毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年9月23日木曜日

「最高検察庁が大阪地検特捜部主任検事を逮捕、ウッソー!?」でも事実なり。

「時事雑感」2010-09-10

 大阪府警が傘下の警察官の不祥事で兄弟分を逮捕するニュースは度々見かけているので、我がボケ頭も慣らされているが、今回の検事の逮捕劇には大変驚いたし反面“やっぱりそうか”と言うある種予感めいたものが的中したという複雑な感慨で一杯である。
 人生、古希以上まで娑婆にいると検察や警察等国家権力との鍔迫り合いを大なり小なり経験するものであろうし、我がボケ頭とて例外ではない。
 その度に権力の横暴、不条理に押し流された悔しい経験があり、我がボケ頭にしてみれば、今回の検事の事件は腐った権力組織が生み出した付けであり出るべくして出た検察の汚点であると位置づけている。
 報道によると、前田主任検事が問題のフロッピーデスクを昨年7月に所有者の係長に返却し、其の時点から被疑者の村木元局長が丹念に調査した結果、日付の改竄を発見したらしい。
 村木氏のように優秀なキャリヤー官僚だから、このような専門的な問題点を発見できたのだろうが、一般の被疑者であれば完全に冤罪に貶められたであろうし検察の思いどおりにしてやられたであろう。
 其の上、村木氏の主任弁護人が弘中惇一郎というその道では大変有名で優秀な人材だったことも幸いしたのだろう。
報道によると渦中の前田主任検事は小沢事件関連で大久保元秘書を逮捕して、強引に吐かせ供述調書にサインさせたと言われており、それを証明するように公判開始同時に大久保氏は供述調書を即座に全面否認している。
 この国の検察制度を根幹から崩壊させるような大事件を起こした主任検事の主張は根底から否定されても当然であり、小沢関連の捜査にも大きく影響することは間違いない。
 今回の事件は小沢にとって大変有利に働いても決してマイナス要因にはならないし、小沢の復権に追い風になることを期待したい。
 報道によると前田容疑者は検察庁では亜流の広島大学OBで検事に任官したのが29歳と言われており、東大在学中に司法試験に合格して検事になった所謂検察キャリヤーと比較すると6年近く遅くスタートしたことになる。
 それらのハンディを乗り越えて少しでもキャリヤーに追いつくには現場で実績を上げる以外に方策がなかったのであり、これが悲劇の始まりである。
 村木氏を5ヶ月も拘留した償いに最低でも前田を半年以上豚箱に入れろ。

     2010年9月22日  元始求道会 毘沙門寺岡

「菅政権支持率推移の不思議さ?」

「時事雑感」2010-09-09

 6月8日に鳩山から政権を引き継いだ時のマスコミ報道による菅内閣の支持率は、ご祝儀を含めて60%台を記録した。
 その後7月11日の参議員選挙に大敗してねじれ現象を現実化させ、敗北の責任も含めて支持率は35%まで急落した。
 その後9月14日の民主党代表戦を経過して今日まで、当然のことながら菅の政策行動は皆無である。
 今月17日に第二次菅内閣が発足した結果、マスコミが発表した菅に対する支持率は何と60%強である。
 首相就任以来、参議員選挙に大敗した事と代表戦で小沢に勝利した以外、何一つ国家国民の為の政策を実行していないのに何故菅に対する支持率が急上昇したのか我がボケ頭には全く理解不能である。
 逆の見方をすれば山積する当面の課題を解決出来なければ又、菅に対する支持率が急落することを暗示していることになるのだろうが、いずれにしてもマスコミの支持率は無知な国民を騙す手法に過ぎない。
 菅は国連総会に出席する為とオバマ大統領と会談する為に22日から、政府専用機を使用して多くの取り巻きや官僚を引き連れて行くのだろうが、ちゃっかり便乗して随行するのが官邸記者クラブのゴマすり記者どもだ。
 
前にも書いた記憶があるが、英国のキャメロン首相は就任後初めての米国訪問に、財政の厳しい英国の首相としてなるべく無駄な支出を控えなければならない為に政府専用機の使用を諦め、最小限の随行スタッフだけを連れて民間航空機を利用し一般乗客と一緒に行動したことが報じられていた。
大概お粗末なパフォーマンスの好きなブレ菅殿、どうせパフォーマンスを遣るのであれば、墜落寸前の日本航空を利用して一般客と同乗すれば日航の救援策にもなるし、一石二鳥の快挙?になるのではないかと思うけど如何?かな。
官邸記者クラブの阿呆どもも顎足つきで大盤振る舞いされては、菅批判記事を書けるわけがないし、官邸記者クラブとの癒着体質だけは自民党政権時代の悪しき慣習をそっくり引き継いでいることは間違い無い。
菅は何かにつけて民主主義の大先輩である英国議会や政府のあり方について取り上げるが、今回の外遊くらい英国首相の行動を見習う最高の機会だと思うので是非実行してもらいたい。

   2010年9月20日   元始求道会 毘沙門寺岡

「拝啓 任天堂 オーナー 山内 名誉会長 様 」

「時事雑感」2010-09-08

 聞くところによりますと山内オーナーはイチローが所属するシアトルマリナーズの大株主で、現在は個人と任天堂が共同株主として実質的にマリナーズを経営し支配されていると我がボケ頭は承知しております。
 巷間では株主としてマリナーズ球団を実質所有しているが経営には一切口を挟まないのが山内流だと伺ってはいますが、唯一度イチローのメジャー入りに際してだけは万難を排してイチロー獲得を厳命されたように聞いております。
 
そこでお願いです。
 昨年ヤンキースを切り捨てられたゴジラ松井ですが、今年は西地区のエンジェルに一年契約をした結果、球団の期待に応えることが出来ず現時点では契約存続の可能性は皆無と報道されております。
 松井はシーズンインの四月こそゴジラの片鱗を見せる活躍ぶりで、エンジェルファンを大いに喜ばせたのですが、その後は下降線をたどり七月などは最低の数字で終わり監督はじめエンジェルフアンを大いに落胆させました。
 その結果、松井の来シーズンの去就問題が取りざたされるようになり、ソーシア監督や球団首脳陣は来年の松井の契約延長をしないと報道されています。
 皮肉なことに地区優勝が絶望的になった8月半ば頃から松井の調子がやや上向きになり、昨日は待望の二十号ホームランを記録する活躍ぶりです。
 メジャーリーグでは年間20本以上本塁打を記録すると、一応ホームランバッターとして認識されるらしく、松井も二十号を打ったあとは本当に嬉しそうな笑顔で仲間の祝福を受けていたのが印象的でした。

 メジャーリーグに強い関心を持ち、更に松井の熱烈なファンを自認している我がボケ頭としましては、もしも来シーズンから松井の姿がメジャーリーグから消えることは非常に残念ですので、山内オーナー様の英断で松井をマリナーズに移籍させて頂きイチローとのペアーで新しい目玉として売り出していただければ我がボケ頭も新たな元気を頂けるものと確信いたします。
 多分、多くの日本人ファンが我がボケ頭と同じ期待を持っているものと確信しております。
 菅政権による政治不安の増大や不況の長期化、社会不安現象の増加等、国民の不満が増加している現況の中で一つの明るいニュースを心から期待します。

    2010年9月19日  元始求道会 毘沙門寺岡

2010年9月19日日曜日

「菅新内閣の大嘘、欺瞞」

「時事雑感」2010-09-07

 今日17日午後、菅体制の党三役と新内閣名簿が発表されたが、小菅戦争直後に菅が発表したノーサイド後の協力体制は全く否定され、小沢、鳩山グループを徹底的に排除した反小沢方針を打ち出した。
 小沢が最も嫌った仙谷は官房長官に留任し、反小沢の急先鋒である前原は主要閣僚の外相で横滑りし、これまた小沢と反目の岡田外相を党の要の幹事長に据えた上に、ご丁寧に先の参議員選挙大敗の責任をとって幹事長を辞めたはずの枝野を幹事長代理に付けるなど、これは小沢封じそのものであることは我がボケ頭でも解る人事である。
 
 参議院のネジレ現象を盾に自民党他野党が国会での総攻撃を目指して手ぐすね引いて待ち構えているのに、内部抗争の火種を抱えたまま敵前突破が可能だと空き菅は考えているとすれば、年末までに菅内閣はどんづまるはずでる。
 小沢はそのことを予測しているので、今回の菅の冷酷な対応にも何ら反応せずダンマリ戦術を継続するであろう。
 菅から提案された代表代行ポストには見向きもせず、多分水面下でポスト菅の運動に専念するであろう。
 小沢の過去の政治行動の中でも度々要職付かずに無冠で過ごした経験はあるが、その都度政界を揺るがす仕掛けをして成功させているそうだから今回の一兵卒発言も、菅に取っては穏やかならない行動に見えて仕方がなかろう。
 数日後に出発する米国他訪問が首相として初めで終わりの外遊になる可能性大と我がボケ頭はかんじているが果たして?
 
 それはとも角、対中国問題での弱腰ぶりには独立国の対応には見えない。
 丹羽中国大使を呼びつけ、恫喝し、尖閣諸島のガス田会議を一方的に無期限延期し、首脳会談を取りやめ通告されたら、即刻漁船員を帰国させてしまった。
 何とか日本政府の面目を保つ為に船長の身柄と漁船は確保しているが、中国政府は船長の即時釈放と漁船の返還を強行に要求しているので、弱腰の菅は奴らを間も無く帰さざるを得ないだろう。
 本来国際間のこのような事件の場合、領海侵犯や公務執行妨害、密漁等多くの犯罪の立証のために、乗組員から徹底的に事情聴取するのが通例なのに何も取り調べもせずに帰国させたことも国益に反する大問題である。

     2010年9月17日  元始求道会 毘沙門寺岡

2010年9月13日月曜日

「中国首脳に真夜中に呼び出されてのこのこ出かけた丹羽在中国日本大使の屈辱的、売国奴行為に強く抗議する」

「時事雑感」2010-09-06

 丹羽が中国大使に任命された時に、我がボケ頭は丹羽の経歴や財界人としての対中国観に懸念を示したのだが、幸か不幸か今回の行動で我がボケ頭の予想が証明された感じである。
 一国の大使とは総理大臣に代わって国家、国民を代表して相手国に駐在するものであり、その行動や発言は即国家の尊厳や国益に連なる重要な地位である。
 当然のことながら丹羽がかって勤めた商社の代表駐在員とは全く異なる位は当然承知した上での行動だから、尚更見逃せないのである。
 駐在国が相手国の大使を深夜に呼びつけるなど、外交儀礼上も決して許されることでは無く、あり得ないことであり何故その場で拒絶しなかったのか我がボケ頭にはどうしても理解できない。
 中国側の主張は、9月8日に尖閣諸島近海で不法操業していた中国漁船を拿捕し、船長を逮捕しことに対する抗議であり「即刻船長を釈放し、漁船も帰国させよ!」と強行に主張してきたわけである。
 報道によれば船長逮捕から今日に至る六日間に四回も我が日本国大使を呼びつけたと言われており、その都度丹羽自身が従順に従ったとすれば取り巻きの外務官僚が如何に日本国大使を軽視しているか歴然である。
 
 現在、日本のマスコミは民主党の代表選挙で埋め尽くされているので、この中国船長逮捕問題が僅かな紙面しか割かれていないが、代表選挙が無ければ連日大きく取り上げられているはずであり、国民もことの重大さに気づいて更に中国の傲慢な態度に怒りが込み上げることは間違いない。
 中国の漁船を拿捕し船長を逮捕したのは奴らが日本領海で不法操業したからであり、海上保安庁の巡視船が領海侵犯漁船を拿捕するのは当然である。
 己の違法行為を棚に上げて今度は尖閣列島近辺におけるガス田の日中共同開発会談を一方的に延期すると通告してきた。
 このガス田会談も長年に亘る交渉の末やっとたどり着いた交渉なのに、己の都合次第でいとも簡単に破棄する国家であることをそろそろ日本国民も自覚しなければ、我がボケ頭の主張である十年待たずに中国に飲み込まれる可能性が大である。
 小菅対決もいい加減にして中国との対応をしっかりするのが先決である。

   2010年9月12日   元始求道会  毘沙門寺岡

2010年9月10日金曜日

「これほど多種多様な冠を付けられた首相はいないし、女房が出しゃばる政治屋も初めて」

「時事雑感」2010-09-05

 先ず冠たる形容詞を羅列すると、イラ菅(すぐ切れる)、ダメ菅(政策まるでダメ)、ブレ菅(発言がころころ変わる)、空き菅(主張に中身無し)、ズル菅(あざとい、小利口で悪知恵)等々多種多様であるが、これらは週刊誌等が菅の行動や発言に対して付けた形容詞でありどれも菅を表す適当な言葉である。
 例えばズル菅は、今年の正月に小沢邸で模様された小沢主催の内々の新年パーテイに呼ばれもしていないのに揉み手で出席し、小沢にゴマすっている。
 半年後に鳩山政権が小沢共々退陣してまんまと政権の座につくと、今度は手の平を返して小沢に対して豹変し「小沢さんは暫く静かにお休みして下さい。そうすることが小沢さんの為にも、民主党の為にも、日本の為にも有益ですから」だって。
 ボケ頭なりにこの言葉を解釈してみたが、小沢が静かにしておくことが何故日本の為なのか?どうしても我がボケ頭には理解できない。
 敢えて言えば、小沢が首相の座につけば“独裁政権”でも作りかねないとでも、小沢の力を最高に評価しているとでもいうのか。

 小沢批判するのに“政治とカネ”問題が新鮮味を無くし大衆受けしなくなると、今度は“一にも雇用、二にも雇用、三にも雇用”と主張したが、どのようにして雇用を増やすのかという方策には全く触れずである。
 選挙戦当初は盛んに“クリーンな政治”を標榜して暗に小沢の政治とカネを当てこすっていたが、先日田中真紀子がテレビでまくしたてていたのが傑作で曰く「菅さんは盛んにクリーンな政治、クリーン、クリーンというけどクリーンはクリーニング屋さんに任せとけばいいんです!」だって。
 流石に田中真紀子の毒舌と演説は全く健在であることを強く感じた。
 先日アサヒテレビ系列で菅の奥方が出演して代表選挙に関連して一時間近くもしゃべっていたが、インタビュアが「お家でもこの調子でご主人に意見されるんですか?」との問いに、「そうです」と回答していた。
他人様の女房とはいえ毎日あれだけ息つく暇なくたたみ掛けられたら、とてもじゃないがたまらんのうと、思わず菅に同情した次第。
聞くところでは菅も一時期逃亡を図ったそうだから其の点では並みの男かもしれないが、政治の前面にあれだけカミサンをのさばらせるのは感心しない。

   2010年9月08日 元始求道会 毘沙門寺岡

「小菅戦争雑感」

「時事雑感」2010-09-04

 マスコミ、特にNHKを含む三大新聞と称する奴らが盛んに独自の世論調査結果として、小沢、菅支持を勝手に分析して再三喧伝しているが、我がボケ頭の知るところでは、インターネットのヤフーやグーグルの世界では両者の支持は殆ど互角で、首相には小沢が相応しい意見が圧倒的に多いそうである。
 このような大マスコミのいい加減な数字の曖昧さを証明したのが、先に東京と大阪で行われた両者の街頭演説に対する大聴衆の反応であるが、極めつけは大阪一の繁華街梅田で行われた3000人聴衆の両者の演説に対する観衆の正直な態度であり反応である。
 テレビを見ていたら、先にマイクを握った菅に対して菅が話し始めた直ぐから、「嘘つき、不景気野朗帰れ!」との強い罵声が会場のあちこちから飛び交う情況をテレビが捉えていた。
 さすがの菅もこれ程の反抗は予想していなかったらしく、テレビに写された顔は完全に引きつり狼狽していたのが印象的だった。
 続いて小沢がマイクを握るやいなや会場全体から突如「小沢!オザワ!小沢!オザワ」の大合唱である。
 この数千人の小沢コールに隣りで見ていた菅がさらに呆然としていた顔が再度テレビ画面にアップされたが、この面を見て菅の幹部どもはどのように感じたか聞いてみたいものだ。

 我がボケ頭は小沢の勝利を信じてテレビや新聞等のマスコミ報道を注視しているが、現状まで戦況が拡大しヒートアップして来るとどちらが勝利しても残念ながら挙党一致でまとまることは困難であろう。
 現状分析では国会議員の支持は人数を別にして小沢が先行していることでは一致しているようである。
 そこで大手マスコミは地方議員票とサポーター票の行方を菅支持有利と喧伝しているが、代表選後に実際に政治に直接拘われるのは国会議員であり、国会議員を多数確保した方が今後の政局運営の主導権を握るのは間違いない。
 地方議員やサポーター票で有利に展開して勝利しても見せかけの政権構築しかできないことははっきりしている。
 其の観点から今後の政局を見れば、この際小沢もそれを応援する鳩山も今こそ有り金をはたいて国会議員を札束で取り込むことを期待する。

    2010年9月6日  元始求道会 毘沙門寺岡

2010年9月4日土曜日

「二日、記者会主催“民主党代表討論会”は小沢の判定勝ち」

「時事雑感」2010-09-03

昨日の討論会では二時間をかけて行われ、両者の討論と記者会代表による集中質問と出席記者による一般質疑が行われた。
  記者代表による質問では当然のことながら小沢に対して“政治とカネ”問題が取りあげられ、嫌がらせと思えるような厳しい数々の質問を浴びせたが、小沢は予期していましたといわんばかりの態度で、堂々と論破した。
  多分、従来の小沢であれば嫌気がさして怒りを抑えきれずにそのまま席を立ったであろうが、昨日はベテラン記者どもの策をあざ笑うようにして完全な回答をして一蹴した。
  この政治と金の問題をクリアーした小沢には余裕すら感じられ、その後の菅との討論では終始余裕を持って対応していた光景は、全ての視聴者に我がボケ頭と同じ感じを与えたと思う。
  本来ならば菅は総理大臣で現在この国を統括しているのだから、泰然として国家方針を語り、経済、政治、社会ともに大混乱に落ち込んでいる緊急事態に対し如何に対処するかを語らねばならないのに、発した言葉は「一に雇用二に雇用、三に雇用」だと。
  
確かに雇用問題は喫緊の重要問題の一つであることぐらい、毎日耳にタコが出来るくらい国民は身近に感じているが、この国が抱える全ての問題が雇用問題一つであると言う思考はどう見ても一億二千六百万人の生命と財産を預かる総理大臣の発言としてはあまりにも視野の狭い思考である。
  討論全体を見て感じたのは小沢総理大臣対民主党代表菅候補者という雰囲気で、後半は以前のイラ菅に戻って冷静さを欠き前段で記者代表が充分糾弾した政治と金の問題まで取りあげて反撃を試みたが、最早冷めた味噌汁同然の不味さで小沢に破棄捨てられる哀れさすら感じた。
  そのことを証明したのが最大の菅支持者である前原国交相の感想、曰く「菅さんは総理大臣なんだから、もっと泰然として受け答えるべきだった」との発言が言いえて妙である。
  我がボケ頭の予感では、今回の記者クラブ主宰の討論会を契機に小沢に対する支持が徐々に盛り返し、劣勢と言われている地方議員票も段々小沢支持が増えるとはずである。
  評論家や政治記者や学者やコメンテーターと称する奴は今、この時期に勝者をはっきり名指しすべきである。
     
2010年9月3日  元始求道会 毘沙門寺岡

2010年9月3日金曜日

「新人国会議員156人に告ぐ!」

「時事雑感」2010-09-02

 初当選の衆議員143人と参議員13人は大なり小なり小沢前幹事長のお陰で初当選を果たし、念願のバッジを勝ち得た感激を強く胸に刻んでいるはずであり、“一宿一飯”の感謝の気持ちを忘れないで欲しい。
それにも拘わらず“喉もと過ぎれば何とやら”で、早々と菅サイドになびいている奴がいるらしいが、こいつ等こそ石井一と同じ人間の屑であり下衆であり、議員バッジなどつけるなどおこがましい奴等である。
小沢の政治資金問題は己達が立候補した時点から既に話題に上がっていた問題であり、其のことを今回問題にして反小沢に転じるくらいならば選挙の時点で小沢の支援協力を断るべきではなかったのか?
政治資金で問題ありと喧伝されていた小沢の金を選挙で浪費させ、当選したらご馳走だけ食い逃げするなど獣以下の恥知らずである。
このような下衆野郎に対しては、小沢は必ず政権を取ってかって小泉が選挙戦で用いた造反議員に対する締め付け作戦を強行し二度と政界に戻れないように徹底的に切り捨てるべきである。

今日ある民法のテレビ番組を見ていたら小沢対菅の戦いを遡上に上げていたが、いつもは小沢、菅の両方の支持者を平等に呼ぶのに不思議なことに小沢支持者が不在で代わりに自民党参議員を呼んでいた。
これでは片手落ちで不公平だと思いながら見ていたら、小沢側の席に所謂評論家が二人並んで盛んに菅政権の失政をかなり強烈に批判したり鋭い質問をして菅支持者を狼狽させていた。
この番組に小沢派支持者を欠席させた知恵物者は誰か知らないが、所謂欠席裁判に対する糾弾を行わないとの作戦を逆手にとった遣り方は大いに小沢派にとって効果を上げたと思う。
多分代表選までの二週間、テレビはわけの分からぬ世論調査をたたき台にして両派を競わせ視聴率を稼ごうと考えているだろうが、我がボケ頭が小沢派の参謀ならばこのような番組に番頭どもを出席させない方策をとる。
テレビ司会者も小沢派代理人がいなければ一方的には小沢批判も非難も出来ないし、菅派に対する質問はプロの批評家が代わりにしてくれるし、菅派は回答だけ迫られて質問する相手の小沢派は不在でいわば暖簾に腕押しであるし、批評家の質問は中立を旗印にしているだけに小沢派にとって効果的である。

    2010年9月2日  元始求道会 毘沙門寺岡

「遂に小沢対ブレ菅の対決 小沢の兄弟分石井一の裏切り、石井は人間の屑」

「時事雑感」2010-09-01

 政治に素人の我がボケ頭としても今回の小沢対ブレ菅の一騎打ちは大歓迎であるが、どうもマスコミの姿勢があまりに小沢に対して厳しいのが解せない。
 民主党は確かに政権与党であるが政界に於ける一政党であり、今回の代表選挙はその意味では自民党の総裁選挙と同じ位置づけであるはずだ。
 其のことを承知しておりながらテレビも新聞も今回の代表選挙を日本国の総理大臣を選ぶ選挙であると喧伝して、必要以上に小沢を糾弾している。
 小沢はもしも代表選に勝利しても総理大臣の座に就くことを明言しておらず、
あくまで民主党の代表の座に挑んでいるのである。
 参議院のねじれ現象を勘案し連立政権構想を思考した上で小沢は出馬しているのであり、代表選即総理選出という構図は菅グループとマスコミの事実を捻じ曲げた深謀遠慮である。
 さらに殊更マスコミが強調するのが、小沢が政治資金問題で鳩山と同時辞任して未だ三ヶ月足らずしか経過していないことを強調するが、マスコミが常日頃から最も好んで使うのが政治の世界は“一寸先は闇だ”という言葉である。
 つまり今回の小沢出馬はその言葉を実践しただけで、マスコミはまんまと小沢に裏をかかれただけの話である。
 マスコミの予想が外れたからと言ってあまりに頑なに小沢叩きをやると、以外にへそ曲がりの多い我が日本民族は、小沢に同情する連中が増えることがあり得ることを我がボケ頭は期待している。

 一騎打ちの背景の中で、石井 一如き屑の話を取り上げる価値はないことを承知の上で取り上げるのは、我がボケ頭の勝手な解釈によると日本の政界こそ義理人情を重視すべきであるとの我が持論であるだけに石井の裏切り行動が黙視出来ないのである。
 調べて見ると石井は既に76歳で常識的に考えれば今期限りで参議員を引退するであろうし、それならば何故最後の土壇場で小沢を裏切るのか解せない。
 自民党時代から換算すると三十年以上も同じ釜の飯を食い、1993年の新政党設立に小沢と一緒に自民党を飛び出し新生党設立にも参画しているのだ。
 更に衆議院選挙で落選して浪人中に参議員に乗り換えられたのも小沢のお陰であることを振り返れば、絶対に小沢には背を向けられないはずだ。
 せめて中立を宣言して棄権するのが人間として最低の義理である。

    2010年9月1日  元始求道会  毘沙門寺岡

「日銀ハゲ白川総裁の景気金融対策はマヤカシ対策?」

「時事雑感」2010-08-10

 白川総裁が昨日発表した金融対策は我がボケ頭でさえ効果の少ない政策と想像していたら、株価こそ多少反応して日経平均で150円上昇して9000円台を回復したが、市場はマヤカシ政策と読んでいたので今日はまた大幅下げで8000円台に逆戻りである。
 白川の頭と同じで化けの皮が“禿げ”てしまったわけだ。
 国政選挙に敗北しても責任を取らない首相と金融対策に対しての失敗の責任を負わない日銀総裁では、この国は破綻の方向に加速するのは必然である。
 マスコミはこの国家的危機状態の中で民主党の総裁選挙など遣っている暇など無いはずだと喧伝するが、この国の混乱状態は半月程度ロスしたから時期を失するというような小手先の問題ではない。
 危機意識の無い首相と日銀総裁の手腕に問題があるのであって、二人の首を挿げ替えて本当の愛国心を持つ人物に舵取りを任せない限り救えない。
 先日菅が「私に引き続き総理の仕事を任していただければ“命を懸けて”頑張ります」などとしゃべっていたが、“命を懸ける”と言う言葉を失政しても何も責任を取らない奴が簡単に発言するなと言いたい。
 どうせ失敗しても自決するわけはないのだから、せめて指の一本でも詰めてみろと言いたくもなるぜ。
 
政策委員から意見を聞くのは自由だが、多数決の内容など公表するのは総裁の責任回避に繋がるだけであり、あくまで総裁の独断で決定したことを強調すべきである。
円高対策で日本政府が為替介入したら十兆円程度は簡単にロスしてしまう世界であり、然らば為替介入して大損失を出したつもりで中小企業に十兆円の無担保無保証で中小企業にばら撒いたらどうヤ!
 国家の存続を左右するような金融対策を発表しておきながら、日銀総裁の専決事項でないと声明するなど論外である。
 例え政策委員の意見を参考にしても、決定は“我が禿白川が命がけで断固として決定したんだ”と言明すべきではないか。
 然らば総裁の対策に対して市場が無反応で効果が上がらなければ総裁はどのような責任をとるのか知りたい。
 如何なる失敗をしても決められた任期一杯は居座るというのか!

    2010年8月31日  元始求道会 毘沙門寺岡

「遂に小沢が民主党代表選挙に出馬表明」

「時事雑感」2010-08-09

 我がボケ頭は今月八日付けの欄で、「脛に傷持つ小沢よ、次期代表戦に堂々と出馬して総理の座を奪取せよ!」とエールを送っていたので小沢の出馬表明を歓迎している一人である。
 ところがどうだ、予測されたこととは言え昨日の出馬表明以後テレビも新聞も全面的に小沢バッシングの集中砲火である。
小沢も多少のバッシングは覚悟していただろうから本人には計算の内かも知れないが、あまりに小沢叩きをやると視聴者は鼻について見なくなることをマスコミの阿呆どもは考えていないのだろうかと我がボケ頭は感じる。
今朝TBSテレビで“みのもんた朝ズバ”を見ていたら、チョビひげコメンテーター与良某の発言には呆れたね。
奴はどうも従来から“小沢は代表戦に出馬すべきではないし、絶対に出馬しないだろう”との予想発言を繰り返していたのに、今回出馬宣言をしたのでコメンテーターとしての面目が丸つぶれになり、怒りを小沢批判にすり替えようとして過激な小沢叩きを演じたわけだ。
こんな下衆野郎が毎日新聞の副編集長?とかのポストに居るそうだから、毎日の販売数は激減して経営は悪化し最早大手三社などといえる状態ではないところまで落ち込んでいるのも頷ける。

ところで肝心の”小菅?戦争“の予測だが、我がボケ頭の”ボケ予想“では小沢の勝利は間違いないと断じたい。
あくまで只今ロシア訪問中の鳩山が帰国後も小沢支持を継続すると言う前提はであるが、何しろ鳩山君子は時々豹変するので念の為。
前々回代表戦では鳩山と岡田が争い小沢が支援した鳩山が圧勝している。
今回は小沢が立候補してそれを鳩山が支える図式なので、新聞等で報道されている各グループの所属人数が大きくブレなければ小沢の勝利は動かないと我がボケ頭は予想している。
今回の選挙は国会議員の他に地方議員や地方のサポーター票の行方が取りざたされているが、主要部分はあくまで国会議員票なのでいくらマスコミが小沢バッシングを強化しても勝敗を左右する程の影響はないと思う。
この選挙は公職選挙法には抵触しないので、有り余る政治資金を保有している小沢と鳩山が本気で議員にばら撒けば決定的な勝利に繋がるのは間違いない。

   2010年8月27日  元始求道会  毘沙門寺岡