毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年12月28日金曜日

「日本最大の暴力装置集団は自衛隊に非ず、警察集団だ!」


「時事雑感・草莽危言」2012-12-07

 あほ菅政権の官房長官時代に仙石由人が国会答弁で説明した中に、「自衛隊は日本最大の暴力装置である」と言って物議を醸したが、今やこの国の最大の暴力集団は警察であると訂正せねばならない程警察官による凶悪事件が日本全国の警察組織で続発している。
 それらの事件の中で突出しているのが、二年前に富山県で発生した老夫婦殺害、放火事件であり、何と先日逮捕された容疑者は富山県警現職警部補である。
 事件後、容疑者は何食わぬ顔で警察官としての業務を二年間に亘り継続していたと言うから開いた口が塞がらないぜ。
 富山県警は殺人犯を血税で二年間も食わしていたことになり、一体警察組織の捜査は真剣に事件捜査に取り組んでいたのか疑問だらけだぜ。
 それとも被疑者が身内の警察官だから、わざといい加減な捜査をして犯人逮捕を故意に引き延ばしたとさえ勘ぐりたくなる。
 
 このような凶悪犯罪を初めとして、29万人の警察官による刑事事件や不祥事件数をインターネットで調べたが、警察庁が正式な件数をどうも公表していないらしい。
 元警察官が出版した警察内部の問題点を暴露した本によると、かなり正確に説明しているらしいが、いずれにしても立件起訴された事件だけで1000件は下るまいといわれている。
 先の強盗殺人事件のように明らかに起訴される事件はともかく、一般市民の場合には立件起訴されるのに、同僚警察官の場合は起訴猶予とか不起訴処分にして誤魔化すことは、当然想像できる内容である。
 故に先ずは警察官による全ての不祥事件を洗い出し、警察庁がその中から正直に分析して公表すべきであると我がボケ頭は考えている。

 我がボケ頭からの提案だが、この際警察庁以下29万人の警察官を防衛省の傘下に統一したらどうだろう。ついでに海上保安庁も12000人の保安官とともに海上自衛隊に吸収させれば大変合理化できると思う。
 我が帝国自衛隊は総員25万人と称されているので総計55万人の大規模軍隊に変貌できるし、尖閣諸島防衛も可能となるし、新規警察官にも順番に陸上訓練を義務付ければ悪事など働く余裕など無くなり一石二鳥ではないか。

   20121226日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年12月18日火曜日

「異常に続発する警察官の不祥事件、職務怠慢、警察組織の弛緩」


「時事雑感・草莽危言」2012-12-06

 日本最大の暴力組織“桜の代紋”についてはこの欄でも数回取り上げているので、本音を言えばあまり取り上げたくないのだが、最近はますます事件発生回数が多いので一市民としては取り上げざるを得ない。
 最近のトップ不祥事件は、尼崎市の連続変死・行方不明事件の主犯格とみられる女性容疑者を管理体制の怠慢から兵庫県警本部留置施設で自殺させ、残された共犯者の取調べを困難にするとともに事件の解明を不可能にした事件だ。
 発覚当初は県警本部の責任者は、担当者には落ち度はなく県警には責任は全くないとまで言い切っていたのだから恐れ入るぜ。
 その後マスコミ等に責任を追及され謝罪会見をするに至り、警察庁長官が事件の重大性に言及して頭を下げている。
 並みの不祥事件であれば大体県警本部長の段階で手仕舞いするが、今回の職務怠慢が警察組織を揺るがす大きな事件である証明でもある。

 上記の事件とは多少異質かも知れないが、大阪府警の刑事が出勤後、連日パチンコに日参していたことがバレた記事が掲載されていたが、我がボケ頭が推察するには、この刑事殿はパチンコ屋側から何某かの見返りに毎日かなり潤わせて貰っていたのではないかと思うのが常識的だと思うが如何かな。
 だとすれば単に職務怠慢というだけではなく収賄罪を犯したことになるのではないか。
 本部の方は単なる職務怠慢ということで軽い罰則で済ませようとするかも知れないが、こんな事件は30万人警察官のなかの氷山の一角であるはずであり同僚警察官が調べを担当しても追及はできないはずだから、警察官の悪事は別組織であるせめて検察庁が担当すべきであると強調したい。
 我がボケ頭の意見としては、警察関係の悪事は全て検察に任す組織に変更しなければ“絶対に”この種の事件は減らないことを断言する。
 更に大阪府警管内で証拠品の一斉点検を実施したら、証拠品301点が紛失いて、それらの中には未解決の殺人、強盗殺人事件の重要証拠品も含まれているそうだから救いがたい組織である。
 我がボケ頭も数回参考人で呼び出せれた経験があるが、署長室か応接室かホテルならば会ってやると嘯いてやつ等を怒らせたことがあるが、全く社会常識を疑いたくなるような連中ばかりの集団である。

   20121214日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年12月14日金曜日

「北朝鮮の“死んだふり発射”に騙された日米韓三カ国」


「時事雑感・草莽危言」2012-12-05

 北朝鮮が発表していたミサイル発射予告期間を一週間延期して、あたかもロケットの修理に取り掛かっているかのように装い、三カ国を一安心させおいて12日午前十時頃いきなりミサイルを発射させて結果的に三カ国を裏切った。
 いかにも何をしでかすか分からない北朝鮮らしい遣り方ではあるが、何故このような姑息な方法を駆使する必要があったのか我がボケ頭には解らない。
 米韓両国は兎も角、今回の北朝鮮のミサイル発射に備える為に動因された我が国陸海空自衛隊が費やした国民の血税額を知りたいものだ。
 今朝(13日)の新聞報道によるとどうも韓国政府が北朝鮮の陽動作戦に惑わされたらしく、米国は独自の情報で北朝鮮の作戦を見抜いていたらしい。
 韓国のイ・ミョンバク現政権も今月19日の大統領選挙後に退任することが決定しており、すでに死に体大勢に近く米国の信頼を無くしている状況だろう。
 日米韓三カ国の対応がどうであれ、北朝鮮が発射したことは事実であり、我が日本も含めて新たな対策を講じなければならないことだけは間違いない。
 
 このような理解不能な政治的行動をとり続ける北朝鮮にたいして、我が国は拉致問題を抱え続けているが、担当大臣を短期間にころころ代える政治対応では、拉致家族には悪いが効果的な結果を期待しても駄目だろう。
 以前にもこの欄で書いた記憶があるが、拉致家族の間にも血族関係に濃淡の差があり、実の子供を拉致された両親とその他の親族関係者では人情に格差が存在するのは当然で、我がボケ頭が感じているのは拉致問題を利用しているとしか思えない連中が散見されて仕方がないことである。
 わが子を拉致された二家族の両親には何時もながら心から同情申しあげたい。
 所で進展の見込めない日朝関係を利用している連中は多々存在しているように思えて仕方がないが、我が帝国自衛隊も北朝鮮の脅威を盾に無謀な予算をふんだくっているのではないかと勘ぐりたくなる。
 その意味では警察庁も傘下の公安調査庁の朝鮮総連対策を利用して、必要以上に余剰人員を抱えて規模の拡大を意図している。
 今回の北朝鮮ミサイル作戦で我が帝国海上自衛隊は世界に誇る最新鋭イージス艦を沖縄方面中心に三隻はりつけたらしいが、作戦に便乗して二隻くらい尖閣諸島に派遣して中国を牽制するくらいの弾力的戦術は取れなかったのか、と残念である。

   20121213日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「衆議院選挙に対する大手新聞社の取り上げ姿勢の差異」


「時事雑感・草莽危言」2012-12-04

 休刊日翌日の本日()の朝日、読売、産経、日経各紙の選挙関連記事を読み流して強く感じたのは、朝日新聞の奇異な姿勢である。
 巷間言われているように民主党の議席確保予想が意外に悪いのを意識してのことかどうか我がぼけ頭は承知しないが、選挙予想関連記事は皆無である。
 例えば、産経は一面見出しで「自公300を越す勢い。 終盤情勢・民主激減 80割れも。」と記している。
 読売は同じく一面に「比例投票先 自民29%に上昇 衆院選継続調査・民主12% 、維新11%」と説明記事を書いている。

 もしも朝日新聞が民主党を新聞社として支持しているのであれば、社説で堂々と主張すべきではないかと我がぼけ頭は指摘したい。
 昨日が休刊日であったこともあり沢山のビッグニュースが重なったことは認めるが、それにしても今我々国民の最大関心事は政治の変化ではないかと思う。
 朝日が取り上げた一面トップは敦賀原発の廃炉問題である。
 先の福島原発事故依頼、原子力発電の存続問題は国民の最大関心事であることは否定しないし、今回の選挙の争点の重要なテーマであることは承知しているが、それでも選挙情勢関連記事が皆無な編集者の意図が理解出来ない。
 各紙がどれも取り上げている話題を羅列すると、敦賀原発廃炉問題、山中京大教授のノーベル賞授与式、北朝鮮ミサイル発射延期関連、半導体大手ルネサスの国策機構による買い上げ記事等である。

 新聞記事によると、野田の支持率が再度急降下しているらしい。
 先の党首討論で突然の解散を安倍に突きつけて一瞬安倍を動揺させて少し野田の支持率が回復したことに味をしめたのか、その他には一向に新鮮味のある話題を掲げることが出来ず、己達の三年間の民主党政権の無能、無策を棚に上げて過去の自民党の批判ばかりしても国民は白けるだけだ。
 先日、たまたま野田の演説をテレビで見たが、曰く「民主党政権が遣り残したことは全て自公政権時代に残された問題点ばかりだ、云々」と、事ここに至ってこのような見苦しいことを演説するようでは、更に国民は民主党から離れて行くはずであり、民主党は記録的大敗をすることを我がボケ頭は断言する。
 野田も民主党も、おさらばだけど安倍の健康にも正直不安を感じている。

  2012-12-11 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2012年12月11日火曜日

「国家の非常事態よりも私欲を優先させた国賊藤村官房長官の重大失言」


「時事雑感・草莽危言」2012-12-03

藤村官房長官7日、地元の大阪府吹田市で衆院選候補者としての今後の大阪入りの可能性を記者団に問われ、「北朝鮮のミサイルがいつあがるかだ。さっさと月曜日(10日)に上げてくれるといいですけどね。」と驚くべき回答をした。
 北朝鮮のミサイル発射に備えている自衛隊のこと、国家の安全対策、国民の安全に対する危機意識は全く欠落して念頭にあるのは己の選挙運動のことだけ。
 このような愛国心も祖国愛も国民の安全も無視している国賊を、政府の要である官房長官に任命した野田の責任は非常に重大である。
 もしも今、衆議院解散状態でなければ即刻首を切られるだろうが、半ば無政府状態であることを野田政権は自ら証明したわけだ。
 藤村の選挙戦真っ只中に於ける失言は自民党初め野党に大きなプラスに作用するはずだが、これだけ有利な情況を与えられたにも拘らず自民党が単独過半数を確保出来なければ,例え安倍政権が誕生しても強力な政権運営は期待出来ないし、不安定な政権運営しか望めない。

 国家的危機に対応する為に、海上自衛隊は米海軍や韓国海軍と協力して最新式のイージス艦を日本海に派遣しているが、肝心の黄海には展開せずに米軍と韓国軍に依頼しているとのことである。
 自国の防衛力を駆使できるのに黄海に近い中国に遠慮して派遣していないことは、誰の目にも明らかであり情報収集も米軍頼みで遅くなり正に冷めた味噌汁情報であり韓国軍にさえ舐められる原因でもある。
 現在、尖閣諸島をめぐり中国から連日不法侵入を受けても海上保安庁の巡視船では何も阻止できない今こそ、海上自衛隊のイージス艦の威力を見せ付ける絶好のチャンスであるはずなのに、及び腰で黄海を避けているのだから、飾りものならば国民の血税を無駄に使って建造するな!
 中国にたいしてこのように及び腰でしか対応しないようでは、いくら日米関係を重視するアメリカ政府といえども、日本の危機的状態が発生しても真剣には対応してくれるとは考えられない。
 そのような弱腰の日本政府の行動を見て、中国は更に尖閣列島にたいして強引に侵犯を繰り返し、横柄な行動を加速してくるだろう。
 あほな政治屋どもは選挙に現をぬかしているが、その間にも中国の侵犯は継続していることを忘れてはならない。

「衆議院選挙4日公示、16日投票で選挙運動開始だが選挙結果で本当に景気が変わるのか?」


「時事雑感・草莽危言」2012-12-02

 多くの失業者やフリーターや中小企業関係者や食事代にも事欠く連中が大量に存在しているのに、野田も安倍も石原も演説していることは五十歩百歩で大差なく、お互いに相手の主張を非難しているだけである。
 共通しているのは原子力発電を即刻止めるとか、十年先までに全廃するとか、二十年先までとかいい加減なことを抜かして国民に戸惑いを与えているが、そんなことが当面の一番大事な問題なのか大いに疑問である。
我がボケ頭に言わせれば電力界が今すぐ取り組まなければならないのは、発送電分離であり、つまり発電事業と送電事業の経営体制を完全に分離して、電力九社がお互いに電力供給体制を共有化することである。
 そうすれば全国のどこかで電力不足が生じても、供給余力のある電力会社が送電可能になり、日本全国ではバランスは十分取れると専門家は主張している。
 日本全国の発電力を合計すれば十分に総需要を賄える余力があることを過去のデータが証明しているのだから、先ず送電の一本化を即時実施すべきである。
 発送電分離に反対の電力会社は、その問題を棚上げして原子力発電の存続に話題を摩り替えようとしてマスコミも引きずりこまれている。
 誠にけしからぬ電力会社、マスコミ、官僚の癒着体質である。

 ともあれ政治は先ず国民生活の安定が基本であり、その観点からすれば二十年も続いた大不況から脱出させ、少しでも景気の上向き感を国民に与えて越年させることが、今度の選挙の一大テーマのはずなのにどの党も熱心ではない。
 国会議員どもは政党助成金をたらふくふんだくり、超豪華ホテル並みの議員宿舎に住んで新幹線はグリーン車をふんだんに利用し、飛行機もタダで利用しておれば庶民感覚で発想など出来るわけが無い。
 選挙に負け、落選して初めて庶民感覚を取り戻すのだから、全員新人の入れ替わるような選挙制度に大胆に変更しては如何なものか?
 我々ボケ頭も当然のことながら、人間は初心を忘れやすい生き物であり、初心を継続させるには、同じ仕事を長くさせないことだと思う。
 故に国会議員を初めとして地方自治体の議員も、首長も全て一期四年生にして、更に希望する者はその次の四年後に立候補すれば良い。
 今度の選挙では一党で過半数を占める結果にはならないから、また国民の意志を無視した私利私欲まみれの連立政権になるのだろうがあほらしい限りなり。

2012年12月5日水曜日

「師走到来・今年も昨年に続き不況のどん底で越年」


「時事雑感・草莽危言」2012-12-01

 昨年のタイトルは「師走雑感」である。
 読み返して見ると、二代目民主党あほ菅政権の頓死の間隙を巧妙に泳ぎまわり三代目政権の座を騙し取ったのがダメ野田である。
 当時、野田政権の消費税増に強力に反対していたのが小沢であり、強引に増税を推進すれば小沢一党は民主党と袂を分かち新しい政党を作り上げるであろう、と昨年の時事雑感に書いているが、現実もそのように推移した。
結果的には一応消費税は衆議院で可決されたが、それを機会に小沢が子分を引き連れて民主党を離党して新党をつくり、今度の選挙で多少注目を与えているらしい。
 これをきっかけに、民主党内がかなり混乱し離党者も続出したので、その流れに対抗するように政界の予想に反して急に解散に踏み切ったのは承知の事実である。
 今月4日が公示で16日が投票日なので最早選挙戦真っ盛りのはずだが、多数党乱立の選挙の結果は果たして日本国再建の政治体制が確立されるのか大いに疑問である。
 いずれにしても政治屋どもの私利私欲選挙だから諦めの心境ではあるが、折角だから選挙権だけは行使する積もりだが、我が福岡市の小選挙区には期待出来る該当者不在なので、比例だけは石原維新の会に投票しようと決めている。

 次の話題は全く選挙とは無縁の中堅鉄鋼メイカー、株式会社中山製鋼所の倒産整理関係の話題である。
 我がボケ頭も過去に鉄鋼業界に身を置いた経験上、先日の新聞記事で「(株)中山製鋼所が私的整理」との見出しを見て一瞬驚いた。
 東京一部上場で資本金も155億円、歴史も古く、社長を新日鉄から送り込んでいるのに、何故私的整理などという世間一般には理解しにくい整理再建方法を講じるのか我がボケ頭には理解できない再建法である。
 日本航空が再生に利用した民事再生法か何かを堂々と何故行使しなかったのか不思議であるし、金融債権者に我々もお世話になっている日本政策銀行様が名を連ねておられるので、更に理解不能に陥った次第。
 日本政策銀行は旧中小企業金融公庫等を中心に再編成された政府系金融機関と承知しているが、中小企業に積極的に融資、支援するための公的金融機関だと考えているのに、新日鉄如き大企業に属する鉄鋼メイカーは己達で救うのが筋ではないか。
 我がボケ頭の鉄に関する僅かな知識から見れば、生産能力を極端に増強した中国メイカーやインドのタタラ製鉄グループが日本に攻めて来たら中山の救済など無駄。

   2012年12月1日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡