12月8日に内閣府がGDP(国内総生産)改定値が下方修正されたことを発表した。
我がボケ頭には改定値云々は理解できないが、11月発表の改定値が年率1.6%減から1.9%減に下方修正されたそうだ。
要するに改善を見込んだ民間機関の予測は外れ、4月の消費税後、個人消費や企業の設備投資の低迷が続いて、景気の牽引役が不在となっている実態が浮き彫りになったとのこと。
2年前に安倍政権が誕生して、安倍は民主党政権の経済政策の失敗を痛烈に批判し、不況を招いた民主党を攻撃した。
その民主党が招いた不況をアベノミクスが払拭して2年以内に経済を再建すると、喧伝した。
ところが現実の経済状況は回復するどころか改定値が示すように全く裏目に出た。
それも衆議員選挙の真只中に改定値の誤りが公表されたものだからお粗末極まりない事態である。
来年10月に決まっていた消費税増額を早々に延期したのも、安倍自身がアベノミクスの推進に疑問を持ち始めたからに違いない。
このような不手際が生じても、民主党他野党が余りにも不人気故に自民党の圧倒的勝利をマスコミは広言しているが、それでも自民党を牽制する為にも何か野党反撃の軌跡?は起こらないものかと期待しても無駄だろう。
投票するに値する政党も候補者も見当たらないので我がボケ頭は棄権決定。
2014年12月9日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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