毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年7月31日土曜日

「大臣ボケの前原国土交通相の許せぬ行動と開き直り答弁」

「時事雑感」2010-07-09

 実は今月のこの欄はNO8で終わりにする積もりだったが、前原の記者会見を見てどうしても奴の不見識を許せなくなり取り上げた。
 二十九日に民主党は先の参議員選挙での大敗を受けて、菅代表と党執行部に対する総括の為衆参両議員総会を開催した。
 三十人以上の発言者が二時間以上を費やして先の大敗の責任を追求したシーンを、民主党は全面的にマスコミに解放した。
 菅は終始お詫びと弁明に頭を下げまくっていたが、この大事な総会にあろうことか政権の大きな一翼を担う前原が一歌舞伎役者の結婚式出席を優先して欠席していたのである。
 
平の一議員ならイザ知らず、菅内閣の主要閣僚ということは菅の分身とも言うべき立場であり、閣僚会議でも菅の隣に座っていることでも明らかである。
 前原はグループの親分であり、人材不足の民主党では頭候補に挙げられている人物だが、国政を左右するような大事な行事を蹴っ飛ばして一役者の結婚式を優先する意識が間違っているのに、とんでもない理屈をつけて言い訳しているのを見て怒りを通りこしてうんざりした。
 こんな下衆野郎が国政の主要ポストに就いて国益を左右する権限を振り回していると思うと一国民として本当に情けない思いで一杯である。

 菅に対する批判、非難の数々の強烈な発言の機会に同席することもなく、早々とノー天気な菅政権支持を主張していたが“いい加減にしろ!”と腹の底から怒鳴りつけたい。
 先の無血革命以来、長年の自民党支持を見限って民主党に此の国の再生、特に此の国の景気と雇用問題に一番関係の深い中小企業問題の解決を期待して乗り換えたが、菅や前原如き我利我利亡者どもに牛耳られているのではこいつらに此の国を任すわけには行かないと考え直しつつあるのが現実である。

 一寸先は闇というのが特に政界であるから、この先菅政権の前にどのような暴風が吹き荒れるかしらないが、はっきりしていることは菅が野党に呼びかけている与野党強調路線は絶対に失敗することはこのボケ頭が断言する。
 
     2010年7月31日  元始求道会  毘沙門寺岡

2010年7月22日木曜日

「疑問だらけの金元死刑囚の日本招聘」

「時事雑感」2010-07-08

 今回、日本政府が何故国賓待遇で金元死刑囚を敢えて日本の法律を無視してまで招待したのか素朴な疑問を感じる。
 報道によると1987年の大韓航空爆破事件の共謀者で、150人の韓国人犠牲者を出した犯人である。
 金元死刑囚は未だこれらの被害者家族、関係者に対して詫びることもせず、韓国内では彼女に対して非常に強い憎しみを持っている人達が未だに多数いるそうだし、そのような人物を日本政府は何故国賓待遇までして招聘したのか我がボケ頭にはどうしても解せない。
 日本政府が専用ジェット機をチャーターまでした上に滞在先が鳩山前総理の軽井沢の別荘だと知ったら、いくらボケ頭でも何か胡散臭さを感じざるを得ないのは当然だろう。
 鳩山が別荘を提供した経緯は知らないが、政権から降りたら静かにして次回の選挙にも出馬せず引退すると言った奴は、次々に世間に登場しているのも一国民としては不愉快極まりない。
 つい先だっても上海万博に政府代表という肩書きで出席していたし、あれほど広言した政界引退も撤回して次回の選挙に出馬すると言っているらしいが、こんな奴が短期間といえども日本国の最高責任者だったのだから政治力が発揮されないのも当たり前である。
 
その箸にも棒にも掛からない救いがたい奴を騙して民主党の代表に就き更に総理大臣の座を手に入れたのが菅だから、まあ同じ狢から狢に政権を引き継いだのだから国民にそっぽを向かれて参議員選挙で大敗したのも当然の結果であるし、国民には未だ判断力が残っていることの証明である。
ところで今回の金元死刑囚招聘は明らかに鳩山、菅が仕組んだ政権浮揚策の一環であると我がボケ頭は阿呆なりに考えていたら、イギリスの有力紙までが同じような趣旨のコメントをしているのを見て、菅のパフォーマンスは国際的に評価されるほど阿呆な行動であると実感した。
話は別だが新しく英国の首相に就任した若きキャメロンは、財政困難に直面しているイギリスの首相として節約の為、今回の米国訪問に政府専用機を使わずに一般の客として航空会社を利用したことを説明していた。
菅よ、パフォーマンスをやるならキャメロンみたいな有益な演技をせよ!

    2010年7月21日  元始求道会 毘沙門寺岡

「小泉政権ブレーン竹中平蔵の親友、日銀OB木村 剛の逮捕について」

「時事雑感」2010-07-07

 小泉政権で財政、金融を全面的に任され竹中政権と揶揄されるくらい権力を振り回した竹中の刎頚の友が木村 剛である。
 新規の銀行免許が交付されるのは非常に稀で、木村が実質創業した日本振興銀行は2003年の予備免許交付を経て2004年4月に本免許が認可された。
 我がボケ頭が想像している今回の木村逮捕劇の本丸は、現在進行中の金融庁による銀行法違反ではなく、非常に難しい銀行免許取得にからむ竹中の関与事件ではないかと勘ぐっている。
 竹中は2001年の小泉内閣発足と同時に国会議員の身分無しに金融担当大臣として慶応大学教授からスカウトされた。
 以来、2006年にNHK民営化問題で小泉と対立して大臣を辞めるまで主要大臣ポストを歴任している。
 この間、竹中は木村を金融庁顧問に任命して金融庁に人脈や影響力を及ぼす要因を作っている。
 奇しくも木村が取得の難しい銀行免許を交付されたのが2004年で、竹中が小泉内閣で主要大臣を務めていた最中であることを当然司直は握っているし、いずれはその方向に捜査は向かうと我がボケ頭は想像している。
 
竹中は2004年には参議員選挙に打って出て当選し、議員バッジを取得して小泉政権を左右する権力を握った。
 単に日本振興銀行の銀行法違反事件であれば、司直もこれほど大掛かりな捜査体制は構築しないだろうし、木村と部下の銀行幹部だけの起訴が目的であれば大騒ぎするほどの事件とは我がボケ頭には思えない。
 唯、竹中まで巻き込むことになれば、大臣の職権乱用や贈収賄事件等に拡大されるので、従来の慣例からするとこのような政治がらみの事件は大体東京地検特捜部の守備範囲なのが気になるところではあるが、穿った見方をすれば特捜は小沢事件等で聊かチョンボをしていることも影響しているかも知れない。
 話は逸れるが、木村以下振興銀行の経営陣が逮捕されて退任した後、社長に就任したのはみずほ銀行OBで作家の江上 剛であり、木村“剛”から江上“剛”へのバトンタッチである。
 日本振興銀行の設立目的は中小企業への貸出専門と言うことであり、その趣旨は中小企業経営者としては全面的に賛成であるが、、、。

    2010年7月15日  元始求道会 毘沙門寺岡

「山田雅彦農水産相の東国原宮崎県知事に対する傲慢不遜失礼な常識外れの対応は、絶対に許すべきではない。」

「時事雑感」2010-07-06

  我輩は決して宮崎県知事の支持者ではいが、昨日、知事が宮崎牛の種牛保存の件で、関係者の多くの嘆願書を持参して面会したおりに、このような場合は趣旨の賛成反対は別にして、知事から差し出された書類を直接大臣本人が受け取るのが常識であり慣例なのに、大臣は椅子から立ち上がりもせず座ったまま「卓上に置いておきたまえ!」と命令口調で言ったことにはあまりにビックリして我が目を疑った。
 山田は初めて大臣の地位に就いて何か大臣を勘違いしているのじゃないか?
 本来ならば大臣の器で無い奴が、前任の赤松がチョンボしたので棚ぼた式に手に入れたわけでまるで大臣の品格は無い。
 大臣と知事は同格であることすら承知せず、山田は知事を己の子分くらいしか考えていないのではないか。
 民主党のマニフェストの重要政策の一つが権限の地方分権である。
 政府は出来るだけ地方に権限を委譲し知事の行政範囲を拡大しとしている矢先なのに、このような不勉強な親父が大臣の器でもないのに指名されたことも問題である。
 参議員選挙で民主党は大敗したのに、この山田には敗北の反省や欠片も感じられないし、こんな政治能力の無い奴を選んだ任命責任を感じて菅は至急山田を解任せよ。
報道によると、山田は小沢グループに所属しているらしいが、こんなピンボケ親父の面倒を見ていると小沢は今から展開する最後の戦いに勝てないぜ。
 ところで昨日の報道によると、菅が鳩山と会談した時に次は小沢前幹事長に会いたいと抜かしたらしいが、「小沢さんは当分休んでいただいた方が、小沢さんの為、民主党の為、日本の為に有益になりますのでしばらく静かに寝ていてください」等の趣旨の話をしてまだ数日しか経っていないのに、もう目をさましてもらうのか?
 残念ながら小沢は静かに寝るどころか選挙期間中から堂々と小沢党?の発言をして菅の消費税発言等で反対運動していたので選挙結果は小沢の思惑どうりに展開したわけである。
 例によって雲隠れした小沢を菅はどこまで追いかけて土下座するのか?しらないが、当分小沢は消えていた方が政局は面白くなると思う。

     2010年7月14日  元始求道会 毘沙門寺岡

2010年7月15日木曜日

「民主党菅代表に見る敗者の無責任」

「時事雑感」2010-07-05

  政権とは本来幾多の困難と闘って命がけで勝ち取る最高権力者の地位なのに、菅の場合は鳩山の思いがけない辞職により転がり込んで来たチャンスを反小沢分子どもにゴマすって掴んだ最高権力の座である。
 鳩山政権下では副総理格の財務大臣の地位にあったのだから、鳩山辞任の責任の一旦は担うべき立場にあるにも拘わらず、ただ目前に到来した最高権力者の地位に目がくらみ、大恩人の小沢を裏切って反小沢の急先鋒である仙谷や枝野と組んで首相の座を手に入れた。
 今回の菅の手法を見ても歴然としているのは、奴の目的はただ総理大臣の地位を手に入れることが全てで、日本国の国益や国民の為に如何なる政策を遂行するかなどは全く眼中に無いのだ。
 今回の無責任な対応も念願の地位を思いもかけずに手にいれた菅にとっては、
如何なる事態が発生しようとも如何なる恥を斯いても唯ひたすら首相の地位にしがみ付き、自民党宇野内閣の在任68日間という超短期政権の記録だけは塗り替えたく無いのが本音だろう。
 
 “ねじれ国会”の議会運営の難しさは、かって自民党安倍、麻生、福田の三首相がいずれも短期政権で辞任したことでも明らかである。
 それも当時の彼らは公明との連立政権で衆議院三分の二条項を確保した絶対的状況下でも困難を極めてわけだから、みんなの党か公明党との連携以外には立ち行かないことは歴然である。
 しからばみんなの党と公明党は連立に同意する可能性はあるのかということは、連日テレビが面白可笑しく勝手なことを抜かしているが、それこそ一寸先は思わぬことが起きるのが政界なのだが、どいつもこいつも私利私欲しか考えていない奴どもの集団だから国民を無視した思わぬ展開が起きるかも知れない。
 此の国で今国民が一番望んでいることは景気回復であることでは与野党ともに一致しているが、多分政府が提出する景気対策に自民党が同意するとは思えないし、政権与党としては絶対に賛同出来ないような、民主党のマニフェストをひっくり返すような対案しか出さないことははっきりしている。
 何故なら自民党は民主党の政権運営を出来るだけ早く行きづまらせ、早期に衆議院解散に持ち込むのが目標だからである。

   2010年7月13日   元始求道会 毘沙門寺岡

「負けるべくして負けた菅政権」

「時事雑感」2010-07-04

 我ボケ頭の予想どおり菅政権は惨敗したが、菅自らが掲げた54議席をはるかに下回る44議席という悲惨な結果に終わった。
 50議席は切るだろうとは予想していたが、更に大幅に下回るとは我がボケ頭もビックリである。
 民主党は引き続き支持するが、菅政権にはノーを突きつけてきた我輩としては今回の国民の選択は概ね賛成である。
 本来ならば民主党の勝利を期待するのだが、今回の選挙で民主党が勝利すれば九月の代表選挙で菅が続投することになるだろうし、それでは我が輩の希望に反する結果に成りかねないので、今回は肉を切らせて骨を断つことで納得することにした。
 本来ならば、これ程大敗して民意がレッドカードを突きつけたわけだから、菅は即刻退陣するのが議会政治の原則なのに、此の期に及んで延命策を模索するようでは、民主党そのものの信頼を損なうだけである。
 延命策と言っても九月には民主党代表選挙が行われるので、我がボケ頭は一ヶ月繰り上げて本格的な代表選挙を行うのが常識的な対応だと思う。
 反小沢の連中は小沢の検察審査会の起訴方向への展開を期待?して代表選挙の繰上げ実施には応じないであろう。
 
いずれにしても参議院の第一党は民主党から自民党に入れ替わったわけだから、当然参議院議長も代えねばならないし、議会運営の主導権も野党に委ねられるわけだから、早速参議院では首相の問責決議案が上程され菅政権の不信任案が可決されるであろう。
 参議院で菅が不信任されると、極論すれば参議院では菅は首相として認められないわけだから形式に拘れば参議院には出席拒否されても仕方がない。
 そのような惨めな事態が予想されているのに、ただ行政には休みを避けなければ成らないという詭弁のもとに延命を図ることは国益から考えても絶対に許せない背信行為である。
 度々日本の顔である総理の顔を代えることは、国際的にも日本国家の信頼を大きく損ねるからということは詭弁であり、最早日本の信頼感など無いに等しいのだから外部の評判など気にせず宰相の器の無い奴は大いに首を挿げ替えるべきである。

    2010年7月12日  元始求道会 毘沙門寺岡

「民主党を支持するが菅政権には反対」

「時事雑感」2010-07-03
 
 報道によると、参議院選挙も11日の投票日まで残り僅かになり、各党とも形振り構わず追い込みに格闘している。
一部報道によると自民が公明とかなりの選挙協力を進めているらしいが、我がボケ頭の判断ではこの対応は自民だけが利して公明党は使い捨てされると予測している。
何故なら自民党は選挙区での立候補者に投票を依頼するが、代わりに公明党は比例での協力要請である。
選挙区の票は個別であるから自民に対する上積み票を把握し易いが、反対に比例に於ける協力票の確認は非常に困難である。
故に公明党は自民党の餌食にされるだけであると我がボケ頭は感じているが、予定の当選者が見込めない公明党は焦りで貧して鈍しているわけである。

ところで当選目標を掲げて達成困難な情況に追い詰められているのは、先に54議席の現状確保をぶち上げた菅も同じ窮状に追い込まれている。
先に我輩は、民主党の獲得議席は50以下と決め付けているので、選挙結果で九月の民主党代表選が大混乱を来たすのは必然と予想している。
我がボケ頭が菅政権を否定する最大の理由は、義理人情に欠ける行動をしてまで貧欲に党首、首相の地位を手にしたからである。
このように簡単に過去の恩義を無視するような下衆は、これまた簡単に国民に対して背信行為をすることが目に見えているからである。
故に我がボケ頭は菅のような奴どもを“政治屋”と称して決して“政治家”とは呼ばないのであるが、例え政治屋であっても人間としての最低の仁義くらいは守らねば一億二千万人の統治者の資格は無いのではないか。
小沢の今までの政治行動の是非を論ずる前に、長年の自民政権から、更に十年に亘る自公政権を倒して民主党が政権を奪取した最大の功労者は小沢であることは紛れも無い事実である。
野党という荒野に長年晒されて苦労してきた中で、小沢が資金も人材も注ぎ込んで命がけで勝ち取ったのが民主党政権である。
菅が勝ち取った民主党政権ではないことは国民周知の事実である。
小沢が苦労して作り上げた歴史的手料理を食い逃げしたのが菅である。
こんな奴にこの国の舵取りを任すわけには行かないから菅政権に反対なのだ。

    2010年7月8日  元始求道会 毘沙門寺岡

「NHK遂に大相撲名古屋場所生中継を中止」

「時事雑感」2010-07-02

 NHKの福地会長は日本相撲協会の放送要請を無視して名古屋場所放映中止という、過去に前例の無い決断を行った。
 NHKに対する放映中止の意見が70%に達した世間の意向を重視した結果とは言え、生え抜きの会長であれば優柔不断な結論を出したかも分からない。
 我がボケ頭としては事件発生当初から、放映中止はもとより名古屋場所そのものの開催に反対していたので、NHKの決定は当然の結論である。
 福地会長はNHKでは初めての民間企業出身会長であり、つまりアサヒビールの社長、会長経験者であることも多大の影響を与えたのは事実であるし、企業経営者ならば常に向き合っている危機意識を発揮したわけである。
 NHKが年間約30億円の放映料を前払いしていた事実も今回の事件発生で明らかになり、常々NHKの視聴料に不満を抱いている国民の神経を逆撫ですることを恐れたことも間違いない。
 福地会長は長年のビール会社務めで“ビールぼけ”しているかと思いきや、今回の正しい決断は逆に“ビール効果”なのかも知れない。
 
我がボケ頭は大相撲そのものに反対しているのではないし、現状に相応しい体制に組織も体制も改革して継続すべきと主張しているのだ。
第一に角界の象徴である横綱が長年に亘り外国人力士に占有され、かつ関取の30%以上が外国人である現実を見るとき、果たして国技と言えるのか大いに疑問であり、無理な解釈であることは常識であるし、この際あっさり“国技”を返上すべきである。
第二に相撲の歴史を紐解けば分かるように、江戸時代には各大名が贔屓力士を召抱えた“男芸者”の存在でもあり、彼らに品行方正を求めることこそ問題であり、プロレス並みの組織に変更して自由に運営させればよいわけで、プロレスラーにも博打の好きな者はいるはずだが全く話題にもならないではないか。
故に早急に財団法人を解散して株式会社に組織変更して、固定資産税や入場税等の恩典を返上し、厳しい経営に曝すべきである。
当然、NHKからの30億円も遡上にあがるだろうし、相撲と土俵と“ごっつぁん”体質の世界しか知らない所謂”相撲上がり“では経営出来なくなり、プロの経営者に相撲協会の経営を任せない限り沈没するのは目に見えている。
男芸者を文部省が監督するなどシャレにもならないぜ。

  2010年7月7日  元始求道会 毘沙門寺岡

「七月早々、腹の立つこと二、三。 雑感」

「時事雑感」2010-07-01

 我がボケ頭も人並みにワールドサッカー狂乱現象に巻きこまれていたせいか、
七月も五日になるのに雑感記事を書く気になれなかった。
 サッカー騒動も一段落して国内は参議員選挙モードに切り替わるはずなのに、有権者もマスコミも今一盛り上がっていないのでないかと思われる。
 斯く言う我がボケ頭であるが、先週三日に不在者投票を済ましてきた。
 我輩、現状では民主党を支持しているが、福岡地区民主党候補者に全く認識が無かったので自民から国民新党に鞍替えした吉村剛太郎に投票した。
 マスコミ報道では不在者投票者がますます増加して最近の国政選挙では投票数の10%にまで達しているそうで、その割には案内係りや掲示板や担当者の数が少なく投票所まで行くのに聊か迷ったしまった。
 投票者用の駐車場も狭いし収容台数も少ないので、我がせっかち野郎は渋滞を見て一旦引き返しタクシーで投票場に乗り付けたら、乗務員氏曰く、「参議員選挙にわざわざタクシーで行かれるとは超熱心ですな?」と冷やかされた次第。
我がボケ頭の予想では参議員獲得議席は50以下、菅が目標に上げた55には届かないので、連立の過程と民主党代表選挙で人波乱あることは間違いない。

先月30日に約40万人の国家公務員及び準公務員に対して、夏のボーナスが平均57万円支給されたと報道していた。
単純計算で約2300億円の血税が、国民の公僕?と称する“穀潰し”どもに支払われたことを、大人しい日本国民はただ見過ごしているだけである。
更に見逃せないのが約400万人の地方公務員にも平均53万円が引き続き支給されるので、総額2兆2千億円の血税が奴らに強奪されるのである。
民間では一部の大企業を除いてはボーナスどころの騒ぎではなく、中小企業経営者は相変わらず資金繰りに汲々としているのが実情である。
報道では盛んに金余り現象を喧伝しているが、金融機関の余剰金は政府が乱発した国債の受け皿に振り替えさせられて、金融危機に際して助けてくれた財務省へのお返しとして処理されているので、本当に資金の必要な中小企業には金は流れてこないのである。
来年からも今年と同じように国債を45兆円発行しなければ予算は組み立てられないのであれば、二割を中小企業に廻す条件でどんどん乱発するがよい。

     2010年7月5日  元始求道会 毘沙門寺岡