毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2014年4月22日火曜日

「78年前(1936年)の運賃未払いを理由に、商船三井の貨物船一隻を中国の港で差し押さえた? 中国とはこのような理不尽な国家なのだ。」

「時事雑感・草莽危言」2014-04-05
 
 我国の財界の阿呆どもは、日本の経済を活性化させるためには中国との経済関係の促進が不可欠であると主張して中国詣でを繰り返しているが、中国という一党独裁の国家はこのような理不尽な行動を平気で行うことを承知しているのか?と言いたい。
 中国のセッコウ省の港に停泊していた商船三井の貨物船を突然差し押さえる暴挙は、国際社会の慣行を全く無視した蛮行である。
 1936年と謂えば先の太平洋戦争以前の商行為であり、事実は全く証明されておらず、明らかに安倍政権の対中国政策に対する牽制行為である。
 中国では3月に、強制連行の元労働者らによる損害賠償請求を北京市の裁判所が初めて受理しているので、今後、日本の対象会社に対して戦時中の根拠不十分のまま強行に不法な要求してくるであろう。

 何しろ我国の領土を勝手に自国領と平気で強弁する国だから、奴らにとってはこの程度のことは朝飯前の解釈であり行動であろう。
 中国の観点からすれば、現在自動車産業など日本の大企業が積極的に中国に投資して工場を建設しているが、中国政府とトラブルが発生しても工場を日本に持って帰ることは不可能だから、中国政府にしてみれば工場が完成した時点ですでに中国に寄付してくれた感覚で受け止めているはずだ。
 米国の企業が中国に積極的に投資しているのは、何か米中間でトラブルが発生しても米国の軍事力や経済力で十分報復可能と計算しているからであり、日本のように丸腰で無定見に中国性善説だけで投資しているのとは全く異なる。
 このような厳しい現実が存在しているのに、伊藤忠の丹羽元会長はその後、中国駐在大使を歴任して益々中国に傾斜しているのは国賊行為である。
 伊藤忠だけが中国に裏切られて損失を蒙るのは自業自得であるが、奴の意向に沿って中国に投資して工場等の資産を巻き上げられた企業は悲劇である。
 中国は日本の技術力を高く評価しているから全面的に日本と対立することは考えにくいと言う意見もあるが、我がボケ頭はそのような思考には絶対に賛成できない。

   2014421日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年4月17日木曜日

「渡辺みんなの党代表の見苦しい政治屋落第弁解。」

「時事雑感・草莽危言」2014-04-03

 渡辺が化粧品会社会長から八億円借り入れていた事実が会長から暴露されて窮地に陥り、マスコミに対して散々詭弁を弄しているのは見苦しい限りだ。
 猪瀬前都知事が、五千万円を徳州会から借り入れたことが暴露された時には鬼の首でも取ったように過激に非難したのに、己は猪瀬の十五倍以上の八億円という大金を懐に入れておきながら逃げ口上ばかりである。
 他にも他の国会議員が政治資金規正法に違反したときには非常に辛らつな攻撃を仕掛けたのに、己のことになると嘘八百ばかり並べて逃げようとする態度を見ている日本国民として本当に情けない。
 結果的に借用した“八億円の大金”は女房の講座に入れていたと厚かましく説明しているのだから“ふざけるな!”と言いたい。
 我がボケ頭は渡辺が“みんなの党”を創立した時にこの男には新党を創立しても、運営する能力は身につけていないと予測していた。
 その根拠は、過去にNHKが放映した渡辺の政治生活に対する番組を見た時に強く感じたからである。
 
 過去のこの欄で書いていたら御勘弁願いたいが、そのドキュメンタリーの中で渡辺が筆頭秘書と打ち合わせる場面が放映されその画面を見て愕然とした記憶がある。
 それは、渡辺の親父である通称ミッチイーの秘書で渡辺よりは二十歳は先輩に対して、呼び捨てにしてぞんざいな口をきいているのを見て、こいつは常識を身につけていない阿呆世襲議員であると強く感じたことを覚えている。
 現在渡辺は部下の党員から説明責任を追求され、辞任させられてしまった。
 みんなの党の実質的創立者でありながら、相談役とか顧問等の肩書きは一切無く、本当に一議員、党員に冷遇されている。
 正に、軒先貸して母屋を子分どもに乗っ取られたわけだし、後継者の代表に選ばれた浅尾前幹事長はその経歴から見ても一つの政党を運営する能力は持たないと我がボケ頭は確信している。
 多分、来年の今頃“みんなの党”は雲散霧消していると確信している。
 政党助成金制度が出来て、小政党が乱立したけど雨後の筍のように生えては消えて行くのは自然の摂理ではあるが、見方を変えれば明らかに血税の無駄遣いである。

   2014411日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年4月4日金曜日

「スタップ論文で集中砲火を浴びる小保方さんを非難する野依理事長に部下を叱責する資格はあるのか? 3300万円の脱税で1300万円追徴された人物であることを隠すな!」

「時事雑感・草莽危言」2014-04-02

 「東京両国で開かれたこの日午前の記者会見で、理研調査委員会が研究不正を認定したのは小保方氏だけ。ほかの三人の論文の共著者は「責任は重大」としながらも、不正は無かったと判断した。」と朝日新聞は書いている。
 野依が懲戒委員会で処分を検討するとしたが、具体的に名前が挙がったのは小保方さんだけだった。
 報道陣からは、共著者や理研の組織としての責任を追及するする質問が相次いだと言うし、「小保方さんだけの責任追及はトカゲのしっぽ切りではないか」と言った指摘があったと報道している。
 我がボケ頭は正にそのように考えている。
 理事長以下調査委員会のメンバーを含めて批判されるべきは奴ら全員である。
 もしも小保方さんの研究成果が世界的に認められていたら便乗して名誉の恩恵にあやかろうと考えていたはずなのに、風向きがちょっと変わったと感じた瞬間に、小保方さんに非難の矛先を向けて責任転嫁を図り無関係を装った下衆どもである。

 巨額の脱税を指摘され追徴税を課税された人物に部下を罰する権限などあるはずがない。
 小保方さんを罰する前に己の不始末を世間に公表してからにするのが、常識的行動ではないかと我がボケ頭は強く感じている。
 調査委員会の発表に対して小保方さんは「不服申し立て」を行うことを決意し四人の弁護団が結成され、小保方さんを支えるということでホッとしている。
 報道によると支援弁護士が朝日新聞の取材に応じて小保方さんの主張記事を掲載しているが、ここ数日以内に彼女自身が記者会見を開き自ら説明するとのことで彼女の勇気ある行動を称えたい。
 理研の野依理事長以下、調査委員のメンバー、研究上の上司たち全員が一人の女性研究員を袋たたきしている構図は何としても日本の恥である。
 奴らの中から一人でも組織に反抗して正義を貫く上司が現れることを期待したいが、溝鼠どもに期待する方が無理だろう。

  2014年4月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「元プロボクサー袴田死刑囚(76歳)・再審決定で48年振りに保釈。(雑感)」

「時事雑感・草莽危言」2014-04-01」

 我がボケ頭には法律上の小難しい内容は分からないが、袴田死刑囚が48年に亘り独房で拘束されていた事実ははっきりしている。
 報道によると1966年・30歳の時に静岡県警に逮捕され、1968年に静岡地裁で死刑判決を受け控訴するも1980年(44歳)に最高裁で死刑が確定している。
 静岡地裁で死刑判決を受けて以後は死刑囚として扱われているはずだから、新聞紙上の写真で見た狭い独房で拷問に等しい過酷な日々を強いられたはずだ。
 静岡地裁で死刑判決を下した判事の一人は死刑に反対したが、三人の判事の合議制の為に止むを得ず死刑判決を書いたけど再審が決定して涙を流してよろこんでいる様子が放映されていた。
 「疑わしきは罰せず」の原則からすれば死刑判決は無闇に下すべきではないと我がボケ頭は考えるのだが、世論は他人事として受け止めているのだろう。
 折角、静岡地裁が再審決定を下したのに、検察は面子に捕らわれて即時抗告とか我がボケ頭には理解できないことで対抗しているが、48年に亘る拘置は死刑執行にも勝る拷問であると我がボケ頭は推測している。

 検察庁も人間集団であるならば、組織の面子など二の次に人間としての生き様を優先して袴田氏に対応すべきである。
 長年の拘留生活で袴田氏はかなり頭脳障害に犯されていると報道されているが、然らば尚更の事検察として配慮すべきではないか。
 最高裁で一旦死刑判決を出した事件を覆すのは裁判所としても苦渋の決断であろうが、その前に検察が一歩後退して対応すれば袴田氏が存命中に幕引き出来ると思う。
 現在の血液鑑定方法の進歩が過去の捜査の未熟さを次々に暴くのは科学の進歩のお陰であり、このことで検察の失敗を全面的に非難されるとは思わない。
 ただ今回の袴田氏の事件に関しては、静岡地裁は警察捜査段階で警察が証拠品の捏造の疑いを指摘しているのが驚きである。
 警察の初動捜査段階で拷問による自白を強制した事件はかなり存在していることは事実であり、今回もその部類に入ることは間違いないとすれば検察が勇気を持って譲歩することを切に願うものである。


  2014年4月2日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡