「時事雑感・草莽危言」2011-09-05
我がボケ頭に言わすれば、中国のコキントウ主席政権は文民統制の殻を被った実態は軍人が支配する軍事政権である。
彼ら中国首脳部は、機会ある毎に中国の政治体制は共産党一党支配の文民政治であることを強調するが、最早文民統制は機能せず軍人、軍隊主導の軍事大国に変貌している。
最早、コキントウ主席や温家宝首相の命令が行き届かず、中国人民解放軍出身の国防相や中国軍総参謀長が実権を把握しているのは事実である。
それらを証明する幾つかの事象を挙げてみたい。
数ヶ月前に当時のゲーツ米国国防長官が中国政府の招待で訪中した時に、中国軍は明らかに作為的に新しく開発したステレス戦闘機の試験飛行を実施して、米国に中国の戦闘機能力アップをアッピールした。
先日、バイデン米国副大統領が訪中した時に米中友好の行事の一環として、米国学生バスケットティームと中国軍選抜ティームが対戦した時に、中国側の選手達が米国選手に言いがかりをつけて激しい暴力行為を行い、多数の米国選手を多数怪我させたことが報道されていた。
米国の対応次第では大変な事態に発展しても可笑しくない事件であるが、バイデンの大人の対応で事なきを得たらしい。
この事件に対は米国の対中国政策強硬派にしては耐え難い屈辱であり、今
後に火種を残したのは間違いない。
中国軍は世界一強国の米国に対してすらこのような横柄な姿勢を崩さないのだから、尖閣列島問題など中国からすれば子供の火遊び程度の感覚だろう。
報道によると野田政権誕生以来、過去にも増して尖閣列島付近へ中国政府の漁業監視船が増え、度々日本国の領海に侵入を繰り返して日本の巡視船をあざ笑う行動を繰り返している。
外交評論家の説明によると、中国の漁業監視船は名ばかりで実態は軍艦をシロペンキで塗っているだけで実際は戦艦である。
このように中国は臨戦態勢で対応しているのだから、日本も最新鋭イージス艦くらい配備して国家としての断固たる姿勢を示したらどうだ!野田!
2011年9月8日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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