毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2011年12月13日火曜日

「師走雑感」

「時事雑感・草莽危言」2011-12-01

 “もう師走が来てしまった”と言うのが我がボケ頭の実感であり偽りのない感慨であるが、年々“師走”が駆け足で来るように感じるのはやはり老化現象だろうか。
 それにしても政治的、経済的には今年も全く不毛の一年だったことは、大部分の国民が共有した認識だろう。
 三月十一日に東日本大震災に見舞われ、緊急事態発生を大義名分にして沈没寸前のあほ菅内閣が延命したのは日本国にとって大きな国益の損失である。

 そのあほ菅の無策を少しは穴埋めしてくれるかも知れないという、国民のささやかな期待を担って政権の座についた野田もわずか二ヶ月で国民の支持率は急降下である。
 政治的にも経済的にも全く展望が開けていないのに野田は何故財務官僚のお先棒を担いで消費税の増額を急ぐのか我がボケ頭には全く理解不能である。
 小沢が存在価値を示す為に消費税増額反対を強く強調しているので、果たして反対派を押さえ込んで年末までに増額率発表まで進められるのか疑問である。
 
もしもダメ野田が小沢と喧嘩してまで消費税増額方針を決定すれば、小沢は子分どもを引き連れて民主党を離脱して政界再編に一石を投じなければ、小沢の政治生命も終わりと我がボケ頭は予想している。
支持率が一向に上向かず谷垣自民党に反対している党内野党の消費税増額反対グループと組んで再編する以外に決着はつかない。
ただ現状の小選挙区制度の下でどれだけの議員が自民党なり民主党の名前を捨てるだけの決意ができるかである。

自民党も民主党も国民や中小企業の為の政治を謳いながら口先ばかりで、実際には全く真剣に行動していない。
今日のタイトルは師走雑感であるが、書き出したらどうしても政治不信に対する怒りが込み上げてきて結論はいつも同じである。
民主党政権の無策には自民党の支持率回復が足踏みしている責任が大きい。
要するに民主党政権は無策で何も効果的な政策を打たなくても、自民党のパンチが弱いのでリング上でクリンチして時間稼ぎをしておればゴングに救われるという情況である。
観戦していて全く面白味のないボクシング試合のために高い切符を買わされて、あほな国民が諦めてヤジっているような情況である。

     2011年12月5日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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