「時事雑感」2011-01-03
与謝野は一昨年八月の衆議議員選挙では東京小選挙区で前任大臣の海江田万里と戦い敗れて、自民比例東京でやっと吊り上げてもらい議員バッジを手にいれた奴だ。
それなのに平沼代表の“たちあがれ日本”(我輩風、たち枯れ日本)に参加することを自民党が容認したのは、たちあがれ日本の創立目的が“打倒民主党”のスローガンだったからである。
それに小選挙区の選挙戦では散々民主党の海江田をこき下ろしてきたのに、今度はその海江田から経済財政担当の引継ぎを受けている。
海江田が今回の与謝野の大臣就任を知って“誠に不条理を感じる”ともらしたのは、半分は選んだアホ菅に対する複雑な思いを言ったことに間違いない。
それだけ不満を感じても、次の大臣指名を海江田が断らなかったのはやはり大臣の地位の魅力に負けたからであろう。
鳩山政権の予算委員会では、与謝野は自民党から質問に立ちときの鳩山を“今世紀最大の脱税王”とこき下ろしているのだ。
己の小選挙区で勝利しているのであれば、離党しようと本人の勝手であるが、
奴は自民党の票のお陰で議員を続けていることを無視している。
このような詐欺師与謝野を昨年まで最重要人物として活用した自民党にも責任は感じるべきであろう。
米国ではゲーツ国防長官がブッシュ前政権から引き続き就任したが、それは米国の軍事政策が政権交代に拘わらず国民の信頼性と支持が高く、共和党から民主党に代わっても共有きるのである。
24日には国会も始まるらしいが、自民党ほか野党は誠に労せずして攻撃のネタが増えたわけで、正に民主党が塩を撒いてくれたわけだ。
政権延命策の為には何でもあり、というのがアホ菅の政権運営手法らしいが、
敵の懐に節操もなく手を突っ込む一方で二大政党を論じるなど矛盾だらけもいいとこだけど、アホ菅に常道を求める方が可笑しいことになる。
いずれにしても今国会で阿呆菅内閣も終わるだろうが、それにしても自民党の支持率も見事に横ばいから脱出出来ないのもアホ菅を延命させる原因だろう。
2011年1月17日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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