毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年1月30日水曜日

「日本領海は海上保安庁担当、領空は航空自衛隊が担当。何故だ?」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-09

 我がボケ頭の素朴な疑問、領海監視、保安業務は丸腰の海上保安庁のオンボロ巡視船が担当して、領空は航空自衛隊の最新式ジェット機等を配備して日夜一触即発のスクランブル発進を繰り返し、中国戦闘機と対峙しているらしい。
 尖閣諸島に中国艦船が頻繁に我が日本領海に侵入を繰り返している状態を報道しているが、領空侵犯は自衛隊機の発進回数が多い割にはあまりテレビも新聞も取り上げないのは何故なんだろう。
 オンボロ巡視船には中国艦船の領海侵犯を阻止する能力はないことが、連日の中国艦船の不法行動から明らかなのに海上自衛隊に移管する気配はない。
 以前にも同じような疑問点を書いた覚えがあるが、確かまだ民主党政権下であり、奴らには先覚諸島での中国漁船船長拘束事件で腰が引けて、その後は中国側の遣りたい放題に晒され、日本国家の安全保護を放置してきた。

 この度安倍政権が成立した機会に、改めて尖閣諸島の保全を徹底して守ると安倍は再三主張しているので、領海保全業務をこの際海上保安庁に移管し、最新鋭イージス艦を常時貼り付けて、日本国は如何なる犠牲を厭わずに祖国領海を死守することを強く主張すべき絶好の機会ではないかと思う。
 このような微妙な日中関係の緊張状態の中で、公明党の山口代表が訪中して三拝九拝して習総書記に面会しているが、テレビの画面で見る限り何か戦勝国の親分が敗戦国の子分を嗜めるように見えて仕方がない、惨めな山口の対応振りには我がボケ頭としては全く許せない弱腰である。
 安倍も中国と本気で対峙するのであれば、いくら連立政権を組んでいる公明党とはいえ、前回第一次安倍政権の時と、政治的背景がことなるのだから代理人に親書を託すような姑息な態度を取らずに、堂々と自民党政府の大臣でも差し向ける位の強い姿勢を見せるべきだったと思う。
 それを断られるのであれば更に強気で対中国政策を最構築すればよいではないか。
中国は話し合いの通用する相手ではないことを安倍は誰よりも理解していると考えて少しは期待していたが、今回の遣り方を見て六年間の無役時代に何も勉強していないと感じて仕方がない。
親書を渡しても直ちに中国が反応するとは思えないので、今後の対応を絶対的強行手段で行動することを期待する。

   2013126日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「安倍内閣初の補正予算に中小企業対策は含まれているのか?」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-08

  項目を拾い読みすると、総額102千億円での内訳を三項目に分類。
1)復興・防災対策       38千億
2)成長による富の創出     32千億
3)暮らしの安心・地域活性化  31千億
 上記の内 1)は東日本復興大震災を口実にこの際全国の公立学校の防災設備を充実させたり、老朽化した校舎等を新築したりということだが、我がボケ頭から見れば公共事業の為の予算を膨らませただけである。
 2)の成長による富の創出とは何?という我がボケ頭の感じ。
 何をどのように成長させて富を創出するのか?そんな物に多額の予算を投入して本当に経済効果を発揮できるんかい?という我がボケ頭の素朴な疑問。
 3)の暮らしの安心・地域活性化の中に、中小企業・小規模事業支援という説明がされているが、国費は僅か9千億だそうだ。
 こんな雀の涙程度の予算で、どのようにして中小企業を支援、再建が可能になると考えているのか、安倍の思考が理解出来ない。
 次に控えている2013年度本予算でどれ程中小企業に大型予算を回すか監視していきたいが、長年の大不況に晒されて企業体力が衰弱している中小企業が生き残れるかが問題であり疑問である。

 安倍が参議院選挙を控えて本気で中小企業を支援し活性化させる積りならば、先ず民間金融機関が抱えている国債を財務省の職権で全額買戻し、政府指導で日銀に買い上げさせ、銀行の手持ち資金を潤沢にさせて中小企業や土地投資に資金を積極的に融資せざるを得ない金融状態を作る以外にない。
 そのような状況を政府、日銀が協力してつくれば、銀行は否応なしに銀行本来の貸付業務に専念せざるを得なくなり、金が正常に回転し出して景気は必ず上向きに転換する。
 民間金融機関は二言目には、民間の資金需要が出てこないと言い訳するが、そんな戯言を信じる中小企業経営者など皆無だよ。
 とにかく日銀が札束を増産しても、札束を企業に流す窓口である民間金融機関が中小企業に融資する窓口にシャッターを下ろして貸付を敬遠しているのだから中小企業が活性化されるわけがない。
 政府・日銀の行政指導に従わない銀行は業務停止処分にせよ。

   2013125日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡        

2013年1月25日金曜日

「大阪市立桜宮高校バスケット部員自殺事件と橋下大阪市長の正しい対応。」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-07

 昨年暮れも押し詰まった1223日に、桜宮高校バスケット部主将が自ら命を絶ったことが、今、大阪市民だけでなく全国のスポーツ関係者に衝撃と問題を提起し、大阪では連日テレビが取り上げスポーツ指導者の倫理観や暴力行為について議論されている。
 大阪市民の関心を更に大きく広めたのは、橋下市長の迅速な対応であろう。
 公立学校には珍しい体育系学部を即刻廃止して、来年の体育系学部の入学試験を取りやめるように教育委員会に要請し、委員会がその要請に応じた。
 普段から現在の教育制度に違和感を覚えている我がぼけ頭としては、同じ教育問題とは言いながら修身や歴史には大いに発言する懸案を感じているが、ことスポーツに関しては柔道、ラグビー、バスケット等指導者に運動馬鹿が多いのでこのようなトラブルは発生すべくして起きたのではないかと思う。
 一番気の毒なのは世の中の大人の世界も知らずに、ただ運動馬鹿の指導者により、理不尽な過激な暴力を受けて追い詰められ自殺に追いこめられた本人とご両親の心情である。
 全て物事には限度なり社会常識の範囲内かどうかと言う一定の境界が設けられているのは、我々国民を律する刑法等の法律も同じ根拠であろう。
 ところが、日本体育大学出身の小村なる指導者がバスケット部主将の彼に加えた暴力は回数に於いても、強度においても半端ではなく常識はずれの過激なビンタの繰り返しだったと報道されている。
 我がボケ頭の判断からすれば、この指導者は明らかに傷害罪に相当し、その異常な指導内容を加味すれば傷害致死罪すら適用できると思う。
 小村の部下が同じ日体大出身のコーチが二人もいたのに先輩に対しての遠慮から、校長等に報告することすら怠っているのはこいつ等も共犯に等しい。
これだけの大罪を犯しておきながら未だに本人を懲戒免職にもしていない大阪市教育委員会とは何様なんや!
と疑問を感じて調べて見たら、大阪市教育委員会委員は五名で委員長は長谷川恵一という何とも得体の知れない人物だと思ったら、橋下市長の桜宮高校体育部門廃止要請に対して五人の教育委員の中でただ一人反対している。
反対するなら同時に委員長を辞任するのが委員長の責任の取り方だと思うが、
未だそのような情報は入っていないし、どいつもこいつも無責任野郎ばかりだ。
 橋下市長の英断に大いに期待し、全国のあほ指導者どもを一掃して欲しい。

   2013123日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「アフリカ・アルジェリアで発生した石油開発現場での邦人拘束、殺害事件」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-06

 石油関連と言うと我がボケ頭は先ず中近東を想起する。
然しながらアフリカの砂漠地帯のど真ん中で日本企業のプラント建設会社日揮が天然ガス工場建設に携わっていたとは驚きであるとともに、我がボケ頭を初め一般国民が知らない場所まで日本企業が進出しているかの証明である。
今月16日にアルジェリアでイスラム過激派によるテロ行為で、天然ガス工場に派遣されていた日揮の社員7人が死亡したと今日22日の新聞が報道している。
引き続き三人の行方不明者の捜索を継続すると政府が発表しているが、最悪の場合は犠牲者が十人に増える可能性大の悲劇である。
報道によると事件が発生した16日早朝、現場の施設には26カ国134人の外国人を含む計790人がいたという。
そこで日本を初め多くの派遣国首脳が、テロリストに拘束された人質の生命の安全と救出を第一に考慮して救出することをアルジェリア大統領強く要望したが、
彼らは全く無視して突如過激派攻撃を開始して結果的に人質を初め多くの犠牲者を出す事態となった。
 
遠くアフリカの地で犠牲になられた日揮の方々には心から哀悼の意を表するが、反面では平和ボケした日本政府、国民に対する警鐘とも考えられる。
 我がボケ頭はテレビ、新聞等のマスコミ情報による知識なので判断ミスもあり得るが、800人近い人間が仕事に従事している工場に向かってテロリスト殺害の目的とは言え無差別攻撃を実行したら、多くの犠牲者が生じることは歴然としているのにアルジェリア大統領は攻撃を強行した。
 勿論、彼らには彼らなりの理由が存在しているのだろうが、もしも日本国内でこのような大掛かりな人質事件が発生したら、安倍首相は果たしてどのような方法を取捨選択するだろうか。
拘束されている日本国民が巻き添えを食って死の危険に晒されることを承知の上で、アルジェリア大統領のような行動を安倍は選択出来ないだろう。
だとすれば、他にどのような方法があるか普段から国民に対して説明しておく責任と義務が政権担当者にはあるはずだ。
何故なら日本国内がターゲットにされない保証はないし、日本を狙う奴が存在しても不思議ではない。

   2013122日  原始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年1月22日火曜日

「日本は米国の了解を求めた上で、対中牽制の為に今まで中国に投資した工場をロシアに積極的に移転し、過去の対中大幅投資をロシアに変更せよ。」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-05

 我がボケ頭は基本的にはロシア嫌いだが、中ロの外交関係比較論で言えば中国よりはロシアとの関係を向上させる方がましだと思う。

 旧ソビエット連邦時代を振り返れば、日本との間に不可侵条約を結んでおきながら終戦一週間前に一方的に破棄して日本国に参戦し、日本が実質的に支配していた満州国に侵略し、日本国関東軍兵士約60万人もシベリヤに強制連行し、長期間にわたって過酷労働に服役させた事実を考えると複雑な心境ではあるが、それらの旧ソ連邦の許しがたい行動を考えた上でも、それでもロシアと提携を進める方が国益にプラスではないかと思う。

 更に言えば旧ソ連邦は戦後一度崩壊してロシアとして再生された国家と考えれば、旧ソ連の裏切りに対して少しは弾力的に考えられるのではないか。

 そうは言っても我がボケ頭は、北方領土問題に対するロシアのメドベージェフ現首相の対応には釈然としない思いだったし、特に大統領在職中の北方領土訪問には大いに不満と怒りを覚えただけに、プーチン大統領の対日政策の変化を大いに期待したい。

 安部政権が誕生して早速安倍の要請で前親分の森元首相がプーチン大統領と会談する為に訪ロしているし、日本も対ロ政策を変更することを期待したい。
 米国と中国は尖閣諸島の日米安全保障問題に関連してお互いに牽制し合っているが、反面、経済的に両国は世界一の貿易当事者国同士である。

 米国が一番避けて欲しいのは中国とロシアが友好関係を推進することであるが、今のところ両国は是々非々の関係で推移している。
 一方プーチン大統領にとって気になるのは、米中が貿易でしっかり協力し中国が更に強力な軍事大国に成長してロシアとの国境を侵される可能性である。
 わが国はそのようなロシアの置かれている微妙な状況、弱みを直視しながら、今まで中国に集中した投資や貿易を今度は積極的にロシアに振り替え、更なる日ロ関係を強化して、中国に一発かます位の外交手腕を発揮して欲しいが坊ちゃん親分にそこまで期待するのは無理か。

 とは言え、外交問題で当事者同士が抱えているのは無理筋ばかりであり、因みに日中、日韓、日ソ間に存在する領土問題は全て難問である。
 日本は国家経済力こそ最大の武器なのに現在の不景気は丸腰同然である。

    2013121日  原始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年1月15日火曜日

「安倍は日銀法を改正して、政府と日銀が結束して国益に貢献する体制に変革せよ。」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-04

 あほ白川日銀総裁は、機会あるごとに日銀の独立性を主張しマスコミ向けに喧伝して、日銀の金融政策に対する政府、財務省の介入を阻止、敬遠してきた。
 例え政府の介入が明らかに国益に適う政策であっても、国益よりも日銀の独立性を優先し聞く耳を持たず、故意に無視し続けてこの国の景気回復を遅らせた張本人であり正に国賊である。
 勿論、日銀総裁の政策ミスだけがこの国の経済対策を遅らせた全ての原因ではなく、最大の責任は時の政府であることは当然である。
 しかし日銀総裁の政策ミスが不況を更に深刻な情況に陥れたのも事実だろう。
 聞く所では、日銀総裁人事は国会の同意人事であり、今までは度々政争の具にされてしまい、本当に日銀総裁に相応しい器の人物が選ばれたか疑わしい。
 一度、国会で承認されて総裁の座に就くと、本人から辞意が無い限り、総裁の器でなく能力不足だからと言って首を切れないのが現状のシステムである。

 国家経済が安泰で上向き状態にある時ならば日銀の独立性も問題ないが、日本国が沈没しそうな危険水域に入っているのに、政府の方針に反する金融政策を継続することは絶対に許せないし、放置すべきではない。
 我がボケ頭の持論だが、日銀政策決定会合に学識経験者等を含む多くの人物を参画させているが、奴らには参考意見をきくだけで決定権は与えるべきではないし、大事な政策は首相、財務大臣、日銀総裁の三人で決定すれば良い。
 重要な金融政策を多数決で決める遣り方は全く無責任な方式であり即刻止めるべきである。
 日銀と雖も、日本国が沈没すれば当然のことながら日銀も消滅することを、どうもあほ白川は自覚していなかったように感じられる。
 かたくなに日銀の独立性ばかりを主張して政府と協調してデフレからの脱却、金融緩和政策の徹底が実践されず、金融機関に抱かせている国債を全額強制的に買い上げて、銀行資金の市場への貸付、特に中小企業や不動産に資金が流れる製作を今もって実践していないところに大きな問題を残した。
 昨日の朝のNHK討論番組で、維新の会の石原新太郎代表が日銀の問題点として同じ趣旨のことを指摘していたので、わがボケ頭の主張が裏づけられた。
 今回の補正予算で発行する大量の国債をまた金融機関に抱かせるようなことをすれば、公共工事等にばらまかれる効果は相殺されて景気回復効果はうすい。

   2013114日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「訪米時期をオバマ大統領に引き伸ばされた安倍の困惑外交」


「時事雑感」2013-01-03

 オバマ大統領に振られた?からではあるまいが、訪米の代わりに16日からベトナム、タイ、インドネシアの東南アジア諸国連合加盟三カ国を訪問する。
 日中関係がギクシャクしている情況を考えれば、これら三カ国は日本の東南アジア政策等から考慮しても非常に大事な国々であることは事実である。
 六年前に初めて政権の座についた安倍は、あほな側近どもに唆されて訪米を後回しにして最初の外国訪問先を中国に決定した。
 このことは完全に米国の面子を潰す結果に終わり、その後の対米関係悪化の原因の一つになったことは否めない。
 そのときの苦い経験を反省し今回は訪米を第一に計画したのに、米国側の諸般の事情により断念させられた。
 米国ではオバマ大統領がクリントン国務長官や国防長官等主要閣僚の交代人事の真っ最中であり、我がボケ頭でさえ米国側の事情は理解出来るのに、またこのような外交的失態を演じるようでは、更に日米関係は厳しくなるだろう。
 
 安倍が記者会見等で尖閣列島問題にたいする中国の行動を強く非難すればする程、中国はジェット機まで出動させて日本の対応を伺っているが、果たしてこのような中国側の対応を日本国政府なり防衛省は考えていたのだろうか。
 民主党政権の三年間は、我々日本国民の大半が支持していなかったからと考えても、米国側から見れば紛れも無く日本政府であり、今回の安倍政権も民主党政権の延長線上の日本国政府なのである。
 故に外交では前政権の悪態を原因にしても米国には通じない話である。
 民主党政権が失った米国の信頼を回復するためには、余程安倍が真剣に対米関係の再構築に努力しなければ日米同盟の復活は困難であろう。
 一方で考えなければいけないのは、尖閣諸島は中国の如何なる侵略にたいしても、日本国は国運を掛けて守り抜く姿勢を示すことである。
 マスコミはもっと深く広く中国空軍の領空侵犯の事実や行動を日本国民に詳しく報道し、国民に事実を知らしめるべきであり、知らしめる義務と責任があることを大手新聞は特に自覚すべきである。
 産経新聞以外のマスコミは、中国の侵犯事実の報道が不足していることを痛感しているし、もっと詳細に事実を説明すべきである。

   2013112日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「次々打ち出す安倍政権の政策は実現可能なのか?」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-02

 中国が尖閣列島を確保する為に連日海軍、空軍まで動員して我が国の防衛体制を牽制しているが、安倍政権としては大きく転換したような気配は無い。
 今まで中国側の領海侵犯は日常化していて、政府も国民も諦めていた所に今回は中国空軍が積極的に領空侵犯を繰り返しは始めた。
 中国による我が国への領海侵犯と領空侵犯の大きな差異は、我がボケ頭の判断では従来の領海侵犯は我が国海上保安庁の巡視船対中国漁業監視船の丸腰対決であったが、中国空軍による領空侵犯に対しては我が国も航空自衛隊のジェット機がスクランブル発進をして中国軍とニヤーミスを繰り返しているらしい。
 つまり一つ間違えば両軍の空中戦に発展しかねない緊迫した情況を展開しているとの報道であるが、これは明らかに安倍政権に対する牽制である。
 中国の度重なる領空侵犯にたいして安倍が従来以上の厳しい迎撃体制を実行しているという報道はまだ無い。

 そのような中国対策の遅れをカモフラージュするためかどうか定かでないが、国内政治に関しては、安倍は最近矢継ぎ早に新政策を打ち出しているが、果たしてどの程度まで実践できるか不安になってくる。
 中でも日銀にたいする介入行為や発言がやたらに多いのもパフォーマンス染みてどの程度実効性があるか我がボケ頭には理解できないが、白川日銀総裁の任期が五月で終わることを強く念頭に置いているのだろう。
 デフレ解消策や失業者数に対する責任まで日銀の責任転嫁を主張しているが、既に総裁としての権限も喪失している日銀総裁にたいして指示しても、アホ白川も身動き出来るはずもないし全く茶番である。
 白川を庇う気など毛頭ないが、叩いても行動出来ない奴をいびる暇があれば本気で中小対策を推進してくれ!と言いたい。
 我がボケ頭の持論でるが、本気でデフレ対策を考えているのであれば、バブル崩壊で喪失した不動産価値をせめて半分まで戻す政策が最優先ではないかと言うのが、我がボケ頭の強い主張である。
 逆にいうと、それでは土地価格の値戻し以外に効果的なデフレ対策が存在するのであれば、即実践してくれと言いたい。

   2013111日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年1月5日土曜日

「一年の計は元旦にあり。」



「時事雑感・草莽危言」2013-01-01

 月並みなタイトルだが我がボケ頭が現役を心がけていた古希までは、毎年正月には一年の計を肝に銘じたが、その後五年程は日本株式会社に塾足を移した為に、心の隅に封じ込んでいた。

 昨年末に現役復帰宣言を意志表示したので今年一年の計を思考せざるを得なくなった。
 そこで出した結論は我がマルキグループの「絶対的再建と浮上」である。
 民主党前政権下では内政外交ともに破綻状態だったので、もし企業だけが生き残っても国家が破綻したり他国に飲み込まれたら、企業の存続は無意味ではないか、との思いが頭の隅にこびりついていたのも事実である。
 然らば自民党安倍新政権は、前民主党政権が撒き散らした日本国存続に対する不安要因を完全に払拭して、自主独立を維持できる国家体制を再現できるのかと問われれば未だ大いに疑問である。

 率直にいえば現在のところ、安倍が六年前に病気を理由に突然政権を放り出した無責任な行動が我がボケ頭からどうしても消えない。

 その後福田、麻生と一年短期政権が続いた後、民主党に初めて政権を奪取され、自公民は野党に転落した。
 ところが長期自公政権に愛想をつかした国民が民主党のマニフェスト戦術と鳩山、菅、野田の三阿呆首相に騙されたことに気づき、三年間の民主党政権に愛想を尽かした結果が先の衆議院選挙での自民党大勝につながったわけだ。
 しかし自民党に対する得票数から判断すると、国民は未だ自民党を議席数ほど全然支持していないことは間違いない。
 何故なら衆議員数では60%以上を制したが、得票総数では全体の30%程度しか獲得していない事実が証明している。
 安倍政権は未だ完全装備をした最新式のイージス艦ではなく、戦後米国から払い下げられたおんぼろフリゲー艦であることを安倍がどれだけ自覚しているかであるが、どうも我がボケ頭が見る限り、衆議院選挙の大勝結果に浮かれているようで前途はあまり期待出来ない。
 小泉以下バルブ崩壊後の歴代首相は政務に専念する為にゴルフクラブは封印したように報道されていたが、昨日のマスコミが一斉に安倍のゴルフプレーを報道しているのを見て、我がボケ頭は驚きとともにがっかりした。
 戦争開始の大事な時にこの体たらくではもはや安倍の先は見えた。

   2013年1月5日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡