毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年12月28日月曜日

09-12-10

「good bye 2009 !」

  今年も残すところ四日間となり、我が干支、丑年も終わりに近づいた。
  先ず個人的には最愛の同志リナの死である。
  次に我輩自身の健康問題であるが、エンジン?トラブルに巻き込まれてカテーテル治療を二度も受ける破目に合い、ポンコツ車体の維持管理がかなり厳しくなってきたのを実感させられたのも、事実であり現実である。
一般ニュースとしては国内的にはやはり保革逆転による民主党の大勝であり、民主党を中心とした鳩山連立政権の誕生であろう。
  政変に拠らないで衆議院選挙による国民の民意によって政権交代が行われたのは半世紀振りである。
  武力闘争ではなく選挙で民主的に政権交代が行われたので流血革命ではないが、マスコミは単なる与野党交代では無く革命的保革逆転とはやしたてた。
  ところで鳩山が政権を担って100日を過ぎたが、現在の政治状況は果たして革命的な政権運営が行われているのだろうか? ノーである。
  鳩山のお袋さんからの小遣い(鳩山家の金銭感覚)処理問題を、恰も総理大臣の首でも取ったかのようにハシャグ自民党の谷垣や大島の無反省ぶりの方が問題である。
  来年一月に開かれる国会でこの問題を追及することを自民党の阿呆幹部は喧伝しているが、谷垣に至っては曰く「鳩山は早急に辞任すべきか速やかに解散すべきだ」だって。
  己達自民党は小泉が大勝した衆議院の絶対多数を背景に、度重なる失政を安倍、福田、麻生と三人のド阿呆政権をたらい回ししておきながら、よくも鳩山にこの程度のことで解散などと抜かすとは、谷垣もいまだ与党ボケしている証拠である。
総理大臣は憲法75条によって起訴出来ないそうだから、鳩山は記者会見
 で約束したように「今後は身を粉にして」景気回復に命を捨てて欲しい。
  政治資金処理問題は二人の秘書が在宅処理され、鳩山は贈与税を六億円もすでに納付したことで一見落着、自民党の弟も七億円くらい払うそうだから、今日の税収不足に悩む財務省としては鳩山兄弟による多額の納税に対して感謝状を授与したらどうや!?
最後にゴジラ松井の新ティーム、エンジェルス赤帽子での大活躍を祈る!
  皆さん、良い年を迎えてください。

    2009年12月28日  元始求道会 毘沙門寺岡

09-12-09

「鳩山問題、雑感」
 
 新任大統領に対するアメリカンルールからすると、首相就任後三ヶ月を経過した鳩山が批判、非難されるのは仕方ないことだが、それにしても政治資金問題に対しても対応が全くお粗末である。
 沖縄の基地問題に対する米国への回答にしても、マニフェストに対する国民への説明にしても、天皇陛下の中国首脳に対する異例の会見にしても、小沢幹事長の記者会見における傲慢な態度に対しても、日本国最高指揮官としての器量に欠ける行動が目について仕方がない。

 鳩山の元秘書二人が政治資金処理問題で起訴されたことで昨日記者会見を行ったが、首相としてではなく一国会議員として説明すると称して官邸を避けてホテルで開くなど小細工を労し過ぎる。
 七年間で12億円6千万円もお袋さんから受領しておきながら、一切その事実を知らなかったと説明していたが、我々庶民の感覚では絶対に理解出来ない。
 そして修正申告をした上で贈与税6億円以上をあっさり納税するそうだ。
 六億円の大金を更にお袋さんから借りて納めるわけではなかろうから、鳩山自身の自己資金で簡単に賄えると言わんばかりである。
 記者会見の途中で鳩山曰く、「十二億以上の大金を母から受け取ったことを承知していないと言っても国民の皆さんは信じにくいと思います。」と言うくらいだから鳩山は事実を知っていたと思うのが当然である。

 更に曰く「国民の皆様から辞めろと言う声が大きくなれば総理の座を降りることも当然考えなければなりません。」と日本国の最高指揮官の地位をそのような形で国民に託すくらいであれば、今直ぐ辞めるのが常識だろう。
 首相を命がけで続けたければ国民に向かって「俺の金をいくら政治に注ぎ込んでも俺の金なんだから文句言うな!そのような規制をする法律こそ間違っているから早急にアメリカ並みに改正すべきだし、改正する!」と啖呵を切って居座って見ろ!
 「ニュウーヨーク市長は90億円使って当選しているではないか!」とどうせ辞任するならもっと吠えまくって見ろ!
 鳩山以上にダメ男は自民党のど阿呆谷垣である、「鳩山はただちに解散しろだって、」其の前に自民党が解体するぜ。

    2009年12月25日  元始求道会 毘沙門寺岡

2009年12月17日木曜日

09-12-08

「ゴジラ松井、男の決断、遂にヤンキースにバイバイ」

  我がボケ頭としては先ず來シーズンもまた松井の雄姿が見られることでホッとしている。
  七年間見慣れたストライプのユニフォームでは無いが、エインジェルスの赤井帽子も結構さまになっていた。
  それより何より記者会見におけるやる気満々の顔つきがすばらしかった。
  ワールドシリーズで並みいるスター選手揃いの同僚達を抑えてMVPに選ばれ、其の上ヤンキースに対する強い愛着を訴えたにも拘わらず、彼ら経営陣は松井の要望を受け入れなかった。
  膝の故障は勿論自ら招いた結果であるが、傷の回復とともにもう一度是非守備にも付きたいとの欲望をどうしても捨て切れなかったのであろう。
  ヤンキースとしてはDH専門打者としてしか契約しないとの強い姿勢に、松井としては屈するわけにはいかなかったのが松井らしさかも知れない。
  ロスアンジェルスと本来の本拠地であるアナハイムを合わせると400万人以上の人口を抱える大都市であり、日系市民や日本人居住者も結構多いみたいだからヤンキース時代に劣らない声援も期待出来ると思う。
  松井を取り巻く広告はニューヨークでは約十億円と言われていたので、多分これらのスポンサーが一斉にエインジェルスに乗り換えるだろうから、球団は戦う前から松井の契約金は稼いだことになる。
  我々日本人的感覚からすれば、世界一の座を獲得したスーパースターを如何なる理由があろうとも切ることは考えにくいが、その難題をいともあっさり実践するドライさが米国流資本主義の真髄なのかと改めて認識した。
  それは別にして松井が移籍するアメリカンリーグ西地区は、イチローが活躍しているマリナーズも所属しているので、放映するNHKは大喜びだろう。
  ヤ軍もマ軍も同じアメリカンリーグに所属しているが、ヤ軍は東地区でマ軍は西地区所属なので年間の対戦は8試合くらいだったが、マ軍とエンジェルスは同じ西地区なので対戦数は20試合くらいに倍増するはずだ。
  その放映枠を自由に振り分けて我輩如きメジャーファンに多くの日本人選手の活躍を見せてほしい。
  松井も真剣に熟慮に熟慮を重ねた上の決断だろうから、エンジェルスでの活躍を心から期待したいし是非ワールドシリーズに参戦して欲しいけど、ヤンキースを見下すようなチッポケな気持ちは捨てて欲しい。

    2009年12月17日  元始求道会 毘沙門寺岡

09-12-07

「日本型民主主義を再考しては如何?」
  我輩が言いたいのは全国会議員、首長、県市町村議員の無報酬化である。
  先ず国会議員削減、現在の衆議員480人と参議員242人を各々半減し衆議員240人と参議員120人にスリム化する。
  国会議員は歳費を含めて約一億円を支給されているので、合計362億円の減額である。
  次の段階で全員無報酬にしてさらに362億円が節約される。
  当然政党助成金も廃止するのでこれで約400億円が節税される。
  英国のロンドン市議会議員は1000万円以上の収入が確保できなければ立候補資格が得られない。
  議会は原則として夜8時以後に開催されるので、自分の仕事との両立は可能であり、支給されるのは交通費等の実費だけだそうである。
  ところで我が国には地方自治として47県(東京都、大阪府、京都府、北海道を含む)が存在し当然47人の知事が就任している。
  知事は経済的には国会議員並みの待遇を保証されているので、ざっと50億円が支出されている。
  県の管轄下に1772の市町村が配置され、市が783、町が798、村が191である。
  来年三月末で30市町村が減らされ1742にスリム化される予定である。
  それでも市町村長議員は約六万人がぶら下がって血税をくいものにしているし、平均1000万円支給していれば六千億円が節約される。
  日本には就業者を4400万人として年収1000万から1500万円の所得層が320万人もいるそうだから、充分人材は確保出来る。
  さらに資産階級の中で所謂ボランティアつまり手弁当で国家や地方自治体に奉仕する人たちを大いに活用すればよい。
  資産家は選挙運動でも自己資金を積極的に使えばよいのであって、自分の金を使うことを規制すること自体ナンセンスである。
  国会議員以下末端に至るまで、歳費や寄付を当てにして豪華な生活を目論むからおかしな状況になる。
  現在の政治体制で決してこの国は理想的な方向に進んでいるとは思えないし、然らばいろいろ革命的改革にチャレンジしても良いのではないか。
  昔から“貧すりゃ鈍す”と言われているようにどうせ間違った方向に進むのであれば、己の懐から金を出す奴に間違われた方がはるかにましだ。

     2009年12月15日  元始求道会 毘沙門寺岡

2009年12月14日月曜日

09-12-06

「640人を引き連れて訪中した小沢の政治感覚に疑問」

  朝日新聞の報道によると訪中は総勢640人、内、国会議員は143人で衆議員116人、参議員27人、民主党全体の国会議員は422人なだから約34%が参加したことになる。
  日中友好平和条約締結10周年の翌年にあたる1989年、つまり小沢が四十代の若さで自民党幹事長に就任した時期から二十年間続けている「長城計画」の一環でもあると説明している。
  残りの約500人の随行員は国会議員秘書、地方議員、中小企業経営者、業界団体関係者などで、夫々何らかの思惑があって参加したのだろう。
  参加費用は一人二十万円とのことだから一億二千八百万円の大金である。
  他人の懐具合を詮索しても野暮だけど、小沢他数人の幹部連中は高級ホテルに宿泊しただろうが、陣笠どもは航空代金、ホテル代等を含めてお一人様十万円で御つりが来るくらいの実費ではないか。
  然らば600人の余分十万円で六千万円が小沢の懐に入る計算になるけど、“そんなせこい計算するな!”と天の声が聞こえそうなので止めとこう。
  そうや、コキントウ親分への貢物にも金が必要やわなあ。

  確かに小沢は48歳で当時の大自民党の幹事長になり、其の頃から田中角栄の後を継いでこの「長城計画」なる訪中を始め、今日まで所属政党は変わりながら継続してきたことは政治的運動の一環としての評価はするが、果たして国益という観点からどのていどプラスになったのか疑問である。
  報道によると小沢が自由党を創立した1990年代終盤頃、中国に対して結構批判的な発言をしていた時代には訪中しても指導部は全く無視したそうだから、今回の大歓迎振りは狐と狸の化かし合いそのものである。
  政治の世界は“一寸先は闇”だから権力を握ったときに力を誇示するのは勝手だけど、権力の行使には国益が伴わなければ権力者は単なる国賊であることを常に肝に銘じておくべきである。
  面白いには“鬼の居ない間の密談”ではないが、小沢が訪中した夜に待ちかねたように反小沢の渡部恒三元衆院副議長を囲んで岡田外相、仙石行政相、
 前原国交相、野田財務副大臣、枝野元政調会長等正に小沢と“反目”の錚々たる幹部連中がそれこそ密談したそうである。
  独裁国家でのクーデターは本人が外遊中に起きるものだが、日本では、、、?

    2009年12月11日  元始求道会 毘沙門寺岡

09-12-05

「鳩山総理に直言、  第二弾」

  沖縄基地問題で鳩山が躊躇しているのは、社民党と国民新党が参議院で各々五席、計十議席を有しているからだろう。
  参議院の全議席は242で民主党は114議席しか確保していないので、連立政権を解消して国民新党と社民党を野党に廻せば過半数を割り、政権運営に困難が伴うことを危惧しているのだろうが、考え過ぎである。
  民主党は衆議院で308議席を保有して絶対多数の有利な状況下にあり、現在最も大事なことは来年度の予算策定である。
  憲法第60条の衆議院の優越性を利用すれば、国民、社民両党の協力を得なくても衆議院通過後30日で予算は成立するのである。
  一ヶ月程度の予算案の遅れ位は大した問題ではないし、その為にこの国が沈没するわけではない。
  
  来年七月には参議院選挙が行われるし、121議席が改選されるが民主党の改選議員数は54議席であり、単独過半数に達するには10議席増の64議席確保出来れば単独政権運営が可能になる。
  その為に小沢が参議院選挙に全力投球しているのであり、余程鳩山が政権運営で失敗を重ねない限り、十議席以上の上乗せは可能だと我がボケ頭は予想しているが如何なものか?
  景気刺激策が当面の問題であることは衆目の一致しているところであるが、
現在の不況は自公政権が撒いた種が原因であり、鳩山はもう少し積極的に自公連立政権の犯した失政を声だかに発言し、積極的に反論すべきではないか。
 その為にも弟の邦夫が示したように贈与税を過払いするぐらいの発言をして、野党の批判をかわすべきである。
 
 基地問題はどうせ前政権が約束した内容で妥協せざるを得ないのだから、時間を引き延ばすだけ米国に借りが増えるだけであり、一日も早く同意回答してアメリカを黙らせることである。
 その上で社民党と国民新党が反対するのであれば、あっさり両党を切り捨てて単独政権を貫くべきである。
 其の位の英断をすれば例え小沢が乗り気でなくても民主党議員は鳩山を支持してついて来るはずである。

   2009年12月10日  元始求道会 毘沙門寺岡

09-12-04

「基地問題で右往左往する民主党鳩山に直言」

  鳩山の基地問題での優柔不断な原因は政策論ではなく、本当の所は鳩山の政治資金問題が根底にあると我がボケ頭は考えている。
  この件で自民党に追及されて聊か嫌気が差している精神状態の中で基地問に直面し、米国にも追い詰められたのが実情である。
  基地問題に結論を出す前に、弟の邦夫衆議員を見習って「自分も母親から渡された金額に対して最大限の譲渡税を払います。」と宣言してこの問題に至急ケリをつけることである。
  
  その上で沖縄の基地移転問題はいくら日本側の政権が交代したにしろ、日米が国家間で取り決めた約束であり先ずは協定どおり実行すると回答すべきで、今更対等な日米関係などと社民党などの口車に乗っては恥曝しである。
  もしも米国の強行な反対を無視して協定を守らないのであれば、アメリカの支援無しで、自衛隊のみで日本の国民と国土を守る決意が前提である。
  「約束は反故にするけど、日本国の安全は従来どおり守ってください」などと子供騙しのようなことを言っても大人のアメリカが認めるわけがない。
   
訓練中にジェット戦闘機は墜落するし、着陸態勢で車輪を出すのを忘れて胴体着陸はするは、イージス艦は衝突するは、ヘリコプターは墜落するはその他数え上げたら切りが無いほど事故の多発している我が自衛隊に、とてもじゃないがこの国と国民を守る自衛力を保有しているなどと到底考えられないし、いくらお坊ちゃん総理といえども其の程度は認識しているだろう。
  然らば基地問題での米国に対する回答は一つしかないのは当然である。
  先ず米国との約束を実行することを至急正式に回答することである。
  
其の上で国民に対して正直に現在の自衛隊の体たらくでは、独力でこの国を守ることは不可能ゆえに至急憲法九条を改正して、アメリカの助太刀抜きで日本国民が独力でこの国を守る為の軍事力を強化することを宣言すべきだ。
そのような腹構えを持たずにただ連立政権相手の雑魚政党の勝手な言い分を尊重して、アメリカの信頼を損なう態度は大きく国益を失するだけである。
自民党政権が十三年を要して結んだ条約だから民主党政権も多少の時間的検討が必要だと言う意見は外交問題では通用しない戯言である。

    2009年12月9日  元始求道会 毘沙門寺岡

2009年12月12日土曜日

09-12-03

「我が同志 リナよ さようなら 合掌」

我が人生の戦友であり同志であり恋人的存在でもあったリナが、一昨日午前十時に石切獣医院で静かに息を引き取った。
 全く苦しむことなく非常に安らかに死を迎えたので悲しい中にもほっとした。
 彼女を我が家に迎えたのは生後三ヶ月の時で、以来十七年の年月が過ぎた。
  当時一年目で手術したのでリナは生涯処女で通させたわけで、誠に飼い主の都合であり今でも申し分けなく思っている。
 其の分我輩に甘えて我輩に忠実に尽くしてくれたと思っている。
 西郷隆盛の忠犬ハチ公と比較しては僭越だが、我輩にとってはハチ公以上の存在であったことは間違いない。
 
 よく心にポッカリ穴が空くというが、正にそのような心境である。
 健康を考えて初七日までは禁酒しようと思ったが、結果は逆で二十四時間解禁状態に終わってしまった。
 
“高が柴 されどリナ”


    2009年12月7日 元始求道会 毘沙門寺岡

09-12-02

「デフレ阻止は土地対策が全て」

 先日、菅副総理が日本の現状を“明らかにデフレスパイラルに陥っている”と発言したことを受けて、遂に日銀ボケ総裁も我が国のデフレ傾向を認めた。
 しぶしぶ日銀口座に10兆円を積みました記事を読んだが、我輩如き経済音痴のボケ頭には、この増額が如何程物価下落に歯止めを架ける効果があるのかサッパリ理解不能である。
 我がボケ頭の単純な素人考えでは、物価下落を阻止するには経済の根幹に位置する土地価格の下落を阻止するのが前提条件ではないかと思うし、更になだらかな土地相場の上昇への転換が絶対条件だと思うが日銀総裁、如何ですか?
 我がボケ頭なりに考えると、土地価格の上昇政策と言った途端に1990年前後に発生したバブル、即ち狂乱相場を想起されているのではないかと想像しますが如何でしょうか。
 あのバルブによって日本国民も経営者も政治屋も、官僚も全ての日本人が各々の立場で苦労したり、悔しい思いをしたことは間違いありません。
 当時横行した“土地神話”なる言葉に惑わされ、金融機関の騙しに乗せられて企業規模以上の不動産に経営者達は競争して投資しました。
 斯く言うわがボケ頭も土地神話に首を突っ込んだ一人です。
 しかしながら現在のようなデフレスパイラルに日本経済が落ち込んで、八方塞がりの状況下では今一度当時の土地神話を分析して反省材料として参考にする必要があると思うのですが、白川総裁どの分かりやすく説明していただきたいものです。
 参考資料に拠りますと本来のバブルは1986年から1991年2月までの4年3ヶ月を指すそうですが、当時の日銀総裁が大蔵次官から転じた澄田氏で全面的に金融緩和政策を断行してバルブ形成に寄与?した人物だそうです。
 しかし我がボケ輩が考えるのは、この大蔵省出身総裁から五年ぶりに日銀総裁の座を取り返した三重野の超金融引き締め政策への急激な大転換こそ、その後の日本経済を大混乱に巻き込んだ張本人だと考えますが、後輩の白川総裁としての評価を是非聞きたいものです。
 ところで我がボケ頭は現状のデフレ打破は今一度土地価格の上昇政策に徹底する以外に方法は無いと考えています。
 要するに三重野の犯罪行為?を反面教師にすれば如何なものかと思います。
 白川さん、貴殿に欠けているのは度胸、と決断力、大英断を頼みます。

    2009年12月4日  元始求道会 毘沙門寺岡

09-12-01

「“師走”到来」

 一年が経過するのをあまりにも早く感じてしまい、昨年12月1日に書いた「時事雑感08-12-01」を開いてみたら「師走雑感・日経新聞に見る経済危機に対する見出し」というタイトルで下記記事を書いていた。
 記)11月28日付き日経新聞の経済欄に下記のような見出しが掲載された。
   「貸し渋り防止 金融庁動く
   中小企業、年末資金に懸念
   融資の姿勢を検査
   景気後退、長期化を回避、前倒しで資金準備
   中小企業事業撤退を検討、中小企業危機感強く」
上記の見出しを読むと今年の師走にもそのままそっくり当てはまる内容で、振り返ればこの一年、中小企業を取り巻く経営環境は全く好転せず麻生政権の無能無策の影響で結果的にむしろ一段と悪化していると云える。
 自民党の谷垣は相変わらず鳩山献金問題ばかりを遡上に挙げて批判しているが、麻生政権の中途半端な政権運営の結果が今日の不況を更に深刻な状況をもたらしたのは間違いない事実であり、その自民党を引き継いだ谷垣には麻生政権の失敗を先ず国民に詫びる責務がある。
 
今年の終わりに際してこの欄の手抜きをするわけではないが、上記に昨年の師走01を引用したのでついでに09までのタイトルを振り返る。
02「麻生政権の支持率27%まで下落!それでも辞任しない、、」12月2日
03「連合のベースアップ要求は脳天気じゃないの?」    12月4日
04「ラグビー早明戦史上最低の対抗戦 雑感」       12月8日
05「本性を現した尖閣列島周辺への中国の領海侵犯」    12月10日
06「麻生ふざけるな!無駄の連発」            12月14日
07「天下のトヨタが遂に営業赤字に転落」         12月15日
08「形振り構わず貸しはがしに走る佐賀共栄銀行、、、」    12月24日
09「民主党提出の解散要求決議案にただ一人賛成、渡辺氏、、」12月27日
上記のタイトルを見てこれらをそっくり今年の師走分に引き当ててもおかしくないくらい、世の中が変化していない証明である。
 不況も政治の混乱も社会も乱れたまま越年である。

    2009年12月3日  元始求道会 毘沙門寺岡