毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年9月25日火曜日

「民主党代表選挙で野田再選、今後の民主党は何が変わるのか?」


「時事雑感・草莽危言」2012-09-06

 先の21日に行われた民主党代表選挙で、所属国会議員の6割超の信任を得て野田が代表に再選されたが、対決姿勢を強める自公にたいしてどのような政権運営を意図しているのか全く見えて来ない。
 先に自民党の谷垣総裁と密約した「近いうち解散」を控えながら、解散先延ばしの急先鋒である輿石幹事長の続投を要請したり、いずれにしても政権末期なのに内閣改造を匂わせるなど、全く理解不能な言動を連発している。
 正に政策実行を無視した単なる延命策の羅列だが、野田の無策によって影響を受ける中小企業経営者や低所得者層の受ける影響は甚大である。
 
 このような野田の延命策にたいして、自民党総裁候補者五人全員が「近いうち解散」の実行を迫ることを明言しているし、よしんば国会を開いても参議院は野田にたいして問責決議を実行したので参議院は全く開催不能に陥るだろう。
 内政が停滞し、外交関連でも尖閣問題による中国との関係も悪化するばかりだし、隣国韓国とも竹島問題で最悪状態に陥り国益を大きく損なっている状態が続いているし、外交関係は悪化するばかりでありそれだけ国益を大きく損なっていることは確かであり、あほ野田はこのような緊急事態を全く自覚していないとしか思えない。
 中国は国内で日本にたいする抗議デモの過激化を反省して鎮静化を画策し始めているが、尖閣諸島の領有権については中国国民を煽ることなく一層強く日本国政府にチャレンジしてくるだろうし、現実に激しい行動を展開している。

 その兆候として中国は日中国交40周年記念式典の中止を通告してきた。
 日本国政府はこの記念式典に親中派の丹羽大使を出席させるために、任期を延長してまで帰国を延長させたのに外務省の思惑は全く無視された格好である。
 中国側から見れば日本政府の思惑は全てお見透視で子供相手の喧嘩である。
 わがボケ頭の判断では、中国にとっては尖閣の領有権問題は日中関係を左右する位の大きな価値を孕んでいると解釈していると考えている。
 中国は非常に尖閣問題を重要な事件と考えているのに反して、日本政府はあまりに軽率に捉えているとしか思えない。
 多分、中国は尖閣問題を南太平洋でフイリッピンを初めベトナムやインドネシア等と係争中の領海問題とリンクして捉えているのではないかと思う。
 
   2012年9月23日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年9月18日火曜日

「尖閣国有化に中国が徹底抗戦。野田内閣の外交オンチ・無能・無策を強襲」


「時事雑感・草莽危言」2012-09-05

 尖閣諸島の国有化を日本国政府が発表した途端に、中国政府は一斉に日本国政府の行動を強く非難し始めた。
と同時に一部の中国市民が北京の日本大使館や上海の領事館等に嫌がらせを行い、日本人相手の食堂などで危害を加えていると報道されている。
一方、尖閣諸島の現場では中国当局の艦船八隻が大挙して領海に接近し、その内六隻が我が国領海を侵犯したと説明している。
とに角、中国の艦船が明らかに日本国領海に故意に侵犯しているにも拘わらず、我が国政府は中国大使に二度と領海侵犯をしないように警告したら、「尖閣は中国の領土である」全く相手にされずに無視されている。
現地では我が国海上保安庁の巡視船が再三に渡り中国艦船にたいして領海侵犯の事実を指摘して至急領海から出るように指摘しても、正に馬耳東風でこれまた無視した上に曰く「尖閣は中国領土だから貴国の巡視船こそ退去せよ」との言葉が返ってきたとのこと。
最後にはご丁寧に日本語で退去命令を巡視船あてに発してきたそうだし、中国が更に強固な船団を組んで来たら日本国は如何なる対応をするのだろうか。

折角、石原東京都知事が寄付金まで集めて尖閣を買い取ると主張して計画していたのに、野田がスケベ根性を出して石原知事の目論見を利用して話題を横取りしようとしたのが誤りである。
石原知事に任せたら尖閣に退避用の漁港や灯台の立替工事等をやるいうことなので、それを阻止して中国政府を刺激しないように配慮した積りが見事に空振りしたのである。
石原知事にして見れば「野田の馬鹿野朗、ざまを見ろ!」という心境だろうが、今からでも遅くないから石原知事に土下座して東京都で買い上げてもらうようにお願いしろ!
日本国が中国と戦う前から、新任の西宮新中国大使が突然昨日病で倒れられたとの報道に接して本当に驚いた。
日本国を代表して中国に駐在する予定だった新任大使が就任を来月に控えて倒れ、別の人物が任命されるなど全く予想外の出来事である。
石原都知事の息子が自民党の総裁選挙に立候補しているが、愚息の代わりに親父知事が直接選挙で総理大臣に選ばれる以外に総理の器の人物はいない。

  2012年9月14日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年9月14日金曜日

「自民・谷垣・総裁選挙に立候補断念。当然の一言。」


「時事雑感・草莽危言」2012-09-04

 我がボケ頭が当然と感じているのは、三年間に亘り総裁を務めながら自民党に対する支持率が民主党と同じように下がりっぱなしなのに、立候補を再三に亘り明言したことである。
 国民の支持率を上昇させられなかった責任を取って当初から立候補を断念しておけば常識的な行動だったと思う。
 政権政党の民主党が鳩山、菅、野田の三人の阿呆首相の在任中に国民の支持率が10%台まで下がっているのに、谷垣自民党も同じく下落傾向に終始した責任を感じて立候補を最初から辞退すべきだった。
 
 自民党総裁と幹事長は会社で言えば第一権力者の社長と第二権力者の副社長の立場で一心同体の関係であり、運命共同体の責任共有者である。
 然らば石原が総裁選挙に立候補することも非常識であり、谷垣と同様に立候補を辞退するのが常識だけど、政治屋どもに会通念を期待する方が無駄か。
 義理人情を無視する石原が総裁選挙でもしも勝利するようでは、自民党の政権奪取は難しいと我がボケ頭は強く主張したい。
 己が日本国の最高指揮官に相応しい器であるかも自己判断出来ない奴に、日本国の命運を託することは出来ない。
 いずれにしても、総理大臣は国民が直接選ぶ選挙制度に早急に改革しなければならないし、立候補資格は知事並みの条件で広く人材を求めるべきである。
 直接総理大臣を選挙する場合に何時も議論されるのが国家元首である天皇陛下の存在であるが、日本国の場合陛下は政治的権力とは無縁の存在だから元首という呼称に拘ることはないと考えている。

 現在の憲法下では一応衆参合わせた国会議員から総理大臣を選ぶことになっているが、実質的には衆議院議員から選ばれているので実際には480人強の中から指名されるわけだ。
 しかしそれも与党議員の賛成で選挙されるわけだから、250人程度の国会議員の意志で決定される仕組みでありどう見ても不完全である。
 地方自治体の首長を選ぶ感覚で選挙すれば、国民は総理大臣選挙をより身近に感じて投票率も上がり、国政に大いに関心を持つはずである。
 早急に選挙制度の改革を行い、一日も早く真の民意を反映させろ!

   2012年9月12日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「駄目野田の記者会見に於ける無責任発言に国民はもっと怒りを示せ!」


「時事雑感・草莽危言」2012-09-03

 前回の欄で“大山鳴動して鼠一匹”と書いたが、本音は“細野鼠”と表現すべきだった。
 若手国会議員に煽てられて屋根に上ったまでは良かったが、輿石幹事長に振り回され利用されて代表立候補を断念させられ敢え無く沈没。
 細野鼠の撤退宣言を受けた後の記者会見だったせいかもしれないが、だめ野田は全く国民不在の無責任な発言に終始した。
 このような下衆が我が国の最高指揮官とは本当に情けない限りであるが、米国製の民主主義とやらを踏襲してきた日本国には、圧倒的多数の国民の支持を失っている首相を首に出来ないシステムらしい。
 
 某社の記者が“解散の時期”について質問したのにたいして曰く「やるべきことをやり抜いた後、しかるべき時に国民の信を問う。  それ以上でもそれ以下でもない。   (今国会解散という)意見もあるが、責任を果たし、その暁に信を問う。」と国会答弁そのままのセリフを述べて国民を完全に無視した。
 野田が挙げた決めるべき課題の第一は予算執行に必要な“特例公債法案”の成立であるが、参議院で問責されている現状では成立の可能性は皆無であることを承知の上での全く無責任発言である。
 一日も早く解散して新政権で成立を図る以外に方策は無いのは常識なのに、ただ延命のために国益を害し政権維持にすがる姿は先のアホ菅と同じである。
 このまま政権延命に突き進めば“アホ菅の末期症状”と同じく民主党内部から造反が激化し野垂れ死にするのも時間の問題である。
 
 そのような結末を予測しているから、今日からロシア・ウラジオストクで開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)に日本国首相として最後の国際会議に血税を浪費して出席したのだろう。
 報道によると会議では隣席に韓国大統領が座るそうだし、喧嘩の真っ最中の相手だから、折角出席したついでに取っ組み合いでもして、得意の背負い投げで一発咬ましたら出席した意味も多少評価できるぜ。
 
民主党は近々沈没することは確実だが、其の後を引き継ぐはずの自民党も総裁選びで紛糾しているようでは、この国の先行きは全く視界不良である。

2012年9月8日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「大山鳴動して鼠一匹? 果たして民主党が大山かどうかは疑問。」


「時事雑感・草莽危言」2012-09-02

 民主党代表選挙では、当初野田の対立候補は無さそうで野田の独走だろうとマスコミは盛んに報道していたのに、数日前から突然細野の出馬が確実だと一斉に喧伝し始めた。
 昨日、細野は支持者の正式要請にたいして即答を避けたものの、見方によっては出馬もありそうな曖昧な表現をしたために、マスコミは一斉に出馬の可能性を強調する報道に踏み切った。
 それにも拘わらず、先程(七日午前中)の記者会見で正式に代表戦へ出馬しないことを明言し、マスコミ騒動に幕を下ろした。
 我がボケ頭も細野騒動に乗せられた阿呆の一人だが、細野を支持して肩透かしに合った議員連中は今後どのような選挙行動を取るか分からないが、いずれにしても野田の圧勝は決まりだろう。

 自民党は現在六人が立候補の意志を表明しているが、参議員の林は当て馬候補なので谷垣、町村,石破、石原,安倍の五人で戦うのだろう。
 安倍は先の総理大臣辞任劇の不手際を返り見れば、己が再度総理の座を目指す資格など有しないことぐらい分からないのか、と言いたい。
 谷垣は出身母体の古賀派の親分から今回は支持しないと引導を渡されているのに、再度総裁選挙に立つこと自体可笑しい。
 あっさり立候補を辞退するのが最低のモラルと思う。
 我がボケ頭の独断と偏見で立候補者を三人に絞り込んだが、敢えて言えば石原は背景は如何にあろうとも今まで弱小谷垣組長の頭を張った男だから、谷垣に免じて今回は辞退するのが政治道?ではないか。

 民主党はどうも野田で決まりそうだけど、自民党の方は全く我がボケ頭には予想しにくいが、谷垣の再選はどうも困難みたいだから先の野田との解散を巡る約束は完全に無視されるだろう。
 所が解散の早期実施は民主党こそ逃げられない情況になりつつある。
 何故なら野田は問責を受けているので、例え代表に再選されてもその後の国会運営、特に参議院での議会審議に全く目処が立たないので十月の臨時国会冒頭解散しか取るべき方策はないのではないか、という見方に賛成。
 野田よ!延命ばかりに固執したアホ菅の二の舞は見苦しいぜ。

   2012年9月7日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡