毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年4月23日火曜日

「新宿御苑で“桜を見る会”を開いた安倍首相のノーテンキ振り」


「時事雑感・草莽危言」2013-04-06

  東日本大震災の復興が政府の無策で遅々として進まず、被災者や被災地区自治体が大変苦労を強いられているのに、最高指揮官が一万人も馬鹿野郎どもを集めて花見三昧とは呆れてものが言えないと同時に、被災者はこの愚行をどのような思いで見ただろうか?
  多分怒り心頭で絶対に許せない気持ちでいっぱいだろうが、安倍には彼らの立場を忖度する気など毛頭ないのだから被災者は悲劇そのものである。
  多少株価が上昇し為替が円安に動いていると言っても、被災地には何も恩恵があるわけではなし、せめて被災地の瓦礫の処理でも終了して復興が目に見えて進んでからならまだしも、遅々として進んでいないことはいくらノーテンキの安倍でも多少は感じているはずだろう。
  もしも感じていないとすれば、こんな奴に一億二千六百万人の国民の生命を預けるわけには行かない。
  
  昨日、中国の四川省でかなり強い地震が発生し、多数の死傷者が出るとともに被災者は150万人を超すだろうと報道されている。
  安倍は早速、習国家主席と首相にお見舞いと「最大限の必要な支援を行う用意がある」と伝えたと報道されている。
  あっさり断られたらしいが、現在尖閣諸島問題で緊張状態にある中国にそんな下らぬ気を使うぐらいなら、東日本の復興援助を優先すべきであろうし、配慮すべき先を間違えている。
  
   2013421日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年4月22日月曜日

「ボストンマラソンを突然襲った爆破事件」


「時事雑感・草莽危言」2013-04-05

このところ米国向けに激しい非難中傷を継続していた北朝鮮の態度に少し沈静化の兆しが見え始めた途端に、今度はボストンマラソンのゴール近く二箇所でかなり大きな爆発事件が発生し、死者数名を含む170人以上の負傷者が出た。
幸い日本人には負傷者が居ないらしいが、日本人マラソン出場者は数百人に上ると言われているし本当に不幸中の幸いである。
東京マラソンを初め今や世界中の主要都市は勿論のこと、日本でも到る所で大型マラソン大会が開催されているが、世界のテロリストにとってこれ程甘いターゲットはないということを今回の事件は皮肉にも証明しかねない。
米国政府としても犯行者の追跡に躍起になっているが、犯行後間もないし犯行グループの確保には未だ至っていないらしい。

猪瀬東京都知事は日本の国情を無視してアルゼンチンの次のオリンピックを招致に躍起になっているが、今回のボストンマラソン事件に対する感想を是非聞かせて欲しいものだ。
昨年の東京マラソン出場者は36000人で、コース沿いの観衆は170万人と言われている。
ボストンよりも更に大規模な事件が来年の東京マラソンで起きる可能性は全く皆無ではない。
何を目的にして東京都は世界一参加者の多いマラソンを開催するのか我がボケ頭には理解出来ない。
長年の大不況で国民はストレスが溜まり、「皆なで走ればストレスも一時的に解消するぜ」との喧伝に乗せられ、途轍もない参加者が出場し、本当は参加して走りたいのだがそこまでの自信がない連中が、躊躇して参観者にまわり大観衆になったのだろう。
このような大観衆の中でもしもボストンより更に大規模な事件が発生する可能性など、猪瀬は考えたことは無いのだろうか。
尖閣諸島を初め自国の安全確保も出来ず、国家の安全を米国との安全保障条約に全面的に委ねている現状を先ず解消して、自国の軍事力で国家国民を守る安全な体制を構築することこそ、オリンピックを招致する前にやるべき優先課題ではないのか。

  2013年4月17日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年4月17日水曜日

「北朝鮮のミサイルと核爆弾宣伝に翻弄される日米韓の防衛協調体制」


「時事雑感・草莽危言」2013-04-04

 北朝鮮の狂気作戦に対して、日米は安全保障条約に基づき緊密な連携作戦を展開しているはずだが、竹島の領有権問題や過去の慰安婦問題等で対立している日韓の防衛協力はどのような状況にあるのだろうか。
  日韓連携に問題があることを北朝鮮は抜け目無く利用して、更に日韓問題を複雑に誘導しようとしているのは明らかである。
  北朝鮮が引きおこしているミサイル発射予告の意図が我がボケ頭には今一定かではないが、金三代目第一書記就任一周年を契機に宣伝攻勢が激化してきたのは間違いない。
  
  報道、資料等によると北朝鮮の人口は約2400万人で、国民の5%に相当する120万人が軍人とのことである。
  その内100万人が陸軍であり残り20万人が海軍、空軍である。
  国民100人の内5人が軍人だから、20人の国民が己達は食うものも食わずに一人の軍人を食わせている計算になる。
  原子爆弾を保有し、更にミサイルを装備し、陸海空を維持していくには国民に満足な食料を供給する余裕などあり得ないし、国民は毎年空腹と飢餓に晒されるのは至極当然の成り行きである。
  ただ我がボケ頭が感心するのは、毎年国民を空腹で苦しめながら国民の不平不満を武力で押さえ込み、国家を崩壊させずに何とか持ちこたえてその上、米国まで巻き込んで日米韓の三カ国を混乱させているパワーである。
報道によると北朝鮮の目的は六カ国協議で交渉相手の韓国を無視して直接米国と交渉したい思惑が明瞭で、米国との重要会談を通じて北朝鮮に有利な条件を引きずりだしたい意図が明白である。
  しかしながらそのような米朝の直接交渉には、韓国が強く反対することは明らかであり、利害関係国の中国、ロシアが同意しないことも明白であることを、若旦那の取り巻き連中も当然承知の上での戦略である。
  諸々の困難を承知の上で大国アメリカに仕掛けて直接交渉の切掛けをつかもうとする執拗な戦略と政治姿勢は、中国問題を抱えている安倍政権こそが参考にすべき粘り腰だと思う。
  同じ大国とはいえ、中国は米国に比べると遥かに隙間だらけだし国力も軍事力もおとるのに安倍が中国に苦戦しているのは命を掛けていないからだ。

    2013年4月14日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年4月9日火曜日

「いよいよメジャーリーグ開幕。松井の引退を果たして日本人選手全員でカバー出来るか?」


「時事雑感・草莽危言」2013-04-03

  今年も開幕時点では日本人選手がイチロー以下十人以上メジャー登録されたが、やはり松井の抜けた穴を埋めるに相応しい選手がいないのが寂しい。
  確かにイチローが昨年後半ヤンキースに移籍したが、名門ヤンキースでは話題性に欠けているのも仕方がないのかも知れない。
  野手ではナショナルリーグのブルワースで昨年レギュラーを獲得した青木の活躍が期待されるが、知名度と言う点では今一である。
  その点投手陣ではレンジャーのダルビッシュ、ヤンキースの黒田、マリナーズの岩隈の三人の先発投手陣の活躍が大いに期待されるところである。
  特にダルビッシュは最初の試合で完全試合寸前まで好投して早くも初勝利をあげている。
  この試合は14三振を奪い、九回2アウトまで好投したのに最後にピッチャー返しのゴロヒットを打たれて世紀の大記録達成を残念ながら逃がした。
  試合後のダルビッシュはインタビュウーで、「大記録を逃がして悔しいけど、自分には未だ大記録を達成する実力が無かったから仕方がない」と、淡々と話していたのが印象的である。

  一方の黒田は最初の試合で、ピッチャー返しの強打を右腕で抑えようとして指に怪我をして二回で降板し、敗戦投手のスタートとなったのが残念。
  幸い怪我は大したこと無かったと言われているし、次回からまたローテーションに復帰するとのことなので、頑張ってダルビッシュと競って欲しい。
  マリナーズの岩隈も初勝利を上げたので、今年はかなりの好成績を期待したいし、応えて奮闘すると思う。
  残りの上原以下他の投手陣は中継ぎ陣だが、三人くらいは結構当番機会が与えられると思う。
  日本プロ草野球に比べたら、メジャーの競争の熾烈さは我がボケ頭ごとき度素人にさえ感じられるほど強烈である。
  折角、メジャーを目指してアメリカに渡ったんだから、怪我をせずに全員が何とか夫々の状況の中でこの一年間を是非とも頑張って欲しいものだ。

    2013年4月6日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

2013年4月5日金曜日

「黒田日銀新総裁の大胆な金融政策変更は、資金を中小企業の末端まで浸透させ日本経済を本当に活性化させ、長期安倍政権を実現できるのか?」


「時事雑感・草莽危言」2013-04-02

 黒田日銀総裁の下での金融政策決定会合を三日、四日と二日連続で開き、過去には見られなかった大胆な金融緩和策に踏み切った。
先ず今日朝刊一面の見出しを拾うと、朝日「資金供給 2年で2倍」日経「日銀、緩和策を総動員」産経「黒田総裁、必要な政策すべて決定」等々。
とにかく白川前総裁の“白”から黒田総裁の“黒”への転換であるが、これらの異次元の政策転換こそ白から黒への変化を象徴することになるのか。
日銀の政策大転換の影響で昨日の株価は日経平均で272円上昇し、終値では12、634円で大きく動いている。
為替は1ドル95円で大きく円安に振れているし、数字だけ見ていると何だか急に景気が回復して金回りが良くなるような錯覚を起こしがちになるが、残念ながら株式取引をしていない我々にとって株価上昇は全く蚊帳の外である。
更に言えば、日銀が金融機関に流すお金の量(マネタリーベース)を昨年末の138兆円から13年末に200兆円、14年末には270兆円まで増やすそうだけど、いくら増やしても我々中小企業の融資窓口である銀行が蛇口を緩めて貸さない限り、特に中小企業の資金繰りは良くならないし元気も出ないし景気刺激には大した影響はないのではないか。

新聞記事によると長期金利の指標となる10年もの国債が一時0・425%まで低下したそうだから、我が方がお世話になっている政府系金融機関の商工中金と日本政策金融公庫の両機関殿には更なるご支援をお願いしたい。
黒田総裁が称する今回の政策大転換を異次元の政策と称する真意がなにを意味するのか、残念ながら我がボケ頭には明確に把握できないので、もっと我々中小企業に跳ね返るような具体的な説明を是非求めたい。
長期の大不況の為に死にたい寸前の多くの中小企業を救うために、貸し金の担保充当部分だけでも、物価上昇率2%を目指す二年間は金利と返済停止するくらいの所謂“異次元”の政策を中小企業代表としてお願いしたい。
株価が上昇しても日本の場合は大半が上場企業グループ間や取引先の相互関係で保有しているので、大企業が利益をあげたことに協力したといえる。
アベノミックスと株価上昇で目先を惑わされて、いまだに長年の不況の痛手は回復していないことを忘れて騙されてはならない。

  2013年4月5日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

「習近平中国主席・急死・中国軍によるクーデター発生・混乱?」


「時事雑感・草莽危言」2013-04-01

 中国に於ける政治的混乱は全く可能性の無いことではないし、エイプリルフールの戯言だけで終わる状況でも無さそうである。
 我々日本国民が普段、新聞・テレビ等のマスコミから受けるニュースの大半は、尖閣列島を取り巻く日中両国の巡視船や監視船の動向ばかりで、中国国内で頻発していると言われている暴動やデモ等についてはどのマスコミも非常に消極的な報道姿勢である。
 中国に於ける政治的不安定は他国の問題であることには違いないが、尖閣列島の所有権で不法な行動を過激化させている中国の政局や、更に経済的にかなり大きな関係を作り上げている日中の現状からすれば、我が国政治関係者はもとよりマスコミ関係者も今まで以上に正確な報道を提供すべき義務と責任を感じるべきであり、日本国民ももっと真剣に中国の内政を監視すべきであろう。
 我が国より十二億人も多い十三億人以上の国民を一つの国家として統一することなど、一億二千万人の国民すらしっかりたばねきらない我が国為政者どもには勿論のこと、日本国民にとっても想像すら出来ないことである。
 
 ところが長年に亘る日本企業の利益追求主義の結果が、皮肉なことに中国経済力強化に大きく貢献したことにより、中国の外貨準備高も大幅に増え結果的に中国をして世界第二位の経済大国に押し上げてしまった。
 政治評論家の桜井良子はかなり以前からこれらの日本財界と親中国派政治屋どもに対して、いずれ中国は我が国にとって厄介な存在になることに再三警鐘を鳴らしていたが今となっては後の祭りである。
 来年の中国の軍事予算は約5兆円と発表しているが、このような出鱈目な数字を世界の国防関係者で信じるものは皆無であり、巷間では倍の10兆円近いのではないかと言われている。
 中国が経済大国に発展した結果、尖閣諸島問題初め日中関係で傲慢な政治姿勢に転換させた原因の一つとすれば、日本国の国益を無視して己達の企業利益追及に遮二無二突き進んだ日本財界の責任は重大である。
 中国は日本企業の協力のお陰で今日の経済大国に成長したにも拘わらず、軍事力を背景に我が国領土である尖閣諸島に対して再三侵犯する行為は正に恩を仇で返す奴らの遣り方であり、我がボケ頭が再三再四主張してきたことである。

2013年4月4日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡