「時事雑感・草莽危言」2014-11-02
首脳会談は日中どちらがどれ程譲歩したかどうかは、我がボケ頭には解るはずもないが、
先ずテレビに流れた習近平の無表情な顔が全てを物語っていると思う。
出会いの場面で安倍が先に定位置に立たされ、少し間を置いて習近平が歩み寄って握手をしたが、安倍の挨拶の言葉を全く無視して奴は無言で対峙した。
正に傲慢不遜というか我が国家首相を馬鹿にした対応をしたが、残念なのは安倍も負けずに奴に対して堂々と対応して欲しかった。
奴が意図的に安倍に対して振る舞ったことは、数日前に奴がプーチンと会談した時に笑顔で迎えた態度とあまりにも好対照なので余計に強く感じた。
プーチンとの会談では習は自らプーチンを笑顔で出迎えるシーンが対照的に流された。
首脳会談後の記者会見で安倍は精一杯の弁解を述べていたが、以前の戦略的互恵関係の構築など復活するのは非常に困難であることは、習近平の表情が示している。
両者の対照的な対応ぶりが今後の日中関係の困難さを表していると思う。
日中首脳会談は三年振りとのことだが両国間には歴史、領土、安保と難問山積なのであまり期待しない方が常識的ではないか。
それでも日中首脳会談が行われたことを歯ぎしりしているのは韓国のおばさん大統領ぐらいだろう。
脇の甘い安倍にとっては習近平の態度は計算外だったかも知れないが、それでも会談を行ったことで自己満足しているだろう。
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