「時事雑感」2011-05-05
日本大企業の経営者団体である経団連の米倉会長が、先日あほ菅が発表した中部電力に対する浜岡原発の全原子炉停止要請について「非常に唐突感が否めない。自分の意見を公にしてから中部電力に説明するという手順は、政治的パフォーマンスに他ならない」と厳しく批判した。
『米倉会長は「原発停止は中部電力の判断だが、中電は首相要請ではなく命令だと思っているのではないか」と指摘した上で「原発に対する一連の政府対応は極めて拙劣だ」と切手捨てた』と今日(5月10日)の産経新聞朝刊は書いている。
中曽根政権の時代に経団連会長を務めた土光氏は、財界総理といわれて政界にも強い発言力を有し、失政に対しては痛烈に攻撃して政治の間違いを正していたが、果たして農協の親父みたいな顔した米倉会長が今後どの程度あほ菅の失政を修正出来るか大いに期待したいものだ。
半世紀以上に亘り自民単独か自民中心の連立政権が続いたので、財界の親分が時の政権に面と向かって批判、非難したことは我がボケ頭には記憶にない。
大災害、原子力事故の影響の拡大から、日本の景気は益々厳しさを増して行くことは常識であり、災害復旧、復興、景気対策には政財界が二人三脚で協力しなければならないこの緊急事態に、政財界が喧嘩しているようでは景気の回復など夢のまた夢である。
この際財界は日本国内に於ける電力供給不安を理由に、軒並み海外に工場を移転する政策をあほ菅に叩きつけよ!
あほ菅には日本国の国益も国民の存在も二の次で、全ては己の政権維持、延命以外には何も考えていない。
歴代首相で、あほ菅ほど国策を政権延命に利用した首相を我がボケ頭は知らないし、このような阿呆がまかり間違ったとは言え現実にこの国の統治者とし選ばれて存在し続け、この国を日々奈落の底へ落しつつあることを国民も理解しているのにあほ菅を国民の力で排斥出来ないこともこの国の悲劇である。
このままあほ菅政権が継続したら東北三県岩手、宮城、福島のゴミの山すら片付ける目処も立っていないのではないか。
先週のNHK番組で仙谷が、「ゴミ処理は国家管理にすべきだ、」などと災害発生後二ヶ月も経過しているのに暢気なことを言っているのだから、あきれる。
2011年5月10日 元始求道会、マルキG 毘沙門寺岡
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