日中に御支局にお伺いし、監督官庁としての責任あるご回答をお聞きしたいと思っておりますので宜しくお取り計らいのことお願い申しあげます。
敬具

2012年2月3日  マルキ物流(株) 代表 寺岡良太

佐賀共栄銀行頭取 山本孝之 殿

「時事雑感・草莽危言」2012-02-01

合掌 早速ですが、共栄銀行が発行した共栄銀行株式を所有者が買い戻し要請しているのに何故ただちに買い戻さないのか説明願いたい。

金融業の大ベテランの貴殿には釈迦に説法だけど、敢えて我輩の立場を説明したい。
 残念ながら、マルキグループと貴行とは約半世紀に亘る長い取引関係が昨年を持って終了したので、昨年末に貴行福田福岡支店長を通じてマルキ物流が所有している8000株の買い取りを要請したが、本部の意向と称して言を左右にして一向に売却の話が進まないで今日に至っている。
 これまた釈迦に説法だけど、貴社発行株式は社債とか支払手形とある種同じ金融債務だから、貴行が発行した株式の買い取り要請があれば直ちに貴行が買い戻すのが当然ではないかと我がボケ頭は考えているのですが如何でしょうか。

 山本頭取の耳に経過報告が届いておらないとは考えたくありませんが、ことが貴行から見れば僅か数百万の株買取の話し故に、部下からの報告漏れも考えられますので念の為にこれまでの経過を説明します。
 昨年十二月一日午後一時に、貴行福岡支店二階応接室にて当社桜井社長同席の上、株式買戻しを正式に申入れいたし福田支店長に受理して頂きました。
 年末を控え、資金繰り上の厳しさも説明し、この株式売却資金も越年資金に当て込んでいるので大至急買い戻して支払いして頂くようにお願いしたわけです。
 
 年末も近づいてくるし、再三に亘り福田支店長に強く要請いたしましたが、本部の総務部の対応を理由にして売却話は前に進まず、遂に越年してさらに一ヶ月が経過して今日に至っておる次第です。
 当方としてもこれ以上は時間的に待てないので、今日二月二日、福岡財務支局金融一課の山根氏宛貴行に対する行政指導をお願いした次第です。
マルキエンタプライズの問題は、貴行の都合で第三者HSが介入し、我がボケ頭としては非常に不本意な決着となり残念で仕方がありませんが、せめて今回の貴行株の処分につきましてはあくまで第三者は入れずに直接取引で手仕舞いしていただきますことをこころから希望します。
                                  敬具
                 マルキ物流株式会社 代表 寺岡
2012年2月2日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年2月7日火曜日

「政府系金融機関の商工中金、日本政策金融公庫、日本政策投資銀行の中小企業に対する役割を政府は更に徹底せよ」

昨今の厳寒気候と同じく政府、日銀、官僚の無策の為に中小企業が死ぬほどの長期間不況に悩まされて早二十年が経過した。
 何しろあの天下の松下(現パナソニック)が7800億円の赤字決算を強いられた情況は尋常ではない。
 売り上げは約8兆円と報道されているので売上高の約一割が欠損である。
 創業者の松下幸之助氏は、自ら創業したパナソニックの苦境をどのような思いで天国から眺めているのだろうか。

 一昔前ならば正に天下の松下電器だった王様企業でさえこのように苦しんでいるのを見ても、中小企業経営がどれ程過酷な経営環境に晒されているかわかろうと思うが、政治屋も官僚も己の身にふりかかってこないと真剣に対応しないし、最近のマスコミは全く中小企業経営に冷淡である。
 然らば奴らは、我々中小企業は如何にして生き残れというのか!
 憲法改正も遣らずにどうどうと違法を犯して軍隊を保有するこの国だから、中小企業は生き残りの為には法律など無視してでも自立せよというのか!

 大人野村氏は生涯の思考を“不条理への戦い”に集中されたと聞いている。
その意味では現在の世相ほど不条理だらけの社会現象は無かったのではないかと感じて仕方がない。
 昨年三月の東日本大震災以来、東京電力を初め連日のごとくお詫び会見の連続で、テレビを見ている我々としては演技としか見えないし、当事者もただ漫然と頭を下げるだけの正に儀式である。
 
 ダメ野田は馬鹿の一つ覚えで“消費税増額”しか言わないし、こんな不況の度真ん中で税金を上げるなど狂人の行為であり判断であることは政治屋どもも、大半の国民も承知しているのに野田の間違った政策を阻止出来ないのは、やはりそのような奴に政権を任せた国民の責任だろうか。
 そんな馬鹿なことはないはずだし、我が日本国民はそのような阿呆の集団ではないはずなのに、正常な政治が行われないのは何処に原因があるのだろうか。
 それにしても今後とも不条理を放置するようではこの国も終わりである。

    2012年2月4日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡