毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2015年7月3日金曜日

「天下のトヨタが勇み足?」

「時事雑感」2015-07-01-2

 トヨタが世界企業の象徴とする為に、米国人の著名で有能な女性経営者であるハンプ女史を日本本社駐常務在取締役として任命した。
報道によるとその常務が麻薬取締法違反容疑で逮捕された。
米国自動車大手ゼネラルモータース(GM)や米飲料大手ペプシコでも実績を残したハンプ容疑者の抜擢は多様化戦略の象徴だった
だがハンプ容疑者の逮捕で暗転した。
日本企業を代表するトヨタの前代未聞の不祥事は世間に衝撃を与え、国内外メディアが大きく報道した。高い健全性や信頼性と言う同社の企業イメージも失墜した。
しかしながらそのハンプ常務が突如辞任を申し入れトヨタは即刻受理したとのことだが、何ともすっきりしない結末である。(7月2日産経朝刊参考)


   2015年7月2日 元始求道会マルキ 毘沙門寺岡

「次々に起きる過去にあまり例を見ない事件の発生は時代の変化の産物か?」

時事雑感」2015-07-01

第一に6月30日11時半ころ、東海道新幹線の新横浜・小田原間で発生したガソリンによる焼身自殺事件は数人の死者と多数の重傷者を出す大惨事となった。
報道によると自殺者は71歳の男とのことだが、詳しい内容は報道で知る程度である。

世の中に自殺願望者は多数いるだろうが、自分の命は己のものだから自死するのは勝手だが、善良な市民を巻き込まないで欲しかったというのが我がボケ頭の感想。
この事件を契機にJRは緊急に再発防止策を検討、研究に取り掛かるだろうが、我がボケ頭に言わせれば、JRの経営者や幹部連中が今まで乗客の安全輸送よりも列車のスピード化に傾注して肝心の対策に落ち度があったと指摘したい。
今回の事件は運が味方したからこの程度の死傷者で済んだが、まかり間違えば全車両が燃えつくす自己に発展していてもおかしく無いと思う。

現在東京から名古屋までの第二新幹線の実現に経営者は奔走しているそうだが、今回の事件を契機に第二新幹線工事は中断してそれらの予算を既存の全新幹線の安全対策にふりむけるくらいの経営陣には決断が必要ではないか。
この事件を参考にしてイスラムの過激派が日本をターゲットにする可能性はあり得ると思うし、米国や欧米各国は日本の事件を参考にして直ちに対策を講じ始めたらしい。




   2015年7月2日 元始求道会マルキ 毘沙門寺岡

「自民党の政策集団である“文化芸術懇話会”なる安倍の若手応援団が自民党本部内で会合を開き、“文化芸術”とは全く無関係な発言をしたことがマスコミに暴露され自民党内を混乱に落としいれている。」

「時事雑感」2015-06-04

  この懇話会は正に安倍の親衛隊的若手議員集団で、安倍にゴマをすって何らかの役職にあり付こうともがいている連中である。
  代表世話人の木原 稔青年局長が自発的に退任しなかったので、谷垣自民幹事長が何とか役職停止処分にして早期幕引きを画策しているが、安倍が目論んでいる集団安保関連法案は影響を受けてひと波乱あるだろう。

  安保法案の審議は、衆院憲法審査会で憲法学者三人が法案を「憲法違反」と表明した影響などで難航している。
  谷垣幹事長は記者会見で「(勉強会での発言などは)我が党に対する国民の信頼を大きく損なうものであり、看過出来ないと判断した」と説明している。

  安倍を我が1億2千600万人の指揮官の器と認めない我がボケ頭にとっては、今回の安倍の子分どもの大恥行為は大いに歓迎するが、こいつ等下衆どもに国民の大切な血税を浪費させることが許せない。

  下衆どもの諸々の発言の中で下劣なのが出席者の一人の下記発言である、曰く「(安保法案に批判的な)マスコミを懲らしめるには広告料収入をなくせばいい」と批判したことだ。

  正に自民党の絶対多数の国会が、このような阿呆な連中を作り出した。
  民主党を初めとする野党がバラバラで全く自民党に対する牽制機能が発揮されていないことにも原因がある。

   終戦直後の吉田茂以下、長期間に亘る自民党単独政権時代には、政権を担う主流派に大きな発言力と子分を抱えた反主流派の親分が必ず存在して、政権掌握者に横暴な振る舞いはさせなかった。
  今一度このような政治体制に戻ることを期待したい。


    2015年6月29日  元始求道会 毘沙門寺岡