毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2014年10月13日月曜日

「ノーベル物理学賞を日本人学者三人が同時受賞の快挙」

「時事雑感・草莽危言」2014-10-02

 物理学関係は我がボケ頭から元も遠い存在だからと言って雑感のタイトルとして取り上げないのも、世界的快挙を成し遂げた三人の受賞者に申し訳ないので書くことにした。
 日本人ノーベル賞受賞として先ず思い出されたのが、1949年にノーベル物理賞を受賞された湯川秀樹京大博士の記事である。
 未だ38歳の新進気鋭の宇宙物理学者であったが、湯川博士の受賞は先の大戦後未だ4年足らずで、日本国も大戦の傷跡に苦労していた国民を大いに鼓舞し元気づけられた記憶がある。
 今回の受賞者の年齢は最高齢者赤崎氏が85歳、次に中村氏が60歳、一番若い天野氏が50歳と多岐に渡っているのも興味深い。
 報道等によるとLEDは電気エネルギーを光に変える半導体素子だそうで、電球を初め既に我々は日常生活で随分恩恵を被っているそうだ。

 安倍のミクスは自己宣伝ばかりで我々中小企業や大多数の国民には、好況の匂いは一向に吹いてこないが、我が国は毎年多数のノーベル賞受賞者を輩出しているので、彼らの英知を集めて我が国の国力回復と発展に尽くしてもあう妙手はないものか。
尤も理化学研究所の野依良治理化学研究所理事長のような出世欲、金銭欲の権化みたいな奴がいるので余程彼ら受賞者が研究意欲を掻き立てられる制度が確立できるか否かに掛かっている。
今回の三人の受賞者の中で、中村修二氏は2000年から米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授であり、実質的には米国にノーベル賞を贈与したに等しい。
その後中村氏は勤務していた四国の日亜鋼業を相手取り、発明の対価を求める訴訟を起こすなど「戦う研究者」として知られている。
今、日本社会に必要なのは、中村氏のような異能の人々を包容する力である、と産経新聞の上田編集委員が述べている。
当時、我がボケ頭は中村氏の訴訟記事を見て、恩義のある元の勤務先を訴えるなど下種な奴だと考えたくらいだから、日本を取り巻く環境も激変したのかも知れない。
環境の激変に対応するのが政治の役割ではないのか。
くそまじめに言うだけ無駄か!
 
2014年10月8日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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