毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2011年7月27日水曜日

「中国の新幹線事故で本当は笑いが止まらないJRグループ他日本メイカー」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-08

  中国が政府の威信を賭けて推進している所謂中国版“新幹線”高速鉄道で、大変初歩的ミスが原因の大事故を起こした。
  事故発生のつい数日前に、中国新幹線の技術担当最高幹部がマスコミに向かって、「中国の新幹線は中国独自の技術力で開発したもので今から世界に向かって特許を申請する」と吹聴していたテレビ画面を思い起こした。
  事故車両は、大半が日立グループ他日本の車両メイカーやフランス製部品の盗作集合体にも拘わらず、あくまで中国独自の製品と虚偽の宣伝を強調して、今後世界に向かって販売を目指していただけに中国政府の面子は丸つぶれだ。
 それは事故数日で中国高速鉄道最高幹部の首を切った事実が物語っている。
 更に事故処理で事故車両を数両事故現場周辺に埋蔵した事実が報道され、中国政府が事故証拠の隠蔽を図っていると、更なる疑惑が生じている。

 中国の高速鉄道工事については新設当時から諸々の問題点が指摘され、その最たるものは共産党幹部や官僚どもの多くの汚職事件である。
 この大工事は、先に安否が報道された江沢民前主席と現政権との勢力争いの道具に利用されたとも報道している。
 事故の責任問題の追及次第では、中国共産党指導部の新体制にすら影響を及ぼしかねないとマスコミは解説している。

 日本で同じような事故を新幹線が起こしたら、即刻事故調査委員会が現地に調査委員を派遣し、事故原因の解明に陣頭指揮するので、中国関係者が今回の事故処理方法として、事故車両数台を破砕し現場近くに埋めたという報道は、我々の感覚では想像できない驚くべき手段である。
 今回の事故では未だ正確な死者数も負傷者も発表されておらず、鉄道関係者の報道として約200名の死傷者と、その内50人程度の死亡者を発表しているが全く信頼性のない内容である。
とに角中国政府はこの事故報道の一日でも早い沈静化に躍起になっており、地中深く埋めた車両共々、口封じも兼ねて死者も負傷者も一緒に埋葬?したのではないかとさえ想像したくなる。
15億人を抱える中国政府にとっては200人の命など問題外なのだろう。

 2011年7月26日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年7月26日火曜日

「相次ぐ警察官の不祥事件と大阪府警が二万人の警察官に配布した“不適正な取調べはいたしません”との誓約書」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-07

  日本の自衛隊を日本最大の“暴力装置”集団と決めつけたのは仙谷前官房長官であるが、実質的な日本最大の“暴力集団”は警察庁傘下の警察官集団ではないか、と言うのが我がボケ頭の見解である。
  桜の代紋を背景に約30万人の組員?を要する大暴力集団である。
  その組織等については過去にも書いたが、今回情報漏えい容疑で現役の警部補が逮捕された警視庁は、約43000人の警察官と2500人の職員を抱える大組織である。
 
  四万人以上の警察官が所属しているから多少の不祥事件の発生は致し方ない、という警視総監以下幹部どもの発想だとしたら本末転倒も甚だしい。
  今回逮捕された現役の警部補が、逮捕前に民放テレビのインタビュウを受けた時のビディオが放映されていたが、しゃべり方といい、横柄さといい全ての面でどんなに贔屓目に見ても、国民、都民の生命と財産の安全を守る人間には見えない。

  この警部補は都内の有名な整形美容外科、病院?の度重なる医療ミス事件を捜査していた責任者であるが、その病院に勤めていた警視庁OBと組んで情報を流した容疑である。
  事件の直接責任者が情報を流せばバレる程度の知能を持ち合わせていない奴が、よくぞ警部まで昇進していることも不思議だが、こんな事件は勿論氷山の一角でしかないことも事実である。

  一方、西の警視庁と言われているのが大阪府警で、警察官約23000人、職員1700人の大世帯であるが、先日傘下の警察官20000人に対して「不適正な取調べは致しません」との誓約書を提出させたそうだ。
  我々一般社会の常識ならば宛先は本部長なのだろうが、警察組織では本部長の任期は二年足らずなので果たして誰宛に提出したか承知していないが、紙切れ一枚で規則が守られると、幹部は本気で考えたのだろうか?
我輩も二年前に本当に下らぬことで東大阪市の枚岡署から呼び出しを受け不愉快な思いを経験したが、奴らの姿勢が紙切れ一枚で是正されるなど到底考えられない茶番である。
    2011年7月22日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「“なでしこジャパン”女子ワールドサッカーを制す」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-06

  一夜にして“なでしこ”という日本語を世界に発信してくれたので、改めて“大和撫子”を辞書で確認したら曰く「か弱いながらもりりしい所が有るという意味で女性に対する最大の褒め言葉」と解説していた。
 このテイーム名、なでしこジャパンの命名の経緯を我がボケ頭は承知していないが、世界一の座に昇りつめた現在、命名者が一番驚いているのではないか?と我がボケ頭は想像する。

 何故なら、スポーツ、特に女子サッカーの世界で強敵アメリカやドイツ等の強豪国を破り優勝する為には「か弱いながらもりりしい」くらいではとてもじゃないが到達出来ないことを世界の、更に日本のサッカーファンは良く承知しているからだ。
 今回のなでしこジャパンの優勝は正に奇跡に近い優勝だと我がボケ頭は理解している。
 
どこかの阿呆な女前大臣が、事業仕分けで「科学の世界では一位出なくて二位では駄目ですか」と抜かして恥をかき大臣の座を追われたが、如何なる世界でも一位と二位、金メダルと銀メダルの差は言葉では表現出来ないほど大きい。
今日19日に彼女たちが凱旋帰国したが、多分、今後数日間か数週間は例によってマスコミに追い掛け回される日々が、彼女たちに更なる疲労と戸惑いをあたえるだろうが、世界制覇の産物と受け止めなければ仕方ないのだろう。
数日前までは、大関魁皇の連続勝利をマスコミがこぞって取り上げ、元千代の富士の記録と並び更に翌日勝利して新記録を達成した時はかなり騒ぎたてたのだが、鬼の魁皇も“なでしこお嬢さん”達の世界的快挙の前には完全に霞んでしまったけど、“大和撫子”達に免じて沈黙せざるを得まい。

我がボケ頭も準決勝のドイツ戦、決勝の米国戦を午前三時から観戦したが、両試合とも国内、国外ともに日本が劣勢で勝利は厳しいだろうとの予想どうり最後のホイッスルがなるまで勝利は難しい戦いだった。
あほ菅が延命策になでしこジャパンを利用しようと考えているようだが、世界一のなでしこに報奨金を与えることには大いに賛成だが、沈み行く内閣総理大臣表彰だけは止めてほしい。

  2011年7月19日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年7月19日火曜日

「大関 魁皇博之の通算勝ち星1046の大記録」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-05

  今、名古屋場所五日目で、大関魁皇が旭天鵬を破り通産1046勝を上げて、元千代の富士(現九重親方)の記録1045勝を抜いて大記録を打ち立てトップに躍り出た。
  魁皇は38歳、23年振りの快挙というから15歳で相撲界に入ったことになり、報道によると元横綱貴乃花(現貴乃花親方)と入門が同期とのこと。
  
 魁皇関が如何に優れた関取であるかは、通算勝ち星一位のみならず数々の記録を残していることからも理解できる。
 先ず優勝回数が五回で横綱を張らずに獲得した賜杯の数は一番のはず。
 幕内通算勝ち星 878勝で一位。
 幕内出場   1439  一位
 幕内在位場所  107  一位
 大関在位     65  一位(元千代大海と並ぶ)
 通算出場   1726  三位(一位は大潮 1891)

  現在は39歳に近づきお頭の方もかなり薄くなってきているが、これは自然現象故避け難いことであるし、二十五歳前後の取り組み写真を見ていたらなかなかのイケメン振りである。
 23年も過酷な力士生活を継続してきたわけだから、身体全体があちこち怪我の勲章で一杯のはずなのに、痛さを顔に出さずに本場所を勤めてきた精神力は、流石に福岡は直方の川筋出身の根性の賜物であろう。

 魁皇の相撲に対する取り組み姿勢の基本は、相撲界では基本中の基本であるすり足、鉄砲、しこだそうである。
 世の中の変化に追随して長い歴史の教えを軽視しがちな流れの中で、正しいことは正しいと言う魁皇関の地味な志向が、今日の大記録をもたらした大きな要因と思う。
現在日本相撲協会は八百長問題や賭博事件に絡んで再建中の名古屋場所だが、取り組み姿勢を見ても運営方法にしても、改善の跡は感じられない。
 今、名古屋場所に魁皇の新記録が絡んでいなかったとしたら、他に話題性など皆無であり、惨憺たる場所で終わったはずである。

   2011年7月15日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「あほ菅に早期辞任を迫る西岡参議院議長の正論」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-04

  西岡参院議長は民主党推薦で議長に選出された民主党員である。
  現在は議長就任で民主党会派を離れているが、実質的には民主党員である。
  それにも拘わらず、再三再四あほ菅に辞任要求しているのは如何にあほ菅政権がこの国を毒し続けているかを真剣に熟慮した結果の行動である。
  この国には私利私欲と己の議席の確保しか眼中に無い“政治屋”ばかりの中で、西岡議長は本当に稀な“政治家”であると我がボケ頭は確信している。

 昨日、西岡議長はこのままあほ菅が延命策に奔走し首相を辞めないのであれば、早急に民主党は衆参両議員総会を開き、民主党には党代表の解任規定はないが、早急に解任の段取りをすすめるようにと主張している。
拒否した場合は、民主党は衆議院にあほ菅政権の不信任案を提出し同時に参議院にあほ菅の問責決議案を提出することを提案している。

読売新聞によると、上記は西岡議長が民主党所属議員にあほ菅首相退陣に向けた行動を呼びかけた論文「国難に直面して、いま、民主党員は何を為すべきか」の中で訴えた内容であると解説している。
西岡議長は論文で、東京電力福島第一原子力発電所事故発生以来の首相の対応について「強い憤りを覚えている」と強調している。

「脱原発」に傾いていると指摘される首相の行動を「擬似市民運動の野望家らしい振る舞い」「場当たり政治家」などと厳しく批判している。
本来ならば民主党の執行部である岡田幹事長以下、仙谷、玄葉、安住等が腰抜けなのであほ菅を引きずり下ろしきれないことに西岡議長の怒りの一部はむけられており奴らにも大きな責任があることは間違いない。

他方では財界の親分、経団連の米倉会長が「原発」政府統一見解についても厳しく批判し記者会見の席で机を叩いてあほ菅の手法に怒りを表した。
形式上は未だあほ菅は日本国の首相であるが、米倉親分から見ればそこいらのチンピラ以下なのだろう。
本来ならば米倉親分の態度は批判されるべきなのだろうが、国民からの支持を失い失政ばかり繰り返すあほ菅には日本全国が見放した背景が存在する。

 2011年7月12日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年7月7日木曜日

「松本 龍震災復興担当大臣のお粗末辞任」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-03

  奴が昨年九月に環境相兼防災担当相に選ばれた時に、果たして大臣職が勤まるのかいな?と危惧を感じていたことが現実になった。
 先ず我がボケ頭は松本龍とは高等学校が同窓で、勿論我がボケ頭が一回り以上先輩だが、我が現住所が松本の選挙区内であるという縁もある。
 奴の実家は松本組という福岡周辺では一流の土建屋である。
 
そのような客観的な関係もあって心の中では応援していたのだが、先月頃からの発言の数々に多少首を傾げたくなる内容のものが散見されるようになった。
現実はあほ菅内閣の閣僚でありながら、先月中旬頃曰く「菅政権は六月末までに退任するだろう」と予算委員会で発言した。
あほ菅が可笑しい人事を行ったのは、そのあほ菅退陣を広言した松本を新設の復興担当相として打診し、これを反目の松本が躊躇無く受けたことである。

その意味では、あほ菅が松本を復興担当相に任命した時点から今回の火種は存在していたことになる。
このころ記者会見で曰く「私は民主党も自民党も公明党も嫌いです。」などと民主党員でありながら、それも民主党の代表であるあほ菅から大臣に指名されているのに、全く意味不明、理解の出来ない発言をしている。
わずか十日前にあほ菅から復興相を打診された時に、過去の発言の経緯もあるし辞退しておれば今回のお粗末な辞任劇も経験せずに済んだはずだ。

それにしても最近特に強く感じているのは、あほ菅を筆頭に大臣職にある連中が己は担当職務に相応しい能力、実力、人間力の器を備えた人物であると自己分析しているのであろうか。
そうだとすれば一人よがりも甚だしい誤解である。
あほ菅は日本国総理大臣の器でないと国民の大多数が判断しているのに、一向にあほ菅は退陣の意向を正式には示さず、今尚延命策に奔走している。

日本国の総理大臣の器でないと国民が断定している奴が大臣を指名したのだから、今回の松本龍のような恥さらしの辞任も当然起きるべくして起きた退任劇と言える。

  2011年7月5日   元始求道会マエルキG 毘沙門寺岡

2011年7月5日火曜日

「銀行の国債保有高急増」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-02

 昨年、2010年末の国債発行残高は919兆円、その内銀行の保有高は今年四月末現在で158兆円の17%、ゆうちょ銀行が286兆円で31%、合わせて48%約半分を保有していることになる。
 保有額を急激に増やしているのが三菱UFG,三井住友FG,みずほFGのいわゆるメガバンクで三メガバンク合わせて100兆円保有している。
 
 日銀の調べでは国内民間銀行の国債保有高は五年前には約100兆円で、更に十年前には80兆円だった。
 銀行の国債保有高が如何に急激に増えているかが如実に表れている。
 政治屋や財務官僚や日銀総裁は、二言目には中小企業に対する金融対策は充分配慮し万全を期していると抜かすが、現実は銀行が抱える余剰資金は全て国債引き受けに使われていることになる。

 前にも同じ内容のことを取り上げたが、日銀が国債を積極的に購入して札束を市中にだぶ付かせる以外にデフレ阻止は出来ない。
 銀行本来の役割である国民から預かった金を企業なり個人の住宅資金として融資することをせず、国債ばかりをただひたすら購入して財務省のご機嫌をとりむすび、存在価値を維持しているだけである。
 日本の銀行は広義の意味では大なり小なり財務省と日銀の付属機関である。

 銀行の国債保有が増えているのは預金の振り向け先が見当たらないため。
 日銀の統計をもとに預金をどれだけ貸出金に回したかを示す預貸率を計算すると、3月末は71%で過去最低だった。
 貸出金残高は425兆円で一年間の減少額は2兆5000億円、地銀一行分に相当し、地銀が一行減ったのと同じ情況である。
 
政府も日銀モデフレ解消策を表面的には喧伝しているが、奴らがやっていることはまるで正反対だし、余剰資金をどんどん金融市場から吸い上げているので、土地を初め物価の上昇に反映されるわけがない。
発展途上国は殆どの国が貧乏と物価高騰というインフレ現象に悩まされており、デフレのインフレ化とインフレのデフレ化はどちらが困難かは自明の理だ。

2011年7月3日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「今日から七月、2011年後半に突入、後半を如何に戦うか?」

「時事雑感・草莽危言」2011-07-01

 “光陰矢の如し”とは良く言ったものだが、昨今は特にそのことを強く感じている。
 今年を振り返って見ると、公私ともに一つの変化が生じた前半だったと思う。
 一つは我がグループを取り巻く情況に変化が生じたことであり、公的にはやはり三月十一日の東日本大災害と福島原子力発電所事故に関連する事件である。
 大災害の視点から見れば、我がグループの問題など取るに足らないことなので国家的視点から振り返って見たい。

 今でもはっきり覚えているが、三月十一日午後から衆議院予算委員会をテレビで見ていたら午後二時四十分頃いきなり議場が揺れ始めテレビの画面にテロップが出て委員会は中断したことを鮮明に思い出す。
 後ほどNHKの報道で知ったのだが地震発生の正確な時間は14時46分だったそうで、予算委員会では正にあほ菅の在日外国人からの105万円の献金問題が槍玉に挙げられている最中の出来事である。

 先に、前原が同じく在日外国人から二十五万献金を受けたことが発覚し、責任を取って外務大臣を辞めたばかりであり、当然献金額も前原の五倍も受領しているあほ菅も責任が追及され辞任に追い込まれる寸前だったわけである。
 大災害があほ菅の政治的危機を押し流し首が繋がったのである。
 そのことを考えれば、単に延命策に拘らずに本気で国政に専念すべきなのに、大災害対策は放置して相変わらず如何に一日たりとも長く総理の座にしがみつくかということしか考えていない。

 最近の政治的混乱ぶりや、経団連の東京電力に対する対応姿勢等を見ていると、我が日本国に本当の意味の民主主義は不向きではないのかと考えたくなる。
 国家にしろ、大企業にしろ、極道組織にしろ、最高責任者は失敗の責任を命がけで己を律することは組織としてごく当然のことである。
 この極当然の規律があほ菅の念頭には無いし、欠けていることを仲間の民主党員にも国民にも、官僚にも見透かされている。
 我がボケ頭の予想では、あほ菅は再度不信任案を提出されて民主党員の造反多数で成立されない限り総理の座を明け渡さないと思う。

   2011年7月1日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡