「時事雑感・草莽危言」2011-05-04
先日、あほ菅が突然発表した中部電力浜岡原子力発電所の停止要請は、一部マスコミも取り上げているように如何にも唐突感が否めない。
停止要請の根拠はあほ菅が説明しているように、文部科学省が管轄する地震関連の審議会の意見を参考にしたと、これまた得意の逃げ口上である。
東京電力の福島原発事故が大きくあほ菅の要請決定に影響しているのだろうが、何も電力不足が当面の問題として騒がれている最中に発表することはないだろう、というのが世間一般の感覚ではなかろうか。
中部電力に対する停止発言は法律に基くものではなく、あくまであほ菅の思考による停止“要請”だから中電は拒否も可能である。
そのことを裏付けるように、あほ菅が記者会見で発表した翌日の新聞には中電は急遽取締役会を招集して浜岡停止の方向で内定と一斉にごますり報道したが、その後、中電側は決定の延期を発表して抵抗した。
浜岡には、一号機、二号機は老朽化で廃棄処分され、三号機が7月から稼動開始の為の準備中で、四号機、五号機は現在稼働中である。
あほ菅は稼働中の4号、5号の停止と3号の稼動中止を要請したわけである。
我がボケ頭が中部電力の株を聊かでも所有しておれば兎も角、何も関係のない中電の肩を持つのは、あほ菅の今回の要請があまりにも理不尽だからだ。
あほ菅が仰々しく発表後、世間の反応の厳しさが意外に強く、決定があまりにも拙速すぎるのではという世論に迎合するように、急に浜岡原発以外の原子力発電所の停止はあり得ないと発表している。
民主党内では小沢支持者や鳩山グループは当然のことだが、いまや中間派や前原グループの若手の中からもあほ菅は至急政権の座から下りるべきであるとの声が強くなっているのが現状であり、これらの動きを薄める為の今回の浜岡発電所停止発表の背景である。
とにかくあほ菅の頭には、単に政権の座にしがみ付き一日でも長く首相の地位を延命させることしかないし、国民の声など完全に無視である。
国民の80%以上が菅政権を見放し、早期退陣を表明しているにも拘わらず、現在の憲法下では、衆議院での内閣不信任可決以外に引きずり下ろせない。
この機会を千載一遇のチャンスとして、多くの矛盾を内臓している米国占領軍に与えられた現憲法を一挙に改正することを心の底から訴えたい。
2011年5月9日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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