「時事雑感・草莽危言」2011-08-05
民主党が長い野党時代に終始主張して来たのが、自民党単独又は自公政権に対する政権たらい回しに対する批判である。
五年近い小泉政権は別にして、其の前後の自民、自公政権は大体一年前後で首相が変わる全て短命内閣だった。
森、安べ、福田、麻生政権は全て一年程度の政権だった。
それらの短命政権を“たらい回し”と強く非難したのがあほ菅民主党である。
それなのに、民主党が初めて政権の座に就き、初代鳩山と二代目あほ菅二人が二年足らずで三人目に交代することが決定している。
三人目に誰が選ばれるか知らないが、来年九月にはまた代表選挙が行われるので予測ではここで四人目の首相誕生ということになる。
あくまで今後二年間の民主党政権下で解散が行われないとの前提ではあるが、
四年間の民主党政権下で四人の首相が交代する所謂たらい回しである。
野党時代に自民、自公政権を非難した“たらい回し”を抜け抜けと実践しているようでは、政権交代の意味はない。
選挙で人気を得る為に掲げたマニフェストを、あほ菅を政権の座から引きずり下ろす為に、民主党岡田幹事長は自公の主張を全面的に受け入れ、根幹から修正して先の衆議院選挙で国民と約束したことを簡単に破り、結果的には有権者を騙したことになる。
思いつきだけで政策を打ち上げ、ころころ主張を変更して国民を騙したあほ菅政権は、遂に延命策に行き詰まり政権から引きずり下ろされることになったが、ネキストバッターボックスに控えている野田財務相は目先の政局を誤魔化す為に自公との大連立政権をぶち上げているが、これまた実現不可能な戯言以外の何物でもない。
自民党は民主党の不人気を利用して、一日も早く解散させ政権を奪取するのが基本政策である。
二年前の衆議院選挙で落選した200人の浪人が、自民党では実質最大派閥であるのが現実で、山崎拓は差し詰め浪人親分である。
2011年8月16日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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