毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2014年11月27日木曜日

「時事雑感・草莽危言」2014-11-06
「安倍正式に衆議院解散宣言」

 11月21日解散、12月2日公示・14日投開票の日程で衆議院議員選挙が行われる。
 来年10月に予定している消費税率10%への引き上げを、2017年4月に先送りすることをメインテーマに国民の信を問うための選挙だが、何と最大野党の民主党も先送りに賛成するそうだから敢えて選挙を行う必要があるのか疑問。
 安倍は消費増税の他に「安倍政権が進めて来た経済政策、成長戦略を更に進めていくべきかについて国民の判断を仰ぎたい」と記者会見で強調したが、国民には師走の気ぜわしい時期の解散総選挙に白けムードがあるのは避けがたいのも事実である。
 現在295議席の絶対多数を確保しているにも拘わらず、敢えて選挙をすれば多少議席が減ることも覚悟の上の決断であろう。
 報道の解説によると長期政権を睨んだ解散と説明しているが、その前に現在の景気を回復し中小企業対策を強行に推進するのが先ではないのか、と強調したい。


「高倉 健さん 病死 残念」

 数日前に亡くなり内輪だけの葬式を終えてから公表されたとのことだけど、彼の人間性を最後まで貫いた感じ。
 病名はリンパ癌とのことだけど、我がボケ頭の知人も過去に同じ病で亡くなったけど、転移と死に至る速さに驚いたことを思いだした。
 直接交流は無かったけど、福岡県筑豊の出身と言うことで親しみを感じていただけに非常に残念。
 心からご冥福をお祈り申しあげたい。
                                                                   
   2014年11月20日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年11月18日火曜日

「“大義無き解散”とは?」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-05

 安倍が今夕帰国し明日(18日)記者会見して解散を発表する予定、と盛んにマスコミや政党幹部が喧伝している。
 野党どもは、師走解散は“大義”無き解散だと囃し立てているが、総理大臣が政権運営の都合で行う解散権の行使には最初から大義などあるはずが無い。
 700億円も税金を浪費して無意味なそれも師走の国民が忙しい、更に中小企業は今年の不況による業績不振を少しでもカバーしようとしている最中の解散を野党は盛んに非難しているが、解散なんて従来から政権側の都合で行われるものである。
 野田政権の解散だって大義無き解散だったということを忘れたらしい。

 マスコミ報道によると、安倍は来年10月に予定している消費税の2%アップの延期を国民に問う為の選挙だと言われているが、何と民主党も延期賛成らしいので選挙の争点は無くなったのではないかと思うが如何。
 予想どおりならば自公の圧勝に終わるのだろうが、しからば20年前の超刺激的なバブル景気対策を打つくらいの政策を実践しない限り無意味解散と言われても仕方あるまい。
 最近の安倍は度重なる外遊の連続で外遊ボケして国内政治を軽視しているように感じて仕方が無いが、選挙を切掛けに勝利をたたき台にして、国民の為は勿論のこと、我々中小企業再生の為に命がけで政策を推進してくれることを期待したい。
 中小企業の再生無くして日本国の再建はあり得ないことしっかり肝に銘じて頑張ってほしい。

     20141117日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「親中派を自認する高村自民党副総裁、榊原経団連会長他同じ思考の奴らに聞きたい。」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-04

 上記の二人は各々政界と財界を代表して日中正常化と両首脳の会談実現の為に、各々の立場で努力してきたはずだ。
 二人は私欲を離れて本当に国益のみを考慮して尽力したのであれば指弾することはないが、先ず榊原会長は日本の経済界と産業界から対中国貿易の拡大を強く要請され尽力した。
 日本経済が活性化されることは我々中小企業の景気回復にも寄与することになり結構なことではあるが、かといって日本国の国家としての権威まで喪失してまで商いを優先することはあるまい。
 目の前に大きな市場が存在するから、形振りかまわず食いついて行くほど日本は飢えているとは思えない。
 
 中国を世界第二の経済大国に押し上げたのは日本の投資と技術供与ではないか。
 日本の財界が目先の利益を追求することばかり考えて行動した結果が、中国を経済大国に押し上げ中国の横暴を招いたことを、財界の連中は忘れたのか!と言いたい。
 “敵国中国”に塩を巻きすぎた結果が中国を経済大国に押し上げたのだ。
 安倍に対する習近平の傲慢な面構えを決して忘れることなく、日本の財界は節度ある対応をして奴に一発かまして欲しい。
 
 高村副総裁は失礼ながら“腐っても鯛”である。
 現前として与党自民党の副総裁であり党内序列ではNO2であることは事実である。
 どのような政治活動から親中国派に属しているか我がボケ頭には分からぬが、旧三木派の流れを汲む最少派閥から副総裁にまで伸し上がったのだから政界を泳ぐのは上手いのだろう。
 政界には現自民党二階総務会長や閣僚の中にも多数の親中派の連中はいるだろうが、中国に向き合う前に必ず安倍が習近平に虚仮にされた姿を思い出してから行動してほしい。
 我がボケ頭は日本の政治屋や財界や国民がしっかりしないと、十年後には日本国は中国に飲み込まれると言うのが持論である。
 当然ながらその時は我がボケ頭はあの世から眺めるだけである。

   2014年11月13日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「安倍首相が年内の“衆院選”が選択肢。」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-03

 この数日、衆院選、来月投開票論が急激に広まり始めた。
 今月17日に発表される7月から9月期の国内総生産(GDP)の速報値を受け、再増税の先送りを表明し解散を決断するシナリオが有力されている。
 うがった見方をすれば、日中首脳会談に於ける想像を絶する習近平の一方的な傲慢な態度に対する安倍の幼稚さに、日本国民は腸煮えくり返っているはずだ。
 日本国を代表する安倍が無視され傍若無人にふるまわれたことは、一億2千万人の日本国民に対する侮辱である。
 安倍や側近どもにしてみれば、政権にとって避けたいこのニュースを一日も早く払しょくしたかったとしか考えられない。
 歳の瀬の総選挙は過去にもあったような記憶があるが、いずれの場合も与党の勝手な理
由による年末選挙だったように思う。

 二人の女性閣僚が辞めさせられた直後でも安倍の支持率は48%の高さを維持しており、対する野党はバラバラで、協調して自公に立ち向かう気力も準備も政策も全く無い。
 戦わずして勝利することが歴然としておりながら、安倍が敢えて総選挙を実施するのは、
来年十月に行うと国民に約束した消費税の先送りを正当化する為以外の何ものでもない。
 中小企業や低所得層は、12月だからこそ普段よりも頑張って少しでも多く稼ごうと考えていた連中は裏切られた気持ちで一杯だろう。
 中小企業に関係する人達もまた然りであろう。
 安倍が中国から帰国後、如何なる指示を取り巻きに出すか解らないが、先ず日本国民が無事に越年出来るように年末ぎりぎりまで戦ってほしい。


   20141112日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「日中首脳会談やっと実現」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-02

 首脳会談は日中どちらがどれ程譲歩したかどうかは、我がボケ頭には解るはずもないが、
先ずテレビに流れた習近平の無表情な顔が全てを物語っていると思う。
 出会いの場面で安倍が先に定位置に立たされ、少し間を置いて習近平が歩み寄って握手をしたが、安倍の挨拶の言葉を全く無視して奴は無言で対峙した。
 正に傲慢不遜というか我が国家首相を馬鹿にした対応をしたが、残念なのは安倍も負けずに奴に対して堂々と対応して欲しかった。

 奴が意図的に安倍に対して振る舞ったことは、数日前に奴がプーチンと会談した時に笑顔で迎えた態度とあまりにも好対照なので余計に強く感じた。
 プーチンとの会談では習は自らプーチンを笑顔で出迎えるシーンが対照的に流された。
 首脳会談後の記者会見で安倍は精一杯の弁解を述べていたが、以前の戦略的互恵関係の構築など復活するのは非常に困難であることは、習近平の表情が示している。
 両者の対照的な対応ぶりが今後の日中関係の困難さを表していると思う。
 日中首脳会談は三年振りとのことだが両国間には歴史、領土、安保と難問山積なのであまり期待しない方が常識的ではないか。
 それでも日中首脳会談が行われたことを歯ぎしりしているのは韓国のおばさん大統領ぐらいだろう。
 脇の甘い安倍にとっては習近平の態度は計算外だったかも知れないが、それでも会談を行ったことで自己満足しているだろう。

       20141110日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2014年11月7日金曜日

「日銀が追加緩和、果たして黒田総裁が目論むデフレ脱却効果は期待出来るのか?」

「時事雑感・草莽危言」2014-11-01

 日銀は10月31日の金融政策決定会合で追加の金融緩和を決めたが、政策委員の中4人は反対したそうだ。
 黒田総裁は提案者として賛成5反対4の採決結果を基に追加緩和を正式決定した。
 総裁が如何なる決定を実行しても、我々中小企業には景気回復の風向きは全く感じられないし、総裁が推進している「デフレを克服しながら景気を回復する」などという手法が魔法に感じられて仕方がない。
 景気動向と金融政策との難しい問題はわがボケ頭には理解不能であり、中小企業経営に携わっている一経営者とすれば、経営している倉庫が希望価格で満杯になれば我がボケ頭なりに景気回復を実感するかも知れないが、現状はほど遠い。

 記者会見した黒田は足元の物価上昇が鈍化していることを受けて、「資金供給量を年10兆円から20兆円増やし、年80兆円に拡大する。長期国債の買い入れ量も30兆円増やして80兆円にする。
上場投資信託と不動産投資信託の購入量は3倍に増やす。」とぶち上げたが果たしてこれらの資金の中、如何ほどの金が中小企業関係に回るのか一切説明がない。
黒田の再度の緩和政策発表を受けて、今日4日の日経平均は大幅上昇し7年振りに17000台に乗せた。
野村証券やメガバンク系証券会社等がぼろ儲けしただけで、株式市場でも中小企業には殆ど恩恵は考えられない。
輪転機をフル稼働させて増刷するのは結構だけど、何故不動産価格の上昇に影響を与えないのか我がボケ頭には理解不可。
東京の中心部や横浜近郊、大阪中心部、福岡市の一部等は多少地価の上昇が見られるが、福岡でも我が本拠地などは全く影響ない。
全国的な地価の上昇なしには絶対にアベノミクスは「アベノミス」で終わる。


2014-11-01  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡