「時事雑感・草莽危言」2014-11-03
この数日、衆院選、来月投開票論が急激に広まり始めた。
今月17日に発表される7月から9月期の国内総生産(GDP)の速報値を受け、再増税の先送りを表明し解散を決断するシナリオが有力されている。
うがった見方をすれば、日中首脳会談に於ける想像を絶する習近平の一方的な傲慢な態度に対する安倍の幼稚さに、日本国民は腸煮えくり返っているはずだ。
日本国を代表する安倍が無視され傍若無人にふるまわれたことは、一億2千万人の日本国民に対する侮辱である。
安倍や側近どもにしてみれば、政権にとって避けたいこのニュースを一日も早く払しょくしたかったとしか考えられない。
歳の瀬の総選挙は過去にもあったような記憶があるが、いずれの場合も与党の勝手な理
由による年末選挙だったように思う。
二人の女性閣僚が辞めさせられた直後でも安倍の支持率は48%の高さを維持しており、対する野党はバラバラで、協調して自公に立ち向かう気力も準備も政策も全く無い。
戦わずして勝利することが歴然としておりながら、安倍が敢えて総選挙を実施するのは、
来年十月に行うと国民に約束した消費税の先送りを正当化する為以外の何ものでもない。
中小企業や低所得層は、12月だからこそ普段よりも頑張って少しでも多く稼ごうと考えていた連中は裏切られた気持ちで一杯だろう。
中小企業に関係する人達もまた然りであろう。
安倍が中国から帰国後、如何なる指示を取り巻きに出すか解らないが、先ず日本国民が無事に越年出来るように年末ぎりぎりまで戦ってほしい。
2014年11月12日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
0 件のコメント:
コメントを投稿