毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2011年3月29日火曜日

「東北大震災、東電福島原発事故の影響の重大性が日毎に明らかになり、両方の現場は大変深刻な事態に陥っているが、政府、東電ともに指揮官が失格。」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-10

 あほ菅の日本国指揮官としての能力不足は今回の非常事態以前から指摘されていたことであり、今回の緊急事態に対して的確に対応出来ないことは仕方がないが、しかしながら国民にとっては“仕方がない”では許されない。
 菅は今回の災害発生後、それまで毎日続けていた所謂報道記者に囲まれた“ぶら下がり会見”を一方的に止めてしまった。
 今こそ、全国民に向かって刻々変化する緊急事態の実情を生の声で国民に説明し、協力を仰ぎ、復興に向けてどのように考えているかを、毎日わずかの時間でも話すのが最高責任者の責務であるはずなのに、あほ菅は緊急事態を逆手にとって放棄してしまった。
 記者から厳しい質問を受けて糾弾されることを避けて、ダンマリを決め込みこの機に及んでも国家の再建、国民の安全よりも己の首相の座に対する延命しか考えていないのである。
 
あるテレビ番組で、小泉政権時代の飯島秘書が発言していた、曰く「菅政権を継続させればするだけ、日本の沈没は早まり、国家の再建、再生は厳しくなるばかりであり、一日も早く菅の首を切るべきである。」と。
 小泉政見が五年の長期政権を維持出来たのは、飯島公設秘書が小泉首相の黒子として身代わり役を完全に果たしたからであることは国民周知の事実である。
 五年間に亘り日本国を小泉とともに差配してきた男の発言だけに重みがある。
 
 一方、東京電力社長がこの一大事に何故かマスコミや国民の前に顔を出さないことを不思議に感じたのは我がボケ頭だけではあるまい。
 今日の朝刊が其の顛末を詳細に報じていた、曰く、東電の清水社長は16日から約一週間ダウンして本社内で医師の治療を受けながら社長の職務を離れていたとのことである。
 震災後、不眠不休で対応に追われたことは分かるが、一番大事な時に指揮官を欠いた東電の対応に大きく影響したことは間違いない。
 原発事故の経過を連日テレビで見せられているが、我がボケ頭でさえこれは簡単には終息しないだろうという予想ができる。
 日本一給料の高い、半分官僚並みの特殊会社のひ弱さを惹起したわけだ。

   2011年3月28日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「みずほ銀行ATM停止という日本の金融パニック事件が大震災で消えた」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-09


 みずほ銀行の銀行機能停止事件は、本来ならば資本主義を標榜する我が国経済活動の根幹を揺るがす大事件でありながら、北東地震、大津波災害と福島原子力発電大事故の影響でかき消されてしまった。
 我が国メガバンクのトップスリーに位置しながらこの体たらくだから、日本の金融界も東京電力の原子力発電事故と同じくたるんでいる証拠である。
 みずほ銀行の度重なる事故は、金融機関にとっては絶対に起こしてはならないにも怠慢にも拘わらず、記者会見で幹部が頭一回下げただけで終わりという甘い対応を許しているのは、如何に財務省、金融庁とメガバンクが癒着しているかの証明でもある。
 以前にも書いたが国債の売り手と買い手としてズブズブの関係でもあるし、これまた財務省、金融庁の八百長事件の一端でもある。
 我々中小企業に対する貸しはがしも、佐賀共栄初めやりたい放題やらせて監督官庁の行政指導は皆無である。
 このような理不尽な役所の不条理な行動に対してはいずれ鉄槌が加えられるだろうし、絶対に見逃してはならない。

「東北大災害と原子力発電所事故の本当の影響は今から始まる!」

 マスコミは連日、災害と発電所事故を中心に報道しているが、ぼつぼつ報道され始めたのが自動車メーカー等大企業工場の操業短縮や休業である。
 報道によると、トヨタやホンダ等の多数の工場に部品を納入している部品メーカーが今回の東北大震災で損害を被り、工場に部品提供が困難になり世界の工場に操短や休業の影響が広がりつつあると説明している。
 我が国産業界の稼ぎ頭である自動車や半導体や弱電機等に大きな影響を与えることは、やっと復活の兆しが見え始めていた税収をまたもや根底からひっくり返す事態になることは明らかである。
 経済評論家の荻原某婆さんが、「この危機を乗り切るためには政府は思い切って100兆円くらいの国債を発行して日銀に引き受けさせるくらいの大鉈を振るわなければ、日本国の沈没は免れない。」と断言していた。
 何かどこかで見たセリフだと思っていたら先日我がボケ頭も何か同じようなことを書いていたことを思いだした。
 ついでに中小企業の借金は全て“チャラ”にしてくれよ!
 2011年3月25日  中小企業協力会 元始求道会G 毘沙門寺岡

「諸君、サービサー制度なる債権取立て業をご存知か?」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-08

 サービサーとは日本語で表現すると「債権管理回収業に関する特別措置法」というしろものだそうだ。
 1989年に施行され、その後対象業種も範囲もどんどん拡大され、何か銀行屋が保有している貸出債権をその筋の恐持て氏に斡旋して回収させる法律かなと、我がボケ頭は理解した位である。
 ところがドッコイ、この取立て、貸し剥がし業の許認可権はあの泣く子も黙る“法務省大臣官房司法法制部審査監督課”だそうである。
 何で金融取引に関する取引業務の一部を、金融全般を指導監督する財務省や金融庁ではなく法務省なのか我がボケ頭にはどうしても理解も納得も出来ない。
 貸借両者に情実や利益相関や人間社会特有の裏取引的要因が皆無では、貸借関係は存在しないのは当然である。
 故に短期間の取引関係よりも長期間の取引実績が存在価値を高め、お互いの信頼関係を強化する大きな要因となることは言うまでもない。

 ところがサービサー制度では、上記のような人間同士の信頼関係と実績を完全に断ち切って、単なる貸借の数字だけを非人間的な冷酷な姿勢で対応する。
 この制度が施行される前の貸借関係においては、債権者による債権の譲渡はあくまで債務者の同意無くしては認められなかった。
 ところがサービサー制度下では、この最も尊重されるべき債務者の譲渡に対する意思を排除しているのだ。
 よくもこのような悪法を法制化し施行し、厳しい経営に励んでいる中小企業経営者を切って捨てるような非人間的な法律を推進しているのか知らないが、このような非人間的な思考の氾濫が、今回の大阪地検特捜部検事たちの非人道的捜査手法を誘発し、完全に無実の厚労省元局長の村木厚子さんを無理矢理逮捕し、其の上長期間に亘って拘留し、更には担当検事の前田が証拠偽造までした司法制度上大変由々しき大事件を犯したのである。

 そこで「そこで大臣官房司法法制部審査監督課長殿」に伺いたい。
 非常に複雑で人間的関係の深いと予測される案件については、債務者との面談、説明を受けることを含め、内容次第では債務者の同意を義務づけることを要求したいのですが如何でしょうか?

  2011年3月22日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年3月24日木曜日

「東北大災害に対する石原東京都知事の発言“これは天罰”を熱烈に支持!」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-07

我輩が上記タイトルで書き始めたら、石原がマスコミの批判に対して“天罰発言”を一部修正発言をして、弁明をしたと報道されている。
石原は日本の置かれた現実を憂い、「我欲に縛られ政治もポプリズムでやっているし、それが一気に押し流され、この津波をうまく利用してだね、我欲を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかを、ね。被災者の方々、かわいそうですよ。」と発言した。
更に「残念ながら無能な内閣が出来るとこういうことが起きる。(95年の阪神大震災の)村山内閣もそうだった。」とも語った。
“天罰”発言については「日本に対する天罰ですよ。  これをどう受け止めるという受け止め方の問題なんですよ。  大きなな反省のよすがになるんじゃないですか」と持論を展開、「それをしなかったら犠牲者たちは浮かばれないと思います」と強調している。
石原の記者会見発言はいつも“歯に衣着せぬ”内容が記者の注目を浴びるのが常であるが、数日前の都知事出馬の発表の余波もあり多少志気が高揚していたことは推察できるが、我がぼけ頭はこれらの発言を石原らしいと高く評価し、強く支持したい。

我輩が現在の日本及び日本国民に対して抱いている正直な気持ちを、正に石原知事は的確に発言してくれ、本当に感謝の気持ちを表したい位である。
連日テレビ付けで災害番組ばかりでそれこそ被災者の人たちには同情し、微力ながらでも何か行動を起こせないかと考えていたら、ユニクロの柳井オーナーが私財を十億円ポンと寄付したとの報道を目にして少し救われた気がした。
更にユニクロが会社として7億円の商品を無料提供するとのことで、これまた暗いニュースの中での唯一の明るい話である。
柳井オーナーは山口県宇部から衣料販売店としてスタートし、ユニクロを全国展開した成功すると、次は世界市場に進出し、昨今の大不況をものともせず大躍進していることは日本の誇る大事業家である。
ソフトバンクの孫オーナーや楽天の三木谷社長やエイチエスグループ創業者である澤田秀雄オーナー等の戦後派企業家も大いにユニクロと柳井オーナーの素晴らしい愛国的行動を是非見習って欲しいものだ。
我がボケ頭もそれなりの商才あればとっくに寄付しているのだが、、、。

2011年3月17日   元始具同会マルキG 毘沙門寺岡

2011年3月15日火曜日

「東日本巨大震災まで政権延命に悪用したあほ菅の謀略」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-06

  11日午後2時46分、三陸沖を震源とする国内観測史上最大の巨大地震が発生、北日本から関東にかけ強い揺れと最大10メートルと見られる津波が襲い岩手、宮城、福島の三県は特に大きな被害を被ったと言われている。
 地震の影響で福島県にある東京電力の原子力発電所が一部爆発したり、自然大災害に新たに人工的事故損害を生じさせている。
 報道によると、事故発生の情報報告を受けたあほ菅は、ただちに災害地ヘリコプターによる視察を計画し東北三県を巡っている。
 
空からの視察だけに止めておけば良かったのに、管理上問題を指摘されていた福島の原子力発電所を政治的パフォーマンスの為にわざわざ訪問したらしい。
 事故回避の為に原子力発電所関係者が右往左往している中に突然あほ菅は訪問し、発電所関係者の安全作業を大きく邪魔したといわれている。
 過去の阪神大阪地震に於ける、当時の村山政権の災害対応の遅れを意識したまことに利己的政治行動である。

早速大震災の復興を担保にとって自民党に脅しをかけて懸案の予算案の早期承認を迫り、災害のドサクサ紛れて全ての懸案事項を一挙にかたずけようとの思考が見え見えであり、さすがの谷垣も一応は協力姿勢を見せているが、返す刀で国会の一時休会を提案してあほ菅を牽制している。

我がボケ頭も一時国会休会に賛成である、何故なら今回の被災地である東北三県や大なり小なり災害を被った地域の出身国会議員にとっては、選挙地に留まって復興に協力することが即、己達の選挙運動に繋がるわけだから彼らにとっては国会どころの騒ぎではないのも現実である。

大災害が発生以来全ての新聞、テレビが大災害の報道ばかりなので、世の中で他に発生したことはサッパリ知る由もないし、あれ程連日煽り立てたリビヤのカダフィー親分の動静はどのようになっているのか知る方法も無い。
見方を少し変えて、どうせ日本列島は火山地帯に存在しているのだから、今回の大災害が日本全土に発生したとことにして、借金も貸し金もチャラにして日本国も一度ガラガラポンしてやり直したらどうや!

   2011年3月13日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「東日本巨大震災まで政権延命に悪用したあほ菅の謀略」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-06

  11日午後2時46分、三陸沖を震源とする国内観測史上最大の巨大地震が発生、北日本から関東にかけ強い揺れと最大10メートルと見られる津波が襲い岩手、宮城、福島の三県は特に大きな被害を被ったと言われている。
 地震の影響で福島県にある東京電力の原子力発電所が一部爆発したり、自然大災害に新たに人工的事故損害を生じさせている。
 報道によると、自己発生の情報報告を受けたあほ菅は、ただちに災害地ヘリコプターによる視察を計画し東北三県を巡っている。
 
空からの視察だけに止めておけば良かったのに、管理上問題を指摘されていた福島の原子力発電所を政治的パフォーマンスの為にわざわざ訪問したらしい。
 事故回避の為に原子力発電所関係者が右往左往している中に突然あほ菅は訪問し、発電所関係者の安全作業を大きく邪魔したといわれている。
 過去の阪神大阪地震に於ける、当時の村山政権の災害対応の遅れを意識したまことに利己的政治行動である。

早速大震災の復興を担保にとって自民党に脅しをかけて懸案の予算案の早期承認を迫り、災害のドサクサ紛れて全ての懸案事項を一挙にかたずけようとの思考が見え見えであり、さすがの谷垣も一応は協力姿勢を見せているが、返す刀で国会の一時休会を提案してあほ菅を牽制している。

我がボケ頭も一時国会休会に賛成である、何故なら今回の被災地である東北三県や大なり小なり災害を被った地域の出身国会議員にとっては、選挙地に留まって復興に協力することが即、己達の選挙運動に繋がるわけだから彼らにとっては国会どころの騒ぎではないのも現実である。

大災害が発生以来全ての新聞、テレビが大災害の報道ばかりなので、世の中で他に発生したことはサッパリ知る由もないし、あれ程連日煽り立てたリビヤのカダフィー親分の動静はどのようになっているのか知る方法も無い。
見方を少し変えて、どうせ日本列島は火山地帯に存在しているのだから、今回の大災害が日本全土に発生したとことにして、借金も貸し金もチャラにして日本国も一度ガラガラポンしてやり直したらどうや!

   2011年3月13日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「日本領土の竹島を韓国領土と認めたあほ菅の子分、土肥隆一衆議員をただちに国会から追放し、売国行動を徹底弾劾せよ!」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-05

 この土肥という奴はあほ菅と長年の交流があり、辞任前のポストは衆議院政治倫理審査会長であり、民主党内では常任幹事会議長という重要ポストにある。
 小沢を実質“党員資格停止”に貶めた張本人である。
 裁判官が突然悪事を働いて罪に問われ、被告席に座らせる事態と同じである。
 この問題は国益を大きく損なう大問題であり、小沢の政治資金論争とは全く比較にならない大事件である。
 国会議員としての要職を辞めれば済むような問題ではなく、このような“非国民”を国会での要職に就かせる支持をした、実質的な任命権者であるあほ菅の責任は今後厳格に徹底的に追求しなければならない。
 
「あほ菅が在日韓国人から一度に104万円の政治資金を受領事実が発覚」

 上記の売国奴記事でこの欄を埋める積もりで書きはじめたら、生放送中の参議員決算委員会で、あほ菅が在日韓国人から過去に一度で百万円強の大金を受領した事実が公表され、あほ菅本人も受領の事実を認めた。
 あほ菅は寄付者の国籍を承知していなかったことを強調しているが、我がボケ頭も過去に我がグループ企業に在日朝鮮人学生を雇用した経験があるので、彼らの国籍は二、三度会えば自ずから分かるものであるというのが実感である。
 大半の在日韓国、朝鮮の連中は親や祖先の世代から受け継いだ国籍をなかなか個人の判断や決断で変更出来ないのが、彼ら在日の置かれた現実である。
 その意味であほ菅や前原が盛んに言い逃れをしているのが情けない。
 相手の名前が日本的だったとか、いろいろ御託を並べているが我がボケ頭から見れば明らかに相手のことを承知して付き合っているからである。
 過去に我がボケ頭は自民党の前議員にわずかばかりの政治的寄付をつづけたが、そのF議員はそれでもきちっと直接お礼の通知なり電話を受けた経験から考えるとあほ菅の説明は全くの嘘であると断言できる。
 
 あほ菅を取り巻く情況がこれ程までにガタついているのに、最後の止めを刺せない自民党他野党の攻撃も手ぬるくて、与野党の八百長に見えて仕方がない。
 八百長は日本相撲協会だけで結構だよ。

   2011年3月11日   元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年3月10日木曜日

「週間ポスト 3月18日号に記載 “大銀行の罪” 雑感」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-04

 この週刊誌が発売前に我がボケ頭がこの欄(03-02)に書いたのが「日本の銀行どもを支援する為の財務省の壮大な詐欺行為」である。
 そこで週間ポストが10ページを割いて取り上げた“大銀行の罪”のタイトルを拝借してその現状を考えてみたい。
                 記
 「経済の潤滑油」として税金で救済された銀行が、いまや企業と国民を苦しめて景気の足を引っ張る。この許しがたい現実を、われわれは直視すべきなのだ。
 “大銀行の罪”
1) データで一目瞭然「貸さない銀行」が加速している。
2) 個人も企業も標的に「貸し渋り」「貸し剥がし」の壮絶現場。
3) 国際市場で笑われる「ド素人トレーダー」
4) 「残業減った」「保育所売った」と浮世離れしたグチ、、、やっぱり羨ましい「銀行員人生」
5) 「後ろ向きの資金」を貸せてこそ銀行である。

説明によると、銀行が集めた預金をどれだけ企業などに貸しているかを示す「預貸率」だけど2000年には約97%だったのが、2010年には72%まで25%も下げている。
全銀行119行の貸し金残高は392兆円、預貯金560兆円、差額162兆円の大部分150兆円を国債で穴埋めしていることは、先に我がボケ頭が述べているとおりである。
 
 企業、特に中小企業が本当に資金を必要な時には銀行は貸さない。
 旧東海銀行専務取締役を歴任した水谷研治・中京大学名誉教授は「銀行が哲学を失ってしまった」と嘆き、銀行の求められる基本的役割を二つ指摘。
 資金を間違い無く管理するという「決済機能」と、資金を企業や個人に貸し出す「融資機能」で、今、この融資機能がゆらいでいる。
 融資を大別すると「前向きの資金」と「後ろ向きの資金」がある。
 前者は運転資金や設備投資資金、新規事業資金等で利益を期待できるもの。
 後者は企業が苦境に陥った時の緊急資金だが、現在の銀行は理由の如何に拘わらず企業の緊急事態から逃げてしまうのが現実である。

   2011年3月9日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2011年3月8日火曜日

「遂に前原外相が辞任、あほ菅政権いよいよ沈没」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-03

 前原については今までいろいろ“胡散臭い”行動や発言が気になっていたが、やはり我がボケ頭が感じていたことが今回辞任という形で決着した。
 この欄でも過去に取り上げたが、ある人気歌舞伎役者の会合に民主党の両議員総会を欠席してまで出席した時も“こいつ、前原という奴は国会議員という身分をどのように考えているのか?と疑問に感じた次第。
 歌舞伎役者の会合を優先したことを記者から質問を受け時の回答が「役者さんとの約束が政治日程より前だったのでそのとおりに約束を果たしただけだ。」と平然と答えていたのが未だ目に浮かぶ。
 我輩は公私混同も甚だしい無責任な行動と怒りを覚えたが、こんな奴がポスト菅の筆頭で成り行き次第では首相の目もあったそうだから、本当に民主党にも首相候補がいないことを証明していると思う。

 国民が北朝鮮による拉致被害者救済に関心持っている最中に、前原は二度も密かに北朝鮮を訪問し、その時に当地に長期滞在していた赤軍派の幹部と面会していることにも強い疑問を感じるし、そのことに対する前原の説明も非常に曖昧な説得力を欠く対応だった。
 もう一度の訪朝では、個人的な支援者が北朝鮮に工場を建設した視察を兼ねて行ったなどと釈明していたが、これもまた不可解な説明だった。
 米国の議会制度が良いとか悪いとかいうことは於いといて、米国の国会議員が前原と同じような不可解な訪朝をしていたら、ただちに上下両議院聴聞会に呼び出されて厳しい糾弾を受けるだろう。
 前原の行動が北朝鮮のスパイ嫌疑すら掛けられて厳格な調査が行われるだろうし、FBI(米連邦捜査局)、CIA(アメリカ中央情報局)すら巻き込んだ事件に発展する可能性がある。
 米国に比べてこの日本には公安調査庁なる存在感の皆無な機関があるが、何ら実績を上げているような報道は無いし税金の無駄使いではないかと思う。
 このような胡散臭い奴が民主党内で大きなグループを形成し、発言力を保持していることにもこの党の脆弱さが露呈している。
 先の与謝野金融担当相の任命にしても、衆参合わせて400人近い民主党国会議員には与謝野に匹敵する議員が存在しないことをあほ菅が証明したに等しく、議員数だけは多いごく潰し集団であることを露呈したわけである。

    2011-03-03  元始求道会マルキG  毘沙門寺岡

「日本の銀行どもを支援する為の財務省の壮大な詐欺行為」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-02

 前回の(03-01)で少しだけ財務省の職務権限の悪用を指摘したが、現在も日本の銀行に対する財務省と金融庁の監督、指導権限は強大である。
 官僚の天下りが問題にされマスコミも指摘しているが、一向に減少した気配はないし、あほ菅はこの面でも完全に嘗められている。
 財務省官僚の天下り先として地銀は昔も今も相変わらず美味しい受け皿としての存在価値を維持しているし、その為にもバブル崩壊時の金融機関の大混乱の二の舞は絶対に避けたいのが奴らの思考である。
 その為に政府国債の乱発を非常に巧妙に利用していることが、銀行の保有する国債の残高と預貯金の差額金額を見れば歴然としている。
 因みに2010年11月末の銀行保有国債は142兆円で、昨年末の銀行預金と融資額の差額が150兆円、と言うことは銀行の余剰資金はほぼ全額、国債に化けていることになる。
 だから日銀が量的緩和を推進しても金融機関が国債引き受けに充当するから、
市場に札束が出回らないし特に中小企業には融資されないわけである。
 
 今年1月12日付日経新聞によると、国内銀行の平均貸出金利が2010年10月に初めて1%台に下がったそうだから、信用リスクの高い中小企業に融資する代わりに喜んで1.3%の利子の十年物国債を引き受けるはずだ。
 ただ見たいな利息で預金をかき集めてその金で国債を買い、年二回の受け取り利息を国から保証されればアホらしくてヤバイ中小企業に貸すわけがない。
 税収不足を口実に国債を45兆円も乱発することで、財務省は銀行支援をしていることになり、己達の天下り先を安泰に導くべく誘導しているのだ。
 国民新党の亀井亜紀子幹事長代理が先のNHK国会討論番組で暴露したのは、「政府は税収不足で国債を無茶苦茶増額して挙句に消費税まで上げる方針だけど、財務省の官僚の皆さんはそんなに資金に困っていない、と言っていますよ」
と、与党らしからぬ説明して同席していた民主党の岡田を困らせていた。
 亀井さんは単なる世襲議員と思いきや、この発言を聞いて感心させられたのでちょっと経歴を調べて見たらやはり実力派であることが分かった。
 要するに財務省も日銀も日本国家の機関だから、銀行が引き受けている142兆円を日銀が全額肩代わりすれば、市中に金がダブつき中小企業にも資金が流れる景気を刺激することは間違いないのに、日銀の独立性を口実に遣らない。

     2011年3月3日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「あほ菅の大嘘、“景気は回復基調にある”だって、国民を馬鹿にするな!」

「時事雑感・草莽危言」2011-03-01

 先の予算委員会でも、ぶら下がり記者会見でもあほ菅が盛んに強調しているのが“日本の景気は回復基調を示し始めた”と言う点である。
 国民の大多数が長年の不況に辟易としていて、特に中小企業経営者や多くの失業者や新卒学生の就職未定者やフリーター等の生きることに汲々としている社会的弱者は、あほ菅の能天気な発言に怒り心頭である。
 実態経済のどの点、何処に景気の回復現象が感じられるのか全く把握しない阿呆な奴を、一日でも早く首相の座から引きずり降ろさなければこの国の混乱と弱体化は一層深刻になるであろう。
 景気対策の不手際を棚に上げて、不況から脱出で来ないのは、自民党初め野党が予算案に同意しないからである、とまで言い切って野党の責任に転嫁するに至っては言語道断の逃げ口上である。
 予算成立が遅れて四月からの執行が多少遅れても、長年に亘り景気のどん底を強いられている国民としては、多少のことでは騙されない覚悟ができている。
 むしろどうせ遅らせるなら徹底的に遅らせて、首相以下国家公務員や地方公務員の報酬を当分ストップして苦労している国民と同じ厳しさを経験させることは決して無駄ではない。
 あほ菅政権の主力支持母体である公務員どもの自治労組が一番打撃を受けるはずだし、不況化でも暢気に過ごしてきた奴らに一撃を食わせるのも国益に叶う措置であると我がボケ頭は逆に期待している。

 このような経済情勢の中でメガバンク以下日本の金融機関どもが、中小企業に対して誠実に融資業務を遂行していないことを昨日の日経で解説していた。
 昨年末の銀行預金は約570兆円、貸付残高は約420兆円で単純に我がボケ頭が計算しても150兆円の差額が銀行預金として滞留している。
 それにも拘わらず銀行が暢気に経営しているのは差額の大半100兆円以上を国債に当てて穴埋めしているからである。
 財務省と金融庁が銀行に対する職務権限を悪用して、己達が発行した国債を銀行に引き受けさせると同時に銀行の余剰資金を運用させることで銀行経営を支えてているのだ。
 銀行が保有する国債を全て日銀が肩代わりすれば、銀行は中小企業融資に廻さざるを得なくなり、中小企業も不動産も活気づくことは確実である。

    2011年3月1日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡