「時事雑感・草莽危言」2014-09-01
我がボケ頭は己の鬱状況の対策の一つとして、机の前の壁に「死刑囚の日常を考える。」という文言を期して時々眺めている。
我々凡人には想像を絶する生活状況であることは勿論だが、彼らの日常に関心をもっているせいか、今回の二人同時執行で谷垣法務大臣は11人の死刑を執行したわけだ。
過去に法務大臣に就任しながら死刑執行の押印を逃げまくり一人も執行しなかった無責任な奴がいたことを考えると、安倍政権下での大量執行はどのように考えればよいのか安倍の説明を求めたい。
日本国は憲法で絞首刑を認め刑法で明記している以上は、死刑囚が存在するのは当然であるがそれにしても130人前後の死刑囚が毎日,死と対峙して生きているのを考えると、一寸異常に感じてならない。
死刑囚の中には冤罪に対して裁判所と執拗に戦っている死刑囚もいるだろうが、大部分は正当な裁判を経た判決なのだろう。
そこで我がボケ頭の提案だが、どうせなら100人まとめて同時執行したらどうか?
しからばマスコミも一斉に取り上げるだろうし、死刑反対派も声を大にして己の反対意見を主張するであろうし、死刑賛成派は更に声を大にして主張すると同時に、判決が確定したら遅くとも一週間以内に執行するように法律を改正すべきである。
この国の欠陥は物事を曖昧に済まそうとすることである。
憲法九条の解釈然りである。
この際すべてが条理に合致した社会に変革されることを、我がボケ頭が娑婆の空気を吸っている間に願いたいものだ。
2014年9月2日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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